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創業宝暦五年、御菓子本舗 槌谷(つちや)がお届けする、柿をテーマとした無料メールマガジンです。全国でも有数な柿の名産地、岐阜県の話題から柿菓子の製造に至るまで、柿にまつわるあらゆる情報を提供します。

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2008/07/10

柿にまつわるおもしろ雑学 大 か き 八 年【第八十二回】

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/ __ 創業宝暦五年、御菓子本舗「槌谷(つちや)」がお届けする
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l  /  `v´  \   柿にまつわるおもしろ雑学
l l        l    大 か き 八 年
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l  \       /   二〇〇八年七月十日 第八十二号
l   \_____/    http://www.kakiyokan.com/
   このメールマガジンは、伝統銘菓「柿羊羹」でおなじみの
  御菓子本舗「槌谷(つちや)」が語る、柿を楽しむ一編です。
  解除はこちらから http://www.kakiyokan.com/mag/index.htm
 
  ※「槌谷(つちや)」は創業以来250周年を迎えております。※
 
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・・◆ 「大かき八年」について
・・◆ おおきな柿のまめ知識(82)
                        「柿のラーメン」
・・◆ つちやの御菓子
                        「季節の御菓子 」
・・◆ こんなにもある柿のいろいろ(82)
                   「大核無(おおたねなし)」
・・◆ 柿みる人々(82) 〜芸術と柿との出会い〜 
                           中村汀女
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・・◆ 「大かき八年」について
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 「つちや」は、
 宝暦五年(1755年)に岐阜県大垣市の城下俵町にて
 園助と申すものが、菓子屋「柏屋光章」を開いたのが始まりです。

 そして四代目右助が、
 古来より美濃国特産である「堂上蜂屋柿」の干柿を使い
 創製発売致しましたのが、
 当社の代表銘菓「柿羊羹」です。
 
 弊庵は、創業250年以上。
 自然の味をそのままに、
 本物のお菓子つくりを通して、
 柿にこだわり続けてきました。

 この「大かき八年」を発刊させていただくことになり、
 今まで以上に柿にこだわってゆきたいと思います。
 
 もし、柿についての御質問や御意見・情報がありましたら
 どんどんお知らせください。
 このメールマガジンを通して
 楽しい情報提供の場にしてゆきたいと思います。
 よろしくお願い致します。
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・・◆  おおきな柿のまめ知識(82)
                       「柿のラーメン」
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 とても甘くて肉厚で、噛むとカリッとした歯ごたえがある柿。
 日本の代表的な果実として、全国津々浦々で愛好されています。

 熟柿や干し柿は、平安時代の宮中儀式のマニュアル
 「延喜式(えんぎしき)」にもすでにその名があるほど。
 もう千年以上も、日本人の生活になじんだ食材といえるでしょう。
 そんな柿のちょっとした知識を、このコーナーではお届けします。

  ※       ※       ※        ※

 柿はいろいろな食べ物に合い、つちやのお菓子をはじめ、いろいろな
食品の原料に使われています。
 柿のアイスクリームや柿のソフトクリームは各地に見かけ、また、柿
をポテトチップスのようにスライスして揚げた柿チップスなどのような
食品もあります。
 奈良には、柿を練り込んだ「柿そうめん」もあります。

 その中でも、変わりダネは「柿のラーメン」です。
 このラーメンは、新潟県農業総合研究所食品センターなどが研究開発
したもの。なんと、ラーメンの麺に柿渋が練りこまれているのです。
 柿渋には柿タンニンというポリフェノールが含まれていて、悪玉コレ
ステロールを抑える上、柿渋を麺に練り込むと、小麦粉のグルテンを固
め、ゆでても伸びにくい麺ができるということ。
 新潟では、ご当地ラーメンとしてお店や、インスタントで作られてい
るようです。

 さまざまな食品に利用可能な柿。中でもやはり美味なのは、岐阜を代
表する銘菓である柿ようかんではないでしょうか。
 各地の柿の名産を旅のついでに味わうのもまた、楽しいでしょう。

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・・◆ つちやの御菓子
                      「季節の御菓子」
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 甘くて雅な味わい、馥郁とした香りのある御菓子。
 「つちや」は250余年の長きにわたって
 柿をはじめとするさまざまな御菓子を作り続けて参りました。

 このコーナーでは魅力的な「つちや」の御菓子を
 ひと品づつ、ご紹介して参ります。
 ご購入は、槌谷ホームページからでもいただけます。
 (http://www.kakiyokan.com/


 ■ 黒糖饅頭 里の松風 ■ 
 弊庵の250周年記念菓です。(日保ち5日)

 ●10個入   903円  ●15個入  1,365円
 ●20個入  1,806円  ●25個入  2,257円
 ●30個入  2,709円
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  ■ 水まんじゅう ■ 
 
 今や日本中に広まった「水まんじゅう」。その原点は、なんといって
も水都大垣です。素朴な郷土の味をよりいっそう美味しく召し上がって
いただくために、日本の名水「養老鞠水泉」の詰め合わせもご用意いた
しました。(日保ち2日)

 ●3カップ入  1,134円  ●5カップ入  1,890円
 ・日本の名水「養老鞠水泉」付
 ●4カップ入  1,858円  ●6カップ入  2,646円
  (※この商品には、クール代210円を追加させていただきます)
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 ■ 純水果 ■(日保ち30日)

 ●6個入 2,100円  ●9個入 3,150円
 ●12個入 4,200円
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 ■ 和し水ようかん ■(日保ち30日)

 ●6本入 2,310円  ●9本入 3,412円
 ●12本入 4,515円
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 ■ 水羊羹 ■(日保ち30日)

 ●8個入 2,310円  ●12個入 3,465円
 ●16個入 4,620円  ●20個入 5,722円
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 ■ 美濃里爽菓  ■
 つちやのお菓子の詰め合わせです。(日保ち30日)

 ●2,100円
  (純水果2・和し水ようかん2・梅湧水2)
 ●3,202円
  (純水果3・和し水ようかん3・梅湧水3)
 ●4,200円
  (純水果4・和し水ようかん4・梅湧水4)
 ●5,250円
  (純水果5・和し水ようかん5・梅湧水5)
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 ■ 自然味詰合せ  ■
 つちやのお菓子の詰め合わせです。(日保ち30日)

 ●2,541円
  (純水果3・白桃果3)
 ●3,591円
  (純水果6・白桃果3)
 ●5,082円
  (純水果6・白桃果6)
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 ■ 梅湧水 ■(日保ち30日)

 ●6個入 1,942円  ●9個入 2,908円
 ●12個入 3,843円  ●15個入 4,777円
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 ■ 紅琳果 ■(日保ち10日)

 ●1個入  882円  ●2個入 1,890円
 ●3個入 2,782円  ●5個入 4,567円

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・・◆ こんなにもある柿のいろいろ 
                   「大核無(おおたねなし)」
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 柿は北海道を除く全国で栽培されており、品種の数は、甘柿が400種
以上、渋柿が700種以上、合計1100種以上あるといわれています。
 特に「槌谷」のある岐阜県は、全国でも有数の柿の名産地。さまざま
な柿が育てられています。そんな柿のいろいろを、このコーナーでは紹
介していきます。

 ■□ 第八十二回 □■       「大核無(おおたねなし)」

 以前に「平核無(ひらたねなし)」という不完全渋柿をご紹介しまし
たが、その品種から、枝変わりとして生まれた柿が「大核無(おおたね
なし)」です。
 大核無は大きさ260〜360gくらい、大きいものでは450gにもなる不完
全渋柿で、新潟県で生み出されました。
 平核無と同じく、染色体が普通の柿と違うため、種が退化してなくな
り、種なしの実ができます。

 皮の色は明るいだいだい色。糖度は約14%とさほど高くはありません
が、肉がやわらかく、ジューシーで美味しく食べられます。
 主に北関東や東北・北陸などの寒い地方で作られ、10月下旬〜11月上
旬に収穫されます。

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・・◆ 柿みる人々 〜芸術と柿との出会い〜 
                          中村汀女
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 柿は古くから親しまれてきた果物だけあって、あまたの文芸作品や芸
術品に登場します。素朴で古雅な趣のあるシルエットが、たくさんの作
家の作品にインスピレーションを与えたのでしょう。
 ここでは、柿をめぐる芸術についてお話をいたしましょう。
 
 
   ※     ※  中村汀女  ※      ※
          (なかむら・ていじょ)

 柿若葉 老い給ふとは いふまじく
 柿食ぶや あからさまなる 灯のもとに

              ※

 外(と)にも出よ触(ふ)るるばかりに春の月
 たんぽぽや 日はいつまでも 大空に
 咳(せき)の子の なぞなぞあそび きりもなや
 沸きし湯に 切先青き 菖蒲かな

 家庭の主婦として子どもを育てながら、俳句の世界でもわかりやすい
表現と豊かな叙情性で、知られる中村汀女(なかむら・ていじょ)。
昭和時代に活躍し、男性中心だった俳句界に、女性の俳句の魅力を広め
て、たくさんの家庭俳人を育てました。
 今回は、そんな中村汀女をご紹介しましょう。

              ※

 中村汀女、本名・破魔子(はまこ)は、明治33(1900)年4月11日に
熊本県飽託郡画図村(今の熊本市江津1丁目)に生まれました。水前寺
江津湖という湖が近くにあり、汀女もよく遊んだようです。
 父親は斉藤平四郎、母は亭(てい)といいます。家は代々にわたっ
て村の地主で、父親は村長を務めるほどの有力者でした。
 大正元(1912)年には、熊本県立高等女学校(現在の熊本県立第一高
等学校)に入学し、大正7(1918)年に、同校の補習科を卒業します。
 句作をはじめたのは、女学校を卒業した18歳の時のこと。玄関を掃除
していて、突然、
「我に返り 見直す隅に 寒菊赤し」
の句が頭に浮かんだのが最初です。それを地元の新聞に投稿したところ、
選者に絶賛されて掲載。それから句作に夢中になり、翌年の大正8(19
19)年には、有名同人「ホトトギス」に初投句し、そのまま初入選を果
たします。

              ※

 若き才能を開花させた汀女でしたが、大正9年(1920年)に、熊本市出
身の大蔵官僚・中村重喜と結婚。夫の仕事で東京に転居し、子どもも生
まれたため、句作を離れて主婦に専念します。以後、夫の転勤とともに
国内各地を転々とすることになりました。
 そんな汀女が、俳句に復帰するのは昭和7(1932)年。汀女が憧れて
いた俳人・杉田久女に薦められて、高浜虚子に入門し、昭和9(1934)
年には「ホトトギス」同人となります。
 そして、昭和15(1940)年には、処女句集の『春雪』を発表します。
 やがて戦争の時代が過ぎ、終戦を迎えた昭和22(1947)年には、汀女
は自らが主宰し、女性の俳句の拠点ともなった句誌『風花』を創刊しま
す。
 その実力はゆるぎなく、当時の女性俳人を代表するひとりとして、星
野立子・橋本多佳子・三橋鷹女と並んで「4T」と呼ばれてもてはやされ
ました。「4T」とは、4人の名前の頭文字が全部Tだったからです。

              ※

 汀女の句は、主婦としての日々の暮らしの中に、深い叙情性をもった
感情の動きが描かれていて、たくさんの女性の共感を呼び、句誌『風花』
は1000人以上の同人が参加するまでに成長します。
 評論家の中には、汀女の句を「台所俳句」と呼ぶ者もありましたが、
「台所は女性の仕事の中心である」と反論し、女性俳句の地位を高めま
した。
 汀女の生活は、主婦としての仕事を大切にするもので、句会には家族
がいない時間を見つけて参加していました。一度は、句会の帰りに帰宅
寸前の夫とはち合わせしそうになり、あわててこっそり裏口から帰って、
素知らぬ顔で玄関で出迎えた、などという楽しいエピソードもあったよ
うです。

              ※

 その後は、ラジオやテレビにも積極的に出演し、12冊の句集を刊行し
たのをはじめ、たくさんの入門書を書き、また新聞・雑誌の俳句欄や
「銀座俳句」などの選者を数多く務めました。昭和55(1980)年には、
文化功労者として表彰され、昭和59(1984)年には芸術院賞を受賞して
います。
 明治から昭和の終わりまで、長生きで元気に句作や後進の育成にとり
くんだ汀女でしたが、昭和63(1988)年9月20日、入院中の慶応大学付
属病院で心不全のため逝去しました。88歳の大往生でした。

              ※

 汀女の句は、主婦の暮らしをベースに、わかりやすく美しい表現と、
深い叙情性が魅力です。
 先に紹介した柿の句は、柿の若葉に、まだ老いてはいないぞという、
気概を見せているようでもあります。また後の句は、普段なら、主婦の
仕事が終わった深夜に暗い明かりの下でそっと食べそうな柿を、あかあ
かとした灯の下で食べる。灯の「あかあかとした」という表現が、より
いっそう柿の赤さを強烈に印象づけます。
 生活に根ざし、愛されてきた甘い柿。女流俳人の台所に、秋になると
きっといつも置かれていたことでしょう。

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 商品配送サービス 送料525円で全国どこへでもお届けいたします
    (但し、沖縄県・北海道は840円となります。)

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 「大かき八年」を読んでいただき、ありがとうございました。
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発行★編集:槌谷本店 〒503-0876 岐阜県大垣市俵町39番地
フリーダイヤル.0120・78・5311 フリーFAX.0120・78・5355
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〈tencho@kakiyokan.com〉までお寄せください。

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