< ねじJAPANニュース > / No.232 [ねじの学び舎]プラスチックと板金を留めるねじについて
┏[ No.232 / 2008.03.24]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
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みなさん、こんにちは!
小春日和の日が多くなりました。
過ごしやすい季節です・・・、と言いたいところですが、
花粉症の人にとってはツライ時期です。
皆さんは、どんな花粉症の対策をしていますか?
実は、今年から洗濯物を部屋干しにして花粉が付かないようにしています。
では、今回も最後までお付き合いください。
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━[ H e a d l i n e ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[1] ねじの学び舎
・プラスチックと板金を留めるねじについて
[2] ねじTechNews
・ボルト部分の漏油防止 工場や発電所向け工法 阿南電機
・締めなおせる建材ボルト 木造建築の安全対策に活用
・欧 アジア向け販売強化 ゆるみ止めナット 高い安全性アピール
ハードロック社長 若林 克彦社長
[3] ねじJAPANからのお知らせ
・ボルトのせん断について教えて下さい [質問&技術相談]
・緩み止めナットの軸力について [質問&技術相談]
[4] 編集後記
・新聞社のインターネットに対する取り組み
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[1]┃ね┃じ┃の┃学┃び┃舎┃
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「ねじの学び舎」とは・・・?
ねじJapan発行「質問技術相談集」に掲載されているQ&Aを、
毎号1項目づつ取り上げます。
このコーナーを通して1ステップづつ知識を向上させてください。
[ 今 週 の 質 問 ]---------------------------------------
プラスチックと板金を留めるねじについて
4スミにφ3.5の下穴が開いている□60樹脂ケースに、
M4のタッピンネジで板金を取付けています。
このタッピンネジを締め込んだ部分から、
まれにワレが生じることが分かりました。
φ3.5の下穴をタップ穴に変更し、
普通のネジを使うという案も出ているのですが、
一般に金属への下穴ですらM4の場合φ3.3を使うのに、
樹脂でφ3.5というのは、カカリが少な過ぎないかと心配しています。
何か適したネジをご存知の方いらっしゃれば教えて下さい。
-----------------------------------------[ 今 週 の 質 問 ]
[ 回 答 1 ]-------------------------------------------------
これは、推測ですが、タッピングをお使いとの事なので、
おそらくオーバートルクがかかっているのではないでしょうか?
それと、ねじの頭部形状は何をお使いなのでしょうか?
もしなべ頭であれば、ねじを締めこんだ時、
樹脂ケースにねじ頭部が接触した時の押さえる面積が小さい為に
割れてしまうのではないでしょうか?
もしそうであれば、座金を入れて見てはどうでしょうか?
押さえる面積を大きくする事で、回避できるかも知れません。
(株)丸ヱム製作所 http://www.maruemu.co.jp/
--------------------------------------------------[ 回 答 1 ]
[ 回 答 2 ]-------------------------------------------------
樹脂用タッピンねじをお奨めいたします
ご質問の内容からでは、
ねじをねじ込む所の寸法や樹脂の材質が不明なため、
一般的な事を説明いたします。
タッピンねじを樹脂部材のコーナーにねじ込む場合、
端からの寸法が重要に成ります。
タッピンねじは部材の下穴を押し広げる作用が発生し、
これが、部材を割る力になります。
部材の材質が硬いほど、割れやすく成ります。
対策としては、下穴を押し広げる作用の少ないねじを使うことで、
弊社には商品名「Pロック」が有ります。
なお、下穴径による「ひっかかり量」を心配されていますが、
ねじ込み深さでカバーできます。(部材の厚さによりますが・・・)
(株)丸ヱム製作所 http://www.maruemu.co.jp/
--------------------------------------------------[ 回 答 2 ]
★ 備 考
内容はサイト上の「質問&技術相談コーナー」の内容を
そのまま引用した形式を用いております。
皆様の回答によって成り立っているため、
その内容に関して成否の判断をしておりませんことをご了承ください。
★ 質問技術相談集 好評発売中
ねじJAPANサイトに掲載されている
現場の問題を解決するための質問と回答が掲載されています。
お求めの方はメールに題名『質問技術相談集希望」と記載の上、
メール≪info@nejijapan.com≫でご連絡先を記載し
ご連絡をお願いいたします。後ほど事務局より連絡を致します。
費用:1冊3,000円(送料、税込み)
※有料会員の方は1冊1,500円でご提供!
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[2]┃ね┃じ┃T┃e┃c┃h┃N┃e┃w┃s┃
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■ ボルト部分の漏油防止 工場や発電所向け工法 阿南電機
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阿南電機(大阪市北区、長尾正信社長)は、
電力設備でボルト部分から油が漏れるのを防ぐ
「新ウルトラエ法」を開発した。
新形状のボルト「LCボルト」を開発したことで、
従来工法に比べ漏油防止性能を向上。
漏油問題で悩む工場や発電所向けに売り込む。
初年度1億円の売り上げを目指す。
LCボルトはボルトとナットの形状を工夫したもの。
ナットの本体接触部を鋭角にしたことで、
ナットを絞めると本体に食い込み油が漏れるのを防ぐ。
これに加えアクリル系シール剤「ウルトラシール」と
紫外線硬化型繊維強化プラスチック(FRP)シート
「ウルトラパッチ」でカバーすることで、漏れ防止能力を一段と高めた。
ボルト交換が不可能な部分は
塩化ビニール製のボルトキャップで漏油を防ぐ。
発電所や工場で漏油が問題となっているため開発した。
工事が容易な工法のため幅広い普及を見込む。
現在3社の提携工事会社があり、普及に合わせて提携会社も増やして行く。
(日刊工業新聞1月21日28面)
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■ 締めなおせる建材ボルト 木造建築の安全対策に活用
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土江建材は建築資材の開発、販売を手掛けている。
主力商品は自社開発の本造建材「T ・Kボルトシリーズ」。
コンセプトは「締めなおしのきく家」だ。
本造建築で最も一般的なのは、
一度締めると緩みを直せない羽子板ボルト。
これに対しT ・Kボルトは建築中や、
棟上げ後でも内側からの締め直しが可能なのが強み。
新開発の「T ・Kオートボルト」は建築後、
人の入れない場所でも自動的に締め直すことができる。
取り扱い建材店は1万店に達している。
全国でT ・Kボルトを売り歩く日々が続く土江勝利社長は
「まだまだ認知度が不十分」という。
とくに求めたいのは木造建築での締め直しボルトの標準化だ。
「耐震偽装問題で建築確認制度の見直しがされたのに、
重視するのは鉄筋ばかり。
締め直しボルトの標準化は見過ごされ、
本造建築の安全対策は後回しにされている。
何とかしたい」(土江社長)と、
行政への訴えを続けている。
土江建材 http://www3.ocn.ne.jp/~tkb/
(日刊工業新聞1月30日35面)
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■ 欧・アジア向け販売強化 ゆるみ止めナット 高い安全性アピール
ハードロック社長 若林 克彦社長
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― 材料費高騰の影響は。
鉄製品については07年6月に、やむを得ず価格を1割引き上げた。
これは20年ぶりのことになる。
原油などの価格が上がっていくことに、
社会全体が抵抗を持たなくなってきたと思う。
ステンレスも高騰しているが、現状では製品の値上げには踏み切れない。
開発で顧客と連携
― 海外展開には期待ができそうですね。
国内の状況はあまり良くない分、海外での販路開拓を積極的に行っていく。
アジアでは韓国の地下鉄などで、ハードロックナットの導入が進んでいる。
欧州ではポーランドやドイツの鉄道関係に対して攻勢をかけていく。
日本では新幹線などで長年の実績があるが、
海外の理解を得るにはそれだけでは足りない。
各国の鉄道などで安全を確保し続け、実績を積み上げて拡販につなげたい。
06年にポーランドで行われた展示会にイギリスの代理店から出展した。
来場者からはとても好評で、今年は欧州で売り上げ倍増を狙っている
― 海外での製造は考えていますか。
現状では生産を海外で行うと品質を保つことが難しい。
当面は国内生産にこだわっていく。
中国の鉄道局は中国産の製品にこだわる傾向があるので、
将来は中国で生産しても安全性が保てる仕組みを考えていく
― 今後の事業展開については。
国内は販促がちょっと難しい部分があり、海外での拡販に力を入れたい。
ナットに特化して、製品開発を、今後も継続していく。
緩まないハードロックナットの機構を利用して、
さまざまな用途の製品を、顧客から依頼を受けて開発している。
顧客と協力して応用開発した製品を、
標準製品として市場に出していくこともある。
さまざまな顧客からの要望に、常に応えていく
― 会社プロフィル
74年(昭49)4月に設立。
同社が30年前に開発した「ゆるみ止めナット」は
凹凸ナットのしゅう動部に偏芯を設定し、くさびの機能を発揮させる。
米国の航空規格NAS3350、3354に準じ、
水平・垂直両振動衝撃試験などを全サイズでクリア。
同製品はデザイン面でも評価され、
03年のグッドデザイン商品に選定された。
07年には東大阪商工会議所から東大阪モノづくり大賞の銀賞を受賞。
JRをはじめ、英国国鉄BBCでも耐震性が評価された。
また豪州クインズランド州鉄道から正式認証された。
「安全は威力」と、安全の追求を不変のテーマに開発を続けている。
資本金1600万円、従業員38人
(日刊工業新聞1月31日14面)
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[3]┃ね┃じ┃J┃A┃P┃A┃N┃か┃ら┃の┃お┃知┃ら┃せ┃
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自社の新製品や新着情報(移転、HPリニューアルほか)などPRしたい
内容がございましたら、お気軽に事務局までご相談下さい。
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■ 最近の『ねじ&ねじ関連 質問&技術相談』 ┃
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No.1796:教えてください。
[ねじユーザー企業(弱電・IT/技術者)]
No.1795:TA−B2−6×12(AMS)
[ねじユーザー企業(その他/一般)]
No.1794:タッピングビスm4×16の引き抜き強度
[一般消費者]
No.1793:緩み止めナットの軸力について
[ねじユーザー企業(その他/技術者)]
No.1792:ボルトのせん断について教えて下さい。
[一般消費者]
No.1791:ねじの表面積の計算方法を教えてください。
[ねじ関連会社社員]
No.1790:M4×8のなべ小ネジの引き抜き強度
[一般消費者]
No.1789:三価クロメート剥れ
[ねじユーザー企業(その他/技術者)]
No.1788:ボールネジ研削に関して
[ねじユーザー企業(自動車/一般)]
No.1787:扇子の要用ねじを探しています。
[ねじユーザー企業(玩具/一般)]
★ビジネスチャンスに繋がります。
対応可能な企業様はぜひご返答をお願いします!!
└→http://www.nejijapan.com/question_box.php
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[4]┃編┃集┃後┃記┃
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先回、広告費について4マスと呼ばれるテレビ・新聞・雑誌・ラジオと
インターネットを比較しました。
今回は、その中の紙媒体のメディアを扱う新聞社が、
インターネットという新しいメディアを、
どのように活用しているか紹介したいと思います。
日本の大手新聞社中でも、特に先進的な取り組みをしていると感じるのは、
産経新聞社のネット子会社(株)産経デジタルが
運営しているサイト「iza:イザ!」です。
2006年6月にオープンしたこのサイトの特徴の一つは、
記事に関連付けされたブログへのリンクが、記事の直下に表示されることです。
リンクされているブログには、記事に関する感想、
様々な個人的意見から、記事への批判まで含まれています。
一個人のブログが、
新聞社の提供するニュース画面と同じページでリンクされている・・・
ある意味、情報発信という視点では、同等の立場を与えていることに、
このサイトの意気込みを感じます。
さらに、このサイト別の特徴として、ブログサービスがあります。
このブログには、専門家はもちろん、
なんと産経新聞グループの現役記者が、執筆するブログまであります。
日常生活の話から、新聞に掲載されなかった話、
ニュースに対する個人的な意見など、内容は千差万別です。
この記者ブログの中でも、
人気のブログは、月間11万件ものアクセスがあり、
遂に去年、ネットの枠を飛び越え、
『阿比留のブログ』と題して単行本化されるまでになりました。
この単行本発刊のニュースリリースには、次のような紹介がありました。
>■ブログを使いこなす新聞記者が切り開く新たな報道スタイル
>
>イザ!では現在、70人を超える現役新聞記者がブログを更新中です。
>ブログには新聞には載らない取材の裏話があふれ、
>ユーザーと記者が自由にやり取りできます。
>阿比留記者も、ユーザーのコメントへの丁寧な対応で知られています。
>こうした情報交換の場は、国内マスコミ業界では他に例がありません。
>イザ!開設から9ヶ月足らずで、
>記者ブログの書籍化が実現したことは、
>次世代の報道のあり方を考える意味でも象徴的といえます。
新聞に掲載されている記事を、
そのままネットに掲載しているだけに見える他の新聞社と比較すると、
このサイトには、インターネットという仕組みを最大限に活用し、
新しい報道の形を探り、変化を恐れない強い意気込みを感じます。
iza:イザ! http://www.iza.ne.jp/
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