2008/06/12
漢方の智恵袋★アトピー改善の流れ
■ アトピー改善の流れ ●漢方の智恵袋vol.130 アトピーなどの慢性皮膚炎では、症状がひどくなったときにあわ てて漢方対策などを始める場合が多いようです。 しかし、一時的にひどい状態が治まったとしても、その肌には健 康を維持する力が充分備わっていないので、まだまだ一触即発状 態です。引き続き元気な肌を育てるための養生を行いましょう。 【目次】 1)ステップ1:かゆみや炎症を抑える対策 2)ステップ2:肌を丈夫にする対策 3)スキンケアについて 4)アトピー性皮膚炎の特徴 5)編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ステップ1:炎症やかゆみを抑える対策 ────────────────────────────── 炎症が強い時期は、炎症を抑える対策を優先します。 赤味があってブツブツと盛り上がり、ジュクジュクと滲出液がでて きたり、赤味があって乾燥し夜間にかきむしり布団に粉が落ちてい たり、血がにじんでいたりなど炎症の状態はさまざまです。 辛い物や刺激物、脂っこい物、味の濃いものをさける 疲労しないようにする 睡眠不足厳禁 紫外線を避ける *ハーブティー ⇒五行草茶、五涼華など http://kampo.no.coocan.jp/food-skin.html#goryouka *漢方処方一例 清熱対策:白虎加人参湯、黄連解毒湯、瀉火利湿顆粒、涼血清営顆粒など *スキンケア 五行草エキスなど炎症を抑える働きのあるローションなどを中心に。 ⇒爽肌精リフレッシュローション http://kampo.no.coocan.jp/atopi.html#lotion&cream ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ステップ2:肌を丈夫にする対策(ここからが本番) ────────────────────────────── 少し症状が治まると安心してつい治療の手を抜いてしまうことがあ りますが、ここからが治療の本番ともいえます。 年単位の養生が必要となりますが、安定した状態が少しでも長くキ ープできるよう、毎日養生を積み重ねてゆきます。 これによって皮膚層が規則正しく整い回復力は高まり、たまに炎症 が出現したとしても元に戻りやすく、かゆみも起こりにくく、やが て肌変動の波が小さくなってゆくでしょう。 ⇒あなたがふだん実行するとよいこと http://kampo.no.coocan.jp/atopi.html#1 ⇒胃腸を丈夫に(小児のアトピー対策) http://kampo.no.coocan.jp/atopi.html#1 *肌の潤いを補うサプリメント ・コラーゲン ⇒ウナソル コラーゲンプレミアム http://kampo.no.coocan.jp/bcollagen.html ・コラーゲンをとるならビタミンCVと一緒に:沙棘精 細胞の膜を丈夫に:紅沙棘 ⇒美肌づくり紅沙棘 http://kampo.no.coocan.jp/bsaji-i.html ・SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)で抗酸化対策 ⇒プログリーン(麦緑素) http://kampo.no.coocan.jp/kgleen.html *漢方対策一例 活血:涼血清営顆粒など 涼血清営顆粒など 補血:当帰飲子、温清飲、婦宝当帰膠など 補腎:六味丸、八仙丸、プラセンタエキス(オリヂンP顆粒)など *スキンケア 保湿を中心に ⇒薬用爽肌精ローション、オリエンタルエッセンス http://kampo.no.coocan.jp/bsouki.html ⇒セ・サージ http://kampo.no.coocan.jp/bsaji-i.html#shaji ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■スキンケア ────────────────────────────── アトピー性皮膚炎になりやすい人の肌は、角質層の水分や脂質、セ ラミドが不足しているといわれます。 肌に合ったローションやクリームが見つかったら、日に何度となく 塗ることが必要でしょう。 また、人によって、季節によって、生活環境によって「合う」アイ テムは異なってくるので、できればサンプルを試してから選ぶとよ いでしょう。 一つの肌でも肌状態によってローションが2種類必要だったりする 場合もあるでしょう。肌状態に応じて柔軟に対処しましょう。 ⇒漢方美肌づくり http://kampo.no.coocan.jp/beauty.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■アトピー性皮膚炎の特徴 ────────────────────────────── ・慢性的:良くなったり悪くなったりを繰り返す ・遺伝的:本人または家族が気管支炎、アレルギー性鼻炎、結膜炎 などのアレルギー疾患をもっている。 ・かゆみが強い(特に夜間) ・左右対称:体の中心線を基準に左右対称の部位に現れやすい ・免疫グロブリンIgEの数値が高いことが多い ・心理的ストレス、ホルモンバランスの影響を受けやすい ⇒アトピー性皮膚炎ガイドライン http://www.allergy.go.jp/allergy/guideline/03/index.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ここに紹介する情報はごく一部です。お近くに漢方相談をしてく れる薬局や医院があれば、是非じっくり相談して自分のタイプを 判定してから用いる漢方薬を決めてください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (編集後記)梅雨時の湿気は肌にも影響を与えて皮膚炎が悪化し易 くなります。たとえば水虫や主婦湿疹、汗疱なども。 漢方や食べ物でデトックスを図りましょう。ニガウリ(ゴーヤ)や 緑茶など苦味があるものをとると体内がさっぱりします。 アトピーで相談に来られる方を多く見ていると、小さな子供でも、 人とコミュニケーションをとるのが上手な方が多いような気がし ています。 きっと、悩みを持つ人の思慮深さだろうと思います。それもひとつ の天の恵み。落ち込まずあせらずじっくり健康な肌を育ててくださ い。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行人:エンドー 漢方の部屋;(過去のメールマガジン内容はこちらに掲載しています) http://kampo.no.coocan.jp/kampo.html ブログ;漢方薬剤師の日々&映画 http://blog.goo.ne.jp/endoublog/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


