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国見弥一が提供する駄文から創作にわたる言葉の海。荒波から細波まで千変万化?!

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2005/02/07

国見弥一の銀嶺便り(書評エッセイなど)

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    国見弥一の銀嶺便り   
              
  http://homepage2.nifty.com/kunimi-yaichi/     05/02/07  vol.359
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  メルマガの配信が滞っております。申し訳ございません。ご案内のように、今は
  ブログ日記「無精庵徒然草」などに力を入れています。こちらでは毎日、更新し
  ております。季語随筆日記と銘打っていますが、つまりは雑文を綴るごった煮の
  サイトなのです。毎日、季語を入り口に日々違ったテーマで気侭に書き綴ってい
  ます。
  お蔭様でホームページは丸四年を維持し、昨日から五年目に突入しました。
  これも、皆様の叱咤・激励などがあったればこそです。
  悩みはメルマガとホームページとブログサイトとのバランスをどう取るか。暗中
  模索の日々が続いています。

   目次:●1.高橋哲哉著『戦後責任論』
      ●2.古矢 旬著『アメリカ 過去と現在の間』
      ●3.谷川晃一著『絵はだれでも描ける』
      ●4.「絵踏」と『日本美術の発見者たち』
      ●5.ブラッグ著『巨人の肩に乗って』
      ●6.掌編近作案内
      ●[後欄無駄]:HP更新情報、ほか


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●1.高橋哲哉著『戦後責任論』


 高橋哲哉著『戦後責任論』(講談社刊)を大晦日の日、帰省に際し持って行き、正
月のうちに読了した(高橋哲哉氏については、以下、敬称を略させていただきます。
それだけの存在になっていると勝手ながら思っている):
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062093618
 日中は家事手伝いなどで読めなかったので、読むのは夜中、両親等が寝静まってか
ら。灯油ストーブがシューシューという音を枕元で立てている。噴出し口がまともに
頭に当たるので、部屋が暖まるとストーブを消し、読み出して、部屋が冷えると本を
傍らにおいて、ストーブのスイッチを入れる、の繰り返しだった。
 年初に重たい内容の本というのも、と思いつつも、読書の時間が取れない中では仕
方がない。列車の中では、往路では安部公房の『無関係な死・時の崖』(新潮文庫刊)
を読了し、復路では樋口一葉(ちくま日本文学全集、筑摩書房刊)を手にしていた。
  樋口一葉: http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480102418

 以下、続きは:
 http://atky.cocolog-nifty.com/manyo/2005/01/post_4.html

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●2.古矢 旬著『アメリカ 過去と現在の間』

 ブッシュ現大統領のアメリカのことについては、また、ブッシュ大統領の登場以後
のアメリカや世界、そして日本のことについては、幾度か言及してきた。
 小生など、ジョージ・W・ブッシュ氏(Bush,George Walker)がゴア氏らと共に、
大統領候補に名乗りを挙げた時、まさか彼が大統領になるはずなどありえないと高を
括っていた。
 直感的なものに過ぎないが、視野の狭さ、信念の強さというより頑迷固陋なまでの
自説への異常なまでの固執、かならずじも秀でているとは思えない知性など、どう見
てもアメリカの大統領になるには相応しくないと思っていたのである:
 ブッシュ: http://www007.upp.so-net.ne.jp/togo/human/fu/georgewa.html

 勿論、小生の読みは明らかに外れた。しかも、再選までされてしまった。
 アメリカ国内でも大統領の資質に欠けると感じている人が多いというが、日本の首
相や政権内部の方々、経済界の一部の方たち等々は別にして、日本でも、また、ヨー
ロッパを中心にした世界の多くの国々においても、ブッシュ氏の再選は好ましくない
ものだと見なされていた…にも関わらず、あと四年は余程のことがない限り政権に居
座ることになる。
 ああ、見たくない、というのが少なくとも小生の本音である。
 しかし、ブッシュ氏がアメリカの現大統領であるという現実は歴然たるものであり、
その現実から目を逸らすわけにはいかない。
 なぜにアメリカはブッシュ氏を選んだのか。しかも、前回の時のように疑惑が生じ
る余地があるようなギリギリの勝利ではなく、多少の誤差があってもブッシュ氏の勝
利は疑いない程度の差を以っての勝利なのである。
 となると、ブッシュ現大統領を選ぶには、何か理由があるに違いない。新聞やテレ
ビ・ラジオ・雑誌、さらにはネットなどマスコミを通じての断片的な情報では理解し
きれない何かがあるのだろう。
 そう思われ、本書『アメリカ 過去と現在の間』(古矢 旬著、岩波新書)を図書
館の書架から選んだのである:
 http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn0412/sin_k210.html

 以下、続きは:
 http://atky.cocolog-nifty.com/manyo/2005/01/post_7.html


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●3.谷川晃一著『絵はだれでも描ける』

 谷川晃一著『絵はだれでも描ける』(生活人新書、NHK出版)を読んだ:
 http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&webCode=00880662003
 以下、例によって小生流の勝手な感想文を綴るので、まずは本書のカバー裏にある
謳い文句を転記しておく:

 子供のころ、絵はだれもが楽しめるものだった。自由な発想、自由な想像力で純真
 な絵を描いていた。しかし大人になって「うまさ」を意識しはじめたとたん、自由
 な想像力は失われ、絵は魅力をうしなった。子供のころの「絵心」を失わせたもの
 とは何か。美術教育に内在する問題とは何か。内外のナイーブ・アートを例示しな
 がら絵心の復権を提唱する。
                         (転記終わり)

 著者の本を読んだのは初めてなので、同じく、本書にある著者紹介を転記させてい
ただくと、「画家、美術評論家。1938年東京都生まれ。絵画は独学。70年代より絵画
制作と並行して美術批評活動を開始。88年に伊豆高原に転居、自然をモチーフにした
絵画制作を精力的に行っている。2000年に『ウラパン・オコサ』で日本絵本賞を受賞」
とある。
 ウラパン・オコサ:
 http://www015.upp.so-net.ne.jp/kodomodokusho/urapanokosa.htm

 本は読むに越したことはない。が、本書の場合はテーマの性格上、読むというより、
とにかく描くという実践を勧めている。
 特に、本書は絵を描くこと、まずはペンでも筆でも木炭でも、手に取り、新聞チラ
シの裏面に、去年の日記の余白(埋めきれなかった白いままの頁)に、最初は、三角
やら四角やら○など、これなら誰でも描けるという記号っぽいもので見たもの感じた
ものを描いていくことからだと、著者は勧めているだけに、尚更、読むより、まずは
実行を、となる。
 NHKの「生活ほっとモーニング」でも紹介されたことがあるので、本書を(著者
を)知ってる、という方も多いだろう。
 
 あまり野暮なことは書きたくないが、それでもという方は、続きをどうぞ、である:
 http://atky.cocolog-nifty.com/manyo/2005/01/post_11.html


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●4.「絵踏」と『日本美術の発見者たち』

 今日の表題に選んだ「絵踏(えぶみ)」は、2月の季語である:
 http://www.haiku-st.co.jp/kigo/kigo02.html
 江戸の世になりキリスト教の禁教令が徹底され、隠れキリシタン(切支丹)ではな
いかどうかを確かめるため、キリストの絵姿などを踏めるかを検分するという、幕府
による取調べ方法の一つである:
「キリシタン関係史」年表:
 http://www.edu.nagasaki-u.ac.jp/private/fukuda/soturon99/shimabara/kiristnenpyo.htm

 我々に馴染みの言葉では、「踏み絵」がある。この踏み絵と絵踏とは、どう違うの
か、同じなのか。
 踏み絵(踏絵)とは、踏ませるキリストの似姿(あるいはマリア像)などを指し、
絵踏とは、踏む(踏ませる)行為を指すと言う:
 https://www.tokyo-shoseki.co.jp/e-mail/qanda/q-js-shakai/js-sha-rekishi-01.htm

「今村カトリック教会」というサイトで踏み絵の事例などを見ることができる:
 http://academic2.plala.or.jp/tachis/gakunen/h12-6nen/kyoukai/kyoukai.htm

 では何故、この「絵踏」が二月の季語となったのか。
 それは、江戸時代、長崎において、(旧暦の)正月の四日から八日までの間、この
絵踏を行事としていたからである。
「長崎の町やその周辺での宗門改めは徹底したものでございましたから、長崎抜きに
語ることの出来ない季語ではありますものの、切支丹と縁のない大方の地の人々にと
っては丸山遊女の絵踏の錦絵を見るなどして、華やかなものとして存外捉えていたの
かも知れない」という:
「多聞庵」中の「長崎歳時記」「長崎の季語を探す」の項より:
 http://www5a.biglobe.ne.jp/~moritak/saijiki/kigo_naga.htm
「丸山遊女の絵踏の錦絵を見るなどして、華やかなもの」として捉えていたのはなぜ
かというと、「江戸初期に始まり、一八五七年の廃止まで長崎奉行の下では、毎年、
正月四日から行われ、とりわけ八日の丸山町の絵踏みは、着飾った遊女らがこれを行
い、久米の仙人ならずとも、遊女の素足の脛が拝めるとあまた見物が押し寄せたとい」
うのだから、無理もない:
 http://www5a.biglobe.ne.jp/~moritak/saijiki/fumie.htm
 久米仙人の画像を曾我蕭白で見ると…:
 http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/011222.htm

 以下、続きは:
 http://atky.cocolog-nifty.com/manyo/2005/02/post.html

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●5.ブラッグ著『巨人の肩に乗って』

メルヴィン・ブラッグ(Melvyn Bragg)著『巨人の肩に乗って―現代科学の気鋭、偉
大なる先人を語る』(熊谷千訳、長谷川真理子解説、翔泳社刊)を読了した:
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881357883
 表題の「巨人の肩に乗って」というのは、科学者などの伝記本好きならずとも、か
のアイザック・ニュートンの「わたしが人より遠くを見てきたのは、巨人の肩に乗っ
ていたからだ」に由来することは、小生が説明するまでもなく、それと気付いている
ことだろう。
 但し、本書によると、この言葉は既に過去において引用されているのだとか。小生
は初耳だった(多分)。
 念のため、当該部分を引用しておくと、「シャルトルのベルナールいわく、われわ
れは巨人の肩に乗った小人のようなものだ。当の巨人よりも遠くを見わたせるのは、
われわれの目がいいからでも、体が大きいからでもない。大きな体のうえに乗ってい
るからだ。1159年、ソールズベリーのヨハネス」だとか。
 小生ならずとも子供の頃などに科学者など英雄の伝記を読むのが好きだったという
人は、結構、多いのではなかろうか。小生のように、いい年になってからも、毎年何
冊かは欠かさず読む人は少ないかもしれないが。
 尤も、本書は伝記本ではない。「アルキメデス、ガリレオ・ガリレイ、サー・アイ
ザック・ニュートン、アントアーヌ・ラヴォアジェ、マイケル・ファラデー、チャー
ルズ・ダーウィン、ジュール・アンリ・ポアンカレ、ジークムント・フロイト、マリ
ー・キュリー、アルバート・アインシュタイン、フランシス・クリック、ジェイムズ・
ワトソン」という12人の科学者らの知的創造の秘密を、現代の碩学、知の巨人たちに
語ってもらうという趣向の本なのである。

 以下、続きは:
 http://atky.cocolog-nifty.com/manyo/2005/02/post_4.html

 
●6.掌編近作案内

「雪の古城にて(1)」
 http://atky.cocolog-nifty.com/houjo/2005/01/post.html
「冬の薔薇」
 http://atky.cocolog-nifty.com/houjo/2005/01/post_1.html
「テイスティング」
 http://atky.cocolog-nifty.com/houjo/2005/01/post_2.html
「鳥の餌」
 http://atky.cocolog-nifty.com/houjo/2005/01/post_3.html
「雪幻想」
 http://atky.cocolog-nifty.com/houjo/2005/02/post.html


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●[後欄無駄]:HP更新情報、ほか

  下記で案内しているように、「blog」形式による日記「無精庵徒然草」を開設し
  ています。最近は、この日記に力を入れており、次第にエッセイ(コラム)をこ
  こに書くようになっている(今後は、していく)のです。
  随時、写真や戴いた絵などを飾ったりもしています。
  お蔭様で日に300から500回、カウンターが回っております。
 「無精庵徒然草」
  http://atky.cocolog-nifty.com
  http://blog.melma.com/00031740/

 「無精庵方丈記」創作(虚構作品)の館:
  http://atky.cocolog-nifty.com/houjo/
  
 「無精庵投句の細道」俳句・川柳の館:
  http://blog.livedoor.jp/atky92381/

 「無精庵明月記」エッセイの館:
  http://atky.exblog.jp/

◎「無精庵徒然草」を新装開店しました! 噂の「blog」を採用しております:
  http://atky.cocolog-nifty.com
  http://blog.melma.com/00031740/
 「無精庵徒然草」=小生の随筆日記、愚痴、メモ、来訪者への情報発信の部屋です。
  更新や掲示板に書き込みが無くても、この日記欄には何かしら書くように致しま
  す。折々、写真などを掲載しています。
  コメントがあったら、わざわざ掲示板の頁に飛ばなくとも、この部屋にてコメン
  トすることができます。
  そのほうが、コメント内容と、元の話題との関連が分かり、話の発展も望めます。
  日記をアップする際には、できるだけ写真も同時に掲載するよう、心掛けるつも
  りです。
  といいつつも、小生、未だ、「blog」を使いこなしていません。使いながら、可
  能性を広げていきたい。宜しく!

◎「無精庵万葉記」を新設しました。メルマガにて公表済みの書評エッセイのブログ
  です。今後は、書評エッセイは、このサイトにアップします。
  随時、新作の書評エッセイもこのブログサイトに掲載していきます:
  http://atky.cocolog-nifty.com/manyo/

◎ 画像掲示板を設置しました:
  表紙の「画像掲示板」よりお入りください:
  http://mav.nifty.com/ahp/mav.cgi?place=bushoan&no=16762

◎ メッセージ掲示板へもどうぞ:
 「踊り場」では来訪者とのメッセージの交換に集中します。共々、宜しく!
  http://hpmboard2.nifty.com/cgi-bin/bbs_by_date.cgi?user_id=ANB07793
  
◎ HP更新情報……上記の理由で更新が滞っております。すみません。
  なんとか、少しでも更新したい!

 ○タクシーとオートバイと富山の館を新設しました:
  http://blog.drecom.jp/ecchu/
  この部屋には、交通関係の雑文を集めていきます。

 ○「無精庵風土記」開設済みです:
 「国見弥一の駄文・駄洒落・語源探索の殿堂!を目指すサイト?!」
  http://moon.ap.teacup.com/hudo/

○ 著者への御意見・御要望は  kunimi-yaichi@nifty.com
○ 著者をもっと知りたい方は http://homepage2.nifty.com/kunimi-yaichi/
○「フェイド・アウト」はネットでも買えます  http://www.boon-gate.com 
  電子出版もされてます(@500円!)
○ 掲示板においでください。貴重な意見を戴いています。皆さんの一言が元気の
 源です。愚痴ったり、駄洒落の一つも飛ばしてください。
 http://hpmboard2.nifty.com/cgi-bin/bbs_by_date.cgi?user_id=ANB07793
○『銀嶺便り』は、以下のシステムにおいて発行されています。
  解除と登録は、以下のサイトで直接できます。
☆ メロンパン:オススメに選ばれています。
  http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=001103
☆ Melma
  http://www.melma.com/mag/40/m00031740/
☆ Macky!
  http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=atky
☆メルマガ天国
  http://melten.com/m/4357.html
☆ まぐまぐ
  http://www.mag2.com/m/0000063087.htm
☆ E-Magazine
  http://www.emaga.com/info/92381.html

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