2009/03/16
確定拠出年金(日本版401k)情報
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年金運用におけるアセットアロケーション
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以前、当メールマガジン(2009/2/9配信「年金運用における資産配分
のリバランス」)において、年金資産の運用における資産配分の見直し=
リバランスについて触れてみました。
今回は資産配分=アセットアロケーションについて、考えてみます。
1.アセットアロケーションの考え方
アセットアロケーションとは、「株式」、「債券」、「REIT」といった資産クラスの
組み合わせのことを指します。
アセットアロケーションを構築するためには、現在から将来に亘る投資環境や、
個々の投資家の資産、負債、リスクに対する考え方などの情報が重要となります。
アセットアロケーションを構築する手順は、
イ. 投資対象とすべき資産クラスを特定すること
ロ. 各資産クラスに投資する金額を決めること
となります。
特に、確定拠出年金の運用におけるアセットアロケーション構築であれば、
掛金や、積み上がった個人別管理資産をどの資産クラスに投資して
いくのかを決めていくことになるでしょう。
2.個々のリスク許容度の違い
個々の投資家の取り得るリスク許容度は、各世代により異なると
いわれています。
一般的には、若年層はリスク許容度が高く、高齢になると、
リスク許容度が低くなるといわれています。
しかし、実際には、年齢、家族構成、金融資産、住宅ローン等の
負債の有無、不動産や金地金などの現物資産の保有など、
それぞれの事情によりリスク許容度は異なってきます。
したがって、同じ年齢、同じ家族構成であっても、リスク許容度は異なると
考えられます。
また、結婚、出産、住宅購入などの様々なライフイベントも
アセットアロケーションを構築する際には、考慮する必要があるでしょう。
3.理想的なアセットアロケーションとは?
今まで説明してきたことからも明らかなように、
実は、理想的なアセットアロケーションというものは、
これといった一つの正解があるわけではありません。
いうなれば、人それぞれ置かれた時期や状況、好みに合った
アセットアロケーションが存在するわけです。
また、その時々の状況にふさわしい最適アロケーションに
変えていくことが大事であり、アセットアロケーションの最適化を
図ることによって、身の丈にあった資産運用が出来ると考えられます。
4.具体的な手法として
世の中には、ライフサイクル型ファンドといった既製の投資信託商品も
見受けられます。
この商品は、ターゲットイヤー(予め定めた年限)を目指して、その時点までは
アクティブに運用し、その後は安定的な運用を目指すといった
仕組みを組み込んだ商品です。
運用期間におけるその時期ごとに、定められた資産配分を自動的に
調整しながらリスク管理を図り、運用していくという商品です。
こうした既成の商品を利用するのもアセットアロケーションを構築する
一つの手法ですし、このような考え方をまねて、ご自身の年金運用に
活かしていくのもまた一つの手段ではないでしょうか。
以上
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