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2004/10/31

ボードゲーム通信86号 「メディチ」

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  メディチはKnizia作の競りゲームです。
同作者のモダンアートとハイソサイエティと並んで、競りゲームの秀作とされています。
これら3つは10年ほど前に出版された古いゲームで絶版となっていましたが、最近になって再版されています。
メディチは英語版でRioGrandeGamesから出版され、日本でも手に入ります。
  3つのゲームの中では、メディチがいちばんマイナーかもしれません。
確かに箱絵やコンポーネントは地味です。
テーマも、フィレンツェの商人として織物や染料などを買いつけるというもので、モダンアートやハイソサイエティの華々しさと較べると地道な商いです。
ゲームの展開としても、他の2つほども激しい波はなく、コツコツとやっていきます。
  ではメディチはあまりぱっとしないゲームなのかというと、そんなことはありません。
私には、ちょうどいい感じの競りゲームです。
モダンアートは、皆で楽しんでる感じがあまりしません。
高すぎる値をつけたプレーヤーに「おいおい」と言ってしまいそうになります。
自分の強欲さがつい垣間見えてしまい、疲れてしまいます。
ハイソサイエティは、人が使ったお金を正確に把握しておくと有利なのにそれはしんどいのでする気になれないという点で、本気をだせないゲームです。
  ネットでメディチの評価を見ると、「英語版はコンポーネントが悪くてプレイしづらい」とよく書いています。
しかし、そんなに悪くもないと思います。
構成要素はシンプルなので、はじめはやりにくいと感じてもすぐに慣れると思います。
そんなことで敬遠していてはもったいないゲームです。


「メディチ」'Medici'/ R.Knizia(作)/1994/RioGrandeGames
横の個人的評価:5(競りゲームが好きなら買いましょう)

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  発行:ボードゲーム通信社

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