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2007/12/13

医療21●おしゃぶりが乳幼児突然死症候群のリスクを減らす

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■■■■■■■■医療21 No.274【2007年12月13日】(7年目)
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【ミニクイズ146】

(小学生の)子供の睡眠時間が長いほどその子供は肥満になりにくい。
 このことは本当か?

答えは本文の次にあります。
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●おしゃぶりが乳幼児突然死症候群のリスクを減らす

新しい研究から、乳幼児が睡眠中におしゃぶりを使用すると乳幼児
突然死症候群(SIDS)のリスクが90%減少することが判明した。

さらに、おしゃぶりはSIDSのリスクを増やす要因(例えば、
赤ちゃんを腹ばいに寝かせること、或いは柔らかい寝具に寝かせること、
或いはたばこを吸う母親と寝ること)を無効果にすることができる
ことが分かった。

SIDSの発症率が最近低下したけれども、いまだにSIDSは乳児
死亡の主な原因の1つだ。 ある研究で、おしゃぶりの使用が乳幼児
突然死症候群のリスクを下げると報告されている。 けれどもそれらの
研究は、SIDSのリスクの減少とおしゃぶりの使用との関連性に
ついて特に調査したものではなかった。

カイザー・パーマネント・ノーザーン・カリフォルニア(カリフォル
ニア州オークランド市)の研究者達は1997年と2000年の間に
米国カリフォルニア州でSIDSの赤ん坊をもつ母親185人と(SIDSで
ない)コントロールの乳児312人の母親にインタビューした。 

SIDSのために死亡したときの乳児の平均年齢は98日で、そしてコント
ロールの乳児の平均年齢は104日であった。

周知のリスク要因を調整した後に、研究者達は睡眠中のおしゃぶりの
使用がおしゃぶりを使用しなかった赤ちゃんに比べてSIDSの
リスクを90%減少させたことを発見した。

研究者達は、おしゃぶりから突き出ている大きいハンドルが, 赤ん坊が
柔らかいベッド上で窒息するのを阻止するのかもしれないと推測している。

以上の研究結果から、おしゃぶりの使用が奨励されるべきだが、米国の
バージニア大学医学部の研究者達はSIDSの発生率がピークになり、
乳児の吸う(しゃぶる)必要性が最も高い年齢一歳までその使用を
限るべきであるとしている。

その理由はおしゃぶりが母乳で育てることを妨害することになる
可能性があり、そして中耳炎のリスクを高めるからである。

Reference: De-Kun Li et al., Use of a dummy (pacifier) during 
sleep and risk of sudden infant death syndrome (SIDS): 
population based case-control study, BMJ, Vol.332, pp18-22. 

Reference: Huck FR et al., Do pacifiers reduce the risk of 
sudden infant death syndrome? A meta-analysis, Pediatrics, 
116(5):e716-23.  

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【ミニクイズ146の答え】

本当です。新しい研究から、子供の睡眠時間が長いほどその子供は肥満に
なりにくいことが明らかになりました。

米国のミシガン大学のジュリー・ルメング博士は小学生3年生785人を
対象に体重と睡眠時間の関連性を小学生3年生の時点と3年後の6年生
の時点で調べた結果、はっきりとした理由は分かりませんが、平均時間
より1時間より長く睡眠をとった子供が肥満になる率は40%低下する
ことが分かりました。特に夜早く寝かせる方が(朝遅く起すより)その
効果が高いようです。

Ref: 
http://www.guardian.co.uk/science/2007/nov/06/medicalresearch.health1
http://www.nytimes.com/2007/11/13/health/research/13chil.html 
(英文)
	
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