バリ札幌行ったり来たり RSSを登録する

リタイヤ後大好きなバリに住みたいためにとうとう家を建ててしまった主婦の記録。雪の札幌から熱帯バリにいつか行ったきりを目指して。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2007/06/14

バリ札幌行ったり来たり

この記事を取り寄せる

     ☆バリ札幌行ったり来たり→いつか行ったきりを目指して☆

vol 140 クバヤ
バリの女性の第一礼装である。サロンを巻いた上にサロンを落ち着かせるため
にカマーバンドを締める。
上着はなぜか胸の下で開いたデザインになっているのでどうしてもカマーバンド
を絞めなくてはおへそが出てしまうのだ。
上はぴったりしたレースの長袖の上着を着る。その上に必ずスレンダー(帯)
を巻かなくては正装にならない。
上着のデザインはそのときどきの流行があってわたしなどは数年前に作った二着
しか持っていないのでたぶん流行遅れである。
オランダが禁止した裸の胸を出してその下にスレンダーを巻いている姿が正式
だった時代が近年まであったのだ。クバヤの歴史は数十年くらいのものかもし
れない。
着てみるとこの正装はまったく南国にふさわしくないというのが分かる。初め
て作ったのはギャニャールの田舎の村の百年祭に行ったときだ。ぜったいにク
バヤでなければ駄目!といわれて焦ってデパートで見繕った。
それを着付けてお祭りを見るのかと思いきや徒歩で隣の村まで神様を迎えに山
道をジャランジャランと歩かされたのだ。
化繊の長袖の上着は暑いわサロンはまつわりついて足はもつれ顔は真っ赤、村
の子供達に「チャペチャペ(疲れている)」「パナスパナス(暑い)」とはや
され、知らないから飲み水も持たず同じ道をまた神様とともに村までひき返し
てきた。もうクバヤなんかこりごりの体験だった。
そのときのクバヤの彩りがあまり赤すぎたので少しおとなっぽい色のシルクの
をもう一着作った。出来ればこれも着たくないな・・と思っていたがこのたび
結婚式に呼ばれてどうしても着ることになってしまった。
実はなにかのパーティ用にとロングドレスを作ってあったのだ。ロンボク島で
求めた手織りの絹のイカット。気に入った色合いだったので日本で仕立てて貰
ってウブドの家に置いてあった。
クバヤ一式と袖無しの絹のロングドレスに黄金繭のストールをあしらったもの
をハンガーに掛けて見比べてみる。どう見ても涼しげでわたしに似合いそうな
のはドレスの方だ。日本でこれで披露宴に出席しても失礼ではないくらいだ。
念のためコマンに意見を聞く。
「これは駄目です!」という。なんで。
「こっちは簡単。これが良い」。結局クバヤを着付けて貰うことになった。
クバヤにウエストポーチというのもヘンだけど適当なハンドバッグもないし
ポーチを抱えて披露宴会場にいく。
受け付けで記名し募金箱のような箱にお金を入れているみたいだ。カデに聞く
と「二万くらい・・」という。ほんとにそれで良いのか。五万ルピアを入れて
紙皿と飲み物をを頂いて会場にはいる。
わたしのヨガの先生の婚礼なのでなにか贈り物をするのかどうか事前にカデに
聞いた。「水が良いと思う」水?
お客さんがたくさん来た葬式などによくカップに入ったミネラルウオーターを
ふるまわれることがある。いくつあっても良いのだろう。調べて貰ったらひと
ケース2万ルピアだと言うのでとまどった。いいのかな。二ケースを届けて貰
うことにした。コーラやファンタや水がいくらあってもいいのがこれで分かっ
た。
バリではふつうの民家でこんなに何十人ものパーティが出来るのだ。びっくり
する。
男性は気取らないカッターシャツにサロン。女性はほとんどがクバヤだ。謎だ
った小物入れはちょっとおしゃれっぽい鎖のウエストポーチとか、帯に一本鎖
だけで袋がぶら下げてあったりしていた。あれは良いかもしれない。
仕事帰りの普段着姿のひともいる。もしかしたらイスラムなのかな。
西洋人が二人いたが女性はクバヤ。男性はカッターシャツに短パンの上にサロ
ンを巻いただけだった。お寺のお参りよりずっと簡素だ。

花嫁さんはきれいにメイクして上等のバティックの衣装に肩掛け。冠をきらき
らさせている。花婿になった先生はお化粧にちょっと照れているみたいだ。白
い上着の背中をまくり上げ帯にクリス(聖剣)を挟んでいる。会場をまわって
皆に挨拶をしている。

ご飯を食べてくださいと言われたので遠慮無くブッフェ形式のお料理を取りに
行く。ここでは男性が先とか女性はあととか無いみたいだ。
アシュラムの関係者だけあって豚がなかったのはほっとした。以前の婚礼では
バビグリンがあってそれがなんともよく毛を焼いていなかったので歯ブラシの
ような固まりを吐き出すわけにも行かず目を白黒して飲み込んだことがあった
のだ。あのときは実際涙が出た。
バリヒンズーは適当で豚も食べる。でもアシュラムの先生達のパーティでは豚
は出ない。ヒンズー万歳。


洋子 14 jun 2007
感想をメールいただけると嬉しいです。

バックナンバーはホームページから読むこともできます。
http://members3.jcom.home.ne.jp/peru/

この記事を取り寄せる
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る