2008/10/27
確定拠出年金(日本版401k)情報
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平成21年度税制改正要望の概要
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平成21年度税制改正要望の内容が、各省庁から発表されています。
確定拠出年金制度に関連する要望に関し、概要をまとめてみました。
確定拠出年金(以下「DC」)制度において、掛金の拠出時および
給付時等に税制の優遇措置がとられていることから、DC制度の改正と
税制改正の間には大きな繋がりがあります。DC制度に関連する要望が、
「金融庁」、「厚生労働省」、「経済産業省」の3省庁から提出されています。
1.拠出限度額の引上げ
拠出限度額の引上げに関しては、3省庁から提出されています。
いずれも具体的な数字を挙げてはいませんが、DC制度を通じた老後の
所得保障機能の充実を強化するため、資産形成の促進のため、
拠出限度額の引上げを要望しています。
現行のDC制度の掛金拠出限度額については、下表をご参照ください。
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企業型|企業年金なし|46,000円
企業型|企業年金あり|23,000円
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個人型|自営業者 |68,000円
個人型|サラリーマン|18,000円
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2.企業型DCにおける個人拠出の容認
いわゆる企業型DCにおけるマッチング拠出のことです。
これに関しては、3省庁いずれも要望を提出しています。事業主からの
拠出に個人からの拠出を上乗せし、受給時の給付額をより厚くしようと
いう試みです。
日本のDC制度は、アメリカの制度を手本として導入されましたが、
本家アメリカにおいては、個人拠出が基本であり、その上乗せとして
企業がマッチング拠出をしています。
確定給付企業年金などにおいては、事業主拠出を基本とし労使合意の下、
従業員にも掛金の拠出が可能なケースもあります。老後の所得保障の
あり方として、企業年金以外での自助努力の必要性やその充実がより
重要となっていることについては、皆さんの知るところです。
企業型DCにおける掛金拠出の実態は、若年層において拠出限度額より
低い水準となっていることから、老後の所得保障機能を充実させるため、
DCを通じた投資を拡大するためにも、企業型DCにおける個人拠出の
容認を要望しています。
3.個人型DCの加入対象者の見直し
DC制度は、企業型DCを中心として位置付けられており、
民間サラリーマンが個人型DCに加入できるのは、企業型DCを実施して
おらず、かつ、企業年金(厚生年金基金・税制適格年金等)を実施して
いない企業にお勤めの場合についてのみとなっています。
こうした加入対象者の見直しについて、「金融庁」、「厚生労働省」から
要望が提出されています。
いずれも、従来から税制改正要望として出されている内容であり、
目新しさは見受けられませんが、このような改正により、DC制度の
充実が図られることに期待したいと思います。
以 上
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