2007/06/04
航空事情 2007年06月04日号
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得価格は55億ルピー、エアーデカンの時価総額は210億ルピーとなる。 キングフィッシャー航空の親会社ユナイテッド・ブリューアリーズ社のウィ ジャ・マルヤ会長は、年間で30億ルピーの相乗効果が期待できるとしてい るが、エアーデカンを完全子会社化する意図はないとしている。 31日、エアーデカンの親会社デカン・アビエーションの株価は146.8 0ルピーまで12%上げ、ユナイテッド・ブリューアリーズ社の株価は、ス トップ高(10%)の683.80ルピーまで上げている。 ノースウエスト航空 会社再建、法的な手続き完了・NYSE上場 ------------------------------------------------------------ ノースウエスト航空は31日、20ヶ月間に渡る法的な会社再建手続きを完 了し、連邦破産法11条の適用から外れたことを明らかにした。米国の大手 航空会社は過去5年間では初めて、一社も破産法の適用を受けないことにな った。ノースウエスト航空は約1年半で年間24億ドルの経費を削減、他の 大手航空会社同じくその大部分は人件費だった。 ノースウエスト航空の株式は、破産法適用後の2005年9月にニューヨー ク・ナスダック証券取引所から上場廃止となっていたが、31日には初めて ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場、ダグ・スティーンランド最高 経営責任者(CEO)がこの日の取引開始を告げるオープニング・ベルを鳴 らし新規上場を祝った。 ノースウエスト航空の法的な会社再建完了は、過去5年間に渡る米国航空業 界低迷期からの回復を象徴するものと見られているが、米国国内ではヴァー ジン・アメリカやスカイ・バスなど新たな参入が控えている他、欧州連合 (EU)との航空自由化(オープンスカイ)で新たな商機が産まれる一方、 競争の激化が予想されている。 ライアン・エアー ボーイング社、B737−800型27機を追加発注 ------------------------------------------------------------------ アイルランドの低コスト航空会社ライアン・エアーは31日、ボーイング社 にB737−800型を、27機追加発注したことを明らかにした。200 9年9月から2010年3月までに引き渡しを受けるとしている。これでラ イアン・エアーによる同型の確定発注は308機に達し、これまでに137 機を受領、171機の発注残となった。 欧米間の航空自由化(オープンスカイ)に伴い、大西洋路線に進出するので はと見られているライアン・エアーは、米国路線などへにライアン・エアー として参入することを否定し、B787型を発注する予定はないとしている。 しかし、2015年頃にはB737型の後継機が必要で、大型のB787型 を検討するかもしれないとしている。 ライアン・エアーは同じアイルランドのナショナル・フラッグ・キャリアー、 エアー・リンガスに買収を提案しているが、欧州委員会はライアン・エアー が示した不当競争防止策が不十分として、買収を承認しない意向とされてい る。欧州委員会は7月4日までに、不当競争防止当局の勧告を受け取る予定 になっている。 アビアンカ航空 エアバス社、最大で機材70機を発注 -------------------------------------------------- エアバス社は30日、コロンビアのアビアンカ航空が最大で機材70機を発 注したことを明らかにしている。アビアンカ航空はA320型シリーズ33 機、A330−200型5機を確定発注、別途32機をオプション契約した としている。アビアンカ航空はコロンビア最大の航空会社で、民間航空会社 としては世界で2番目に古い。 アリタリア航空 政府持株売却、TPGが離脱・残るは2グループ ------------------------------------------------------------ アリタリア航空のイタリア政府保有株式の売却で、競争入札に残っていた3 グループの内、米国のテキサス・パシフィック・グループ(TPG)が主導 するグループは29日、入札から降りることを明らかにした。TPGグルー プの離脱で、アエロフロート・ロシア国際航空とエア・ワンが主導する2グ ループが残った。 TPGはブリティッシュ・エアウェイズとイベリア・スペイン航空の買収を 進めているが、アリタリア航空の買収と平行して進める意向はなく、どちら か一方から手を引くことを明らかにしていた。 アリタリア航空が発表した2006年の業績は、機材関連の特別償却を含み、 6億2,600万ユーロの赤字で、2005年の4億5,800万ユーロの 赤字より悪化、2006年末の債務残高は9億9,300万ユーロで、前年 同期比で2億3,800万ユーロ増加している。イタリア政府社会基盤省は 債務額から増資は避けられないとして、6月に株主が増資を協議するとして いる。 労働協定を巡りアリタリア航空の客室乗務員組合は、22日にストライキを 決行、1日の運航便の半分に相当する400便以上が欠航し、翌23日にも 数十便の欠航がでている。 イタリア政府は保有するアリタリア航空の株式49.9%の全て、もしくは 少なくとも39.9%を売却する意向だが、アエロフロート航空は25日、 アリタリア航空の財務内容が更に悪化した懸念があるとして、49.9%で はなく役員会に過半数の役員を選任出来る、39.9%に買収規模を留める 意向を明らかにしている。アエロフロート航空では8億ユーロから9億ユー ロの起債をし、買収資金を調達するとしている。 TPGグループの離脱を受けイタリア政府は、予定通り競争入札を実施する ことを明らかにしている。入札の期限は7月2日となっている。 カタール航空 エアバス社、A350XWB型80機の発注で覚書 ------------------------------------------------------------ エアバス社は30日、カタール航空とA350XWB型80機の発注で合意 したことを明らかにした。2005年に契約していたA350型60機発注 の差し替えになる。発注の覚書は、フランスのニコラス・サラコジ大統領と カタールのシェイク・ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニ首長が同 席し、エリセー宮殿で結ばれた。 発注の内訳はA350−800型20機、同−900型40機、同−100 0型20機で、2013年から引き渡しが始まる。エアバス社はカタール政 府が検討している、エアバス社の親会社、EADS社への出資とは無関係と している。また、A350型の設計変更が顧客から求められているとした報 道を否定している。 A350XWB型の開発は依然として幾つかの変更が加えられている。胴体 を複合材の一体整形とするB787型に対して、A350XWB型の胴体は 金属枠に複合材のパネルを貼り付けるとしていたが、複合材の一体整形に変 更するとされている。コックピット部の窓の形状も新に設計せず、A380 型のものを応用するとされている。 A350XWB型は主翼も複合材化されるが、主翼に主脚を取り付けていた 従来の設計では負荷が集中することから、1960年代のVC10型向けに 開発されたダブル・サイド・ステイ方式を、主脚の装着方法として採用する としている。 一方のボーイング社は、B777型の複合材化や更なる航続距離の延伸を求 める要望が強いとされ、B787−10型の開発には消極的になっている。 ILFC社はB777−300ER型(365座席)とB747−8型(4 67座席)の間を埋める、胴体延長型を求めているが、エミレーツ航空は大 型化ではなく航続距離の延伸を求めている。 ロシア・S7航空 ボーイング社、B787型15機を発注 ------------------------------------------------------ ロシアのエス・セブン(S7)航空(元シベリア航空)は29日、ボーイン グ社とB787型15機を確定発注する契約を結んだことを明らかにした。 また、別途10機をオプション契約したとしている。引き渡しが始まる20 14年に、7機を受領するとしている。S7航空は5月に、B737−80 0型10機をボーイング社に確定発注し、別途10機を購入権契約している。 ******************************************************************* 【編集後記】 ■ご無沙汰致しておりました。半年ほどお休みを戴きましたが、配信を再開 します。どうぞ宜しくお願いします。 □無断の配信休止中にメールにてご連絡・ご照会戴いた方には、返信できず 申し訳ありませんでした。ご了承下さい。 □掲示板への投稿にも一部、回答できていませんが、追々、回答させて戴き ます。済みません。 □全く意味がないので発行号数の記載を止めました。恐縮ですが、今後は日 付で管理して下さい。 【お知らせ】 ★航空事情は個人的に収集・整理している航空関連の情報を、必要とされる 方に公開・配信しているもので、報道を目的とはしていません。 ★このメールマガジンの内容に関しては万全を期していますが、その内容を 保証するものではありません。記載内容に関していかなる損害、トラブル等 が発生しても、その責任は一切負いません。 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