ある自然災害科学研究者の活動  RSSを登録する

自然災害科学と防災,災害情報を専門にする大学研究者である筆者の研究活動をレポート。筆者ホームページの更新情報、主要豪雨災害の調査報告、筆者の著作、行事紹介など。

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2009/02/25

[disaster-i News]2009/02/25 No.105

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 ●ある自然災害科学研究者の活動●[disaster-i.net News]
  2008/02/25 No.105
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【目次】
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■ 27日に陸前高田市内でミニシンポジウム
■ 「川の百科事典」出版
■ 本研究室の学生が学長特別賞を受賞
■ 盛岡市内で講演
■ 奥州市衣川地区にて講演
■ 富山にて講演
■ 降水量最大値更新観測所数グラフ・差し替え

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2009年2月25日 (水)
■ 27日に陸前高田市内でミニシンポジウム

 来る2月27日(金)に,下記のようなミニシンポジウムを開催しま
す.地域の方向けの行事ですが,どなたにご参加いただいても構い
ませんので,お近くの方はお立ち寄りください.

●気仙町・地域防災に関するシンポジウム
主催:岩手県立大学総合政策学部牛山研究室・大船渡地方振興局
共催:静岡大学防災総合センター

1.趣旨
 岩手県立大学公募型地域課題研究「中・高校生を主な対象とした
地域防災連携アクションプランに関する研究」のとりまとめとして,
調査をさせていただいた陸前高田市今泉地区において,各地からの
専門研究者をお招きし,地域防災について考える機会を設けたいと
思います.

2.シンポジウム概要
2.1 日時・場所
期日 2009年2月27日(金) 19時〜21時
場所 岩手県陸前高田市気仙町字町裏58番地 気仙公民館

2.2 内容
これまでの概要とアンケート結果から
    岩手県立大学総合政策学部 准教授 牛山素行
ワークショップに参加して・地域から
    気仙コミュニティ推進協議会長 吉田正耕
ワークショップに参加して・振興局から
    大船渡地方振興局
三陸地方の津波災害について
    埼玉大学大学院工学研究科 助教 原田賢治
富士山と伊豆地域における火山との共生への取り組み
    静岡大学防災総合センター・教育学部 教授 小山真人
ゲームで学ぶ地域防災
    京都大学防災研究所巨大災害研究センター 准教授 矢守克也

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2009年2月24日 (火)
■ 「川の百科事典」出版

 遅ればせのご報告ですが,1月20日付で,丸善から「川の百科事
典」が刊行されました.

 牛山は,このなかで,「水防」,「水防組織」,「ハザードマッ
プ」,「災害救助法」,「被災者生活再建支援法」の5見出し語の
執筆を担当させていただきました.河川,水災害関係の辞典類は案
外少ないので,よい資料になると思います.少々高い本ですが,関
心のある方はお買い求めいただければ幸いです.

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2009年2月19日 (木)
■ 本研究室の学生が学長特別賞を受賞

 本日,平成20年度岩手県立大学学長特別賞の授与式が行われ,当
研究室4年生の吉田亜里紗さん,および3年生の太田好乃さんが,そ
れぞれ学長特別賞を授与されました.

 本学の学長特別賞はいわゆる成績優秀者の表彰とは別で,「研究
活動、課外活動又は社会活動において特に優れた業績を収め、高い
評価を得た者」を対象に贈られるものです.表彰対象は「研究活
動」,「課外活動」,「社会活動」の3種類に大別され,吉田さん,
太田さんともに「研究活動」での表彰でした.学部生で「研究活
動」での受賞者は,平成17年度に表彰制度が始まってからの全学通
算で7名です.そのうち当研究室関係者は,18年度の吉田淳美さん,
19 年度の國分和香那さんに続き,合計4人となりました.

 吉田さんの受賞理由は,日本自然災害学会での「津波経験地域に
おける中高生および大人の災害意識の違いについて」の発表をはじ
め,担当教員と共同でいくつかの調査研究に携わったことによるも
のです.

 太田さんの受賞理由は,日本自然災害学会でおこなった,「平成
20年(2008年)岩手・宮城内陸地震による人的被害の特徴」の発表が,
「自然災害学会学術発表優秀賞」を受賞したこと,ならびに担当教
員と共同でいくつかの調査研究に携わったことによるものです.

 吉田さん,太田さんの受賞に心よりお祝いを申し上げたいと思い
ます.また,当研究室の調査研究活動にご協力いただいた関係者,
関係機関の皆様に,あらためてお礼を申し上げたいと思います.

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2009年2月 7日 (土)
■ 盛岡市内で講演

 本日は,盛岡市内で開催された,盛岡市教育委員会主催による
「盛岡市女性活動研修会」で,講演をさせていただきました.内容
は,いつもの講演のように,災害情報を生かす話,人的被害に関す
る誤解,素因を知ることの重要性などです.

 こういう話をすることが,本当に「防災の講演」と言えるのか,
と思ってしまうことがあります.しかし,私には私にできる形で
「防災」という枠組みに貢献していくしかないと,思い直すことに
しています.

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2009年1月22日 (木)
■ 奥州市衣川地区にて講演

 岩手県奥州市衣川区にておこなわれた,奥州市社会福祉協議会主
催の「地域福祉等推進特別支援事業災害時ネットワーク研修会」に
て,講師として講演を行ってきました.

 内容は,災害情報の話に加え,豪雨災害や,岩手宮城内陸地震の
際の人的被害に関する話から,一人暮らしのかたが行方不明となっ
てもそのこと自体が認知されないことがある話,支援者自身が遭難
した話などを行ってきました.

 災害時の地域の役割が期待されていますが,どのように対応する
かとなると,難しい問題がいろいろとあります.マニュアル的な
「よく言われていること」に振り回されず,それぞれの地域ではど
のようなことが起こりうるのかをまず把握し,各地域の個別的な事
情に応じた対応を考えていくことが重要だと思います.

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2009年1月21日 (水)
■ 富山にて講演

 富山市にて行われた,富山県・富山地方気象台・消防科学総合セ
ンター主催による,「平成20年度防災気象講演会」にて,講演を行
ってきました.内容は,最近の講演と同様,災害情報を生かす話,
災害時の人的被害の話などです.

 講演の前に,富山市周辺を少し移動し,常願寺川を渡ってきまし
た.河川の教科書には必ず載っている「急流」であり,江戸末期の
飛越地震に伴うカルデラの崩壊,それに続く天然ダムの決壊による
大洪水などの舞台となった川でもあります.自然の時間の流れから
言うと,100年程度はほんの一瞬のことです.ごく近い時代に,激
しい現象に見舞われた地域が各地にあることを,我々は忘れてはな
らないと思います.

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2009年1月 8日 (木)
■ 降水量最大値更新観測所数グラフ・差し替え

 1月4日付本欄で使いました,AMeDAS観測所の降水量最大値を更新
した観測所数のグラフですが,記事でもお断りしていたように2008
年分の値が不完全でした.更新したものを作成しましたのであらた
めて掲示します.

 グラフは,気象庁AMeDAS観測所のうち,20年以上の統計値が得ら
れる観測所(2007年時点で1255カ所)において,観測開始(1979 年)
以降の最大値を更新した観測所数を,最近10年間の年ごとに示した
ものです.2008年の最大値更新観測所数は,1時間降水量45箇所,2
時間降水量 43箇所,24時間降水量11箇所,48時間降水量12箇所,7
2時間降水量10箇所でした.

 やはり,2008年は「降水量の観測史上最大値が次々に更新された
年」とは読み取れず,24,48,72時間降水量などの長時間降水量に
ついては,むしろ更新観測所数が目立って少なかった(長時間の豪
雨が少なかった)年だったと言うべきでしょう.

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ある自然災害科学研究者の活動[disaster-i.net News]
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発行人:
岩手県立大学総合政策学部 准教授 牛山素行
http://disaster-i.net/
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