2009/10/22
燃料電池ワールド Vol.553
■─────────────────────────── □燃料電池ワールド Vol.553 ■□□□□□□□□□ ■2009年10月22日発行 ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream ■Blog ニュース 画像は→ http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream/21804742.html □□□ ☆東京モーターショーレポート(1) 第41回東京モーターショー2009が始まった。昨年来の経済の落ち込みで海外の企 業は出展を見合わせたので、日本勢の独断場となった。改めて、実にたくさんの車種が世 に出ているものだと思う。その中から、燃料電池自動車についての情報を拾って歩いた。 初回は、何と言ってもダイハツのブース。新しい燃料電池技術が紹介されている。プレ スリリースは2007年9月に行われていたが、それが形となって現れた。新しい技術と いうのは、白金を使わないことと、燃料が液体であることだ。詳しいことは以下のアドレ スを参照してください。 (注)2007年のプレスリリース「CO2排出ゼロ、省資源、低コストが可能な貴金属を 全く使わない燃料電池の基礎技術を新開発」は、 http://www.daihatsu.co.jp/wn/070914-1f.htm (以下は画像の説明になっているので、ぜひブログをご覧ください) これが、ブースでの展示。燃料電池システムを真ん中に置いて、右に女性がいるが、こ れは人間ではない。左奥にある画面の説明を顔だけが動画となって動く。この動画による 説明は、ウェブで見ることができる。 → http://www.daihatsu.co.jp/motorshow2009/index.htm この燃料電池システムを床に配置した一つのプランがこれで、それぞれの機器と役割に ついては上記の動画をご覧ください。 水素ガスを燃料として積んだ燃料電池自動車は水素タンクが出っ張っているが、これは 液体燃料を使っているために、後ろから見るとフラットであることがよく分かる。 この模型の燃料電池カーが、時速6キロでディスプレイの周りをぐるぐる回っている。 結構早くて、写真に併せるのにタイミングが難しい。 その模型がこれで、後ろに燃料を積んでいる。これだけで(正確な量は不明なので、感 覚的に)丸1日走るそうだ。だからモーターショーの開催時は走りっぱなしなのです。 (つづく) ■2009年10月21日のWEB LINK NEWS □□□─────────────────────────── 2009/10/21 【東京モーターショー09】ゴルフカートベースのEV---韓国のCT&T (レスポンス) 東京モーターショーに韓国のEVメーカーがコミューターEVの展示を行っていた。CT&T というこの会社は2002年創業で、韓国のヒュンダイ自動車のエンジニアが興した会社だ そうだ。 もともとはゴルフカートを手掛けていたメーカーで、韓国ではトップシェアのメーカー だそうだ。ゴルフカートベースとはいうものの、航続距離80kmのプラグインハイブリッ ドとして、コミューターとしての基本性能はクリアしているという。 なお、参考出品ながら燃料電池モデルの展示もしていた。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091021-00000019-rps-ind ※写真あり 2009/10/21 【東京モーターショー09】豊田トヨタ社長、“ジャパンパッシング”に反論 (レスポンス) 豊田章男・トヨタ自動車社長は東京モーターショーのプレスブリーフィングにおいて、 次世代環境技術について、「EVとハイブリッドカーは別物と主張する人がいるが、それは 違う」と発言。 今日、自動車技術に関して、欧米では一足飛びにEVにシフトするという論調が、エネ ルギー供給網の更新やバッテリー技術の進化に相当の時間がかかることを無視する形で、 かなり意図的に流されている。豊田社長のコメントは、そうした“ジャパンパッシング” 的な流れに対し、技術をベースにきっちり反論するという意味合いも持っていると言える。 一方、遠未来の環境技術については「近距離はEV、遠距離は燃料電池車と使い分けるこ とになると思う」と強調。ブースではコンパクトEVのコンセプトモデル「FT-EVII」が、 トヨタの燃料電池車「FCHVアドバンス」と共に展示されている。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091021-00000027-rps-ind ※写真あり 2009/10/21 東京モーターショー 軽より小さいEV ホンダがコンセプトカー公開 (産経新聞) ホンダは21日、「第41回東京モーターショー」のプレスデーで、軽自動車より一回 り小さい電気自動車(EV)「EV-N」や、3列シートの6人乗りハイブリッド車(HV) 「スカイデッキ」、来年2月に発売されるスポーツタイプのHV「CR-Z」のコンセプト カーなどを報道陣に公開した。 伊東孝紳社長は「総合的に車の開発を進め、環境対応でのトップランナーを目指したい」 とあいさつ。エコカーの進化の究極の形を、酸素と水素を反応させ電気を生み出す燃料電 池車としながらも、「当面はHVを最優先とする」として、積極的な車種展開を進める考 えを示した。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091021-00000584-san-bus_all 2009/10/21 「次世代軽の本命は燃料電池車」 東京モーターショー、ダイハツ社長 (産経新聞) ダイハツ工業の箕浦輝幸社長は21日、「第41回東京モーターショー」のプレスデー で、軽自動車の次世代モデルについてハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)では なく、燃料電池車を本命視していることを明らかにした。バッテリーを搭載すると車体が 重くなり、燃費改善が困難になることに加え、軽自動車のメリットである低価格性も維持 できないことから、「HV、EVとも軽自動車に不向き」としている。 当面はガソリンエンジンでの燃費改善に努めるが、二酸化炭素(CO2)排出規制が強 まれば、走行時にCO2を排出しない燃料電池車に本腰を入れる構えだ。現在、国内外の 研究機関と共同で、燃料電池の触媒に貴金属を使用しない低価格の燃料電池車を研究開発 している。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091021-00000591-san-bus_all 2009/10/21 <東京モーターショー09>スズキ:燃料電池車の排出物は水(サーチナ) スズキは「第41回東京モーターショー2009」で、水素(H2)で動いて水(H2O)だけを 排出する燃料電池自動車「SX4-FCV」を展示、究極の無公害車としてアピールした。同社 は約1年以上にわたってSX4-FCVによる公道での試験走行を進めており、実用化に向けた データ収集と開発を行っているという。燃料電池はゼネラルモーターズ(GM)製。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091021-00000067-scn-bus_all ※写真あり 2009/10/21 <東京モーターショー09>マツダ:月額40万円のエコロジー車(サーチナ) マツダは、水素(H2)を燃料とするロータリーエンジンを搭載し、ガソリンによる充電 走行も可能な「シリーズ方式」採用のハイブリッド車「マツダプレマシーハイドロジェン REハイブリッド」を「第41回東京モーターショー2009」で公開した。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091021-00000069-scn-bus_all.view-000 ※写真あり 2009/10/21 <CO2排出量>日本は悪化 OECD平均を初めて超過(毎日新聞) 07年の日本の発電量当たり二酸化炭素(CO2)排出量が経済協力開発機構(OEC D)の加盟国平均を初めて超過する悪い成績となったことが国際エネルギー機関(IEA) のまとめで分かった。加盟30カ国中で20位。原子力発電所の稼働率低迷、太陽光や風 力など再生可能エネルギー導入の遅れなどが原因で、「省エネ先進国」の看板に傷がつき かねない事態だ。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091021-00000006-mai-bus_all ■海外ニュース □□□─────────────────────────── <燃料/改質器/貯蔵> ●企業連合、ドイツの水素インフラ構築を強化する計画(2009/09/10) リンデ(Linde)、ダイムラー(Daimler)、バーデン・ヴュルテンベルク電力(EnBW)、 オーエムブイ(OMV)、ロイヤル・ダッチシェル(Royal Dutch Shell)、トタル(Total)、 ヴァッテンファル(Vattenfall)、国立水素燃料電池機構(NOW GmbH National Organization Hydrogen and Fuel Cell Technology)が加わる企業連合は、ドイツに水素インフラを構 築するための計画に署名した。この計画によって企業連合は、2011年末までに水素燃 料ステーションを大いに拡大する予定である。第2段階では、水素燃料ステーションのさ らなる量産の要求が続き、2015年頃のドイツにおける水素動力自動車の連続量産の導 入を裏付けるだろう。 http://www.foxbusiness.com/story/markets/industries/energy/firms-build-german- hydrogen-infrastructure/ 〔訳注1〕OMV AG(オーエムヴイ エージー) オーストリアに本拠をおく石油関連事業 の多国籍企業。 〔訳注2〕バッテンファル(Vattenfall) 欧州最大のスウェーデン系電力会社 〔訳注3〕国立水素燃料電池機構(NOW GmbH National Organization Hydrogen and Fuel Cell Technology) 下記アドレスにNEDOレポート http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/report/1029/1029-04.pdf ■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました) □□□─────────────────────────── ☆(財)大阪科学技術センター燃料電池部会・FCH基盤技術懇談会 公開シンポジウム 『ここまで来た、SOFCコージェネレーションシステム開発の現状』【再掲】 ○月 日:10月27日(火) ○時 間:13:00〜18:00(講演会)、18:00〜19:30(交流会) ○場 所:京都大学桂キャンパス Bクラスター 桂インテックセンター 桂ホール ○講演会参加費:燃料電池部会、FCH基盤技術懇談会会員は無料 協賛団体会員、OSTEC賛助会員は(大学・公的研究機関)2,000円、 (企業)5,000円、それ以外の一般参加の方は10,000円 ○定 員:150名 ○内 容:『ここまで来た、SOFCコージェネレーションシステム開発の現状』 1.基調講演 堀 琢磨氏(経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー対策部新エネル ギー対策課燃料電池推進室課長補佐) 2.「小形固体酸化物形燃料電池の開発及び今後の展望」 吉田 真氏(京セラ株式会社総合研究所環境技術開発部責任者) 3.「トヨタにおける家庭用燃料電池コジェネシステムへの取り組みと期待」 荻野 温氏(トヨタ自動車株式会社FC開発本部FC技術部主幹) 4.「新日本石油におけるSOFCコージェネレーションシステム開発への取り組み」 南條 敦氏(新日本石油株式会社FC・ソーラー事業部FC開発グループマネージャー) 5.「大阪ガスにおけるSOFCコージェネレーションシステム開発への取り組み」 栢原義孝氏(大阪ガス株式会社燃料電池システム部SOFC開発チームマネジャー) 6.総合討議 テーマ「ここまで来た、SOFCコージェネレーションシステム開発の現状」 モデレーター:江口浩一氏(京都大学大学院工学研究科物質エネルギー化学専攻 教授) ○申込み方法:ホームページ参照→ http://www.ostec-tec.info/08/ ○問い合わせ先: 大阪科学技術センター技術情報振興部 大原・大浦 電話06-6443-5322 FAX06-6443-5319 m.ohara@ostec.or.jp ○主 催:大阪科学技術センター燃料電池部会、FCH基盤技術懇談会 http://www.ostec-tec.info/08/ ☆SSKセミナー【再掲】 ●【イブニング・ディスカッションセミナー】※先着40名限定 燃料電池普及の鍵と勝機はここにある ~技術動向から俯瞰する市場の可能性~ http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09324.html 森 豊氏(森豊技術士事務所 工学博士) ◇日 時:10月29日(木) 午後6時30分~8時30分 ◇会 場:SSK セミナールーム(東京都港区西新橋2-1-1) ◇受講料:1名につき6,300円(消費税込) ◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所 ◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所 TEL 03-5532-8850 申込受付FAX 03-5532-8851 E-mail info@ssk21.co.jp または、下記HPから申し込みができます。 http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09222.html ☆福岡水素エネルギー人材育成センター「経営者コース」/「技術者育成コース」開催! 【再掲】 【経営者コース】11月11日(水)開催! 燃料電池・水素エネルギーの基本知識を短時間に習得 今年度から「水素エネルギー新産業の市場展望」をカリキュラムに追加。施設見学では、 九州大学の研究施設に加え、9月に供用開始したばかりの「九州大学水素ステーション」、 水素燃料電池自動車をご覧いただきます。 ○対 象:水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等 ○場 所:九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744番地) ○定 員:40名(定員に達し次第、募集を締め切ります。) ○受講料:3,000円/人 ○名刺交換会:2,000円/人(参加者のみ) ○締 切:10月28日(水)〆切(定員に達し次第、募集を締め切ります。) ○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから! → http://www.f-suiso.jp/H21keieisha2.html 【技術者育成コース】11月7日(火)~20日(金)開催! 「実践的な実習」と「幅広い講義」により、技術者に必要な知識を習得 好評を頂いている実習をより充実させ、参加者の皆様が機材に触れる機会を増やしまし た。2日目の講義「燃料電池自動車」では、九州で初めて導入された燃料電池自動車「ト ヨタFCHV-adv」を実際に使ってその構造等を解説します。 ○対 象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等 ※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の 知識を持った方向けの専門的な内容です。 ○会 場:〔1日目〕 福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町9番15号) 〔2~4日目〕 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744番地) ○定 員:20名(定員に達し次第、募集を締め切ります。) ○受講料:50,000円/人 ○名刺交換会 :1日目講義終了後(参加自由。3,000円/人) ○締 切:11月2日(月)〆切(定員に達し次第、募集を締め切ります。) ○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから! → http://www.f-suiso.jp/H21gijutsusya2.html ○主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議) http://www.f-suiso.jp/ ──────────────────────────────────── ■メルマガ「燃料電池ワールド」 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