2009/11/01
東新エナジー株式会社 石油マガジン
2009.11.1 NO.201
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★★☆★☆◆◆◆ 東新エナジー株式会社 石油マガジン ◆◆◆☆★☆★★★
http://www.toshin-energy.co.jp/frommm.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
<家庭からの省エネ>
家庭からのCO2排出量を減らすためには、エネルギー消費を少なくするしか
ありません。そのためには、まず私たちが普段の生活の中で、どこに多くのエネ
ルギーを使っているのかを知る必要があります。エネルギー経済統計要覧(省エ
ネルギーセンター)によれば06年度実績で、給湯用31%、暖房用24%、厨
房用8%、冷房用は意外に少なく2%、その他の動力で35%となっています。
給湯、暖房のいわゆる熱需要で半分以上を占めているわけです。これは家庭で使
われる電気、ガス、石油など全てのエネルギーの構成比です。その内電気に限れ
ば消費電力量の比率は、エアコン25.2%、冷蔵庫、照明器具が共に16.1
%、テレビが9.9%となっており、この“四天王”で消費電力の7割近くを占
めます。(04年度電力需給の概要)
つまり、家庭での省エネで目に見える効果を上げるためには、こうした部分で
のエネルギー消費を、できるだけ抑えることが重要だと言えます。使わない時は
プラグをコンセントから抜いて待機電力を抑える。エアコンの設定温度を夏は高
めに、冬は低めにする。そうした節電、省エネ行動とともに、同じ機器でもでき
るだけ、エネルギー効率の高い製品を使うことがポイントです。
例えば、最近注目されているのが、電気による給湯システム「エコキュート」
名前を聞いたことはありますよね。従来型の給湯器でお湯を沸かすのに比べると、
約50%のCO2排出削減効果があると試算されているスグレモノです。給湯は
家庭で消費するエネルギーの約3分の1を占めていますので、この効果は大きい
ですよね。消費電力の構成比で明らかなように、照明にも想像以上に沢山の電気
を使っています。「電球を取り替えて、電気代がおトクに」というCMを目にし
たことはありませんか? 最近、電球型の蛍光ランプが登場しましたが、従来の
白熱電球をこれに付け替えるだけで、大きな省エネ効果が期待できます。
54W白熱電球を同じ明るさの12W蛍光ランプに取り替えた場合、消費電力
は、5分の1ちょっとになります。これで年間31.8キログラムのCO2を削
減。ついでにコストも比べてみましょう。白熱灯(単価150円)の寿命は約1
000時間、蛍光ランプ(同1500円)は6000時間もちますから、600
0時間使った場合の製品価格+電気代は、前者が8028円、後者は3084円。
およそ5000円の差になりました。(省エネルギーセンターほか)
年末年始、家電製品を買い換える機会も多い季節です。その省エネ・環境性能
は日進月歩。家計も厳しい折、ともすれば目先の安さに目を奪われがちですが、
そこにもぜひ目を向けたいもの。エコが結局はトク。それが賢い消費者の心得で
す。
(J・O)
<蒙古の碑ともうひとつの石碑>
元寇を知っていますか?1274年の文永の役、1281年の弘安の役と二度
も日本を襲いながら、鎌倉武士の反撃に遭い更に神風に吹き飛ばされて、多くの
死者を出して逃げ帰ったあの戦です。戦いの地だった福岡には蒙古の兵士を弔っ
た「蒙古塚」があちこちにあるようですが、九州から遠く離れたみちのく仙台に
も「蒙古の碑」があるのです。
碑は仙台市宮城野区燕沢地内、仙台藩主三代目の伊達綱宗の位牌所である、臨
済宗大雄山善応寺にあり、山門をくぐってすぐ左に立っています。高さ約1.5
mで上部に梵字が刻まれ、その下に28字の漢文らしい碑文が刻まれています。
文字の多くは字画が省略されていて、意味が読み取れないようです。その下には
製作者である清俊の名があります。戦いの翌年の1282年(弘安5年)南宋の
帰化僧、無学祖元が弟子清俊に命じて、海で溺れ死んだ故国の兵士の冥福を祈っ
た供養碑と伝えられています。
なぜ、元寇と関係のない仙台の、この土地にあるのかについては「祖元が、鎌
倉幕府をはばかって、僻遠とされたこの地を占いで選び、わざと難解な文字で書
いたのだろう」という説や「当時北の守りとして陸奥国府の多賀城があり、仙台
市若林区に陸奥国分寺・国分尼寺があって、この地が中心になる」などの説があ
るようです。もともとは、近くの燕沢寺の門前にあって半分埋まり、草に覆われ
ていたのですが昭和16年蒙古の主席、徳王が來仙し「蒙古の碑」を見たいと、
言ったことにより、現在の善王寺の境内に移したのだそうです。徳王はこれを見
て非常に感激して記念に松を植えていったそうで、この松はいまでもあります。
そして善応寺にはもうひとつの碑があります。私は「蒙古の碑」は知っていま
したが、ついこの前まではそれを知りませんでした。早朝ウォーキングの仲間が
私の故郷を聞き及んで、ダムの湖底に沈んだある家の墓と碑があることを教えて
くれたのです。
墓は山形県西川町砂子関という所に住んでいた方が、昭和51年建立したもの
でした。墓石の傍らの小さな碑には、寒河江ダムの建設により住み慣れた土地が
湖底に沈むこと、先祖代々の墓を移したこと、山形の地を離れ遠く仙台に移り住
んだいきさつ、そして最後に故郷の弥栄を願う碑文が刻まれており、墓誌には先
祖代々20余名の戒名が並んでいました。
はるか昔、遠い異国の地で死んでいった兵士を悼む碑と、30数年前、故郷か
らの移転を余儀なくされ、見知らぬ土地で暮しながら故郷の繁栄を願う碑に、こ
の前の日曜日、出かけていって手を合わせてきました。
(S・S)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://www.toshin-energy.co.jp/frommm.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
toshin-energy.toshin-energy.toshin-energy.toshin-energy.toshin-energy.
◆メールマガジンの配信停止は、お手数ですが下記のページにてお手続をお願います。
http://www.toshin-energy.co.jp/chance/mail.html
◎東新エナジー株式会社 石油マガジン のバックナンバー・配信停止はこちら
⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000065462/
◎このメールに返信すれば、発行者さんへ感想を送れます。


