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職人の技と心意気、科学万能の世界でもまだまだまねの出来ない遺しておきたい技術、そして消えていく技術……

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2004/01/12

職人の遺してくれるもの消えていくもの

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               「職人の遺してくれるもの消えていくもの」

                         2003.12【第30誌】

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◆お詫び 当メルマガ12月31日に配信の予定で登録をしておいたつもりが
個人的な手違いにより本日となってしまいました。申し訳ありませんでした。

◇ありがとうございました。

今年も多くの方々からご縁という大切な宝物をいただきました。来年は幸福とい
うお返しができるよう、努力と言う力を蓄え幸せにほころびを作らぬようがんば
りたいと思います。
新年号からは新たな話題と共にご購読頂いている皆様にお届けをさせて頂きます。
読者の皆様、本年最後のメルマガご購読ありがとうございました。


■話の目録
│ 
├─● 七福神巡り┬谷中七福神【北区・荒川・台東区】
│        ├隅田川七福神【墨田区】
│        ├深川七福神【江東区】
│        ├浅草七福神【台東区】
│        ├柴又七福神【葛飾区】
│        ├亀戸七福神【江東区】
│        └千住七福神【足立区】
│
├─● 最新情報┬江戸小紋染・江戸更紗染【Life Colors 大松】
│       ├すみだ区の逸品開発【e-すみだ電子商店街】
│       └おみくじプレゼント【お好み焼き こむぎ】
│
├─● 職人長屋┬幻灯洋洋【ひとりごと】
│       └時間の単位が10年で一区切り【メリクロン】
│       
├─● 食の職人─食の老舗をご紹介【今月の逸品 お米一筋 創業百有余年】
│
└─● 昭和30年代ある日の下町情景【道ばたで餅つき】


◇七福神巡り

元旦より各所で七福神めぐりが始まります。七福神信仰は江戸時代からあり元
旦から7日までの間に御神体が祀られたところをお参りすると、その年ご利益
を受けることが出来ると言われている年頭の慣わしで、関東だけでも30箇所
くらいあるようです。

七福神めぐりのもう一つの楽しみが、縁起小物を収集できること各所で「土鈴
の七福神」「土人形の七福神」「瀬戸焼の七福神」「御朱印」等、各所特有の
ものがあります。

●谷中七福神【北区・荒川・台東区】

・東覚寺 福禄寿 東京都北区田端2-7-3 JR山手線田端駅より徒歩5分
 東覚寺 03-3821-1031 
・青雲寺 恵比寿神 東京都荒川区西日暮里3-6-4
 青雲寺 03-3821-4241 
・修性院 布袋尊 東京都荒川区西日暮里3-7-12
 修性院 03-3823-0873 
・長安寺 寿老人 東京都台東区谷中5-22-2
 長安寺 03-3828-1094 
・天王寺 毘沙門天 東京都台東区谷中7-14-8
 天王寺 03-3821-4474 
・上野護国院 大黒天 東京都台東区上野公園10-18
 上野護国院 03-3821-3906 
・弁財天 弁財天 東京都台東区上野公園2-1
 弁財天 03-3821-4638 

●隅田川七福神【墨田区】

・三囲神社 恵比寿神 大黒神 東京都墨田区向島2-5-17 浅草駅徒歩15分
 三囲神社 03-3622-2672 
・弘福寺 布袋尊 東京都墨田区向島5-3-2
 弘福寺 03-3622-4889 
・長命寺 弁財天 東京都墨田区向島5-4-4
 長命寺 03-3622-7771 
・百花園 福禄寿 東京都墨田区東向島3-18-3
 百花園 03-3611-8705 
・白鬚神社 寿老人 東京都墨田区東向島3-5-2
 白鬚神社 03-3611-2750 
・多聞寺 毘沙門天 東京都墨田区墨田5-31-13 東武伊勢崎線鐘淵徒歩10分
 多聞寺 03-3616-6002 

●深川七福神【江東区】

・富岡八幡宮 恵比寿神 東京都江東区富岡1-20-3 東西線門前仲町駅徒歩5分
 富岡八幡宮 03-3642-1315 
・冬木弁天堂 弁財天 東京都江東区冬木22-31
 冬木弁天堂 03-3642-1315 
・心行寺 福禄寿 東京都江東区深川2-16-7
 心行寺 03-3641-2566
・円珠院 大黒天 東京都江東区平野1-13-6
 円珠院 03-3641-0491 
・竜光院 毘沙門天 東京都江東区三好2-7-5
 竜光院 03-3642-3437 
・深川稲荷神社 布袋尊 東京都江東区清澄2-12-12
 深川稲荷神社 03-3641-8059 
・深川神明宮 寿老人 東京都江東区森下1-3-17
 深川神明宮 03-3631-5548 

●浅草七福神【台東区】

・浅草寺 大黒天 東京都台東区浅草1-3-1 地下鉄・東武浅草駅徒歩10分
 浅草寺 03-3842-0181 
・浅草神社 恵比寿神 寿老人 東京都台東区浅草2-3-1 
 浅草神社 03-3844-1575 
・待乳山聖天 毘沙門天 東京都台東区浅草7-4-1
 待乳山聖天 03-3874-2030 
・今戸神社 福禄寿 東京都台東区今戸1-5-22
 今戸神社 03-3872-2703 
・橋場不動院 布袋尊 東京都台東区橋場2-14-19
 橋場不動院 03-3872-5532 
・石浜神社 寿老人 東京都荒川区南千住3-38
 石浜神社 03-3801-6425 
・鷲神社 寿老人 東京都台東区千束3-18-7
 鷲神社 03-3876-1515 
・吉原神社 弁財天 東京都台東区千束3-20
 吉原神社 03-3872-5966 
・矢先神社 福禄寿 東京都台東区松が谷2-14
 矢先神社 03-3844-0652 

●柴又七福神【葛飾区】

・題経寺 毘沙門天 東京都葛飾区柴又7-10-3 京成線柴又駅徒歩10分
 題経寺 03-3657-2886 
・真勝院 弁財天 東京都葛飾区柴又7-5-28
 真勝寺 03-3657-8448 
・万福寺 福禄寿 東京都葛飾区柴又6-17-20
 万福寺 03-3657-4588 
・宝生院 大黒天 東京都葛飾区柴又5-9-18
 宝生院 03-3657-0275 
・医王寺 恵比寿神 東京都葛飾区柴又5-13-6
 医王寺 03-3657-9777 
・良観寺 布袋尊 東京都葛飾区柴又3-33-13
 良観寺 03-3607-1872 
・観蔵寺 寿老人 東京都葛飾区高砂5-5-2 京成高砂駅徒歩5分
 観蔵寺 03-3607-3569 

●亀戸七福神【江東区】

・龍眼寺 布袋尊 東京都江東区亀戸3-34-2 京成・都営線押上駅徒歩10分
 龍眼寺 03-3681-2620 
・天祖神社 福禄寿 東京都江東区亀戸3-38-35
 天祖神社 03-3681-3042 
・普門院 毘沙門天 東京都江東区亀戸3-43-3
 普門院 03-3681-8304 
・香取神社 恵比寿神 東京都江東区亀戸3-57-22
 香取神社 03-3682-2813 
・香取神社 大国神 東京都江東区亀戸3-57-22
 香取神社 03-3682-2813 
・東覚寺 弁財天 東京都江東区亀戸4-24-1
 東覚寺 03-3682-8213 
・常光寺 寿老人 東京都江東区亀戸4-48-3 東武亀戸線亀戸水神駅徒歩10分
 常光寺 03-3681-7023 

●千住七福神【足立区】

・長円寺 布袋尊 東京都足立区千住4-27-5 千代田線・JR北千住駅徒歩10分
 長円寺 03-3881-1976 
・本氷川神社 大黒天 東京都足立区千住3-22 
 本氷川神社 03-3881-2857 
・勝専寺 毘沙門天 東京都足立区千住2-11
 勝専寺 03-3881-2358 
・不動院 福禄寿 東京都足立区千住1-2-2
 不動院 03-3881-0816 
・千住神社 恵比寿天 東京都足立区千住宮元町24-1
 千住神社 03-3881-1768 
・源長寺 寿老人 東京都足立区千住仲町48-2
 源長寺 03-3888-3365 
・氷川神社 弁財天 東京都足立区千住仲町48-2
 氷川神社 03-3881-5271 

◇最新情報

●江戸小紋染・江戸更紗染【Life Colors 大松】

江戸小紋染・更紗染新作発表と新しい形の染色から着物を楽しむ機会の演出まで
をトータルにした企業ブランド「Life Colors 大松」の個展を開催いたします。

今回の発表には「伝統の継承」と言う大きな課題も取り入れ、古来より日本に伝
わる伝統工芸の後継者不足が起きている中、伝統の技術を染職人として父から子
へ継承し新しい感覚から創出される作品も大きな見どころです。

開催テーマ:「ゆったり きりり 染の技」
見どころ:繊細優美な手工芸染物 江戸小紋・更紗発表
開催期間:2004年1月24日(土)〜26日(月)
開催時間:午前11時〜午後7時30分
開催会場:銀座 POLA Museum Annex
会場住所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-7-7
電話番号:TEL 03-3563-5501 FAX 03-5250-4670
アクセス:丸ノ内線・銀座線・日比谷線・銀座駅下車
     有楽町線・銀座一丁目駅下車 JR線有楽町駅下車

経済産業大臣認定東京染小紋伝統工芸士
東京都江戸更紗伝統工芸士認定 

中條隆一 http://e-sumida.gr.jp/daimatsu

※日本の伝統、江戸小紋染・更紗染を創作している職人の世界に「企業ブラン
ド」という柱を建て伝統技術をもっと身近な物にすることと伝統の継承を実現し
和装文化を喚起することを目的とした5年計画の一つとして動き出した。

宣伝になるが、すべての事業計画を作成・管理をさせていただいていますのでこ
れからもニュースとして掲載を行いたいと思います。

●チャレンジすみだ区の逸品開発【e-すみだ電子商店街】

墨田区の商店主・企業で立ち上げたインターネットに開いた電子商店街。紆余曲
折ながらもうすぐ4年目を迎える。いま新たな動きとして「すみだ区の逸品」を
インターネットで販売を開始する準備を行っている。

いくつかの商品写真も届き、準備は進んでいるのだが一カ所の遅延で少し遅れて
いる。正直に誰かと言いますと犯人は私です。いつも言い訳を書いているように
色々重なりがここでも予定を狂わせている。

ご期待あれ、まさしく逸品が持ち寄られた。これからの「e-すみだ電子商店街」
のホームページをチェックしてください。
(ここでいつと言えない情けなさ!!お恥ずかしい限りで・・・)

e-すみだ電子商店街 http://e-sumida.gr.jp

●おみくじプレゼント【お好み焼き こむぎ】

お客様を「家族」のようにおもてなしをしてくれるお店。年間を通じお店を利用
しお店に登録をすると誕生日が近づくとお知らせのカードを郵送しくれて誕生月
に来店するとオリジナルの大きなケーキを焼いてプレゼントしてくれるサービス
まである。

ほのぼの暖かな家族経営のお店で新年は飲食代金2,500円につき有名神社の
「おみくじ」を1枚プレゼントしてくれるサービスがある。
一度来店したお客様は、必ずと言っていいほどにリピータとなりお友達を連れて
くる。

何、肝心の商品の評価が書いていない。書くまでもなく、すべて絶品言うことな
し。今年は「OZmagazin」でも紹介されました。また、毎月発行の博識知識ひと
味違うメルマガも発行されています。購読申込はホームページで!!

キャンペーン期間:2004年1月4日(日)〜12日(祭日)
期間中飲食代2,500円につき有名神社の『おみくじ』を1枚プレゼント。

お好み焼き こむぎ http://e-sumida.gr.jp/komugi


◇職人長屋

●幻灯洋洋【ひとり言】

今年も今日で終わり。振り返り考えると時間の経過が早すぎる。だから、昨日の
ことのように鮮明に記憶に残っている。こんな現象が試験や、いざという機会に
も生かされればとつくづく考えさせられる。

おかげさまで当メルマガも30誌(2年半)を迎え、ご購読いただいている読者
の皆様にも改めて感謝したい。特に後半は発行日の遅延でもうぼろぼろ状態、ま
た、自分の持つ時間と能力の限界をいやと言うほど感じた時でもあった。

来年からはちょっと趣向を変えて発行をしたいと考えている。何かというと、毎
月テーマを決めて原稿を寄稿してもらうこと。図々しくも他力本願を決め込もう
と作戦をたて職人の世界をもっと詳しく知ってもらうことにある。

年明けからは依頼を受けた事業計画がまだいくつかあり今年から動き出した計画、
準備に入っている計画、年明け早々に準備に入る等々仕事に携わることができる
ことはありがたいことである。

お役にたてることが仕事になればと夢を見続けていた。今、それが現実となって
いる。お返しできることは職人として良かったと言われる事実を遺すことである。

●時間の単位が10年で一区切り【メリクロン】

バンダ、ファレノプチシス、パフィオペディラム、ミルトニア、オンシジューム
何でしょう?デンファレー、シンビジュームこの辺では聞いたことがあるでしょ
う。カトレア、これでほとんどの方は分かったでしょう。

これすべて「洋蘭」の種類です。洋蘭と職人の関係?まさしく”はて?”植木だ
から植木職人のことかと思うでしょう。確かに植木鉢に入っている姿と販売して
いるところが花屋さんだから普通の考えではそういうこととなります。

洋蘭の栽培には隠れた部分があります。植物は普通育てるの「栽培」と言います
が、洋蘭には「培養」という部分があり、この培養すると言う部分に「メリクロ
ン」と言われる職人技の技法があるのです。

普通植物を育てる場合、種をまき育て花が咲き実を付けるか新しい芽が出て増殖
していく。又は、株分けや挿し木、挿し芽、等々、同じ品種を多く育てる方法は
あるが、全くの同一組織構造の個体(クローン)を作るのは難しい。

洋蘭の世界では30年以上も前から実際に作られているのです。今でこそ、バイ
オテクノロジーの分野はめまぐるしい勢いで実験と成果を発表しているが、30
年以上も前から洋蘭の世界ではシャーレとカミソリの刃、保温箱が道具で実際に
今と同じことをしていました。

個体の少ない品種や高額で取引される品種、開花しやすく丈夫な品種など様々な
個体を作るために、交配種から種を採り実生栽培(種から育てる)を繰り返して
数万分の一の確率でこれぞという品種ができたら種の固定をします。

この種の固定こそ同一品種を大量に作ることのできる技術「メリクロン」なので
す。成長点培養と言われ要するに「新芽」にあたる「プロトコーム」と言う新芽
の中にある1ミリにも満たない細胞を取り出し、カミソリの刃(今はメス!)で
分割するのです。

当然、すべて無菌状態でなければなりません。微細な細胞を均等に分割する技術
はまさしく職人技、この分割した細胞を寒天でできた培養土の入ったシャーレに
移植していきます。一定の温度で保温し数ヶ月経つとまた小さな新芽が出てきま
す。

この成長点を再度分割することで「ねずみ算」で大量に同一の個体(株)を作る
ことができるのです。この技術は、器具や設備は変わったが今も継承されていま
す。だからこそ、昔はカトレアなど一花(いっかと言います)低額の品種で1万
円はしていたのが現在では2千円前後で買えるようにもなりました。

胡蝶蘭(ファレノプチシス)やシンビジューム、デンファレー、デンドロビュー
ムなどは普通の鉢物と同じように花屋さんの店先で売られています。耐寒性に優
れた品種改良の技術が生かされているのです。この、改良され種を固定された品
種として世に出るまでが10年かかると言われているのです。


◇食の職人

●食の老舗をご紹介【お米一筋 創業百有余年 隅田屋商店】

お米食べていますか?今回は墨田区でお米一筋に創業百有余年の隅田屋商店をご
紹介。銘柄米も取り扱っているが隅田屋米と言うオリジナルブレンドもあり、ま
た精米の技術は歴史が物語るまさに職人技。今、若旦那が精米技術の継承を行っ
ています。

業務用の場合などは、丼物、ご飯茶碗用、洋食屋さんのように皿で提供するなど
の用途に応じた精米とブレンドを行ってくれます。この技術と信用が歴史を刻み
続けている証でもあると思います。

また、炊き方などお米についての相談も快く引き受けてくれますので何かあれば
メールで問い合わせしてみてください。

株式会社 隅田屋商店 http://e-sumida.gr.jp/sumidaya

メール:sumidaya@e-sumida.gr.jp


◇昭和30年代ある日の下町情景

●毎年、暮れになるとにぎやかに人だかりができる日【道ばたで餅つき】

つい先日、私の実家からすぐ近くにある兄の自宅へ引っ越しを行った。自宅のリ
フォームを行っていたため実家に居候をしていたのです。手伝いの依頼と共に、
我が家族全員で引っ越しの手伝いで押しかけわいわいとにぎやかに完了。

そのときに兄の住まいの近くの通り道が不法占拠?されていて、車が通れない状
態になっていたと子供がぼやいていたので、その場所を確認しにいくと道のど真
ん中で「餅つき」を行っていた。

テントまで張っての大所帯、よく見れば子供会が主催のようで大人子供と何だか
生き生きとした下町風景を久々に観ることができました。当然、道路の使用許可
など取れる訳はないので無断使用!!

その光景で思い出したのが昔の生まれ育った実家でのこと。今の光景と全く同じ
ことを毎年28日に実家(店舗前)の道ばたで餅つきを行っていたのです。この
当時は住み込みの職人がいたのと男衆も多かったので多いときには隣近所の分ま
で餅をついていたのです。

もうこの日が年末の楽しみでとにかく朝早くから女衆は準備、男衆は昼までに仕
事を切り上げるため早朝4時頃から働いていた。一番下の私なども布団をはがさ
れ追い回される、餅つきは昼からなので何もすることがなく時間の経つのを待つ
だけ。

父親の指揮により餅つきが始まる、このころになると何処からともなく人が集ま
ってくる一番最初についた餅は、お供え用、次の餅は表にいる人にも振る舞われ
る。大根おろしのからみ餅、きなこをまぶしたきなこ餅、納豆餅、あんこ餅、も
うたまらない。

ひとしきり食べた後からが本番で必要な枚数をつき、のしの型に入れて平らに伸
して片栗粉でまぶされたのし餅を我が家の仕事台の上に並べていく作業が子どの
仕事。お供えは手慣れた人が器用に丸めていく大中小様々の大きさ。

今考えると隣組がまだ残っていた時代でもあり、餅などもこの時期にしか食べる
こともなかった。だが、いつの頃からか道ばたではできなくなり仕事場で餅をつ
くようになってからは近所の人も遠慮してか一緒には餅をつかなくなった。

父親は誘いを掛けていたようだが参加する人はいなかった。商売をしている関係
もあり隣近所をとにかく大事にしていた父親が考えたのが臼と杵の貸し出しこれ
は利用者がいてなにやら安心していたある年下町の年末です。道ばたの不法占拠
が過去の出来事、とにかくにぎやかだった年末の一日を思い出させてくれました。

※杵と臼は何年も近所を回り最後は、私の子供がお世話になっていた保育園で新
たな余生を、これは父親も喜んでいた。この臼と杵、やはり父親の知り合いから
がいただいたもので考えれば永い年月に耐えて利用されてたことです。

杵の先のみが途中で補修された以外、現役で使えていましたから職人の技術はす
ごいなと改めて感心します。

今年も1年ありがとうございました。よいお年を!!

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