2008/01/29
0000070750 確定拠出年金(日本版401k)情報
┏━★確定拠出年金(日本版401k)情報★━━━━━━━━━━┓ 企業型DC実施事業主数1万社に迫る ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 制度導入から6年。確定拠出年金(DC)の企業型の実施事業主数が 1万社の大台に迫っています。 加入者数が200万人を突破してからちょうど1年が経過し、262万人に 達しました。 1.企業型DC加入者が262万人に 厚生労働省の発表によると、2007年11月末現在、企業型DCの実施事業主 数が9,567社に達し、1万社の大台に迫っています。また、10月末現在、 企業型DCの加入者数が262万4千人となりました。 DC制度導入から6年が経過し、実施事業主、加入者数ともに着実に増加 しています。残高も3兆3,000億〜4,000億円に達したもようです (大手記録関連運営管理機関2社の合計)。 企業型DCの加入者数は、厚生年金保険加入者数(約3,300万人)の8.2%を 占めています。 2.個人型DC加入者数は8万人超 一方、個人型DCの加入者数は、2007年11月末現在で、自営業者等を対象と する第1号被保険者が36,165人、サラリーマンを対象とする第2号被保険者が 53,260人に達し、合計89,425人となりました。 3.ポータビリティ制度を活かすために 加入者数が順調に伸びる一方で、退職時の手続きを失念したことによる 自動移換者が急増しており、ポータビリティ制度(年金資産を転職先等へ 持ち運べる仕組み)が活かされない側面も見受けられます。 「自動移換者」とは、本メルマガでも何度か取り上げておりますが、退職時に 移換手続きをしないまま退職後6ヶ月を経過して、自動移換された、「加入者」 でも「運用指図者」でもない「その他の者」のことをいいます。 自動移換者の実態は、2007年8月末時点で93,786人と、個人型DCの加入者 数を上回っています。 また、その資産額合計は228億円に昇り、残高のある者の平均資産額は34万円余 となっています。 雇用の流動化に伴い、今後、自動移換者の増加が予想されます。 なお、そのうち転居先不明者は13,764人であり、ご本人からの申し出がない限り、 連絡が取れない状況となっています。 DCにおけるポータビリティ制度を活かすために、必要なことを挙げてみました。 (1)運営管理機関、実施事業主の協力 退職時の手続きを円滑に進めるため不可欠です。特に、運営管理機関の データ整備と実施事業主によるフォローアップが必要でしょう。 (2)加入者教育による加入者の知識向上、意識改革 加入者教育の義務と必要性は、従来から指摘されておりますが、投資教育と ともに制度の理解が大切でしょう。 (3)DC制度の改革 資産が些少な者の中途脱退要件の緩和等、今後の年金改革に期待して いきたいと思います。 以 上



