2010/01/28
巷でひろった健康談義
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いつも「巷でひろった健康談義」お読みいただきありがとうございます。
誰もが興味あるであろう「健康」についての話を中心に
ビジネスや時事や昔話などを語っております。
一人でも多くの方の何かしらの力になればと思います。
今回はセロトニンとメラトニンのお話です。
・・・・何とも難しい名前で尻込みしそうですが
結構、生活にはかかせない物質なんです。
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巷でひろった健康談義 Vol.398
~見たり、聞いたり、読んだり、そして体験して知った健康とは~
発行者:おくむらよしみ 2010年 1月 28日発行
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◇◆◇ 定期的な健康診断 ◆◇◆
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~長期間定期的の検査でわかる体の状態~
(健康情報のはんらんで起きる間違った知識)
先週、年二回行っている、定期的な健康診断を受けました。
健康診断といっても簡単なもので、胸部レントゲン、心電図、採血と尿検査、
体重と腹部の長さなどごく簡単なもので、時間も1時間もかからないものです。
この検査で私が一番の知りたいのは血液検査の結果です。
かかりつけの主治医とは、年二回は簡単な血液の生化学検査をしようと話し
合っているので、ここ12年間ぐらいまじめに実行しています。
私の年齢になりますと、体の見えない自覚症状がわからない部分に、隠れた
異常があるもので、それを発見するには、本来CTスキャンとか、MRIとか
あるいはガン検査のPETなどと、科学的精密検査機器による検診がよいので
しょうが、主治医もそれを勧めませんし私も面倒なのでいまだ受けず、こんな
簡単な検査しか毎年行いません。
しかし年二回必ず行っているところに意味があるのかなと、自分で納得はして
います。
昨年7月に行った血液検査の結果は、すべてが異常なしで、私も主治医も満足
でした。
こんな簡単な検査でも、自覚症状の無い肝臓の機能の変化、血液中の脂質の
状態、血糖、腎臓の働き、または前立腺の異常などが、生化学検査の数値
として報告されますので、自分の健康状態の見えない部分を認識いたします。
この血液の生化学検査の結果数値は、前の会社に在籍した40歳代からの
記録も手元にあり、時としてその年代の生活や健康管理に対する結果が、
数値の異常を示したりして、40年経った今になって参考になります。
正直に申しますと、こんな健康診断の数値に気を使うようになったのは、
60歳半ばからで、40歳代は気にもしませんでした。
私は40代から尿酸値が高く、60代前半に一度軽い発作があり、それを治療
せず放っておいたため、7年前にはついに本格的に発病、大変痛い思いで
2週間ほど仕事を休んだ経験があります。
この高尿酸値は体質なのか食生活か原因がわかりませんが、健康診断の検査を
開始した40代はじめから、要注意の数値として記録されていました。
医師からも生活習慣の改善を指摘されながらも、自覚症状も感ぜず、また
若さもあり、ぜんぜん意に関しませんでした。すなわち健康診断の結果に
関心も無く、数値の異常も無視していたことになります。
同じように高コレステロール、高脂血症との注意を受けた50代でも、あまり
気にせず暴飲暴食を続けていました。その結果かどうかわかりませんが、
60代半ば総胆管、胆管結石で黄疸が出て緊急入院、手術、長期の病院生活を
余儀なくされました。
少なくとも年二回ほどは健康診断を受け、医者からも注意され、数値の異常を
知りながら、数値の危険度にはあまりにも関心を払ず、対策も採らずにいた
罰として、歳をとって60歳を越えてから、痛い思いをさせられたのです。
(後半へ続く)
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(後半始まり)
おそらく、今の若い人も自覚症状の無い限り、若いときの私と同じように、
健康診断の数値が問題としても、おそらく生活習慣や食生活、喫煙や夜更かし
など変えようとはしないでしょう。
それほど、若く体力があることは、体に対する自信となり、傲慢と思えるほど
不安や危険を感じないものです。
ところがその傲慢さが、歳を重ね体力が衰えたとき、昔の古傷のように体の
中に残滓として残り、衰えて抵抗力の無くなった細胞や臓器に、異常となって
現れるものです。
気がついたときには、病気を起こすべき状態を自ら作っていて、当然のように
発病させることになります。
その異常は、健康診断という簡単な検査数値にも表れる異常だとしたら、
それを参考に対策を立てられるはずですが、健康なときはなかなかその気に
なりません。それが健康な人の平均的姿です。
この平均的な健常人の神経は、少なくとも50歳ぐらいまでの、体力と元気が
残っている人たちの健康感で、60歳70歳と年を重ねるほど、健康に対する
関心と注意を払うものになります。
私も健康に関心を持ち、注意を払うようになったのは、病気をして入院生活を
送ってからです。
ところが現代人はことに高齢者は、健康に対する関心が異常に亢進し「健康で
いたい、健康を考えたい」という欲望が強く、あらゆる健康情報に興味を持ち、
取捨選択なしになんでも取り入れようとしています。
その証拠には、テレビ番組も、新聞や雑誌にも健康に関する情報が満載される
ようになりました。ことにテレビの健康番組は、それなりの視聴率もとれ、
制作費もかからないのでテレビ局も力を入れたのでしょうが、少し情報過多
にもなりつつあります。
健康に関心のある世代には、バラエティー風に取り上げても学問的に取り上げ
ても、参考になる情報はそれなりで、視聴率も高いのでしょう。見て面白く
学問的知識も刺激しますので、年配の人の興味を確かに引きます。
有名なタレントが、医者から厳しく注意される姿もあり、なんとなく自分の
症状と見比べて安堵感を抱く人もいるでしょう。
それ以上に健康に対する知識を与えてくれる情報は、すべてわが身に置き
換えて実証することが出来るし、また肉親や身内、友人や有名人の病状と、
簡単に照らし合わせることの出来るので、その関心はいっそう高まります。
そしてその知識や対策は、情報として他人の健康管理にまで、アドバイスする
ようになり、また自分もそれらの知識にとらわれ、生活すべてがその知識に
振り回され、健康第一の習慣となりにもなります。
そうなりますと、まさに健康オタクです。「健康でいたい、健康になりたい」
という病気です。
ことに「テレビでこう言っていた、新聞にこう書いてあった」は、その人に
とっては大変重要なことで、その発言が納得するものであればあるほど、
相手に伝えるときも説得力となります。
ある時期、昼食の時間帯に毎日毎日健康に関する課題を放送していたワイド
ショー番組があり、そこで放映された商品が、その日の午後、スーパーの
陳列台から一辺に売り切れ、無くなった話を聞いたことがあります。
そうなりますと、健康はテレビや新聞が作るものとの印象になり、反動的に
危険の匂いもあると思いました。
それというのも、視聴者は健康に関心がある年配者の健康知識は、テレビや
新聞によって扇動され増幅されます。
そんな報道でブームになった食品や、健康食品は数え切れないほどあります。
ことに健康食品の類は、健康になることを売り物にしているだけに、直接的に
健康オタクの知識に刺激を与えます、そしてブームになり狂気のように市場を
沸かせます。
しかし、いつの間にかそんな商品があったのかと思われるほど、記憶から
遠ざかります。
わたしの友人は、彼の奥さんが「テレビの番組でよいといったからと、わけの
わからないものを食べているし、また食べさせられる」と怒り心頭に達して
いました。
そしてさらに「ここが悪い、あっちが痛いと薬ばかり飲んでいる。テレビの
健康番組から知識を入れて、これがいいあれは悪いと理屈ばかり言うが、
運動もせず一日中テレビの前にいるから肥満体だ」とこぼします。
つづけて「そんなに体のことを心配するなら健康診断を受けろ、と勧めても
『もし変な結果が出たら怖い』と受けない、勝手にしろと言いたい」
そうです、健康関心者の多くが陥り易い、知識過剰から来る健康恐怖症で、
これは病気の一つかもしれません。
こんな人ほど、定期的な健康診断を受け、決まった医者と仲良くなり、自分の
健康状態を数値的にも認識し、どうしたらよいかを考えることがもっとも大切
です。
すこしテレビや雑誌の健康情報からはなれ、自分の体の状態を、科学的に検証
することです。
そうすると食生活や運動、正しいサプリメントの摂取の無駄も無くなり、
ほんとうの体も神経も健康になります。
私も仕事柄、健康には人一倍関心がありますし、それなりに勉強もして
いますが、自分の健康管理は定期健診による結果を参考にし、主治医と相談
しながら考えている今日この頃です。
2010年1月28日
なお来週は海外出張のため休みます。
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