2009/12/17
【メコンにまかせ】IKTT [クメール伝統織物研究所]
2009/12/17_______________________________________________________Vol.197
IKTT [Institute for Khmer Traditional Textiles]
http://iktt.esprit-libre.org/
_________________________________________ http://ikttjapan.blogspot.com/
みなさま、IKTT(クメール伝統織物研究所)の森本喜久男です。
《お詫びと訂正》
前回お送りしたメールマガジンで、ご案内させていただいた飯原服装専門学校
での講演会の開催日に、間違いがありました。たいへん申し訳ございません。
誤 → 2月19日(金)
正 → 2月18日(木)
お詫びして、以下のとおり再掲させていただきます。
* * *
(1)講演会「カンボジアの絹絣の世界~伝統織物復興にかける」のご案内
わたしの著書『カンボジア絹絣の世界』をご覧になった尾州繊維産地の関係者
のかたから、「ものづくりの原点に立ち戻り、考え直す機会をつくりたい」と、
尾州テキスタイルデザイナー協会が主催するセミナーでの、講演の機会をいただ
きました。
伝統のある、織物の一大産地とされるところでの講演というわけで、カンボジ
アでのわたし個人の経験を語るだけでいいのだろうかと、すこし不安にも思いま
したが、さまざまな困難を乗り越えながら、伝統織物の復興という、いわば直球
勝負だけでここまでやってきたことを素直にお話しするなかで、何かを掴んでい
ただけるのではないかと思い直し、お引き受けすることにしました。
主催されるのは、尾州テキスタイルデザイナー協会というテキスタイル関係の
団体ではありますが、講演会には一般の方も参加できます。
□と き:2月19日(金)/13時30分~15時30分
□ところ:(財)一宮地場産業ファッションデザインセンター 4階 視聴覚室
愛知県一宮市大和町馬引字南正亀4-1(tel:0586-46-1361)
▼一宮地場産業ファッションデザインセンター(アクセス)
http://www.fdc138.com/summary/map.html
※参加費は無料ですが、会場準備の都合上、2月12日(金)までに、以下の尾
州テキスタイルデザイナー協会事務局までお申し込みをお願いいたします。
【問合せ先・申し込み先】
尾州テキスタイルデザイナー協会 事務局
tel:058-391-8511、fax:058-391-8512
e-mail:gikekou@estate.ocn.ne.jp
(2)講演会「究極の天然素材で絹織物を創る」のご案内
岐阜市にある飯原服装専門学校での講演会の開催が決まりました。
「究極の天然素材で絹織物を創る ~オーガニックシルクで暮らしを豊かに~」
と題して、養蚕そして糸引きから染め織りのすべての工程を、手作業で行なって
いるわたしたちIKTTの「伝統の森」での取り組みについてお話させていただ
くつもりです。
□と き:2月18日(木)13時30分より(13時から受付)
□ところ:飯原服装専門学校
岐阜市矢島町1丁目28(伊奈波通りバス停下車すぐ)
※専用駐車場はございません。公共交通機関でお越しください。
□定 員:30名(事前申し込みをお願いいたします)/入場無料
※会場では、IKTTで制作されたクメールシルクの伝統織物の展示と販売も行
ないます。
【問合せ先・申し込み先】
飯原服装専門学校(担当:豊吉様)
tel/fax:058-262-8978(平日9:00~17:00)
▼飯原服装専門学校(アクセス)
http://www.mirai.ne.jp/~iihara/contact.html
【3】「IKTTカレンダー2010」発売中
今回は9月の「蚕まつり」にも参加されたフォトグラファーの内藤順司さんに
全面的なご協力をいただきました。カレンダー上でも、ファッションショーのひ
とコマがご覧いただけます。
価格は1000円、A5判(上下に広げ、A4判サイズで使用)という仕様は
これまでと変わりません。使用した写真のいくつかは、以下の IKTT Japan News
のサイトでご覧いただけます。
▼「IKTTカレンダー2010」発売開始
http://ikttjapan.blogspot.com/2009/11/iktt2010.html
このカレンダーは、東京都内では、神保町のアジア文庫、高円寺の茶房高円寺
書林、西荻窪の信愛書店さんでお取り扱いいただいております。
これらの各書店、ならびに各地の報告会・展示会会場でお求めになれない方は
information@iktt.org まで、お問い合わせいただければ幸いです。
〔このメールアドレスの@を、半角に変換してご送信ください〕。
▼アジア文庫(千代田区神田神保町1-15内山ビル5階)
http://www.asiabunko.com/
▼茶房・高円寺書林(杉並区高円寺北3-34-2)
http://www.geocities.jp/fuzainoisu/shorin.top.html
▼信愛書店(杉並区西荻南2-24-15)
http://park12.wakwak.com/~tks/furhon.htm
【4】クメール語小冊子『森の知恵』発行にむけて
クメール語小冊子『森の知恵』発行のためのご支援・ご協力、ほんとうにあり
がとうございます。たくさんの方からお申し出をいただいております。
みなさまのご協力のおかげで、1000部の印刷代はクリアできる見込みが立
ちました。ありがとうございます。
ただ、2000部の印刷が、1000部の印刷代の4割増で可能とのことなの
で、なんとか2000部印刷を目指したいと考えているところです。2000部
印刷を目指し、編集作業が完了するまでの、もうしばらくの間、ご支援の受付を
続けさせていただきたいと思っております。みなさま、どうぞよろしくお願いい
たします。
*
すでにご案内のとおり、メルマガやIKTTのWebサイトに、わたしが日本
語で書いたものを、英訳を経て、クメール語に翻訳する作業が、現在進められて
います。そのクメール語に翻訳した文書を、皆が一生懸命に回し読みしているの
を見て、小冊子『森の知恵』の発行を思い立ちました。
当初、この『森の知恵』の出版は、IKTTの自費で出せる範囲で、と考えて
おりました。しかし、できるだけたくさんのカンボジアの人たちに、このクメー
ル語の小冊子『森の知恵』を届けたいという思いのなか、もし可能であれば、出
版に必要な費用をみなさまのご支援・ご協力によって実現できればと考えるよう
になりました。
カンボジアの若い世代にこの本を届ける、その一助をここにお願い申し上げま
す。発行部数は当初の1000部をクリア、なんとか2000部の印刷を目指し
たいと考えております。
寄付金は、一口3000円から、とさせていただきます。
なお、ご寄付をいただいた方々のお名前を、この小冊子の末尾に記載し、これ
は日本の方々からの贈り物であることを伝えたいと思っております。そのため、
森本(iktt@hotmail.com)までメールで、ローマ字でのお名前の表記と併せて、
お申し込み口数と入金予定日のご連絡をいただきたく、ここにお願い申し上げま
す。折り返し、振込先のご案内を送らせていただきます。
【5】「Kyoto Journal」73号で紹介されています
京都で編集発行されている英字誌「Kyoto Journal」73号に"Morimoto Kikuo
: Resurrecting a Cultural Ecology"と題した記事が掲載されました。
じつは2年前、京都外国語大学で開催されたIMAGINE PEACE というイベントに
招かれ講演をしました。その講演の後で、このKyoto Journal の関係者の方たち
からロングインタビューを受けております。そのときのインタビューに加えて、
「Bayon Moon」をも目を通していただいたうえで、この記事はまとめられている
ようです。ありがとうございました。
▼Kyoto Journal
http://www.kyotojournal.org/
このKyoto Journalは一部1200円です。京都市内ではジュンク堂書店京都BAL店
あるいは川端丸太町北東角のGreen e Booksで、東京都内では恵比寿のGood Day
Booksなどでお求めになれるようです。
▼ジュンク堂書店京都BAL店
http://www.junkudo.co.jp/kyotoBAL.htm
▼Green e Books
http://www.greenebooks.net/menu/ja.top.html
▼Good Day Books
http://www.gooddaybooks.com/contents/home?language=japanese
【6】DVDビデオ「蚕まつり2008」発売中!
昨年の9月に「伝統の森」で開催された“蚕まつり2008”の映像を収めた
DVDビデオ「蚕まつり2008/The Silkworm Festival 2008 at "Wisdom from
the Forest"」が完成し、ついに発売になりました。
5月下旬に開催した、岐阜・高円寺・西荻窪・上田の報告会会場では、およそ
10分ほどのダイジェスト版を上映しましたが、今回リリースされたものがその
完全版です。“蚕まつり”のメインイベントであるファッションショーの映像の
みならず、舞台づくりなどの準備の様子、ステージがはねた後も興奮冷めやらず
といった感じで、皆が楽屋で大盛り上がりする様子などもご覧いただけます。ま
た、そういった映像の合間には「伝統の森」に暮らす村びとたちの日々の暮らし
なども、垣間見ることができます。
なお、この映像の撮影は「国境を越えて~カンボジア・シェムリアップの日本
人たち」や、福岡市美術館「カンボジアの染織」展に連動したドキュメンタリー
「カンボジアの絣織に魅せられて~黄金のシルクで結ばれた人々」などの取材で
何度もIKTTを訪れているビデオジャーナリストの寺嶋修二さんです(DVD
の販売も、寺嶋さんにお引き受けいただいています)。
直販特別価格は、税込2000円(送料別)です。
このDVDお申し込みは、以下の専用サイトからお願いいたします。
なお、東京都内では、神保町のアジア文庫、高円寺の茶房・高円寺書林、そし
て西荻窪の信愛書店の店頭でも、お取り扱いいただいています。
▼DVDビデオ「蚕まつり2008」申し込みサイト
http://hw001.gate01.com/light-green/
▼アジア文庫(千代田区神田神保町1-15内山ビル5階)
http://www.asiabunko.com/
▼茶房・高円寺書林(杉並区高円寺北3-34-2)
http://www.geocities.jp/fuzainoisu/shorin.top.html
▼信愛書店(杉並区西荻南2-24-15)
http://park12.wakwak.com/~tks/furhon.htm
【7】『カンボジア絹絣の世界』発売中
『カンボジア絹絣の世界~アンコールの森によみがえる村』が、NHKブック
スから発売中です。
本書には、これまでわたしたちが取り組んできたこと、現在のIKTTと「伝
統の森」の状況、そして伝統の森再生計画が目指していることなどについて、か
なりていねいに書いたつもりです。染め織りに関する描写もできるだけ書き込み
ました。巻末には「IKTTの絣布ができるまで」と題し、桑の苗を育て、養蚕
をし、生糸を引き、それを括り、染め、織り上げるまでの工程を、写真とともに
簡潔に説明したページもつきました。本文中には「伝統の森」の位置をプロット
した「シエムリアップ周辺図」と、現状でいちばん詳細な「伝統の森」の見取図
も掲載されています。
この『カンボジア絹絣の世界~アンコールの森によみがえる村』が出版された
ことで、IKTTは何をやっているところなのか、そして森本はこれから何をし
ようとしているのか、というみなさまの疑問に対する、ひとつの回答とさせてい
ただけるのではないかと思っております。
お近くの書店でお求めになり、お読みいただければ、幸いです。
□ 書 名:『カンボジア絹絣の世界~アンコールの森によみがえる村』
□ 著 者:森本喜久男
□ 発行元:NHK出版(NHKブックス1102)
□ 価 格:970円(+税)
□ ISBN:978-4-14-091102-0 C1339
【8】YouTubeでのナショナルジオグラフィックフィルムのご紹介
わたしがロレックス賞を受賞したのは、2004年のことです。9月にパリで
行なわれた授賞式の会場では、受賞者5人を紹介するショートフィルムが公開さ
れました。そのショートフィルムとは別に、約24分程度のドキュメンタリーが
制作され、世界各地でナショナルジオグラフィックチャンネルの番組のひとつと
して放送されています。欧米のみならず、アジアでは、シンガポールやインド、
香港、台湾、そしてカンボジアでも放送されました。そのときのナショナルジオ
グラフィックチャンネルで放送された映像が YouTube上で公開されています(3
つに分割されて公開されています)。
よろしければ、以下のURLからご覧ください(残念ながらナレーションは英
語で、日本語字幕はありません)。
▼Reconnecting the Threads (Part_1)
Pioneering Individuals: Rolex Award Winners 2004
http://www.youtube.com/watch?v=bZo7ELcpkyU
▼Reconnecting the Threads (Part_2)
Pioneering Individuals: Rolex Award Winners 2004
http://www.youtube.com/watch?v=yNN2Hn_StX8
▼Reconnecting the Threads (Part_3)
Pioneering Individuals: Rolex Award Winners 2004
http://www.youtube.com/watch?v=qguJazBB6yw
【9】"FRONTLINE/WORLD"ウェブサイト公開のご案内
アメリカの公共テレビ局PBSの「FRONTLINE/WORLD」というドキュメンタリー
番組で私たちクメール伝統織物研究所が紹介されました。「Cambodia: The Silk
Grandmothers 」というタイトルでまとめられています(英語版の番組ですが、
わたしはインタビューに日本語で答えています)。この番組は、ウェブサイト上
でも公開されています(約13分)。以下のURLから、ご覧になれるはずです。
(再生にはQuicktimeあるいはRealplayerが必要とのこと)
▼「Cambodia: The Silk Grandmothers」
http://www.pbs.org/frontlineworld/rough/2007/06/cambodia_the_si.html
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★ショップ&ギャラリーの営業時間のご案内★
シエムリアップのIKTTのショップ&ギャラリーの営業時間は朝8時から夕方
6時まで(年中無休)です。工房の見学を希望されるかたは、平日の朝9時から
夕方5時まで(正午から午後2時までは昼休み、日曜日はお休み)の間にお越し
ください(できるだけ事前にご予約をお願いします)。
★★シエムリアップIKTTまでの歩き方★★
オールドマーケット(プサー・チャー)の南側にあるタ・プローム・ホテルの玄
関前に立ち、右斜め前の方向に、道路を挟んで流れるトンレサップ川に沿って進
みます。川岸には遊歩道が整備されています。道なりに(つまり川に沿って)歩
くこと5~6分で、右手前方に「クメール伝統織物研究所」と日本語と英語で書
かれた緑色の看板が見えてきます。ここがIKTTです(左側にクロコダイルフ
ァームの看板が見えたら行き過ぎてしまいました。お戻りください)
★★★「伝統の森」ショップの営業時間のご案内★★★
新たに、「伝統の森」に、ショップがオープンしました(シエムリアップのショ
ップ&ギャラリーが移転したわけではないので、「伝統の森」にまで足をのばす
時間のない方はこれまでどおりシエムリアップのショップへお越しください)。
森のショップの営業時間は、朝7時から夕方4時までです。年中無休ですが、お
越しになる場合は、できるだけ事前にご連絡をお願いいたします。(アクセス方
法については、以下のピアックスナエン・「伝統の森」への道のりをご覧くださ
い)
なお「伝統の森」では農作業が中心となるため、全体の作業開始が朝7時、作
業終了を4時としています(昼休みは11時から1時まで。日曜日は森の仕事も
工房もお休みです)。
★★★★ピアックスナエン・「伝統の森」への道のり★★★★
「伝統の森」は、シエムリアップの町から北へ約30キロ、車で約1時間のとこ
ろにあります。アンコールワットを右に見て進み、アンコールトムの南大門をく
ぐり四面仏の尊顔が微笑むバイヨン寺院を通り越し、さらに北へ。プリアカン寺
院の門前を過ぎて道路が大きく右にカーブした先に、左に折れる一本道が現われ
ます。この道を約10キロ、途中何度か川を渡り、左手の木立の間にお寺が見え
たらすぐ先の道を右へ。曲がり角に設置してあるIKTTとMORIMOTOの
名前の入った緑色の看板を確認してください。ここから約4キロ、ふたたび川を
渡り、しばらく行くと右手に「伝統の森」の入口が現れます。
※2009年4月現在、シエムリアップの町から「伝統の森」までタクシーで往
復40~50ドルが相場です(郊外に向かうタクシー料金は、シエムリアップ基
点での往復運賃を請求されるので、片道でも料金は同じです)。なお、シエムリ
アップからアンコール遺跡群へ向かう途中で立ち寄る通行証のチェックゲートで
「ピアックスナエンの養蚕の村へ行く」と説明すれば、通行証を購入しなくても
ゲートを通過できるはずです。
※『カンボジア絹絣の世界』p.116 の「シエムリアップ周辺図」にも、「伝統の
森」の位置がプロットされております。こちらも参考にしてください。
2009年12月17日
IKTT(クメール伝統織物研究所) 森本喜久男
●発行
IKTT (INSTITUTE FOR KHMER TRADITIONAL TEXTILES)
No. 472, Viheachen Village, Svaydongkum Commune,
(Road to lake, near the crocodile farm)
P.O. Box 9349, Siem Reap Angkor, Kingdom of Cambodia
※当メールに掲載された記事を許可なく転載することを禁じます。
※このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』
を利用して発行されております。【 http://www.mag2.com/ 】
mag2 ID: 0000070073
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