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2009/10/28

楽しいお酒をゴックン「OLのひとりごと」289号

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      楽しいお酒をきょうもゴックン「OLのひとりごと」

             http://www.e-hp.biz/sake_tanuki/  第289号      
                            
                                                              2009/10/28

			
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      お疲れ様の一杯、お風呂あがりの一杯、
   今宵もアナタとワタシの素敵な時間が始まる...
   ジンッと感じて
   ギュッと抱きしめて
   カラダごと温めてくれるお酒がワタシは大好きなの。
      あっ待って、ここから先は一緒ヨ! 

   
  第287回  「高級焼き鳥屋ご案内」 新宿のマルコ
   
 
  第287回  「秋の夜長」 チビグビ 

 
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  第287回「高級焼き鳥屋ご案内」  新宿のマルコ

  久しぶりに浅草へ行った。来日中の中国の偉い方々がフリーの半日に浅草へ
  行きたいと言いだしたので、本社の偉い人達から「マルコ君、君がご案内し
  ろ!」と言われて「あ、はい!」ということになったのである。そう言われ
  ても浪速女のマルコは浅草に詳しくない。一晩かかって必死で調べ、中国語
  で案内図を作った。しかし、雷門にかかっているあのでかい提灯を中国語で

  何と言うのか?線香の煙を身体に浴びる例のあの行為など、一体どう説明し
  ていいのか?当日はジャンボタクシーを手配して浅草へ。「難しい質問をさ
  れませんように!」と祈っていたら、何てことはない、中国は仏教国だけあ
  って、私が何も説明しなくても、自分達でさっさと線香を買い、盛大に煙を
  浴びて、観音様に手を合わせておられた。私が顔を上げても、彼らがまだ頭

  をたれていたので、私は慌ててまた拝んだのだった。人力車に乗ったり、人
  形焼を食べたり、仲見世を行ったり来たりしていたら、適当に日が暮れてき
  た。夜の食事は、本社のほうで高級店をばっちり手配してくれているから
  「やれやれ、後は彼らを、食事の席まで送り届けたらOK」と再びジャンボタ
  クシーに乗り込んだ。食事の席は、うちの会社の偉いさん達もきて、公式な

  席になるから、通訳もばっちり二人は同席する。私は適当に相槌を打って、
  あとは飲んでいればいい。ところが、またまた彼ら、ややこしいことに
  「マルコ、今夜は、焼き鳥屋に連れて行ってくれないか」と言い出した。焼
  き鳥屋に行きたい気持ち、飲兵衛の私にはとってもよく分かるが、本社で何
  と言うか。連絡をとると、本社も慌てて、焼き鳥屋を手配した。指示された

  店に行くと、何とメニューにサーロインステーキやイベリコ豚がある超高級
  焼き鳥屋。たぶん、中国の彼らがイメージしているのはこういう店じゃなく
  「次はハツと焼酎お湯割り!」とか怒鳴るように注文して、生のキャベツを
  バリバリかじったりする所だろうと思うけど・・。  
 
    
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  第287回「秋の夜長」 チビグビ     
 
  秋の夜はやっぱり長い。仕事がささーっと終わってしまい、誰ともなんの約
  束もなく、早々と家に戻ったときなど、寝るまでの時間ってこんなにあった
  っけと感動するやら、持て余すやら。

  “家飲み”という新たな言葉が流行してしまうほどの長期間の不景気にあっ
  て、飲み会の頻度は確実に下がってきている。こんなときこそ元気に飲み会
  と、逐次、叫んでいる
  チビグビではあるが、さすがに誰も乗ってきてくれない夜もある。
  もちろん、“家飲み”でも“外飲み”でも個人的には対応可能なのだが、ひ

  とり酒が幾晩も続くと、寂しいというか、つまらない。事実、そんな夜が先
  週は続いてしまった。そして木曜日、わたしはどこかでワイワイ楽しく飲み
  たいという欲求を抑えきれず、新宿の居酒屋にひとりで繰り出した。その居
  酒屋で、わたしは常連ではないけれど、常連さんらとは顔見知りで、行けば
  きっと楽しく飲めるに違いないと目論んだのである。カウンターに案内され、

  左右を見回す。珍しく空席が目立つ。予約しないと入れないことがままある
  店だった筈なのに・・・・・・。店長によれば、夏まではまだ良かったのに、お盆
  以降、厳しい状態が続いているとのこと。一口ビールをぐいっとあおり、お
  通しに出てきた小松菜の煮びたしをつまみながら、ここでもしみじみ“ひと
  り酒”をすることに。

  だが、20分ほどすると、常連さんたちがひとりずつ、次から次へとやって
  来たのだ。
  「久しぶりだねー」「お元気ですか?」「紅葉、どっか見に行った?」「お
  っ、冷やおろし飲んでるね。店長、ぼくにも同じやつ」「お腹すいたー。お
  でんくださーい」などの声がカウンター上を行き交う。その後は、希望通り
  
  のワイワイ楽しい展開に。
  あー、来て良かった。気づけば店内もほぼ満席で、店長も嬉しそう。
  常連さんのひとりが言った。
  「秋は夜が長くてね・・・・・・」
  そう、月を眺めてひとりでお酒を飲むのもいいけれど、長く感じる夜は、誰
  
  かと楽しくチビグビは“外飲み”を続けます!



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