Brazil Today
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BRAZIL TODAY 2008/5/5(357号)
ブラジル・南米の政治経済ニュース (毎週配信。購読無料)
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為替(レアル/円)、4月30日現在 R$1=\61.55
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■石油価格NY相場はUS$118.30(4月24日)
石油価格は依然として上がり、昨日のニューヨーク相場はUS$118.30の高値に達
しており、一昨年12月のUS$63.43よりも86.5%高、昨年末のUS$89.31よりも
31.6%高の成績。依然として価格上昇は衰えていない。なお、現在の処、ガソ
リン価格の上昇はアメリカにて36%、ブラジルにて12%と石油価格の上昇を著
しく下回っている。
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■価格急上昇に米輸出を停止(4月24日)
本年度の米輸出は80万トンに達する勢いで伸長し、政府は米価格の急上昇に驚
き、輸出を停止した。特に輸入の増加したのはアフリカ諸国であったが、これ
以上の輸出は国内市場ン価格を吊り上げる点を考慮してこの措置を採用したと
いう。穀物およびその製品の相場はフェイジョンの年間168%を始めとして、
大豆油の年間56%(1〜3月に26%)、小麦粉17.6%、マカロン17.6%、フラ
ンスパン15.5%、牛乳12.8%といずれも大幅の値上り、しかも、庶民の懐に響
くもの。更に石油の値上がりが加わり、庶民の財布は更に傷むことになる。
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■石油ロイヤリティ、70市への分配で悶着(4月24日)
石油を掘れば、その土地の持ち主にロイヤリティが入るのは当然の話である。
これが海岸となり、砂浜の外れから石油が出れば、ここは地権がないからその
地の市町村が主体となる。この考え方を延長し、岸辺から何十キロ、何百キロ
まで延長し、岸辺から直角に引いた線により石油の採掘権を測定しているのが、
現在の採掘権ロイヤリティであり、現在、ペトロブラスが支払っている金額は
月間に約2億レアル、これを市町村にて分配する。海上100キロ、あるいは
200キロ離れた海底から産出する石油は、その町の活動と無関係ないように思
われるが、この石油の層が海底何キロかのところでいずれの州.市に属するか
は微妙なる問題を生じさせてくる。しかも、金額は大きく、最近の採油額は2
億レアル程度であるといわれる。
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■雇用増加し、INSS赤字は第1四半期17%減(4月24日)
社会保障院INSSの第1四半期の収支は収入354.4億レアル、支出452.6億レア
ル、収支赤字98.2億レアルの赤字。前年度の収入322.6億レアル、支出441.0
億レアル、収支118.5億レアルと比較すれば、収入は9.9%増、支出2.6%増、
差し引き赤字は17.2%減にて赤字が減少、先ず、優秀な成績というべきであろ
う。
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■スーパーの売上、インフレ効果除外市10%増(4月24日)
復活祭を含めての3月までのスーパーの売上は昨年同期と比較して10.26%の
伸びにて上々の成績といえる。過去6ヵ年のインフレを除外した第一四半期の
成績は03年の-2.46%に始めリ、04年以下は-2.38%、+8.63%、-4.83%、
+7.36%、+10.26%という調子。2008年の10.26%の成績は良くがんぱったと
いえるであろう。
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■アマゾンの外国非政府組織活動には防衛庁統制(4月24日)
ロメオ・ツーマ・ジュニオル法務書記長は「アマゾン地方の非政府団体の生物
関係、あるいは鉱物資源、開発関係の活動に関しては防衛庁おび法務省が監督
し、その許可が必要である。それらの機関をスパイするという意味ではなく、
インヂオ問題など、他地方にない問題が存在するためであり、この点、軍隊は
約10万人の非政府メンバーと接触を有している」と語った。
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■米国大統領選挙予想、オバマ27州、ヒラリー15州(4月24日)
米国大統領選挙の代理人獲得競争は、民主党に関しては、オバマ氏は27州、ヒ
ラリー夫人15州にて優勢、総合してオバマ氏が優勢との予想である。
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■連邦警察、開銀融資枠横流しで10人逮捕(4月25日)
連邦警察は4月24日、開発銀行融資枠横流しの容疑により、ロージャス・マリ
ーザのボリス・チモネル常務、リカルド・トスト弁護士など10名を逮捕し、18
人を尋問した。これは開発銀行よりの融資が洗浄されて、売春婦の聖市内およ
び国際売買に関連して使用された容疑、および開発銀行資金の洗浄に使用され
たものに基づくもの、更にプライア・グランデ市向け1.3億レアル、小売り業
者への2.2億レアルの貸付金用途に関しても、中間にて収入を得たとの疑問点
などに関して問われている。
なお、開発銀行側の報道によれば、前期の融資は犯罪の容疑濃厚として停止さ
れている。また、前記のトスト弁護士は労組弁護士であると同時にフォルサ・
シンヂカルの組合長パウロ・ペレイラ(PDT)の友人であるが「仕事上の付き
合い話のみ」と否定しており、また、トスト氏はマルフ氏の事件に際しても名
が挙げられたが、逮捕には至らなかった。
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■聖州政府、クンビッカまで列車延長に同意(4月25日)
現在のクンビッカにあるサンパウロ空港も改造し、航空機発着状況を拡大する
必要に攻められているが、差し当たっては空港までの交通の問題があり、サン
パウロ州政府はコンゴニアス空港までの鉄道を2010年までに完成すると約束し
た。計画によれば、ルース駅からセントラル線と並行に15キロほど線路を布設、
その後は北方のコンゴニアス空港に向う線路15キロを布設する。他方、サンパ
ウロ市南部では、シャカラ・クラビンからトレザ広場へ出て、現在のラルゴ・
トレゼにてカッポン・レドンド線と連絡。また、他の支線はビラソニアとサン
ジューダス、他はカッポン・レドンドからまでのサントアマロ線ヲシャカラク
ラビン、ビラ.プレジデンテまで連結するという。
この計画であれば、約15キロの新路線によってグアルーリョス空港と接続が可
能、現在から工事を開始すれならば、2010年には完成する。即ち、新規地下鉄
布設は路線距離31キロ、最高速度は時速100キロ、所要時間12分毎に22分、運
送能力は日に2万人。建設費としては第一次路線、サンジューダスからコンゴ
ニアスまでにて2億レアル程度にて連結する。
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■失業率、前月の上昇の後は停滞続く(4月25日)
3月のリオ、サンパウロ、ベロオリゾンテ、ポルトアレグレ、サルバドル、レ
シフェの6大都市の失業率は前月の8.7%と殆ど同じく8.6%、就業者数は
2128万人、失業者数は199万人、労働手帳所有者の平均給料はR$1,189にて02
年3月の水準のR$1,218を2.4%下回っている。
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■アルコールは年間300億ドルの市場(4月25日)
COSAN社(ESSOグループ)の06年の売上は約36億ドル、ポスト数は1,500店。
市場の情報によれば、一昨年の市場8.5%を占めていたが、昨年度は7.2%に
低下し、市場の占有率の割り振りはBR41.5%となり、以下のマーケットシェア
はイピランガCBPIが18.1%、シェルが14.4%、TEXACOが9.8%、ESSOが7.2%、
その他9.1%の配分となった。本年度の同社の目標は双方を合わせてシェア
10%増の8%まで上昇させるのが目標といわれる。
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■バーレの利益、前期の約半分22.5億レアル(4月25日)
バーレ・ド・リオドッセ社の第一四半期の利益は22.5億レアルにて昨年の第4
四半期44.1億ドルの約半分の利益に終った。これは国際市場におけるニッケル
相場の変動によるものという。
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■残留農薬、全追跡不可能ゆえ各人が要注意(4月25日)
市場から家庭に出回っている野菜類の農薬残留問題に関しては、農務省が完全
に検査するのは不可能であり、この点を考慮して、消費者各自は充分に洗うな
どの注意を怠らないようとの保健監督庁ANVISAからの警告があった。農薬は約
150見本の中で、トマト44%、アルファセ40%、人参10%、オレンジ6%、イ
チゴ44%、パパイア17%の農薬残存率であった。
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■国税徴収、第一四半期に13%上昇(4月26日)
国民よりの徴税は好調を極め、3月に510億レアル(前年同期より7.67%増)、
四半期に1617.4億レアル(前年同期より12.97%増)の徴収を記録した。その
主要税は第1四半期にて、所得税484億レアル(26.5%増)、COFINSが283億
レアル(15.4%増)、CSLLが111億レアル(18.8%増)、取引高税45億レアル
(145%増)、工業税90億レアル(19.5%増)、輸入税36億レアル(25.5%
増)、社会保障費405億レアル(13.0%増)、減少したのは金融税CPMFの9億
レアルのマイナスのみ。
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■開発銀行、電話再構築に25.7億レアル(4月26日)
ブラジルの固定電話はテレフォニカがサンパウロ州、ブラジルテレコムが南伯
3州、中西伯4州とアマゾンのロンドニア、アクレ、トカンチンスとブラジリ
ア、現在のオイ(旧テレコム)が残るアマゾン、東北伯にミナス、リオ、エス
ピリットサント。エンブラテルが国際電話という割り振りである。
移動電話は第1区がサンパウロ市内にビーボ、クラロ、TIM、オイの4社、第
2区が聖州地方区にて前記4社にCTBCセルラールを加えたもの、第3区はリオ、
エスピリットサントにてビーボ、クラロ、オイ、TIMの4社、第4区はミナス
州、テレミグセルラル、TIM、オイ、クラロ。第5区はパラナ、サンタカタリ
ーナの2州にてTIM、スペルコンテル、クラロ、ビーボ、ブラジルテレコム。
第6区は南リオグランデ州にてビーボ、TIM、クラロ、ブラジルテレコム。次
に第7区は中西伯にアクレとロンドニア、首都圏にて電話会社7社、第8区は
アマゾン地方とマラニョン州にてアマゾニアセルラル、ビーボ、オイ、TIM、
第9区は東北伯南部のバイアとセルジッペの2州、第10区は東北伯の北部とな
る。
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■電話OI、BRTを58.6億ドルにて購入(4月26日)
電話会社OIはブラジルテレコムBRTを58.6億レアルにて購入した。これによっ
てブラジルの電話普及は固定電話に関して、OI+BRTが1420万台プラス783万台
にて合計2203万台、テレフォニカが1197万台、エンブラテルが223万台の合計
3,939万台、移動電話がVIVO3,831万台、TIMが3,254万台、クラロ3,118万台、
OI+BRT2,332万台にて合計1億2,581万台となる。
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■隣国アルゼンチン、経済相にロウステオ氏(4月26日)
隣国アルゼンチンのクリスチーナ・キルチネル内閣の経済相ロウステアン氏が
退き、前国税庁長官のカルロス・ラフエル・フェルナンデス長官が就任する。
彼は54才、大統領夫妻の友人にして一ヶ月前に国税庁長官に任命されたばかり
であった。しかし、彼は以前から現経済政策の支持者である点から見て、経済
は現路線を進むと思われる。
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■弾丸列車の入札は10月に実行される(4月26日)
ブラジルも弾丸列車の時代となる。列車の運行予定はリオ/サンパウロ/カン
ピーナスであり、工事入札はカンピーナス地区における公共事業として約200
億レアルが予定されていると発表。弾丸列車工事の予算は約90億ドル、ルーラ
大統領の話によれば、ジルマ官房長官の日本および韓国向け旅行には既にこの
話の検討も含まれており、更に長官は同様の打診のためにドイツおよびイタリ
アにも旅行する、また、マルタ観光相も「リオとサンパウロの間が80分に縮小
される」と非常に乗り気である。
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■アマゾン地方、自然破壊の多い伐採地(4月27日)
法定のアマゾン地方といえば、本流の流れるアマゾーナス、パラーの両州を中
心に北方はロライマとアマパの2州、南部はアクレ、ロンドニア、マットグロ
ッソ、トカンチンス、マラニョンの5州をいう。この地方に未だ原始林が多く
残されており、従って、牧場、農園の造成となれば、伐採することを意味する。
04年から07年にかけての一市当りの伐採最大面積はパラー州のサン・フェリッ
クス・ド・シングー市の2,812平方キロ、北クマル市の1,042平方キロ、ノー
ボ・レアパルチメントの1,028平方キロ、アルタミーラの914平方キロ、サン
ターナ・デ・アラグアイアの796平方キロの5市にて総計6,592平方キロに達
する。このような密林伐採は開発であるのか、自然破壊であるのか理解し難い
が、土地開発に起因する殺人事件は上記の5市にて4年間に17件の発生、奴隷
労働にて問題となったのは761人に関してであった。なお、農牧連盟CNAのベ
ロネス会長は「現場における材木は開発地と異なり、運送費が嵩むために経済
価値に乏しく、搬出しても引き合わない場合が多い」と説明している。
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■ブラジルの収穫1.407億トン(4月27日)
ブラジルの本年度収穫は1.407億トンと新記録を樹立するが、価格の方は左程
に安くならずに推移する見込みにて、農産物原価は8%高にて推移すると予想
される。3月までの食費上昇は年間11.2%、3月までに4.7%と見積られてい
るが、LCA社の見通しによれば、12ヵ月間にフランスパン15.25%、米7.48%
の上昇とガソリン値上り予想から考えて、食費は年間に6%の上昇で収まらず、
本年中には7%から8%の間の上昇に達すると思われる。
大豆(粒)収穫は6,000万トン、輸入10万トン、前期在庫368万トンに対し、
消費3,470万トン、輸出2,550万トンにて年度末在庫は357万トンとなる。ト
ウモロコシの収穫は5,623万トン、輸入60万トン、前期在庫660万トンに対し、
消費4,400万トン、輸出1,100万トンにて年度末在庫は843万トン。大豆カス
は生産2,472万トン、消費1,160万トン、輸出1,320万トンにて年末在庫は
245万トン。
米については、収穫1,196万トン、輸入90万トン、年初在庫185万トンに対し
て、消費が1,310万トン、輸出40万トンにて年末残は121万トン。フェイジョ
ン(豆)の収穫は344万トン、年初在庫38万トン、輸入7万トンにて消費340
万トン、輸出3万トンにて年末在庫は46万トンとなった。その他の作物では小
麦が生産382万トン、輸入653万トン。綿は期首在庫40万梱にて生産156万梱、
輸入6万個に対し、消費105万梱、輸出52万梱にて期末在庫は45万個となる。
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■伯国南部の建築業界、人手不足で輸入を図る(4月27日)
ブラジルの建築業界は昨年と比較して人手が不足、東南伯は4.4万人
(4.4%)、東北伯1.1万人(3.3%)、南伯は1.1万人(4.4%)、中西伯
は0.9万人(6.6%)、合計して7.5万人程度が不足していることが判明した。
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■下る一方のドルに、海外旅行は50%の伸長(4月27日)
2004年にR$2.65にて締めていたドルは、08年2月にはR$1.68と大きな下げを記
録した。これによって外国旅行は大繁盛、いずれの旅行会社も「今こそ安くで
海外旅行」と大宣伝、10回払のツアーを募集する。このために外国為替勘定は
膨らみ、50%の増加を示している。
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■ブラジルはインフレ輸入国、特に石油と小麦(4月28日)
現在のインフレは国内産業が原因ではなく、他国のインフレが国内物価に反映
したものと政府は説明する。3月の輸入品値上りは20.1%と大幅であるが、そ
の明細は燃料が51.7%、次に中間財16.4%と非耐久消費財15.3%の上昇があり、
資本財は9.6%、耐久消費財は4.8%と値上りが少ない。
これを更に詳細に分析すれば、本年度に入り大きいのはコークス、石油などの
燃料関係の24.5%、食品飲料類の23.4%、衣料品装身具の18.2%、家具その他
の16.6%、木材製品の16.3%、および機械電器製品の13.1%などであり、僅か
の値上りに過ぎなかったのが、電気通信材料の3.0%、紙パルプの3.2%、事
務用品3.3%。普通程度の値上り率といえるのは靴皮革製品4.6%、自動車車
両類の5.3%、機械設備の6.0%。繊維製品の9.1%となれば可成り大きな値
上り。更に電機器具が13.1%、木材製品16.3%、衣料装身具18.2%、食料品飲
料品が23.4%の上昇となる。
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■国税庁は所得税、採油権、付属税を的に(4月28日)
ブラジルの税金は、不動産税を中心とする市町村税、流通税を中心とする州税、
所得税その他を中心とする国税から成り立っており、この中で市町村税を別と
して、石油、電力、通信の3業界が支払ったのは流通税8.00億レアル、所得税
およびCSLLが2.10億レアル、ロイヤリテイ1.66億レアル、PISおよびCOFINSが
1.60億ドル、その他1.19億ドルの合計14.55億レアルであった。この石油、電
力、通信の3業界からの昨年度収入は政府の税務政策上の中心となる物であり、
これらの業界からいかに徴収するかが、ブラジルの経済政策を支配する。
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■アマゾンにてシャーガス病増加、要注意(4月28日)
アマゾン下流、マラジョー島の南岸、ベレンの東から西にかけてシャーガス病
患者が131人へと増加、昨年の116人よりも既に15人も多い。シャーガス病は
バルベイロと呼ばれる虫によって媒介されるので、この点に注意するようにと
の保健局よりの伝言である。
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■アルゼンチン、閣僚を変更、だが政策は不変(4月28日)
隣国アルゼンチンは元大統領のキルチネル氏からクリスチーナ女史へと入れ替
わり、また経済相もカーロス・フェルナンデス氏となったが、現在までの処、
路線変更は見られず、同様の進路を走り続けている。
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■アメリカ危機でメキシコへの送金低下(4月28日)
アメリカ経済の抵当貸付の不活発化に寄って米国からメキシコ向け送金が不調
となった。メキシコへの移民送金は97年の50億ドルが01年には80億ドルを越え、
04年には160億ドル。06年には230億ドルも達したが、アメリカ経済に危機の
兆候が現われ、07年には239億ドルで停止状態に留まった。
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■労組センター、労働時間縮小へ圧力(4月28日)
労組みセンターは賃上げ交渉の最中である。工業では94%、商業では85%、サ
ービス業では81%が労働時間を週に44時間から40時間に引き下げることを提案、
現在の消費者物価指数を超える給料調整率を提示している。
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■ブラジルの薬局売上は世界で9位(4月28日)
ブラジル薬品業界の昨年度小売販売高は101億ドルで世界第9位。アメリカが
2,058億ドル、日本は580億ドル、ドイツ313億ドル、以下はフランス、イギ
リスの順。なお、ブラジル国内での販売高は281億レアル、総従業員数6.9万
人、税支払金額は98.6億レアル、税率は35.07%に達している。主要製薬会社
は内国会社ではEMS、MEDLEY、ACHE、EUROFARME、外国会社では、
SANOFI-AVENTIS、NOVARTIS、PFIZER、BAYERSCHERING、BOEHRINGERING、NYCOMED
の順。
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■国際収支、50年振りの大赤字(4月29日)
3月の国際収支は68.02億ドルの赤字という大記録を樹立した。この記録は
1947年以来の最大、後先を考えず、金を使うのに一生懸命の政府の仕事は功を
奏してこの有様、半年前から予想された事態が実現したに過ぎない。
3月の輸出は126.13億ドル、輸入116.01億ドルにて、貿易収支は黒字10.12億
ドルであるが、サービス収支がマイナス57.90億ドル、その内訳は金利マイナ
ス3.07億ドル、国際旅行費マイナス2.33億ドル、利益および配当マイナス
43.45億ドル、この他にその他勘定マイナス9.05億ドルである。更に振替勘定
が+3.49億ドルが加わり、経常振替勘定はマイナス44.29億ドルとなる。この
ように3月貿易収支は10.12億ドルのプラスであるが、これに貿易外収支が加
算され、為替収支はマイナス44.29億ドル、国民所得に対して0.71%という赤
字の記録を成立させる。
海外送金は昨年度より118%増の86.62億ドル、直接海外投資は34.1%増の
87.99億ドル、海外よりの直接投資は30.8億ドルに対し、海外への利益送金は
43.4億ドルと急増し、12ヵ月間の流動外貨勘定は一年前の150億ドル近い残高
から、現在はマイナス95.4億ドルに下った。
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■国連理事、5ヵ年間のアルコール開発停止を要請(4月29日)
国連のジーグレル食料関係理事は「アルコールのエタノール生産開発を5年間、
停止して欲しい」と訴え出た。これはエタノール開発をこのまま継続するなら
ば、石油業界は危機に陥ることが確実である故、少なくとも5ヵ年間、開発を
中止して欲しい。これだけの期間があれば、石油事業の代替も可能となる筈と
述べる。ブラジルのヂルマ女史は「アルコール燃料が直ちに石油を駆逐するほ
ど効果のあるものとは思えない」と半信半疑、しかし、ブラジルにとって良い
話であることは確かである。なお、輸出禁止が問題となっている他の農産物で
は米がある。ブラジルは最近、食料確保の意味から米輸出を禁止したが、この
措置に対しても、市場を乱すものとして国連では問題としているという。
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■伯国国民、人生の半分は税金支払に(4月29日)
現在のブラジル人の平均寿命は72.3才、1940年当時に40.7才の寿命であったが、
これ以後68年を経過すれば、平均は32年間ほど長くなり、しかも、税金支払の
ために必要な国民一人当たり年間労働日は80年代の77日の約倍の148日を費や
して『お国のために』働くようになった。なお、これはブラジル税制企画院
IBPTからの資料提供に基く。
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■ブラデスコの利益、21億ドルに達す(4月29日)
ブラデスコ銀行の第1四半期の純利益は21.0億レアルにて前年同期の17.1億レ
アルよりも22.8%増加、総資産勘定は2,819億レアルが3,555億レアルと
23.3%の増加、正味資産は260億レアルが329億レアルと26.1%の増加、貸付
は1,224億レアルから1,694億レアルと38.5%の増、サービス手数料は安いサ
ービス提供を主眼としたために、25.6億レアルから28.0億レアルと左程の伸び
を示さなかった。
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■フォード、6億ドルをブラジルに投資(4月29日)
フォード自動車の米国本社は開闢以来の危機に陥り、大変な騒ぎに陥っている
模様であるが、ブラジルの同社は好調、聖州のタウバテ工場では6億レアル程
度の投資を予定している。投資の主眼はシグマという1.4リットルのモーター
開発、非常に評判が良いので07年から11年にかけて25億ドルほどの投資を行い
たいというのが同社上層部の意向であるといわれる。
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■アルゼンチン、小麦植付が減少(4月29日)
アルゼンチンの08/09年作の小麦植付から推定される本年度作柄は15%から
20%、77万トン程度が減少し、1,540万トン程度の収穫と予想されるが、実際
は更に悪いのでないかとの意見が強い。
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■銀行貸付、国民所得の35.9%に達す(4月30日)
金利が高いにも拘らず、資金需要は旺盛にして、3月末の銀行貸付残は9,927
億レアル、国民所得の35.9%に達している。貸付平均金利は法人向け金利が年
26.5%、個人向け金利が年47.8%、平均して37.6%という超高金利。貸付金利
は年利にて、法人向け貸付では運転資金貸付29.4%、手形割引39.4%、保障付
き貸付66.2%、個人向けでは保障付き27.0%、個人向け67.4%、特別小切手
149.8%という。
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■ロンドニアの発電所入札、再度の延期(4月30日)
ブラジルの西、ボリビアとの国境に近いマデイラ河に設置を予定されるジラウ
発電所とその下流のサントアントニオ発電所があり、その中でジラウ発電所の
入札が5月12日に実行される予定であったのが、参加者が少数過ぎるとの理由
により延期され、5月19日となった。発電所の使用期間は30年、設置電力は
3,300メガワット、保障能力は1,966メガワット、価格はMWH当りR$91が限度、
投資金額は87億レアル、引渡し期限2013年1月。
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■アマゾン、雨季にも拘らず、盛んな密林伐採(4月30日)
アマゾンのパラー州およびマットグロッソ州では密林伐採が盛んであり、昨年
8月から本年3月までにパラー州では1,362平方キロ、一昨年の775平方キロ
の約倍の面積であり、この11%が農地改革、残る89%は私有地の開拓である。
市当りの伐採面積ではサンフェリックス・ド・シングーの158平方キロ、北ク
マルーの144平方キロ、サンターナ・ド・アラグアイアの139平方キロなど。
これに対してマットグロッソ州では伐採面積は1,853平方キロ、一昨年の
2,203平方キロよりも減少しており、6%が公式に認められているが、残り
94%は非公式開拓地。大きく開拓された土地ではサンフェリックス・ド・アラ
グアイアの201平方キロ、マルセランヂアの125平方キロ、ボンジェズス・
ド・アラグアイア83平方キロ、パラナチンガの72平方キロなどが大きい。
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■米国、オバマ、ヒラリー、マックケインの接戦(4月30日)
米国の大統領選挙は極めて接戦している。民主党内の争いでは、オバマ氏が
47.8%、ヒラリー夫人が42.4%と接戦しているが、その勝者とマッケイン氏の
争いになれば、オバマ氏との争いでは45.8%と44.3%、また、ヒラリー夫人と
では47.7%と44.2%でマッケイン氏が敗れ、民主党のいずれかの候補者が勝利
を得るとの調査の結果であった。
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■ベネズエラの大停電、23州中13州を襲う(4月30日)
ベネズエラでは7月29日、丁度、サラリーマンの帰宅時17時30分頃から全国23
州の中で13州に及ぶ大停電に陥った。首都カラカスでは約2時間、町は動かな
い自動車で溢れたが、信号も機能せず。
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■オデブレヒト、2ページ広告で決算報告(4月30日)
ブラジルの石油化学、土木業のオデブレヒト社が大きく2ページに渉る決算広
告を出した。グループの概況として、直接雇用者5.9万人、間接雇用者13.1万
人に始まり、サービス提供は2,300社。化学および石油化学の製造800万トン、
サンパウロ、南リオグランデ、バイア、アラゴアスに18製造プラント、07年の
パテント登記24件。総投資金額は文化プロジェクト47件、社会プロジェクト
176件、環境プロジェクト30件に対して総計4.11億レアルの社会投資。粗利益
05年234億レアル、06年240億レアル、07年314億レアル。EBITDA率05年29億
レアル、06年25億レアル、07年37億レアル。総資産05年217億レアル、06年
231億レアル、07年297億レアル。
2ページを費やして、青い海と緑の大地の世界地図にこれだけの数字と円グラ
フにて種目別事業報告と地域別収入が付き、利益分配の円グラフがあり、利益
分配100億レアルとして、内訳は労働者向け24億レアル、政府税金57億レアル、
金融機関8.06万レアル、少数株主5.85万レアル、支配株主4.51万レアル。そし
て最後に「オデブレヒト、ブラジルと共に成長」の言葉が付いているだけの広
告であった。
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つきましてはご了承下さい。)
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