2004/04/09
職人の遺してくれるもの消えていくもの
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
職人の世界をインターネットで紹介 ホームページ連動型メールマガジン
「職人の遺してくれるもの消えていくもの」
2004.4【第31誌】
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
◆お詫び
本メールマガジン読者様には大変長い間勝手な休刊、深くお詫び申し上げます。
言い訳になりますが一応の理由を述べさていただきまと、昨年からの無理が積み
重なり1月1日から3週間ほとんど仕事をすることができない状況となり休養、
やっと時間のお遅れを取り戻し今、発刊に至った次第でございます。
本メルマガこれからも生ある限り継続的に発刊をし続ける気持ちでございます。
末永くご購読いただけますようお願い申し上げます。
◇メルマガ専用ページ http://e-mono-jp.net/mail_magazine
■話の目録
│
├─● 最新情報┬まぐまぐ文庫 正式販売開始【まぐまぐ文庫】
│ ├江戸小紋染【Life Colors 大松】
│ └時と灯り展【作る創るの会】
│
├─● 祭事情報┬水天宮例大祭【水天宮】
│ ├三社まつり【浅草寺】
│ └お富士さんの植木市【浅草寺裏3・4丁目】
│
├─● 職人長屋┬幻灯洋洋【ひとりごと】
│ └山雀(やまがら)のおみくじ【懐かしの小鳥芸】
│
├─● 食の職人─今月の逸品【梅あんぱん】
│
└─● 昭和30年代ある日の下町情景【駄菓子屋】
◇最新情報
●まぐまぐ文庫 正式販売開始【まぐまぐ文庫】
メルマガサイト「まぐまぐ」より「まぐまぐ文庫」が正式販売となりまし。一昨
年より「まぐまぐ文庫」プロジェクトの参加者として原稿を書き上げ、昨年はテ
スト販売形式で行っていたものが今年4月5日より正式な稼働を始めました。
新しい出版の形式、インターネットを利用したオンデマンド出版是非御覧になっ
て観てください。現在20誌が販売されており、その中の一冊に私の書いたもの
が入っています。
題名は「おーぃ だれかいるかぃ」内容は昭和30年代を中心に下町の長屋を舞
台にした香具師とご隠居の物語風なものや下町の日常などをおりまぜて書き上げ
ましたので改めてご一読頂ければ幸いでございます。
題名:「おーぃ だれかいるかぃ」 小澤俊文 著
http://www.ebook-print.com/ebook/default_mag.asp
●江戸小紋染【Life Colors 大松】
繊細優美な伝統の江戸小紋染の世界、まさしく職人のなせる技。すべてが手作業
手間、暇をかけ作り出される芸術品、だが、製品と対価の関係は厳しい。
昨年、お役に立てればと私の書いた体制転換、後継者育成を事業計画として作成
したものが採択され現在助成事業として着々と進んでおります。
もう少し落ち着きましたら、染の世界もメルマガで紹介したいと考えております。
今月(4月)テレビ東京で放映がありますので一足早く御覧になれるとチャンス
もありますのでお時間の都合がつきましたら是非御覧下さい。
放映日:2004年4月19日(月) テレビ東京(12ch)21時54分〜22時00分
Life Colors 大松 http://e-sumida.gr.jp/daimatsu
●時と灯り展【作る創るの会】
墨田区で何らかの技術を生業としている「職人」さんで結成された会があります。
現在14業種あり、協同での製品開発または個々オリジナルの新作発表など年間
を通じ活動をしております。
この度、共同事業の一環で「時と灯り展」のテーマを掲げギャラリーにて発表会
を行います。これは!?と言った作品に出会えるかもしれません。ぜひ、御覧に
なってみて下さい。
開催日時:2004年4月21日(水)〜26日(月) 12:00〜19:00
開催場所:ギャラリー東京映像
問い合せ:(株)片岡屏風展
TEL :03-3622-4470
作る創るの会 http://tukuru.gr.jp
◇祭事情報
●水天宮例大祭【水天宮】
期間⇒5月5日(月)
場所⇒中央区日本橋蛎殻町2-4-1
交通⇒ 地下鉄半蔵門線水天宮前駅
問合せ⇒水天宮 TEL 03-3666-7195
●三社まつり【浅草寺】
期間⇒5月16日(金)〜18日(日)
場所⇒台東区浅草2-3-1
交通⇒東武伊勢崎線 地下鉄・浅草駅
問合せ⇒浅草寺 TEL 03-3844-1575
●お富士さんの植木市【浅草寺裏3・4丁目】
期間⇒5月29日(土)〜30日(日)
場所⇒台東区浅草2-3-1
交通⇒東武伊勢崎線 地下鉄・浅草駅
問合せ⇒浅草寺 TEL 03-3844-1575
◇職人長屋
●幻灯洋洋【ひとり言】
今年は出だしから躓いた。過労、風邪、無理に無理を重ねてとうとう多くの方々
に迷惑をかけることとなってしまった。初めて体験した、無力感、悔しさ、どう
にもならない体、いらだち、焦り、冷静にならなければと自分に言い聞かせるも
何も役にも立たない。
いつも、突っ張って生きてきた。仕事で追われて「死」を迎えたらそれはそれで
本望だといつも言っていたが、中途半端に床につき迷惑を掛けてしまったことは
非常に情けない。と、書いていることも負け惜しみそのまま・・・
まだ、頭の中は正直完全ではない。いくつもの実行計画を持ち、遂行しなければ
ならない状況の整理で追われているのが現状。また、迷惑をかけているにもかか
わらず周りの人々の暖かさをあらためて感じたことも事実。
人と人とのつながりの大切さしみじみと実感する年となった。
●山雀(やまがら)のおみくじ【懐かしの小鳥芸】
山雀(やまがら)のおみくじ、温泉街の一角や大師さんの所などで営業していた、
とても愛嬌がありよくもここまで芸を仕込めるものと感心していました。竹かご
の中には、小さなやまがらが入っていてお客さんが「おみくじ」の注文をすると、
おじさん(おばさんもいた)が鳥かごの扉を開ける。
すると、かごの中のやまがらがぴょんぴょんの跳ねながらはしごを橋のように渡
したところを起用に進み今度は模型(セット)の神社のような境内を歩きながら
鳥居をくぐり鈴を鳴らして神殿の観音開きの扉をくちばしで開け中から「おみく
じ」を一つ咥えてもと来た道を歩きながらおみくじを届けてくれるというもので
す。
やまがらは一仕事終えると、確か記憶にあるのが「麻の実」だったと思うのです
が一粒ご褒美にもらえ、それを咥えて今度は自分のかごの中に戻っていきます。
すべての演技が終えるころには、大勢の観客で囲まれています。だが、肝心のお
みくじはそれほど観客は頼んでいなかったですね。
今は、この芸をやまがらに仕込める職人もいなくなり伝説的な大道芸になってし
まったようです。
※2002年11月掲載
◇食の職人
●今月の逸品【パン工房亀屋マーブル館 梅あんパン】
手間隙のかかる酒種の生地を仕込み、よりいっそう味も風味も濃い、こだわった
ものに仕上げました。酒種の風味が梅あんと、とても合っています。
梅あんパン 5個箱入り 600円
パン工房亀屋マーブル館 http://e-sumida.gr.jp/kameya
◇昭和30年代ある日の下町情景
●下町雑感【駄菓子屋】
下町の特徴に一つ必ず出てくるものが「駄菓子屋」で件数もこの頃はとても多く、
特徴もあった。人気のある店はもんじゃのできる店で、この様式の駄菓子屋は何
処も繁盛していた。このテーブルのあるお店でもんじゃを、皆で食べてわいわい
とにぎやかに焼きながら過ごしていたものです。
確か、お椀一杯十円で何も入っていない汁だけのもんじゃに、店で売っている駄
菓子を各自が買い求め、混ぜ合わせオリジナルの味に仕立ててみんなでつつきあ
いながら食べて過ごす楽しい時間でした。
お金に余裕があると、最後にところてんを食べてお終い。
羊羹のような形をした、ところてんの固まりもバケツの中の水が張ってあるだけ
の中に浮いていて、とても衛生的とは程遠い何とも雑な感じでしたが、突きたて
のところ天の味は格別で美味しかった。
子供相手ではあるが何より、ただものを売るだけではない暖かさがあり、お店の
おばちゃん、おじちゃんの小言も味のうちだったかもしれない。
下町雑感として想うがままに書いてみましたが、当然、理解に苦しむところもあ
ると思います。でも、これが当時、日々の情景でした。世の中殺伐とした今の時
代、何か少しでも考えていただける内容のものを見つけていただければ幸いです。
まぐまぐ文庫「おーぃ だれかいるかぃ」
下町雑感
ちゃぶ台が家庭の中心、おすそ分け
醤油や味噌の貸し借り
勝手知ったる他人の我が家 より、一部紹介
※まぐまぐ文庫 http://www.ebook-print.com/ebook/default_mag.asp
**********************************************************************
◆メールマガジン:職人の遺してくれるもの消えていくもの
◆発行 :毎月1回 15日〜20日の間に配信
◆メルマガ専用 :http://e-mono-jp.net
◆編集・作成 :有限会社 アールネット
◆ホームページ :http://rnet-jp.com
◆メール :system@rnet-jp.com
**********************************************************************


