日本国の研究 不安との訣別/再生のカルテ  RSSを登録する

編集長猪瀬直樹。混迷する現代の諸問題への処方箋を経済を中心に提示します。コンセプトはジャーナリズムと歴史的視点の新しい融合。30歳代の現場人間による寄稿、座談会、書評等で構成しています。

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2009/10/01

[MM日本国の研究566]「環境オリンピックを東京へ」

                  2009年10月01日発行 第0566号 特別
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 ■■■    日本国の研究           
 ■■■    不安との訣別/再生のカルテ
 ■■■                       編集長 猪瀬直樹
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              http://www.inose.gr.jp/mailmaga/index.html

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 いよいよ明日10月2日金曜日、デンマーク・コペンハーゲンにて2016年夏季
オリンピックの開催地を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会が開催
されます。

 オバマ大統領の出席が話題を集めましたが、日本からは鳩山由紀夫首相が、
東京の「顔」として出席します。

 東京都が鳩山首相の出席を要請したのは18日金曜日、出席の意向が報じられ
たのは9日後の27日日曜日です。

 なぜ27日日曜日だったのか。その日、大相撲秋場所の升席で隣席した猪瀬直
樹が、鳩山首相にあらためて五輪招致の意義を説明し、鳩山首相はその場で猪
瀬に出席の意向を伝えたのです。

 9月28日月曜日の朝刊各紙は以下のように報じています。

               *  

「IOC総会 首相の出席決定」

「東京が立候補している2016年夏季五輪の開催地を決める国際オリンピック委
員会(IOC)総会に、鳩山由紀夫首相が出席することになった。平野博文官
房長官に27日、総会が開かれるコペンハーゲンへの外遊日程の調整を指示した。
表彰式のために訪れた大相撲秋場所で、総会出席を要請してきた東京都の猪瀬
直樹副知事にも、出席の意向を伝えた。
 
 IOC総会は10月2日。ライバル各都市は、リオデジャネイロがルラ・ブラ
ジル大統領、シカゴがミシェル・オバマ米大統領夫人、マドリードはカルロス
・スペイン国王と大物を送り込む予定で、鳩山首相の出席で東京の『顔』も決
まった」(東京新聞 9月28日月曜日朝刊)  

「首相、IOC総会出席へ」

「鳩山由紀夫首相は27日夕、両国国技館内で猪瀬直樹東京都副知事と会い、10
月2日にデンマークのコペンハーゲンで開く国際オリンピック委員会(IOC)
総会に出席する考えを伝えた。同総会は2016年の夏季五輪の開催地を決定する
会合で、東京都はシカゴ、マドリード、リオデジャネイロと招致を争っている。
総会への出席を求めた猪瀬氏に首相は『大丈夫です。行きます』と明言した」
(日本経済新聞 9月28日月曜日朝刊)

               *  

 本日発売の「週刊新潮」も両国国技館の升席で鳩山首相にIOC総会出席
を要請する猪瀬の様子をグラビア面で報じています。


               *

  猪瀬が鳩山首相に五輪招致について訴えるのはじつはこれで2度目です。今
年2月、当時幹事長だった鳩山首相に対し、その意義について以下のように説
明しました。

「東京都は2016年に夏季オリンピックの開催を目指しているが、これは、世界
一コンパクトなオリンピックにします。関連施設は8キロ圏内に収め、1964年
の東京オリンピックで使った代々木体育館や日本武道館などの建物を再活用す
る。

 64年の東京オリンピックや88年のソウルオリンピック、08年の北京オリンピ
ックのように高度経済成長の中で行なわれたインフラ整備型のオリンピックで
はなく、環境技術大国としてのオリンピックを打ち出す。
 
 成熟国家として、日本は国際社会の中でどのような役割を果たしていくべき
かを示す格好の機会なのです」
 
 当時、2016年の東京五輪開催を求める国会決議をめぐって民主党はその態度
を保留していましたが、約1カ月後、自民、公明、民主、国民新党などの賛成
多数で国会決議は無事に議決されました。

 首相就任早々、温室効果ガス削減「2020年までに25パーセント」という大胆
な目標を鳩山首相は表明しましたが、長年抱いていた環境政策への強い思いに
「環境技術大国としてのオリンピック」というキイワードが響いたのでしょう。

               * 

 IOC総会が開かれる10月2日金曜日、猪瀬直樹は金曜コメンテーターとし
て「報道ステーション」(テレビ朝日 21:54~23:10)に出演します。開催
地が決定するのは2日深夜ですので番組出演の時点では結果は出ていませんが、
2016年夏季オリンピックを東京で開催することの意義をあらためて視聴者のみ
なさんに説明します。
 今年2月からはじまった鳩山首相とのやりとりについても詳しくお伝えする
予定です。

 また開催地決定を受けて、翌日3日土曜日の「東京からはじめよう」(MXテ
レビ 21:00~21:55)にて、藤原庸介さん(2016年東京オリンピック招致委
員会の企画・広報担当委員)と共に東京都の招致活動をふりかえります。

 さらに4日日曜日には「真相報道バンキシャ!」(日本テレビ 18:00~
18:55)に出演し、2016年夏季五輪の開催地決定についてコメントする予定
です。

               *

 メールマガジンの感想をお待ちしております。
  「日本国の研究」事務局 info@inose.gr.jp

猪瀬直樹の新着情報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■テレビ出演

・10月2日金曜日21:54~23:10「報道ステーション」(テレビ朝日)に金曜コ
 メンテーターとして出演します。

・10月3日土曜日21:00~21:55、猪瀬直樹のトーク番組「東京からはじめよ
 う」(MXテレビ)。今月のゲストは東京オリンピック招致委員会の企画・広
 報担当委員である藤原庸介さんです。

・10月4日日曜日18:00~18:55「真相報道バンキシャ!」(日本テレビ)に
 生出演します。

■掲載情報

・本日1日木曜日発売「週刊新潮」に、9月27日日曜日に鳩山首相の隣席で大
 相撲を観戦した際のグラビアが掲載されています。また、その際に鳩山首相
 に対してIOC総会への出席を念押ししたエピソードについてコメントしま
 した。

・日経BPネットの好評連載「猪瀬直樹の『眼からウロコ』」最新号がアップ
 されました。「分権委、第3次勧告で892条項の廃止・縮小 国が押し付
 ける『義務付け・枠付け』を見直し、地方を活性化」はこちら。
 http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090929/184475/
 
・東京都公式ホームページに、財政再建中の北海道夕張市に派遣された東京都
 職員のレポートが公開されました。ぜひご覧ください。
 http://www.soumu.metro.tokyo.jp/03jinji/yuubari/index.htm

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           猪瀬直樹トーク番組
     
    ■□■ 『東京からはじめよう』(MXテレビ) ■□■  

    次回放送:10月3日(土)21:00-21:55(毎月第1土曜日)


 藤原庸介・日本オリンピック委員会(JOC)理事をゲストにむかえます。
 
 藤原さんはNHK国際局ニュース部チーフプロデューサーや北京オリンピッ
ク放送機構の情報部長などを歴任したオリンピック報道に精通する人物です。

 その手腕を買われ、08年12月に東京オリンピック招致委員会企画・広報担当
委員に着任。10月3日土曜日の放送では、猪瀬と共に前日2日金曜日にIOC
総会で開催国が決定する2016年五輪招致活動をふりかえります。

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