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創業宝暦五年、御菓子本舗 槌谷(つちや)がお届けする、柿をテーマとした無料メールマガジンです。全国でも有数な柿の名産地、岐阜県の話題から柿菓子の製造に至るまで、柿にまつわるあらゆる情報を提供します。

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2008/06/10

柿にまつわるおもしろ雑学 大 か き 八 年【第八十一回】

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/ __ 創業宝暦五年、御菓子本舗「槌谷(つちや)」がお届けする
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l  /  `v´  \   柿にまつわるおもしろ雑学
l l        l    大 か き 八 年
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l  \       /   二〇〇八年六月十日 第八十一号
l   \_____/    http://www.kakiyokan.com/
   このメールマガジンは、伝統銘菓「柿羊羹」でおなじみの
  御菓子本舗「槌谷(つちや)」が語る、柿を楽しむ一編です。
  解除はこちらから http://www.kakiyokan.com/mag/index.htm
 
  ※「槌谷(つちや)」は創業以来250周年を迎えております。※
 
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・・◆ 「大かき八年」について
・・◆ おおきな柿のまめ知識(81)
                         「柿の葉人形」
・・◆ つちやの御菓子
                        「季節の御菓子 」
・・◆ こんなにもある柿のいろいろ(81)
                      「御所(ごしょ)」
・・◆ 柿みる人々(81) 〜芸術と柿との出会い〜 
                           石川啄木
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・・◆ 「大かき八年」について
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 「つちや」は、
 宝暦五年(1755年)に岐阜県大垣市の城下俵町にて
 園助と申すものが、菓子屋「柏屋光章」を開いたのが始まりです。

 そして四代目右助が、
 古来より美濃国特産である「堂上蜂屋柿」の干柿を使い
 創製発売致しましたのが、
 当社の代表銘菓「柿羊羹」です。
 
 弊庵は、創業250年以上。
 自然の味をそのままに、
 本物のお菓子つくりを通して、
 柿にこだわり続けてきました。

 この「大かき八年」を発刊させていただくことになり、
 今まで以上に柿にこだわってゆきたいと思います。
 
 もし、柿についての御質問や御意見・情報がありましたら
 どんどんお知らせください。
 このメールマガジンを通して
 楽しい情報提供の場にしてゆきたいと思います。
 よろしくお願い致します。
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・・◆  おおきな柿のまめ知識(81)
                        「柿の葉人形」
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 とても甘くて肉厚で、噛むとカリッとした歯ごたえがある柿。
 日本の代表的な果実として、全国津々浦々で愛好されています。

 熟柿や干し柿は、平安時代の宮中儀式のマニュアル
 「延喜式(えんぎしき)」にもすでにその名があるほど。
 もう千年以上も、日本人の生活になじんだ食材といえるでしょう。
 そんな柿のちょっとした知識を、このコーナーではお届けします。

  ※       ※       ※        ※

 昔の子供の遊びには、自然の落ち葉や木の実を上手に切ったり折った
りして、うまく工夫したものがたくさんあります。
 柿の葉も幅が広くて大きく、しかも身近にあるので、子供の遊びによ
く使われてきました。
 中でも、よく知られているものに「柿の葉人形」があります。

 柿の葉人形は、3枚の柿の葉で胴体と羽織、はかまを作ります。
 胴体は、まず柿の葉を縦にして、中心を通っている葉脈に直角に2つに
折り、その先から45度に折ります。その尖った先端を少し切って開くと
人形の頭になります。もう一枚の葉は、横にしてたたんで穴を開け、上
の羽織と下の袴にします。
 こうすれば、折り紙で作ったのとはまた趣が違う、柿の葉人形の出来
上がりです。

 柿の葉人形は、昔は女の子がままごと遊びやおひなさま遊びをしたり、
机の上や棚に飾ったりしました。
 子供から大人まで、誰もが楽しく利用していた「柿」。あなたも一度、
柿の葉人形にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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・・◆ つちやの御菓子
                      「季節の御菓子」
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 甘くて雅な味わい、馥郁とした香りのある御菓子。
 「つちや」は250余年の長きにわたって
 柿をはじめとするさまざまな御菓子を作り続けて参りました。

 このコーナーでは魅力的な「つちや」の御菓子を
 ひと品づつ、ご紹介して参ります。
 ご購入は、槌谷ホームページからでもいただけます。
 (http://www.kakiyokan.com/

 ■ 黒糖饅頭 里の松風 ■ 
 弊庵の250周年記念菓です。(日保ち5日)

 ●10個入   903円  ●15個入  1,365円
 ●20個入  1,806円  ●25個入  2,257円
 ●30個入  2,709円
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  ■ 水まんじゅう ■ 
 
 今や日本中に広まった「水まんじゅう」。その原点は、なんといって
も水都大垣です。素朴な郷土の味をよりいっそう美味しく召し上がって
いただくために、日本の名水「養老鞠水泉」の詰め合わせもご用意いた
しました。(日保ち2日)

 ●3カップ入  1,134円  ●5カップ入  1,890円
 ・日本の名水「養老鞠水泉」付
 ●4カップ入  1,858円  ●6カップ入  2,646円
  (※この商品には、クール代210円を追加させていただきます)
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 ■ 純水果 ■(日保ち30日)

 ●6個入 2,100円  ●9個入 3,150円
 ●12個入 4,200円
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 ■ 和し水ようかん ■(日保ち30日)

 ●6本入 2,310円  ●9本入 3,412円
 ●12本入 4,515円
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 ■ 水羊羹 ■(日保ち30日)

 ●8個入 2,310円  ●12個入 3,465円
 ●16個入 4,620円  ●20個入 5,722円
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 ■ 美濃里爽菓  ■
 つちやのお菓子の詰め合わせです。(日保ち30日)

 ●2,100円
  (純水果2・和し水ようかん2・梅湧水2)
 ●3,202円
  (純水果3・和し水ようかん3・梅湧水3)
 ●4,200円
  (純水果4・和し水ようかん4・梅湧水4)
 ●5,250円
  (純水果5・和し水ようかん5・梅湧水5)
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 ■ 自然味詰合せ  ■
 つちやのお菓子の詰め合わせです。(日保ち30日)

 ●2,541円
  (純水果3・白桃果3)
 ●3,591円
  (純水果6・白桃果3)
 ●5,082円
  (純水果6・白桃果6)
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 ■ 梅湧水 ■(日保ち30日)

 ●6個入 1,942円  ●9個入 2,908円
 ●12個入 3,843円  ●15個入 4,777円
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 ■ 紅琳菓 ■(日保ち10日)

 ●1個入  882円  ●2個入 1,890円
 ●3個入 2,782円  ●5個入 4,567円
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 ■ 和讃匠ばうむ ■(賞味期限14日)

 ●15cm  1,386円
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 ■ 郷土銘菓詰合せ 美濃だより  ■
 つちやのお菓子の詰め合わせです。(日保ち30日)

 ●1,764円
  (山なみせんべい2・オリベ2・風の瀬戸黒2・里の松風5
   ・おお垣3)
 ●3,591円
  (オリベ3・山なみせんべい2・風の瀬戸黒3・ふたみ合わせ2
   ・里の松風5・おお垣3)

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・・◆ こんなにもある柿のいろいろ 
                       「御所(ごしょ)」
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 柿は北海道を除く全国で栽培されており、品種の数は、甘柿が400種
以上、渋柿が700種以上、合計1100種以上あるといわれています。
 特に「槌谷」のある岐阜県は、全国でも有数の柿の名産地。さまざま
な柿が育てられています。そんな柿のいろいろを、このコーナーでは紹
介していきます。

 ■□ 第八十一回 □■           「御所(ごしょ)」

 柿の品種は約1100もありますが、中には、さまざまな理由で、最近は
生産量が少なくなった柿もあります。
 「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」。この句を詠んだ正岡子規が、好
きで食べていた柿が「御所(ごしょ)柿」。最近は生産量が少なくなっ
たこの柿が、ふたたび注目を浴びています。

 御所柿は、約400年ほど前に大和国御所(ごせ:現在の奈良県御所市)
で渋柿から突然変異で生まれた完全甘柿。「和漢三才図絵」などにも
「もっとも美味しい」と書かれていたほどです。
 しかし、収穫する前に実が落ちやすく、収穫量が少ないため、生産農
家は1軒を除いてほとんどありません。また、原木は残っておらず、接ぎ
木で栽培されたものが残っているだけです。

 現在は、このコーナーでも以前に紹介した「花御所」という柿が、約
210年ほど昔に改良され、商品として全国で作られています。
 原産地である御所市では、NPO法人「ごせまちネットワーク・創」が、
この「幻の柿」御所柿を探し、名産として育てようとしています。
 歴史に残る有名品種。復活することを期待したいですね。

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・・◆ 柿みる人々 〜芸術と柿との出会い〜 
                           石川啄木
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 柿は古くから親しまれてきた果物だけあって、あまたの文芸作品や芸
術品に登場します。素朴で古雅な趣のあるシルエットが、たくさんの作
家の作品にインスピレーションを与えたのでしょう。
 ここでは、柿をめぐる芸術についてお話をいたしましょう。
 
 
   ※     ※  石川啄木  ※      ※
          (いしかわ・たくぼく)

 時雨して 夕日うするる 岡の家の 障子にうつる 干し柿の影
                       (明治41年の作)
 その年の 柿の色づく 頃となり 再び君が 文の来しかな
                       (明治43年の作)

              ※

 ふるさとの訛りなつかし
 停車場の人ごみの中に
 そを聴きにゆく       

 友がみなわれよりえらく見ゆる日よ
 花を買い来て
 妻と親しむ               (「一握の砂」より)

 漂白と故郷への思い、そして貧窮する生活を短歌に託し、今も多くの
人々に愛される歌人、石川啄木(いしかわ・たくぼく)。柿が実りにく
い東北の生まれですが、いくつか柿の短歌を残しています。今回は、若
くしてこの世を去った、この歌人を取り上げましょう。

              ※

 石川啄木は本名を石川一(はじめ)といい、明治19(1886)年2月20
日に、岩手県南岩手郡日戸村(現在の盛岡市玉山区日戸)のお寺の長男
として生まれました。父親は、曹洞宗の住職・一禎です。
 啄木が1歳のとき、父が渋民村(現在の玉山区渋民)の宝徳寺住職に
任ぜられたため、一家で渋民村に住みます。啄木は、この村をとても愛
し、たくさんの歌を残しています。
 渋民村の小学校を卒業した後、啄木は盛岡高等小学校を経て、明治31
(1898)年、13歳で盛岡中学(現在の盛岡一高)に入学します。啄木の
盛岡生活のスタートです。
 啄木の文学への目覚めは、この中学時代でした。妻となる堀合節子を
はじめ、この学校には、後の国語学者・金田一京助や時代小説作家・野
村長一(野村胡堂)らがいました。彼らの影響で浪漫主義文学の雑誌
「明星」を読みふけり、与謝野晶子の短歌に魅せられます。
 友人らと短歌の会「白羊会」を結成し、友人らとともに「岩手日報」
に短歌を投稿し、「翠江」という名で掲載されます。

              ※

 しかし啄木は真面目な生徒ではありませんでした。成績は最悪で欠席
も多く、ついに退学勧告を受け、明治35(1902)年には退学。文学で身
を立ようと盛岡を出て東京へ上京。正則英語学校(現在の正則学園高等
学校)に通いはじめます。しかし、無計画にはじめたこの試みは、まっ
たく成功しませんでした。与謝野夫妻を訪ねたりはしたものの、就職も
できず、ついには結核にかかり、翌年の明治36(1903)年には、故郷に
連れ戻されます。
 春になって、病気から回復すると、「岩手日報」や「明星」に短歌を
活発に発表しはじめます。啄木のペンネームは、この時代に生まれまし
た。12月に「明星」に長詩「愁調」を発表すると大好評を受け、歌壇で
注目を集めるようになりました。

              ※

 翌明治37(1904)年には、盛岡中学時代からの恋人・節子と婚約。秋
には再び東京へ出て、明治38(1905)年には第一詩集「あこがれ」を刊
行します。そして、5月には19歳で節子と結婚し、6月から盛岡で父母や
妹とともに新婚生活がはじまりました。
 ところが住職の父親が、宗費を払わないという理由で寺を追われ、一
家の生活を啄木が支えることになります。
「岩手日報」には連載をもち、自分が編集となる文芸誌「小天地」も
刊行。正宗白鳥ら、そうそうたるメンバーが寄稿しますが、資金が底を
つき、すぐ刊行がストップします。
 翌年からは渋谷村に戻り、尋常高等小学校に代用教員として勤務。子
供(長女・京子)が生まれますが、父・一禎が故郷の寺へ復帰しようと
して村で反対が起き、追われるように北海道へ移り住みます。
 それから1年、教員や新聞記者などの職を転々としながら、函館や小
樽、釧路などに移り住んでゆきます。

              ※

 明治41(1908)年には釧路を離れ、家族を残してたった一人で再び上
京。自然主義の小説を書いて出版社に売り込みますが、まったく売れま
せんでした。
 貧困の中にいて、啄木は「東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 
蟹とたはむる」などの名歌を次々に詠んでいきます。また、ローマ字で
書かれた有名な「ローマ字日記」を書き続けたのもこの頃です。
 親友の金田一京助に多額の金を借りては遊郭などで遊ぶ。荒れた生活
の中、啄木は雑誌「明星」に約240首もの歌を発表します。また、東京
毎日新聞に「鳥影」という小説を連載します。
 翌年の明治42(1909)年には、朝日新聞の校正係として就職。収入も
でき、さらに短歌雑誌「スバル」の発行人となります。
 幸徳秋水らが逮捕された大逆事件に心を痛め、評論「時代閉塞の現状」
を執筆します。また朝日新聞に設けられた「朝日歌壇」の初代選者とな
りました。冬には長男が誕生していますが、わずか数週間で病死してし
まうという哀しみにも出会っています。
 そんな中、第一歌集「一握の砂」を刊行し、歌人としての名を確立し
ます。
 その後、大逆事件を機に啄木は社会主義運動に傾倒していきます。社
会主義の啓蒙活動を熱心に行いますが、明治44(1911)年、26歳のとき
に肺結核を発病。妻も肺病に倒れ、母が亡くなるという悲劇が続く中、
第二歌集「悲しき玩具」の刊行準備を進めますが、明治45(1912)年4月
13日に死去しました。妻や父にみとられながらの享年26歳の死でした。

              ※

 石川啄木の歌は、噴き出すような悲しみの表現の中に、率直な感情が
歌われます。啄木の悩み続ける魂の歌は、現代にも通じるような美しさ
をもって響いてくるようです。
 また、啄木は短歌を3行に分けて書き、現代詩のような新鮮さを短歌
の世界にもたらしました。
 啄木が、いくつか作った柿の歌は、干し柿を吊す村の家などの、素朴
な情景が描かれ、激情の歌人の少しおだやかな一面を見せてくれます。

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 商品配送サービス 送料525円で全国どこへでもお届けいたします
    (但し、沖縄県・北海道は840円となります。)

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 「大かき八年」を読んでいただき、ありがとうございました。
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『まぐまぐ( http://www.mag2.com )ID 0000061969』
 を通じて配信しております。
 毎月1回10日発行。
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発行★編集:槌谷本店 〒503-0876 岐阜県大垣市俵町39番地
フリーダイヤル.0120・78・5311 フリーFAX.0120・78・5355
このメールマガジンに関するご質問・ご意見・お問合せは
〈tencho@kakiyokan.com〉までお寄せください。

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