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2009/04/23

ふらっとプレスNo.394【特集:裁判員制度の開始まで1か月】

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┃             ふらっとプレス 2009/04/23発行 No.0394
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http://www.jinken.ne.jp

人権をもっとやさしく、もっと身近に……。
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┃   特集     ┃
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>>■■ 裁判員制度の開始まで1か月 ■■<<
>>■■ 「刑事裁判に一般国民の感覚を」という理念のもとに ■■<<
★殺人や強盗などの重大な刑事事件の裁判に市民が参加する「裁判員制度」が、
5月21日に始まります。同日以降に起訴された裁判員裁判の対象事件に適用
されます。

★公判前の手続きで、裁判所と検察側、弁護側が争点などを整理する期間が必
要なため、実際に裁判員が参加する裁判が始まるのは、7月下旬から8月上旬
になる公算が大きいとされています。

★「裁判員制度」については、その問題点も含めて「ふらっとプレス」でも何
度も取り上げてきましたので、バックナンバーも参考にしてください。この中
で、日本弁護士会や最高裁判所、法務省などの特設ページのリンクも紹介して
います。

●ふらっとプレス バックナンバー
2008/12/05発行 No.0375【特集:裁判員制度の開始まで半年】
http://archive.mag2.com/0000066949/20081205210000000.html

★「裁判員制度」開始まで1か月を切り、全国の地裁では開始の準備が急ピッ
チで進められています。一方、裁判員を送り出す側の自治体や企業、団体、大
学なども、対応に向けての準備を進めています。

●裁判員制度、迫る 開始まであと1か月(中日新聞 2009/04/22)
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009042102000145.html

●裁判員制度開始まで1か月 中小企業、なお準備苦慮
大学は試験、休暇に工夫 (西日本新聞 2009/04/21)
http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/display/6493/

●補償なし/辞退基準不明確 『人出せぬ』 悩む中小企業
(東京新聞 2009/04/21)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009042102000213.html

●裁判員制度:スタート1か月切る 準備、急ピッチ
候補者のため環境整備 /福井(毎日新聞 2009/04/22)
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20090422ddlk18040378000c.html

●始まる裁判員制度:/1 裁判官も手探り状態 /群馬
(毎日新聞 2009/04/22)
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090422ddlk10040094000c.html

●秋田地裁 裁判員に心遣い 制度開始まで1か月(読売新聞 2009/04/22)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090422-OYT8T00134.htm

●裁判員制 配慮と工夫 ――司法新時代(読売新聞 2009/04/22)
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/090422_2.htm

●栃木県内主要企業の8割が裁判員の休暇制度を整備
(下野新聞 2009/04/22)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20090422/139087

★最高裁は、裁判員になるのに差し支える具体的な事例をまとめました。過去
2回の調査結果をデータベース化し、各地の裁判官が、裁判員候補者の辞退希
望を早い段階で判断できるよう、参考にしてもらう考えです。

●始まる裁判員制度:あと1か月、準備着々 派遣、日雇い辞退考慮
(毎日新聞 2009/04/21)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090421ddm041040085000c.html

●派遣、トレーダー辞退可能 最高裁が参考事例(東京新聞 2009/04/21)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009042102000092.html

●辞退理由の事例をデータベース化(産経新聞 2009/04/21)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090421/trl0904210011001-n1.htm

●守秘義務なお課題 裁判員制度施行へ1カ月(中国新聞 2009/04/21)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200904210125.html

●参加したい でも不安 裁判員制度 9割 『プライバシーなど保護を』
(東京新聞 2009/04/21)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090421/CK2009042102000101.html

●裁判員制度開始まで1か月 候補者、苦悩の日々…兵庫
(読売新聞 2009/04/22)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090422-OYO1T00510.htm

★全国各地で障害者が参加した模擬裁判が開かれていますが、健常者の裁判員
との「情報格差」を心配する声もあり、どんなサポートと課題があるのか、不
安の声が上がっています。

●障害者が裁判員に選ばれたら?(毎日新聞 2009/04/23)
http://mainichi.jp/life/today/news/20090423ddm013100134000c.html

●手話裁判の進め方検証 評議や通訳配置など 地裁=愛媛
(読売新聞 2009/04/20)
http://osaka.yomiuri.co.jp/possibility/news/ps90418b.htm

●法廷表現 正しく手話通訳 裁判員の“耳”役 研修会
(中日新聞 2009/03/29)
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20090329/CK2009032902000180.html

★障害関係20団体でつくる障害関係団体連絡協議会が障害者向けと法曹関係
者向けの裁判員制度に関するパンフレットを作りました。

★障害者が裁判員裁判に参加する際、それぞれの障害に応じてどのようなサポ
ートがあるのかや、法曹関係者や障害者以外の参加者にどのような配慮が求め
られるのかなどが書かれています。

●障害者参加へパンフ…連絡協が配慮まとめ作成(毎日新聞 2009/04/11)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090411k0000e040033000c.html

●障害者団体がパンフレット作成(産経新聞 2009/04/10)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090410/trl0904101835008-n1.htm

●障害のある方向けのパンフレット「障害者の裁判員制度への参画に向けて」
法曹関係者向けパンフレット「障害者に配慮した裁判員制度の実現を」
(全国社会福祉協議会)
http://www.shakyo.or.jp/research/09saibaninseido.html

★一般になじみの薄い法律用語をはじめ、裁判員の守秘義務やメンタル面の支
援、逮捕段階から容疑者をまるで有罪のように報道するメディアのあり方、昨
年12月に始まった「被害者参加制度」が裁判員裁判にどのような影響を与え
るのかなど、「裁判員制度」の課題はまだ山積みされたままです。

★刑事裁判の大原則「疑わしきは被告人の利益に」を揺るぎないものにするた
めには、特に、自白に頼らない捜査を徹底し、取り調べの録音録画による全面
的な可視化や、公判前整理手続きの適正な運用などは欠かせない課題でしょう。

★市民の良識を反映させ司法の信頼を高めるために、「刑事裁判に一般国民の
感覚を」という理念のもとに始まるのが「裁判員制度」です。制度のあり方そ
のものも含めて、これからどのように運用されていくのか慎重に見守り、必要
に応じてさらに改善していくことが求められています。

>>【関連記事】<<
●社説:裁判員制度 導入へ不安解消策は万全か(宮崎日日新聞 2009/04/23)
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=16716&blogid=5&catid=15

●社説:裁判員制度 まず国民の不安解消を(南日本新聞 2009/01/10)
http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=200901&storyid=14641

●社説:裁判員と職場対応 休暇の扱いには配慮を(沖縄タイムス 2009/04/13)
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-04-13-M_1-005-1_001.html

●コラム:裁判員制度は違憲か(四国新聞 2009/04/23)
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/column/article.aspx?id=20090423000056

●コラム:米国の裁判には裁く側の席に陪審員がいる
(西日本新聞 2009/04/22)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/90915

●記者の目:「裁判員制度」 いよいよだが(毎日新聞 2009/04/23)
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20090423ddm004070174000c.html

●裁判員制度って何?:新人記者が県警キャップに素朴な疑問 /宮城
(毎日新聞 2009/04/23)
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090423ddlk04040151000c.html

●「食わず嫌いはダメ」検審経験者、裁判員候補にエール
(産経新聞 2009/04/21)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090421/trl0904210009000-n1.htm

※すべての引用記事は、リンク先の保存期間などの理由により、削除されてい
る場合がありますのでご了承ください。


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┃ ふらっと相談室  ┃
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■■事例で納得Q&A■■
http://www.jinken.ne.jp/soudan/index.html

ふらっと相談室Q&A(2009/04/21更新)
多民族共生問題 > その他
・金融機関で口座を開いたり、海外への送金の手続き方法は?
・生活保護以外で、外国人が使える公的制度
・日本人の夫と離婚した外国人女性が利用できる制度は?
・母国に帰国するとき、これまで払い続けた年金保険料は?
・出産間近の留学生。費用の援助は?
・派遣労働者として働く外国人が加入できる医療保険
・オーバーステイでも国民健康保険に入れる?
・保険料が高い国民健康保険を脱退したい
・「家族滞在」の在留資格でアルバイトはできる?
・アルバイト先から残業手当を払ってもらえない

■今週のQ&A■
<< アルバイト先から残業手当を払ってもらえない >>

【Q】鉄筋加工工場でアルバイトとして働いています。事務職以外はほとんど
私たち日系ブラジル人という職場です。しかし、残業しても割増手当を支払っ
てくれません。社長さんには「アルバイトなので手当はつかない」と言われま
した。本当でしょうか。

【A】アルバイトであるからといって残業手当がつかないということはありま
せん。会社は労働者を1日につき8時間・週に40時問を超えて働かせれば、
賃金の25%の割増賃金を支払わなければならないと決められています。

日本国内で就労する労働者であれば、労働基準法、最低賃金法、労働安全衛生
法、労働者災害補償保険法など労働関係の法律は、国籍や在留資格に関係なく
適用されます。もちろんアルバイトにも適用されます。会社側はこれら労働関
係法令を守らなければならず、時間外の割増賃金、深夜割増、休日出勤手当な
ども支払わなければなりません。もし支払わなければ労働基準法違反となり、
悪質なケースには罰則が適用されることもあります。

また、労働基準法第3条は、外国人であることを理由に低賃金にするなど、労
働者の国籍による労働条件の差別的取り扱いを禁止しています。
http://mail.google.com/mail/?source=navclient-ff#compose

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┃  トピックス   ┃
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・介護保険料:平均月額4160円に 1.7%上昇 市町村格差は2.5倍
・発達障害の学生 支援の試み
・在宅介護者4人に1人「軽い鬱」 老老介護は3割「死にたい」
・働く そして、家族は <上> 離ればなれの日々
・法曹3者が高校生模擬裁判選手権を支援 ほか
http://www.jinken.ne.jp/topics/topic_allview.php

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┃  イベント    ┃
┗━━━━━━━━━━┛
・【奈良】第12回特別展「こんなん知ってた!?―はじめての部落問題―」
・【山口】第34回部落解放・人権西日本夏期講座
・【東京】シンポジウム「多重債務者の生活再建を実現する」
・【大阪】ユニフェム大阪5周年記念チャリティコンサート
・【東京】弁護士と歩こう!!霞が関司法探検スタンプラリー ほか
http://www.jinken.ne.jp/event/event_allview.php

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●編集後記●
つい最近、「裁判員制度とえん罪」の連続勉強会に参加しましたが、知れば知
るほど問題が浮き彫りになり、裁判員制度の開始によって司法がどこまで変わ
るかは未知数ですが、ますます不安になってしまいました。

4月からのテレビの新番組でも、「えん罪」や「裁判」がテーマのドラマが始
まりましたね。まだTBS系の金曜ドラマ「スマイル」の第1回しか見てませ
んが、これはなかなか見応えがありました。

来週の「ふらっとプレス」では「映画と人権」の特集をします。テーマは「裁
判」と「えん罪」。洋画/邦画、古い/新しいは問いません。みなさんのお薦
めの1作を事務局までお知らせください。よろしくお願いします。(S)

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