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創業宝暦五年、御菓子本舗 槌谷(つちや)がお届けする、柿をテーマとした無料メールマガジンです。全国でも有数な柿の名産地、岐阜県の話題から柿菓子の製造に至るまで、柿にまつわるあらゆる情報を提供します。

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2007/03/13

柿にまつわるおもしろ雑学 大 か き 八 年【第六十六号】

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/ __ 創業宝暦五年、御菓子本舗「槌谷(つちや)」がお届けする
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l  /  `v´  \   柿にまつわるおもしろ雑学
l l        l    大 か き 八 年
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l  \       /   二〇〇七年三月十日 第六十六号
l   \_____/    http://www.kakiyokan.com/
   このメールマガジンは、伝統銘菓「柿羊羹」でおなじみの
  御菓子本舗「槌谷(つちや)」が語る、柿を楽しむ一編です。
  解除はこちらから http://www.kakiyokan.com/mag/index.htm
 
  ※「槌谷(つちや)」は創業以来250周年を迎えております。※

 
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____人____人____人_お_人_し_人_な_人_が_人_き_人____人____人____
 
・・◆ 「大かき八年」について
・・◆ おおきな柿のまめ知識(66)
                      「柿という名前の馬」
・・◆ つちやの御菓子 
                      「柿羊羹」
・・◆ こんなにもある柿のいろいろ(66)
                    「基肄城(きいじょう)」
・・◆ 柿みる人々(66) 〜芸術と柿との出会い〜 
                           藤田湘子
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・・◆ 「大かき八年」について
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 「つちや」は、
 宝暦五年(1755年)に岐阜県大垣市の城下俵町にて
 園助と申すものが、菓子屋「柏屋光章」を開いたのが始まりです。

 そして四代目右助が、
 古来より美濃国特産である「堂上蜂屋柿」の干柿を使い
 創製発売致しましたのが、
 当社の代表銘菓「柿羊羹」です。
 
 弊庵は、創業250年以上。
 自然の味をそのままに、
 本物のお菓子つくりを通して、
 柿にこだわり続けてきました。

 この「大かき八年」を発刊させていただくことになり、
 今まで以上に柿にこだわってゆきたいと思います。
 
 もし、柿についての御質問や御意見・情報がありましたら
 どんどんお知らせください。
 このメールマガジンを通して
 楽しい情報提供の場にしてゆきたいと思います。
 よろしくお願い致します。
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・・◆  おおきな柿のまめ知識(66)
                      「柿という名前の馬」
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 とても甘くて肉厚で、噛むとカリッとした歯ごたえがある柿。
 日本の代表的な果実として、全国津々浦々で愛好されています。

 熟柿や干し柿は、平安時代の宮中儀式のマニュアル
 「延喜式(えんぎしき)」にもすでにその名があるほど。
 もう千年以上も、日本人の生活になじんだ食材といえるでしょう。
 そんな柿のちょっとした知識を、このコーナーではお届けします。

  ※       ※       ※        ※
 
 競馬というと、日本では、三冠馬ディープインパクトの引退などが話
題になりました。競馬をお好きな人も多いのではないでしょうか。
 ところで馬の中にも「柿」という名前をもつものがいます。
 19世紀にイギリスで活躍した「パーシモン」という馬です。

 パーシモンは1893年に生まれ、1895年に競走馬としてデビューしまし
た。馬主は後にイギリス国王となるエドワード皇太子です。パーシモン
はデビュー戦から2戦連勝し、翌年にはイギリスでも有数のレースであ
るエプソムダービーと、セントレジャースステークスに勝って、大喝采
を受けました。

 ちなみに「パーシモン」とは英語で柿の意味ですがが、実はこの馬、
父親がサイモン、母親がパーディタという名前。それで2つの名前を合
わせて「パー・シモン」にして柿にかけたんだとか。
 柿の名前の馬なんて、ちょっと面白いと思いませんか。

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・・◆ つちやの御菓子
                      「柿羊羹」
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 甘くて雅な味わい、馥郁とした香りのある御菓子。
 「つちや」は250余年の長きにわたって
 柿をはじめとするさまざまな御菓子を作り続けて参りました。

 このコーナーでは魅力的な「つちや」の御菓子を
 ひと品づつ、ご紹介して参ります。
 ご購入は、槌谷ホームページからでもいただけます。
 (http://www.kakiyokan.com/

 ■柿羊羹■
 
 当家「槌谷」の柿羊羹は、1838年、当家四代目槌谷右助の創り上げた
もの。柿柿羊羹は、干し柿を煮て、果肉を裏ごしにし、砂糖や寒天・餡
を煉り上げた羊羹と合わせ、竹の器に流し込み仕上げます。
 甘いながらも柿らしい、あっさりした味わいと、香りをお楽しみくだ
さい。
 【柿羊羹 1本竹容器入】
 ●155g    770円    ●220g  1,100円
 ●330g   1,650円
 【同 2本入】
 ●155g×2 1,650円    ●220g×2 2,400円
 ●330g×2 3,600円 
 【同 3本入】
 ●220g×3 3,600円    ●330g×3 5,300円
 【スライス柿羊羹】
 ●15枚入り 1,100円    ●30枚入り 2,150円
 【棹入】
 ●12枚カット    525円

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・・◆ こんなにもある柿のいろいろ 
                    「基肄城(きいじょう)」
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 柿は北海道を除く全国で栽培されており、品種の数は、甘柿が400種
以上、渋柿が700種以上、合計1100種以上あるといわれています。
 特に「槌谷」のある岐阜県は、全国でも有数の柿の名産地。さまざま
な柿が育てられています。そんな柿のいろいろを、このコーナーでは紹
介していきます。

 ■□ 第六十六回 □■        「基肄城(きいじょう)」

 各地でさまざまな品種が作られている柿ですが、今回は九州の佐賀県
鳥栖市で作られた品種です。

 「基肄城(きいじょう)」は、佐賀県の鳥栖市で作られた完全甘柿で
す。11月上旬に成熟します。
 実の大きさは300グラムほどで、形はやや平たいですが、十分な大きさ
のある柿といえるでしょう。
 「松本早生富有」柿の接木した苗から生まれてきた芽条変異樹です。
でできた柿です。
 富有柿や松本柿などと比べて、実が大きいのが特徴です。

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・・◆ 柿みる人々 〜芸術と柿との出会い〜 
                           藤田湘子
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 柿は古くから親しまれてきた果物だけあって、あまたの文芸作品や芸
術品に登場します。素朴で古雅な趣のあるシルエットが、たくさんの作
家の作品にインスピレーションを与えたのでしょう。
 ここでは、柿をめぐる芸術についてお話をいたしましょう。
 
   ※     ※  藤田湘子  ※      ※
         (ふじた・しょうし)

 柿照りて 美濃は夕日の大き国
 柿若葉 多忙を口実となすな
                   
              ※

 うれしくも 淋しくもなし 福寿草
 億万年 声は出さねど 春の土
 死ぬ人の 歩いて行くや 牡丹雪
 愛されずして沖遠く泳ぐなり
 うすらひは 深山へかへる 花の如


 俳誌「鷹(たか)」の主宰者で人気を集めていた、藤田湘子。一昨年
亡くなったこの俳人を今回はご紹介しましょう。

              ※

 藤田湘子は、本名を藤田良久といい、大正15(1926)年に神奈川県に
生まれました。名前に「子」がついていますが、湘子(しょうし)とい
い、男性です。
 10代のうちから俳句に目覚め、水原秋桜子に師事し、秋桜子の主宰す
る俳句同人誌「馬酔木(あしび)」に昭和18(1943)年に入会し、そこ
で有力な同人として活躍することになります。
 戦後を迎え、昭和32(1957)年には馬酔木賞を受賞。同時に「馬酔木」
の編集長に抜擢されます。
 私生活では、国鉄(現在のJR)の職員として勤務するかたわら、さま
ざまな句を詠んでいきました。

              ※

 その俳風は自由闊達で魅力にあふれています。
 昭和39(1964)年には、自らの編集する俳句雑誌「鷹」を創刊します。
この雑誌は、やがて俳壇を代表する名雑誌に育っていきます。
 句集も着実に出版し、2000年には句集「神楽」で詩歌文学賞を受賞し
たのをはじめ、「途上」「狩人」などをものしています。
 その他に、エッセイ集「水原秋櫻子」の刊行をはじめ、俳句の入門書
なども多数著しています。
 新聞などでは、日本経済新聞の日経俳壇選者で、長く蛇笏賞の選考委
員を務めました。

              ※

 藤田湘子の句の特徴は、その闊達さにあるといわれます。
 冒頭の2句はいずれも、自由なひろがりにあふれています。
 柿の若葉に、「多忙を言い訳とするな」と自らの戒めを混ぜるなど、
きりっとした強さが感じられます。元気な柿の若葉が、湘子の闊達さと
あいまみえるのが、この句の魅力ではないでしょうか。
 
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 「大かき八年」を読んでいただき、ありがとうございました。
 このメールマガジンは
『まぐまぐ( http://www.mag2.com )ID 0000061969』
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発行★編集:槌谷本店 〒503-0876 岐阜県大垣市俵町39番地
フリーダイヤル.0120・78・5311 フリーFAX.0120・78・5355
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〈tencho@kakiyokan.com〉までお寄せください。
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