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2002/11/21

隔週刊ボードゲーム通信76号 「ビッグチーズ」

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隔週刊ボードゲーム通信76号 「ビッグチーズ」

今回はプレイヤーがねずみ金融株式会社の副社長となり、1ヶ月後に退陣する社長の座をめぐって、
大きな業績を求める競り型カードゲーム「ビッグチーズ」を紹介します。

各プレイヤーは副社長ですので、それぞれ部下を10匹抱えています。
これらの部下を使って、プレイヤーが1枚づつ順番にめくる形をとり、プロジェクトカードを1枚づつ競り落としてきます。
プロジェクトカードを競り落とすためには、他のプレイヤーよりも多くの部下をそのプロジェクトに割り当てる必要があります。
プロジェクトの規模は一定ではなく、規模が大きいカードから小さいカードまでがありますので、どのくらい部下を取り込んでも良いかどうかは、
周りの状況から判断することになります。

他の競り型ゲームと異なるのは、一旦プロジェクトに割り当てた部下が、毎ターン1匹ずつ手元に戻ってくる点です。
そして、あるプロジェクトに割り当てた部下が全員手元に戻ってきた時点でプロジェクトは完成し、
プロジェクトに書いてある数字と同じ面数を持つサイコロを振り、プロジェクトの出来栄えを確かめます。
こうして、一番早く勝利ポイントが40ポイントを超えたプレイヤーが勝ちとなるわけですが、プロジェクトカードの中には、
勝利ポイントをかせぐことのできるカードの他、競り対象となるプロジェクトカードを捨てさせる「Veto」やサイコロの降り直しができる
「BigCheeze」といったカードが含まれており、ゲームの流れにスパイスの役割をもたらしています。

このカードゲームを出しているのは、チーバス社ですが、とにかくゲームを安い価格で提供することにつとめています。
これは、会社の教訓が「世の中に出ているゲームを構成するサイコロ・駒などのコンポーネントは他のゲームで流用できるので、
自分たちの会社はそのゲーム独自の部分(ルールやカードなど)のみを提供し、
ゲーム間で共有できる部分(駒、カウンター)は徹底的に共有する」となっているからです。
実際、このゲームでも、カウンターや多面体サイコロを別に準備するようになっています。

ある程度ダイス運が含まれていることとカードのイラストに愛嬌があることから、ゲームに慣れているプレイヤーだけではなく、
ゲームを初めての方にもお勧めしたいところですが、ゲームの流れがとてもスムーズになることが多く変化が少し足りないかなと感じることがありました。

「ビッグチーズ(The Big Cheese)」 Cheapass Games、3〜6人
Kenの個人的評価:2(特にプレイしたくない)…カードのイラストはけっこう気に入っているのですが… 

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 http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/4569/minimag.htm

  発行:ボードゲーム通信社

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