2009/03/01
水曜倶楽部通信vol.215(自閉症療育についてのお奨め本)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 水曜倶楽部通信 vol.215 発行:2009年3月1日 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「水曜倶楽部通信」は、発達障害児・者福祉のエキスパートを目指している方に、 「偉そばり」の次郎おじさんがお届けする福祉情報メールマガジンです。 独断と偏見に満ちた、あるいは地域限定の情報ですが、自信を持ってお届けします ので、読んで損にはなりません。と思いますが、お伝えした情報が読者の皆さんに役 立たなかったとしても、次郎おじさんは一切の責任を負いかねますので、悪しからず ご了承ください。 なお、「水曜倶楽部」は、次郎おじさんが主催する勉強会サイトです。興味のある 方は、ぜひ一度お訪ねください。 ---------------------------------------------------------------------------- ◆水曜倶楽部 URL :http://www5a.biglobe.ne.jp/~jiro-kun/ BLOG:http://jiroojisan.blog89.fc2.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆出版物 (自閉症療育についてのお奨め本)◆ ---------------------------------------------------------------------------- 【書 名】 自閉症の特性理解と支援[TEACCHに学びながら] 【著 者】 藤岡宏さん 【出版社】 ぶどう社 【初版日】 2007年9月 【価 格】 ¥2,100 【※ント】 自閉症の障害特性と支援の基本がとてもわかりやすく解説してあります。 ですから、当然どう関わるべきかも説得力があります。知的障害児通園 施設での取り組みを例に解説してありますが、賢明な読者であれば、成 人への適用も同じであることは、すぐに気づかれると思います。という か、この本を読んで、「なんだ、自閉症児向けの本か」と思ってはいけ ません。自閉症者の支援に携わっている方も、最後まで読んでください。 個人的には、特に、特別支援教育に携わっておられる教員に読んでほし い本です。もちろん、発達障害児保育や療育、発達障害者の支援にかか わっておられる方にもお奨めです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [いわなんだらええのに] 2001年の10月から毎月1回休まずにお手伝いしてきた心理相談会を、来月でやめさせ ていただくことにしました。臨床現場を持たない私にとって、当事者の方と出会える 唯一の現場でしたから、片腕を、いや片腕以上をもがれるに等しいことです。 それほどのダメージになるにもかかわらず、辞める理由はふたつ。ひとつは、本当 に必要な支援を相談者に提供できなかったこと。例えば、自閉症の子どもさんの相談 で、TEACCHプログラムの適用が有効であろうことを説明し、親さんに理解してもらっ ても、その後の具体的な援助ができないがために、いつまでたっても実施にはつなが らず、何年もたって、再び不適応行動が悪化したと相談にこられる親さんがあとを絶 たないからです。これは、私の信条からすれば、無責任な支援に他なりません。 もうひとつは、大変おこがましい言い方ですが、後継者を育てられなかったこと。 確かに、様々な相談に応じたり心理検査をこなすには、それ相応の経験が必要なこと は言うまでもありません。しかし、どんなに豊かな経験がある方も、まずは最初の事 例から始まるわけです。つまり、経験を積むためには、いかに困難な事例ではあって も、まずは実際の事例をこなし、それをこつこつと積み重ねなければならないのです。 このことを一緒に仕事をしてきた方々に伝えてつもりなのですが、アクションを起こ してもらうまでにはいたりませんでした。 勤務する大学に、大学院か相談機能があれば実現できると思いますが、残念ながら、 後継者育成は現状ではあきらめざるをえません。 ひとつだけ、気がかりなことがあります。それはこの心理相談会が今後どうなるの かということ。まだ確認はしていないのですが、ぜひ優秀な心理屋さんに引き継いで いただいて、相談を希望される当事者の方のために、継続的な真の援助システムを確 立していただきたいと願っています。 もうひとつ、臨床の場を失った私に新しい臨床の場を提供していただける方がおら れましたら、ぜひお声をおかけください。待っております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇今回取り上げた話題についての詳しい資料をご希望の方は、メールでご請求くださ い。 ◇取り上げてほしい話題、探している情報などについての要望もぜひお寄せください。 ◇読者の皆様からの情報提供も歓迎いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行し ています。メールマガジンの配信停止は、下記サイトまたは『まぐまぐ』で行うこ とができます。 ◆まぐまぐ : http://www.mag2.com/ ◆配信中止 : http://www.mag2.com/m/0000059245.htm ■発行責任者:次郎おじさん ■発行部数:377部 ■E-Mail : jirou@mvb.biglobe.ne.jp ■URL : http://www5a.biglobe.ne.jp/~jiro-kun/mailmagazine.htm ■バックナンバー : http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000059245 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



