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職人の技と心意気、科学万能の世界でもまだまだまねの出来ない遺しておきたい技術、そして消えていく技術……

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2003/02/15

職人の遺してくれるもの消えていくもの

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               「職人の遺してくれるもの消えていくもの」

                         2003.2.15【第20誌】

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■話の目録
│ 
├─● 最新情報┬出没!アド街ック天国で4店放映【東京テレビ放送】
│       ├墨田伝統工芸保存会のホームページ完成【墨田区】
│       ├売れてます!!摩訶不思議アクセサリー【五福縁組】
│       ├江戸小物 消し札「運竹」好調販売【アバウト】
│       ├3月からのキャンペーン紹介【お好み焼き こむぎ】
│       └ホームページリニューアル【いいもの にっぽん】
│
├─● 祭事情報┬浅草寺本尊示現会【浅草寺】
│       └弘法大師正忌縁日【西新井大師】
│
├─● 職人長屋┬幻灯洋洋【ひとりごと】
│            └水と大豆とにがりと心意気【豆腐屋】
│
├─● 食の職人─食の老舗をご紹介【今月の逸品 人形焼・瓦煎餅の山田家】

│
└─● 忙中閑あり─大道の職人【あめ細工】


◇最新情報

●出没!アド街ック天国で4店放映

☆★☆出没!アド街ック天国☆★☆ 東京テレビ放送(12ch)
3月8日(土)午後9時より放送で向島の4店が紹介されることになりました
!!

レストランカタヤマ http://dabintyo.com

向じま 志”満ん草餅 http://jimankusamoti.com

イタリアンレストラン TomTom http://e-sumida.gr.jp/r-tomtom

下町のパン屋 富夢富夢 http://e-sumida.gr.jp/tomtom

●墨田伝統工芸保存会

墨田区の伝統工芸保存会(32人)の職人さんを紹介しているホームページが完
成しました。ぜひ、お立ち寄りください。

ホームページ http://hozonkai.com/

●売れてます!!摩訶不思議アクセサリー【五福縁組】

観て驚きの、幸運を呼ぶ摩訶不思議アクセサリーが、今、売れています。文字
よりも直接ご覧ください。海ほたるパーキングエリアでも販売されています。

五福縁組 http://enkumi.net

●江戸小物 消し札「運竹」好調販売【アバウト】

消し札「運竹」として以前、ご紹介した商品が順調な広がりを見せています。
消し札と言う商品は他にもありますが、材質を竹にしているのが運竹の特徴で
す。

アバウト(運竹) http://e-sumida.gr.jp/about

●来店の女性全員に自家製抹茶プリンをプレゼント【お好み焼き こむぎ】
3月1日〜3月9日のキャンペーン期間中、来店の女性全員に自家製抹茶プリ
ンをプレゼントしてくれます。
女性を同伴された男性には懐かしのカタヌキ菓子を1個プレゼントしてくれて、
帰るまでに完成したら「Bigフレッツエル2.72Kg入」プレゼントのでっか
い、おまけもあります。

お好み焼き こむぎ http://e-sumida.gr.jp/komugi

●いいもの にっぽん ホームページリニューアル

当メルマガ等の本体となっているホームページを「いいもの にっぽん」と改名

すると共にリニューアルいたしました。

いいもの にっぽん http://e-mono-jp.net

◇祭事情報

●浅草寺本尊示現会

期間⇒3月18日(火)
場所⇒台東区浅草2-3-1 浅草寺
交通⇒東武伊勢崎線、地下鉄・浅草駅 
問合せ⇒浅草寺 TEL 03-3842-0181

●弘法大師正忌縁日 

期間⇒3月21日(金)
場所⇒足立区西新井1-15-1 西新井大師
交通⇒東武大師線・大師前駅徒歩1分 
問合せ⇒西新井大師 TEL 03-3890-2345

◇職人長屋

●幻灯洋洋【ひとり言】

冷え込みも、ピークを迎えたのか日中などは少し暖かさも感じられる季節にな
った。昔、朝の楽しみに一つに「みそ豆」と言うものがあった。
これは後で話す豆腐屋の隠れた商品の一つでもあったのだが、私の周りでは、
ほとんど知っている人はいない。

そんなに特別なものでもないのだが、たまらなく好きなものの一つであった。
何かと言えば、茹でただけの「大豆」なのだがこれに生醤油をかけて食べる美
味しさは格別なものであった。

冷めても美味しいが、茹でたてのみそ豆を口いっぱいにほおばるとなんともい
えぬ、豆の香りが鼻に抜け、ねっとりとした甘みのある食感はご飯もおかずも
いらない主食と変わる瞬間である。

なぜ、暖かなみそ豆を食べることが出来たかと言うと生まれた育った家の隣に
豆腐屋があったための単純な理由からなのだが、もう一つ特別なみそ豆もあっ
たのだ。それは、納豆屋の蒸した大豆のみそ豆である。

これも、近所の納豆屋が兄の友達の家業だったので夕方になると手に入る最高
の環境にあった。なぜ、冬にと言うと寒さの中に揺らぐ湯気が何かとても温か
く感じたからでもある。

今は、みそ豆などないから市販の大豆で作ったりもするが懐かしの風味にはと
ても戻れない。材料の違いか、それとも食生活の変化で美味しさの感覚が変わ
ってしまったのか、なんともつまらない味にしか感じられない自分を見つめ直
すのでもある。

●水と大豆とにがりと心意気【豆腐屋】

ひとり言の続きで、後継者不足でどんどん少なくなっている豆腐屋の話をした
いと思います。町内には必ずあった豆腐屋さん、それぞれが特徴のある豆腐を
作っていた時代があり、昔は今と違い街中の豆腐屋さんは加工品(油揚げ、生
揚げ、他)を除くと豆腐は「もめん」「きぬ」の2種類しかありませんでした。

この、2種類でいわば競争していたのですから大変な時代だったかも知れませ
ん。確かにお店ごとに味は違いました。
ひとり言でも書いたように、住まいの隣が豆腐屋だったのでいただく事も多く、
食卓にはよく出ていたのも事実でした。

この隣の豆腐屋の特徴は、もめん豆腐はとても硬いのが特徴で、きぬ豆腐は正
反対にとても箸では挟むことなど出来ないものすごく柔らかく滑らかなもので
した。自分の好みでは、この柔らかく滑らかなきぬ豆腐が好きでした。

下品な?食べ方かもしれないけど豆腐を箸でぐちゃぐちゃに崩して、熱いご飯
の上に乗せて生醤油をかけて食べるのがおすすめの食べ方です。一度、やって
みてください。どうも話がずれてしまいましたが、いま、豆腐屋の後継者が居
らず廃業しかないと言う状況を今も見ています。

その原因の一つに、過酷な労働条件があります。自家営業を営む豆腐屋に経営
効率などはありません。手間、暇、朝が早く営業時間は長い、この長いと言う
のは店舗のみでは限度があるので外売り(自転車で外商)も行っているのも現
状です。

少しでも、手間を減らすために機械(全自動もある)を入れるほどの商いは出
来ない、そうなると、家業を継がずサラリーマンの道を選ぶ、これには親も無
理を言えない。ゆえに「俺の代で終わりだよ」が口から出るのです。

いまさら、水の味だ大豆の見分け、伍(大豆をすり潰したもの)の状態は、に
がりはこれをこのタイミングで入れろなど、自分の体ですべてを覚えなければ
ならない、基準の無い世界。
はじめに出た豆腐屋さんも、今は廃業してしまいましたし、身近な豆腐屋さん
も「俺の代で・・・」の状況でどうにも出来ない、ただ、話を聞くだけの現状はさ
びしいがこれも時代の流れでしょうか。

番外余話、豆腐屋さんの意外な面で共通していること「気の短い江戸っ子気質
」の職人さんが多かったこと。そして、毎日が真剣勝負だと語ってくれたこと。
豆腐に入れる「にがり」の難しさを話してくれた。

忘れられない「にがり」の味、にがりだから苦いとお思いでしょう。確かに、
口に入れると苦味はあります。でも、最初だけです。その後に広がる、なんと
言えない舌にのこる甘い「こく」のある味。

これが、自然から生まれた「にがり」の味だよとも教えてくれた。

※廃業だけではなく少ないですが、今、新たな取り組みをしている豆腐屋さん
もあります。技術を製造プロセスをプログラミングし機械の力を借りて、豆腐
の新しい商品を販売しているお店もあります。

◇食の職人

●食の老舗をご紹介【今月の逸品 人形焼・瓦煎餅の山田家】

錦糸町駅近くにある人形焼・瓦煎餅の山田家、毎日毎日、店の奥で焼き上げら
れる人形焼と瓦煎餅、なんともいえぬしっとりとした人形焼のカステラとほん
のりと甘いあんこの絶妙な味のあわせ技、あんこの苦手な方には「あんなし」
のカステラのみの人形焼もあります。包装紙の図案になっている「本所七不思
議」も読む価値ありの作品です。※小説にもなりました。

人形焼・瓦煎餅の山田家 http://e-sumida.gr.jp/yamadaya

◇忙中閑あり

●大道の職人【あめ細工】

もうほとんど街中では見ることの出来ない商売に「あめ細工」と言うものがあ
ります。ここでいう「あめ細工」は白い飴をたくみに操り、はさみと指先で色
々な形にして色を付けたり竹の細い棒を付けて膨らましたりして見ても楽しま
せてくれた細工物のあめ細工です。

なぜ、理をいれたのかは同じあめ細工でも溶けて柔らかくなったあめで鉄板の
上に文字を書いたり、動物の絵を描いたりしてた方もあめ細工と言っていまし
た。
では、細工物のあめ細工と言うとこちらは縁日と言うより、自転車に道具と材
料を一式積み込んで、今日はここ明日はと言う感じで移動しながらの形態が多
かったと思います。※縁日に出ていた方もいました。

子供が集まりそうな空き地や学校の近くが商いの場所で紙芝居同様、子供が必
ず集まっていて、買いなれているものは、動物や流行物などは注文せず「風船
」と言うものを買っていました。

この風船とは何かと言うと、細い竹の中が空洞になっているストローのような
物の先に白い飴を付けてもらいます。確か10円だったと思います。
動物などの形のあるものは15円〜50円位したので割安感もありましたが、
本来の目的は違うのです。

この、竹の先につた白い飴を竹の根元から吹いて空気を送り込み膨らますので
す。飴は暖められていて、もらってからすぐに膨らませると簡単に大きくなり
ますが、これの大きさが問題なのです。

飴屋さんの飴を飾る台のところに、10センチ位の間隔で二本の棒が立ってい
て膨らませた風船をその棒のあいだに充ててみて、そのあいだを通らなければ
「商品」の動物の飴がもらえる、いわば、賭けがあったのです。

ところが、簡単には出来ません。なぜなら、飴は冷えるとすぐに硬くなります。
だから思っているより難しく、成功するには投資も必要で結構、小遣いを使っ
たものでした。筆者自身、それが好きで投資もしましたが、かなりな成功率で
商品も貰いました。

今、一部の方がイベントなどであめ細工を披露しているようですが街中などは
当然見ることは無く、縁日などでもほとんど見られなくなってしまった職人さ
んです。

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