ボードゲーム通信90号「グアテマラカフェ」
ボードゲーム通信90号 「グアテマラカフェ」
グアテマラカフェは、最近出たドイツゲーです。
テーマは、中南米のグァテマラという国でコーヒーを生産・輸出することです。
プレーヤーは、11×9のスクエアのマップ上にコーヒー工場などを建てていきます。
労働者を工場の隣に配置することで初めてポイント獲得可能となります。
マップは、海岸のある南側から平地・森・山と3つのゾーンに分割されています。
海岸に近いエリアほど工場を建てるのに費用がかかりますが、点数獲得のポテンシャルは高くなっています。
ところで、グァテマラを『ウィキペディア』で調べると、
「海岸部を除くと大部分が山地からなる。気候は熱帯性で気温が高いが、高地は熱帯性ながら温順な気候である。ほとんどの主要都市は国の南半分に位置している。
農業は輸出の3分の2を占め、また労働人口の半分が従事する。
主要産品は、コーヒー、砂糖、バナナである。」という説明です。
ゲームでは、グアテマラの産業をシンプルに表現しようとしているようです。
ついでに言うと、労働者ゴマを女性労働者(FEMALE WORKERS)とわざわざしているところなどにも、シュミレーション精神を宿らせようとしているのかもしれません。
プレーヤーは、工場などを建設する代わりに、収入を選択することができ、これがお金を得る唯一の手段です。
その場合は続いて、選択された色の工場を保有するプレーヤーは全員、点数を獲得します。
このとき他プレーヤーは、手持ちのコーヒー袋ゴマを使用することで、点数獲得をキャンセルすることが可能です。
この駆け引きがゲームの要となっており、面白くもあり、つまらなくもあります。
大きな点数を獲得することができる工場を頑張って建てても、妨害されて点数獲得には至りにくいのです。
各自の手持ちコーヒー袋コマが尽きた終盤になってからが勝負、ということになりがちなゲームのようです。
工場を建設して後は運を天にまかせるということは、それはそれで会社経営としてはリアリティがあるのかもしれませんが。
グアテマラカフェ(Guatemala Cafe)/エガートシュピーレ(出版),I.ブラント・M.ブラント(作),2〜4人用,45〜60分
ヒッポダイス・デザイナーコンテスト2位受賞(2006年)
http://www.boardgamegeek.com/game/23053
横の評価:3(普通)
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発行:ボードゲーム通信社


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