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2010/01/13

秘伝-通算256号  「2010年元気で行こう!」号

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┃ [プロ編集者による] 文章上達<秘伝>スクール
┃ http://www.hiden.jp/
┃
┃ 通算256号   「2010年元気で行こう!」号
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   ご 挨 拶

          謹んで新年の御祝詞を申し上げます

   旧年昨年は格別のお引き立てにあずかり、誠に有難うございました

    本年が皆様にとってよい年でありますようお祈り申し上げます





  ┏━━━━━━━━━┳★
  ┃<文章秘伝> 反響号 ┃- - - - - - - 【今回はQ&Aなしの号です】
  ┗━━━━━━━━━┻★

【あけまして】

みなさま、あけましておめでとうございます。
本年もメルマガ、書籍ともに『秘伝』シリーズをよろしくお願いします。

http://www.hiden.jp/shop/

今までのあるいはこれからの数年は疑いもなく、世の中の古い仕組みが壊れて
いく時代のようです。
その是非をあれこれいっても流れはとまりません。
僕たち自身が本質的な確信を深めつつ、時代には柔軟に対応して行く必要があ
ります。

古い秩序につかまったまま流されて、おそるおそる手探りしていたのでは間に
合わない、そんな時代が来ています。
より自由に大胆に、動かなければいけません。
そういう覚悟をこの新年に決めた人も多いのではないでしょうか。

古いモノが壊れるときは新しいものが台頭するチャンスでもあります。
その新しい枠組みが人々にとって希望的なものでありますように。
そう願いつつ、僕自身もいろいろな試みに身を投じて参りたいと思います。


【心理研究会と各種セッション】

今年の当面の主な活動は心理研究会と各種セッションです。
経済の膨張が終わる時代は、物質文明自体が最終的な局面を迎える時代です。
物質が行き詰まれば、今度は内面的な価値が問われる時代がくるでしょう。
ブログ『心が大事』は、そういう時代への準備として淡々と更新していきます。

心が大事
http://kokorogadaiji.jugem.jp/

心理研究会は、ライブで心について語り合う会です。大人が2時間にわたって
心の話だけをするという場です。まだ始まったばかりですが、創造性を刺激し
開発する場として練り上げていきたいと考えています。
次回は、1月27日に予定しております。

セッションは文章系のセッションと心理系のセッションどちらも活動中です。
村松があなたの問題を1対1で、いっしょに考えます。自分の相談がどのカテゴ
リーに入るか分からない方はお気軽にご相談ください。

http://www.hiden.jp/session01/


【小さな判型の『秘伝』を知っていますか】

昨年末に大掃除をしていたら、秘伝の初版本が一箱出てきました。内容は秘伝
と同じですが、縦長で新書サイズ。だから、とても分厚いレンガみたいなので
す。
やや開きにくいという声があったので、現在の判型に変えたのですが、こちら
の版のほうが書店ではインパクトがありました。懐かしい気持ちになって、ア
マゾンを覗いてみました。

最近の読者の方は、ぜひアマゾンのこの版の17件のブックレビューをみてくだ
さい。このメルマガが始まったばかりの頃の熱い息吹が感じられるはずです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4944098383/bunshounogakk-22

2002年の発売ですから、もう7年以上になります。
この頃以来、いまだにアマゾンで売れ続けています。
多くの本はいま2~3か月で売れなくなりますからありがたいことです。
ときに順位が下がったりしますが、小説書きのサイトで紹介されたりして息を
吹き返します。
読み継がれて活かしてもらえるのはとてもうれしい。
いろいろな人に本を読んでもらえるのは、幸せなことだと改めて感じたのです。


【書くこと、読むこと】

書くことも読むことも、人が練り上げてきたとても深い楽しみだと思うのです。
書くことにも読むことにも、もっと大きな期待をしていいのです。
たいてい僕たちが想像することよりもすごいことが、すでにどこかで誰かに書
かれてしまっています。
それは残念なことではなくて、僕たちは自由であるということです。
自由であるときに、僕らは大きな流れの中で勇気づけられ、力を得るのです。


【他にもいろいろ】

やりたいことはいっぱいあります。むしろ、あまりに気が多すぎていけません。
もう決まっていることもあります。
だんだんに発表していきます。みなさんも今年は自分のやりたいことのために
どんどん動き出しませんか。本年もこの秘伝メルマガとともに、村松の著書、
活動をよろしく応援してください!


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●今月は第255号「読者の反応をどうとらえるのか」の質問をくれたプロの
作家の方から反響です●

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新春のお慶びを申し上げます。
第255号「読者の反応をどうとらえるのか」のご回答を賜りました相談者で
す。
御礼が遅くなりまして、大変失礼いたしました。

このたびはご多忙ななか、まことにありがとうございました。
繰り返し拝読いたしました。
月になぞらえてのご説明により、頭の中でもつれていたものが、少しずつ解け
てきた気がいたします。
178号「方向性が見いだせない」のご回答にて、野菜果物に喩えてのご説明を
頂戴しました際もそうだったのですが、村松様がご提示下さいます、抽象的な
がらシンプルなキーワードによって、「アッそうか」と気づかされました次第
です。
なぜ自身で気づくことができなかったのかと、恥じ入るばかりです。

>サイレント・マジョリティを本体として全体を見なければいけません

これは具体的にどうしたものかと悩んでいたのですが、「月」に喩えられたご
説明を何度も拝読するうちに、自分なりの方法が見えてまいりました。
と申しますのも、現在お付き合いのある編集者のタイプが、「三日月重視型」
「月全体把握型」に大きく二分できると気づいたからです。
(私は前者に強く影響され、それゆえに自身もブレてしまったのだと感じます。
サイレントマジョリティを捉える手がかりとなり、現在の自分がよりしっかり
と耳を傾けるべき相手は、後者タイプなのでしょう。
これに気づかせていただいたことは、大きな意味を持ちます。感謝申し上げま
す)。

>>(読者さんの年齢性別内訳、ネット以外での評価、売上げ部数などは、
版元側で統計を取っているものの、こちらの耳にまでは入ってまいりません)
>これはよくわかりません。
>作家の態度としても、編集者の態度としてもですね。
>そういうことは作家は興味あるではないですか。
>編集者はより売れるものを書いてもらうデータとして提供するものでしょう。

「そのような営業的統計は社で把握していれば良いものであり、作家が首を突
っこむ事柄ではない」とのスタンスを取っているため、こちらからのそうした
問い合わせにはお答えいただけなかったり、「売れゆきが良いとき、読者反応
が多いときだけ報告」してこられたりする編集者が、私の場合は比較的多いよ
うです。
経理部署からの振込通知が来て初めて重刷を知ったり、書評が出ても、同業者
や他社編集者から教えられるまで知らなかったり、ということもございました。
メディアで「たちまち○刷!」と話題になる本や、全国紙の日曜欄やテレビ番
組で取りあげられるレベルの本を書けるレベルに達しないと、ダメなのかも知
れません。
比較的恵まれた数の版元と仕事しているとは申しましても、恥ずかしながら現
時点では、「刊行点数合わせ」「人数合わせ」的なご依頼が少なくないもので
して……。

>編集者とはメールのやりとりだけでなく、機会があれば実際に会って、>い
ろいろ情報や考え方を交換しておくべきです。

年に何度か上京し、お会いするようにしております。
長いメールで延々と意見をやりとりするよりも、1時間お会いして直接お話す
るほうが、得るものが大きいと感じております。(雑談を通じての相手の考え
方、その他の情報も引き出しやすく思います)

大変長々と失礼いたしました。
今回のご回答を賜りましたことにより、一歩踏み出すことができそうです。
前回に引き続き、今回もじわじわと効いてくるお導きを賜りましたこと、感謝
申し上げます。

※文章による創作のための、メンタル面からのガイダンス本として、デビュー
前からお世話になっております「秘伝」シリーズ、ぜひ機会を見つけまして宣
伝させていただきます。
(諸々のシガラミがあり、当方のブログで宣伝させていただくのは難しいので
すが、「あなたのオススメ本」という雑誌企画等に、年に1、2度ですが寄稿
する機会がございます)
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●村松コメント

今は、はっきり目に見える部分にだけ人が反応する傾向が強い時代だと思いま
す。行政の税金の無駄遣いはセンセーショナルに取り上げられますけれども、
行政が機能している部分というものは目に見えません。
うまく行っている限り、ニュースにも番組にもなりません。面白くないから。
(これは一つの例であって、別に行政の味方をするつもりはありません。
無駄はどんどん厳しく削ぎ取ってほしいです。)
ただ、全体のうまくいっている部分と、無駄な部分の比率はどれくらいだろう?
と考えると、これはなかなか誰にも把握できないことです。

三日月の比喩はそういう意味です。
具体的な数字や、誰かの言葉に敏感すぎると、本質が見えなくなります。
だからといって、全部耳を塞ぐわけにもいきません。
外からの情報に完全に同調してはいけないということです。
自分の基準を保ちながら、外からの情報を評価しなくてはいけません。

だから、編集者も多弁で情報に敏感な人より、落ち着いた自分の見方を持って
いる人のほうが、いざというきに頼れるかもしれません。
大きな方向感を見失わない、ということは作家にとって大切であると思います。

編集者が情報をあまり明かしてくれないのは、いろいろな要素がありそうです
ね。
まだ必要がないという判断かもしれませんね。地方在住であるのも、関係ある
かもしれません。何かの会話の折りにふと出たりするもので、メールなどでは
わざわざ書かないということもあります。

おっしゃるように、だんだん実績を積むとともに、編集者との関係も深まって
いきますから、慌てずに編集者という人種のあり方をじっくり観察することで
す。

人数合わせと謙遜されますが、チャンスがそれだけくるということは期待され
ているということです。がんばってください。

おすすめ本に紹介してくださる件、ありがとうございます。
期待してお待ちします。




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●質問募集●

えー、皆様。村松恒平です。
質問は全てウェルカムです。

些細な質問/巨大な質問/マニアックな質問/初歩的過ぎる質問/鋭い質問/
鈍い質問/くだらない質問/実際的質問/哲学的質問/個人的質問/普遍的質問/
珍しい質問/陳腐な質問/具体的な質問/抽象的な質問/短い質問/長ーい質問

などなど、あらゆる質問をお送り下さい。 oshiete@hiden.jp

冒頭に「●質問●」と書いてください。
質問は無料です。送られてきた質問は、無記名とさせていただきます。
都合により、長さ、表現などをアレンジする場合があります。
また村松の著作などに流用させていただく場合があります。
ご承知おきください。

この企画の成否はひとえに質問にかかっております。
よろしくご支援のほどをお願いいたします。

●感想等は、こちらにお送りください。お待ちしております。 fan@hiden.jp

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[プロ編集者による] 
       文章上達<秘伝>スクール 通算256号 2010/1/13 発行
 講師兼編集責任者:村松恒平
 発行:文章学校 http://www.hiden.jp/
 Copyright (c) 2001-2010 村松恒平 All Rights Reserved. 禁複製。
 転載・紹介ご希望の方はメールにてお問い合わせください。
 info@school.club.ne.jp

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