2009/12/25
☆『お年寄り介護の現場から』432号☆
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 メールマガジン『お年寄り介護の現場から』 2009.12.25 VOL.432 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 町はいろんなネオンでピカピカとしています。寒い夜ですが、たくさんの 人たちで賑わっていて、クリスマスシーズン真っ盛りですね。今夜もたくさ んの人達が幸せな日を過ごすのでしょうね。皆さまは、いかがお過ごしでし ょうか。 メールマガジン『お年寄り介護の現場から』第432号をお届けします。 このメールマガジンは、介護の現場でお悩みの方々の参考となる情報を提供 していくと同時に、気軽なコミュニケーションの場として、またお互いの悩 みの解消に役立てることができたらと考えております。 ご質問・ご意見をお待ちいたしておりますので、お気軽にメールを頂けれ ばと思います。また、周りの皆様にもご紹介頂ければ幸いです。 本年も当メールマガジンをご覧いただきましてありがとうございます。 次週2010年1月1日号はお休みとさせていただき、2010年1月8 日号よりお届けいたします。皆様良いお年をお迎えください。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ■介護の現場から メリークリスマス!!「メタボリック将軍」です。今日はクリスマスです が、クリスマスの過ごし方は欧米国と日本ではそれぞれ違うみたいですね。 イブにクリスマスケーキを食べるのは、日本の文化みたいですよ。そもそも ご入居者様達にとってクリスマスとは、どのように思っていらっしゃるでし ょうね?それぞれきっと違うかもしれません。 多くの欧米国では、クリスマスは1年の内でもすごく大切な日として家族 や恋人と過ごす事が多いようですが、正月は、友人と迎える事が多いようで す。日本では、「メタボリック将軍」含む若い方にとっては、欧米国と似た ような過ごし方をされる方も多いので、それほど文化のギャップはないよう に思いますが、一昔前はお正月は家族・親戚で過ごす方が多かったように思 います。 またクリスマス以外にも、日本では昔から年末年始が一年でもっとも忙し く、たくさん行事があります。師走に入り、お世話になっている方にお歳暮 を送り、年賀状を書き、忘年会。年末にかけて大掃除をします。クリスマス プレゼントを買って、大晦日には年越しそばを食べて「紅白歌合戦」の終盤 には小林幸子をみる。0:00に「行く年来る年」で除夜の鐘の響きを聴き、 ゆっくりと正月を迎え、届いた年賀状を見ながらおせち料理にお雑煮・お餅 を食べます。年末ジャンボ宝くじに泣き、子供達にお年玉を渡し、初詣に出 かける。正月の特番番組、かくし芸をみて、箱根駅伝を家族で応援する。そ れから新年会・・・。 私の施設の入居者様達にも、同じようにそれぞれ年末年始を迎えていただ きたいと思い、いろいろ企画提案しますがいろんな壁にあたり、なかなか思 い通りにいかず苦悩しております。年賀状を書く企画をしたり、家族のお孫 さま達に、お年玉用にお金を持って来ていただいたりしますが、ごくわずか の方・・・。家族と正月をお迎え頂くために外泊や外出、施設に泊まって頂 くようにお勧めしますが、予定人数では、年々少なくなってきています。 また、施設で年末年始を迎えられる方のために、大晦日は希望する限り遅 くまで起きていただいて紅白歌合戦を見たり、また、見られない方には、と っておいた紅白のビデオを翌朝見ていただく。『元日は、食事を食べるため に、いつもと同じ時間に起床しなくてもいいよう、すべてのスケジュール時 間を遅らせるためにどうすればよいのか?』を検討し、「海外のサマータイ ム制をまねて、年末年始用の特別企画のライン表をつくったら!?」と、面 白い提案がありましたが、なかなか共通の認識には持っていくことができず、 企画の話が流れそうです。施設入居されているご入居者様が、施設から離れ た自宅に近い過ごし方を送っていくためには、まだまだ険しい道のりです。 来年は今年よりも前進したいと思っています。 今夜、私はサンタクロースにならないといけません。それでは、皆様、よ いお年をお迎えください。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ■メッセージの高齢者集合住宅への取り組み(その4) 当社会長である橋本俊明が書いた論文「メッセージの高齢者集合住宅への 取り組み」を5回にわたりご紹介致します。 ☆★☆★ 特定施設(介護付き有料老人ホーム)と 高齢者集合住宅(高専賃)との比較 ★☆★☆ 「脱施設」の考えとしての高専賃(Cアミーユ)を運営する場合、従来の 有料老人ホームとの決別が必要である。有料老人ホームの範囲は、2006 年の老人福祉法の改正で、拡大され、原則として高齢者に対してサービスを 提供としたすべての居住施設を対象とするが、除外されるものは、介護保険 施設と認知症対応施設に加えて、25平方メートル以上のバス・トイレ・キ ッチンなどの設備を備えた高専賃となっている。しかし厚労省が、適合高専 賃なるものを基準化した為に、かえって考え方が混乱している。つまり、高 専賃の目指すものは、施設から住宅への「脱施設化」の流れになるはずが、 特定施設への待機組の様相を呈し始めて、さらに適合高専賃の基準が18平 方メートルまで低下したため(有料老人ホームの基準も18平方メートル)、 高専賃と有料老人ホームとの区別が混然としてきたのである。 高齢者集合住宅(高専賃)と有料老人ホームの間には明確な区別が必要で あり、適合高専賃なる名称は撤廃すべきであろう。住宅はあくまでも住宅で あり、そこに入居している人は、どの様なサービスを使うか、どの様に行動 するかなどについて、自由で自己決定を基にした選択が保障されなければな らない。特に、障害を持つ高齢者に対して、家族の迷惑を理由として入居し たり(※1)、自分自身の決定でなく家族が入居を決めたりする状態(※2) から決別しなければならなのである。その為には、入居契約の際や、サービ スの提供に際して高齢者自身の決定を前提とし、さらには医療の導入に際し ても高齢者の自己決定に十分配慮をしなければならない。 ※1 介護施設等を利用したい理由 1位 家族に迷惑をかけたくないから 77.1% 2位 専門的な介護がうけられるから 35.9% 3位 家族が仕事をしている等 介護の時間が十分にとれないから 25.9% ※2 施設入居申し込み最終決定者 本人 14% 家族 75% ケアマネージャー 6% その他 1% 不明 4% 高齢者集合住宅では、いわゆるageing in place (地域居住)の考えを基 にして、継続的なケアを行なわなければならない。つまり、集合住宅への入 居者には、賃貸契約に基づく居住権があり、管理側には、入退去を左右する 権限はないのだ。従って、入居者に障害が発生して(例えば自立から要介護 3になった場合)、入居者が当該高齢者住宅に居住を続けたいと表明すると、 それを阻むことは出来ない(利用権の有料老人ホームとの違い)。サービス は管理側が提供する場合と、外部から調達する場合があり、管理側の意向が 健常者でも、入居者が外部からサービスを調達したり、インフォーマルなケ アを導入すれば、そこに継続して住む事が可能となる。これが住まいとケア の分離である。 高齢者集合住宅への訪問介護がどの程度の障害に対して可能かどうか、介 護保険の範囲内で検討すると、要介護度が低い場合は、特定施設(介護付き 有料老人ホーム)での援助時間が多いが、介護度が高くなると、外部サービ ス(訪問介護)において援助時間が多くなり、障害の強い人であっても外部 サービスにて十分対応可能と考えられる。ただし、この場合、事前の説明や 自己決定の尊重など、従来の施設とは全く異なるケアプランが必要である。 この様な技術を高めるとともに、制度的に改善を加え(短時間のサービスに 報酬をつけること)、今回(2009年)の介護保険改定のように、単位時 間の報酬をあげて、限度額を据え置くような、間違った介護報酬改定をおこ なわないようにすることで、aging in place の実現は可能である。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 皆様のご感想、ご意見などお気軽にお寄せください。 いつも楽しみにさせていただいています。 専用メールアドレスは、 mminfo@amille.co.jp です。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 「アミーユ」は、個別のニーズに応じた「オーダーメイドケア」を基本と した新しい介護サービスを提供しています。高齢者向けケア付住宅では、入 居者様それぞれがご自宅で暮らしていた時と同じような『普通の生活の実現』 をサポートしています。 また介護付有料老人ホームなどの施設とは異なり、自由な居住を目指した 住宅として、高齢者専用賃貸住宅「Cアミーユ」の展開を進めています。 高齢者向けケア付住宅「アミーユ」 タイプ(グループホーム、コミュニティホーム、アシステッドリビング、 アミーユレジデンス、Sアミーユ) 完全個室で月額利用料12万円~23万円程度(※)。 (家賃、食費、管理費込み、電気代他別途の場合あり) 入居一時金はいただきません(※)。 (※)一部FC施設を除く 高齢者専用賃貸住宅「Cアミーユ」 家賃・共益費合わせ10万円~18万円程度。 (居室電気代・居室上下水道代、食事代等は別途) 敷金・礼金はいただきません。 詳しくはホームページをご覧ください。→ http://www.amille.jp/ ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 編集/発行:株式会社メッセージ 本部 E-mail: mminfo@amille.co.jp http://www.amille.jp/ ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 配信の解除、メールアドレスの変更、バックナンバーは 「アミーユ」ホームページの「介護についての情報」ページで。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― Copyright(C)2001-2009 Message Co.,Ltd. 本文の無断転載を禁じます。


