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「憤りを発して食を忘れ、楽しみて以って憂いを忘れ、老の将に至らんとするを知らず」という孔子の言葉から取りました。「発奮して食べることを忘れるほど物事に熱中する気概を持つ一方で、どこかにゆとりがあって、楽しむところがある人物」でありたいと思っています

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2008/01/01

細野豪志の国会報告#72

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細野豪志の両忘記(りょうぼうき)♯72
 『勝負の年の幕開け』(2008/1/1) 

■ねじれ国会の成果
2008年が明けました。昨年の参議院選挙では、皆様のご支援を頂き、
民主党が国会で躍進致しました。総選挙の予想される本年は、政権獲得
に向けて正念場を迎える年となります。

政権交代実現のためには、総選挙まで続くいわゆる「ねじれ国会」の戦
い方が極めて重要です。もちろん、与野党間で国民生活に直結する問題
について真摯に協議するなど、ねじれを乗り越える努力は必要です。

ただし、権力が分散するねじれ自体は、国民にとって歓迎すべきもので
す。臨時国会で出てきた、守屋前事務次官に関わる防衛利権、ウイルス
性肝炎の患者情報の隠蔽などは、権力の集中が崩れた事による、「ねじ
れ国会」の成果です。本年も、野党として、情報の開示には徹底してこ
だわっていく必要があります。

■議員立法とマニフェスト
民主党は国会に多くの法案を提出しました。被災者生活再建支援法の改
正案、政治資金規正法の改正案、年金保険料流用禁止法案、障碍(しょう
がい)者応益負担を廃止する法案などです。

そのうち、被災者生活再建支援法、政治資金規正法など幾つかの法案は、
与党との話し合いで成立させることが出来ましたが、その他の法案につ
いては、残念ながら、与党が民主党法案の採決を拒む、もしくは、審議
拒否していますので、法案提出にとどまっています。

民主党の提出した法案について、与党の歩み寄りが見られるものについ
ては協議が必要です。ただし、与党の抵抗で実現できない法案について
は、無原則に妥協することなく、総選挙のマニフェストに記載し、政権
獲得後の実現を目指すべきです。私は、政策調査会筆頭副会長として法
案とマニフェスト作成の両方に携わることになりますが、メリハリのあ
る対応を心がけていきたいと思っています。

■「農政の細野」を目指して
実は、現在、私個人が最も力を入れているのが農政です。民主党内の若
手の議員で農政を専門としている議員は少数派で、私もこれまで専門外
の分野でした。いざ、関わってみると、環境や安全保障と深く関わる農
政は、大変奥行きがある分野です。本年は、農政を突き詰めてみようと
思っています。

昨年来、地元の農家の皆様や農協の皆様との懇談を通じ、日本の農業を
取り巻く環境の厳しさを痛感しました。米価の急落、燃料費の高騰など、
日本の農業は危機に瀕しています。戸別所得保障による小規模農家に光を
当てる政策の実現、燃料費の高騰抑制、鳥獣被害の防止などの課題が山
積しています。それらの財源を確保するために、不必要な農業土木の削
減や農水省の天下り根絶なども忘れてはなりません。

農政でもう一つ大切なのが消費者の視点です。安全な食料を届けるため
に、戸別所得保障による自給率の向上と、農政の縦割り打破による輸入
食品の安全確保は不可欠です。

■暫定税率の撤廃を!
原油価格の高騰は、農業だけに留まらず、産業界や国民生活に深刻な影
響を与えています。国際的には、市場原理主義偏重で進められてきた、
これまでのやり方を改める発信をわが国が行う必要があります。

国内的には、今年3月で切れるガソリンの暫定税率の撤廃(1リットル
24.3円下がります)が最大の争点となっています。32年間にわたっ
て暫定税率を続けてきたこと自体、私に言わせれば異常なことです。自
治体の財源確保には最大限配慮をしつつ、暫定税率は撤廃すべきです。

■本格論戦
通常国会では、暫定税率を巡って与野党の攻防が展開されることになり
ます。財政再建を巡っては埋蔵金論争もヒートアップしそうです。

私は、予算委員会の一員として、通常国会での論戦の最前線に立つこと
になります。いよいよ、勝負の年の幕が明けました。

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