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創業宝暦五年、御菓子本舗 槌谷(つちや)がお届けする、柿をテーマとした無料メールマガジンです。全国でも有数な柿の名産地、岐阜県の話題から柿菓子の製造に至るまで、柿にまつわるあらゆる情報を提供します。

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2007/01/11

柿にまつわるおもしろ雑学 大 か き 八 年【第六十四号】

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/ __ 創業宝暦五年、御菓子本舗「槌谷(つちや)」がお届けする
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l  /  `v´  \   柿にまつわるおもしろ雑学
l l        l    大 か き 八 年
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l  \       /   二〇〇七年一月十日 第六十四号
l   \_____/    http://www.kakiyokan.com/
   このメールマガジンは、伝統銘菓「柿羊羹」でおなじみの
  御菓子本舗「槌谷(つちや)」が語る、柿を楽しむ一編です。
  解除はこちらから http://www.kakiyokan.com/mag/index.htm
 
  ※「槌谷(つちや)」は創業以来250周年を迎えております。※

 
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・・◆ 「大かき八年」について
・・◆ おおきな柿のまめ知識(64)
                  「日本の柿生産量は世界3位」
・・◆ つちやの御菓子 
                           「柿羊羹」
・・◆ こんなにもある柿のいろいろ(64)
                   「宗田早生(そうだわせ)」
・・◆ 柿みる人々(64) 〜芸術と柿との出会い〜 
                           「柿山伏」
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・・◆ 「大かき八年」について
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 「つちや」は、
 宝暦五年(1755年)に岐阜県大垣市の城下俵町にて
 園助と申すものが、菓子屋「柏屋光章」を開いたのが始まりです。

 そして四代目右助が、
 古来より美濃国特産である「堂上蜂屋柿」の干柿を使い
 創製発売致しましたのが、
 当社の代表銘菓「柿羊羹」です。
 
 弊庵は、創業250年以上。
 自然の味をそのままに、
 本物のお菓子つくりを通して、
 柿にこだわり続けてきました。

 この「大かき八年」を発刊させていただくことになり、
 今まで以上に柿にこだわってゆきたいと思います。
 
 もし、柿についての御質問や御意見・情報がありましたら
 どんどんお知らせください。
 このメールマガジンを通して
 楽しい情報提供の場にしてゆきたいと思います。
 よろしくお願い致します。
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・・◆  おおきな柿のまめ知識(64)
                   「日本の柿生産量は世界3位」
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 とても甘くて肉厚で、噛むとカリッとした歯ごたえがある柿。
 日本の代表的な果実として、全国津々浦々で愛好されています。

 熟柿や干し柿は、平安時代の宮中儀式のマニュアル
 「延喜式(えんぎしき)」にもすでにその名があるほど。
 もう千年以上も、日本人の生活になじんだ食材といえるでしょう。
 そんな柿のちょっとした知識を、このコーナーではお届けします。

  ※       ※       ※        ※
 
「柿って日本だけで食べられている果物じゃないの?」。多くの日本人
が感じている疑問でしょう。柿は日本人にそれだけなじみ深い食べ物と
感じられている証拠ですが、実は、日本の柿の生産量は世界で3番目な
のです。

 国連の食料農業機関の調査によると、2005年の全世界における柿の生
産量は約256万トンで、そのうち約184万トンを中国が生産しています。
 実に、世界の柿の全生産量の約70%が中国のものなのです。
 続いて2位が約25万トンの韓国。3位が日本で約23万トンです。

 以下には、ブラジル(15万トン)、イタリア(5万トン)、イスラエル
(4万トン)と続きます。
 それ以外には、ニュージーランドやイランなどでも生産されているよ
うです。
 今や、世界の工場と言われている中国。柿の生産量でも他を圧倒的に
引き離して1位なのですね。

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・・◆ つちやの御菓子
                            柿羊羹
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 甘くて雅な味わい、馥郁とした香りのある御菓子。
 「つちや」は250余年の長きにわたって
 柿をはじめとするさまざまな御菓子を作り続けて参りました。

 このコーナーでは魅力的な「つちや」の御菓子を
 ひと品づつ、ご紹介して参ります。
 ご購入は、槌谷ホームページからでもいただけます。
 (http://www.kakiyokan.com/

 ■柿羊羹■ 
 
 当家「槌谷」の柿羊羹は、1838年、当家四代目槌谷右助の創り上げた
もの。柿柿羊羹は、干し柿を煮て、果肉を裏ごしにし、砂糖や寒天・餡
を煉り上げた羊羹と合わせ、竹の器に流し込み仕上げます。
 甘いながらも柿らしい、あっさりした味わいと、香りをお楽しみくだ
さい。

 【柿羊羹 1本竹容器入】
 ●155g    770円    ●220g  1,100円
 ●330g   1,650円
 【同 2本入】
 ●155g×2 1,650円    ●220g×2 2,400円
 ●330g×2 3,600円 
 【同 3本入】
 ●220g×3 3,600円    ●330g×3 5,300円
 【スライス柿羊羹】
 ●15枚入り 1,100円    ●30枚入り 2,150円
 【棹入】
 ●12枚カット    525円

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・・◆ こんなにもある柿のいろいろ 
                   「宗田早生(そうだわせ)」
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 柿は北海道を除く全国で栽培されており、品種の数は、甘柿が400種
以上、渋柿が700種以上、合計1100種以上あるといわれています。
 特に「槌谷」のある岐阜県は、全国でも有数の柿の名産地。さまざま
な柿が育てられています。そんな柿のいろいろを、このコーナーでは紹
介していきます。

 ■□ 第六十四回 □■       「宗田早生(そうだわせ)」

 この柿の品種の紹介も64回目を迎えますが、岡山県の柿が登場するの
ははじめてでしょう。今回は、岡山の柿です。

 この柿は、岡山県井原市の宗田昭二さんの栽培園で発見された品種で
す。富有柿の枝変わり品種で、10月中旬ごろに熟する完全甘柿です。
 富有柿と同じく、大きな甘い柿で、実の色は赤っぽいだいだい色をし
ており、平たい球形をしています。
 味は富有柿と同じように、甘くしっかりした味をしています。

 「松本早生富有」柿とよく似ていますが、果実に丸みがあり、芯が細
く、種が薄いことなどの点が違っています。

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・・◆ 柿みる人々 〜芸術と柿との出会い〜 
                           「柿山伏」
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 柿は古くから親しまれてきた果物だけあって、あまたの文芸作品や芸
術品に登場します。素朴で古雅な趣のあるシルエットが、たくさんの作
家の作品にインスピレーションを与えたのでしょう。
 ここでは、柿をめぐる芸術についてお話をいたしましょう。
 
   ※     ※  柿山伏  ※      ※
          (かきやまぶし)

山伏「(前略)何といたそうぞ。いえ、ここに見事な柿がござるほどに、
   一つ取つて食びやうと存ずる」
柿主「まかりいでたるはこのあたりの者でござる。今日もいて、また柿
   を見舞(みまわう)と存ずる。何といたしてやら、鳥が突いて迷惑
   いたす。いえここな、鳥が食うかして、へたが落ちたが、わわ、
   さねも落つるが、上に鳥がおるか、いえ、山伏が上がつておるが、
   何といたそうぞ。いや、きやつをなぶりませうぞ。はあ、上に猿
   めが上がつておる」
山伏「はあ、柿主めが見つけおつた。何といたそうぞ」
柿主「はあ、あれは猿ぢやが、身ぜせりをせぬ。いなことぢや」

           −−−狂言「柿山伏(かきやまぶし)」より
                   
              ※

 日本古来のお芝居の一種で、伝統芸能として有名な狂言。狂言の中に
も、柿を題材に扱った作品があります。その中でも一番親しみやすい作
品が、この「柿山伏」でしょう。今回は、この狂言をご紹介しましょう。

              ※

 狂言は、もともと奈良時代に中国から渡ってきた「散楽」がもとにな
っています。散楽は平安時代に日本風に変化をし「猿楽」と呼ばれる芸
能になりました。
 猿楽は時代を経るうちに洗練され、鎌倉時代になって悲劇を中心とし
たストーリーものである「能」ができ、同時に軽い笑いのストーリーを
中心とした劇が分かれて「狂言」になりました。
 狂言は、能が上演される幕間に演じられるようになり、能と組み合わ
されて全国に広まっていきます。
 狂言は、その時代の面白いしぐさや物まね、冗談やしゃれを取り入れ
ながら徐々に洗練されていきます。
 やがて、室町時代には大蔵流や和泉流といった流派が生まれ、大蔵流
は幕府に取り入れられ、和泉流は宮中などで狂言を演じるようになりま
した。

              ※

 狂言の魅力は、人を笑わせ、楽しませる軽妙なストーリーと面白いし
ぐさや台詞などです。喜劇ですので、まず楽しめることが大前提になっ
ています。
 「柿山伏」というお話は、ある日、山里を通りかかった山伏が、美味
しそうな実がなっている柿の木を見つけます。山伏は、木に登って柿を
食べはじめますが、そこへやってきたのが、柿の木の持ち主である男。
 男は山伏を見つけ、「なんじゃ、猿が柿の木に登っているようじゃ」
と気づかないふりをします。
 山伏は、ばれないように猿の真似をしますが、男は次々と、「おや、
猿だと思ったら犬じゃ。犬だと思ったらトビじゃ」と言っていきます。
 そのたびに山伏は、猿や犬の鳴きまねをします。さんざんもて遊ばれ
た末、「トビなら飛ぶはずじゃ」と言われ、山伏は柿の木から飛び上が
り、木から落ちたところを男に打たれてしまいます。
 怒った山伏は法力で男を言うとおりにさせ、腰を打った自分をおぶら
せようとしますが、男は逃げてしまいます。

              ※

 ストーリーでは、ちょっと恐ろしいなりの山伏が、男の言葉に乗って
猿や犬のまねをするところが笑わせます。
 この狂言は、分かりやすい話ですので、中学校などで狂言が演じられ
る場合も、よく取り上げられる人気の演目です。
 狂言が完成したのは、500年も前のこと。そんな前から、柿は狂言など
に取り上げられる、日本人になじみの食べ物だったということでしょう。

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 商品配送サービス 送料525円で全国どこへでもお届けいたします
    (但し、沖縄県・北海道は840円となります。)

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 「大かき八年」を読んでいただき、ありがとうございました。
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発行★編集:槌谷本店 〒503-0876 岐阜県大垣市俵町39番地
フリーダイヤル.0120・78・5311 フリーFAX.0120・78・5355
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〈tencho@kakiyokan.com〉までお寄せください。
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