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2009/10/14

楽しいお酒をゴックン「OLのひとりごと」288号

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      楽しいお酒をきょうもゴックン「OLのひとりごと」

             http://www.e-hp.biz/sake_tanuki/  第288号      
                            
                                                              2009/10/14

			
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      お疲れ様の一杯、お風呂あがりの一杯、
   今宵もアナタとワタシの素敵な時間が始まる...
   ジンッと感じて
   ギュッと抱きしめて
   カラダごと温めてくれるお酒がワタシは大好きなの。
      あっ待って、ここから先は一緒ヨ! 

   
  第286回  「幻のマオタイ酒、再び」 新宿のマルコ
   
 
  第286回  「シンプル イズ ベスト は、本当か」 チビグビ 

 
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  第286回「幻のマオタイ酒、再び」  新宿のマルコ

  中国から偉い人たちが来日した。偉い人というのは、うちの会社の北京支店
  と関係の深い政官のナンバー2あたりの人で、北京支店長がその人たちのお
  供をしてやって来たのだ。
  偉い人は偉い人たち同士で会うので、うちの支店長や、その上の常務、その
  また上の副社長クラスが迎えて仕事の話をするのだが、中国との仕事にはい

  ささか関係のある私も、ご接待係という名の走り使いで借り出された。
  ちょうど一年前、突然の北京出張を命じられたとき「ああ!どうしてもっと
  真面目に中国語の勉強をしておかなかったのかしらん!!」と地団駄踏んで
  後悔したのに、今年もまた同じような場面に遭遇して、トホホ、もう後悔を
  通り越して、居直るしかないって感じ。本社の応接室で、偉い方たちをお出

  迎えすると、去年、北京で「幻のマオタイ酒!」をご馳走してくださった北
  京支店のお得意先の社長も見え、私のことを覚えていてくださった。そして、
  何とその方が全員の前で「去年、マルコがマオタイ酒を美味しい美味しいと
  言ってくれたので、お土産に持ってきました。今夜、皆で乾杯しましょう」
  と挨拶なさったのだ。

  私は何か答えなくてはと、下手な中国語で「私はマオタイ酒がとても好きで
  す!」と張り切って言った!つもりが「私はマオタイ酒をたくさん飲みたい!」
  と間違えて言ってしまったことに直後に気付いた。
  「ああ!通訳の人!今のは訳さないで!」と叫んだときは既に遅く、応接室
  は爆笑の渦。私は体温が一気に10度も下がったかと思うほど恥ずかしかった。

  ヤッパ、居直りで、国際交流は無理だわ。それでも、その夜の宴会では、
  もう一生飲めないかもと思っていたあのマオタイ酒を飲むことが出来、持参
  した社長が「マルコ、美味しいか?美味しいか?」と何度も聞いてくれて場
  が和んだ。うちの会社の偉いさんたちは皆、酒にはあまり強くなく、52度
  のマオタイ酒を持て余していたので、私は酒の強さで何とか昼間の失敗を挽

  回することが出来た。              

    
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  第286回「シンプル イズ ベスト は、本当か」 チビグビ     
 
  この頃、お料理屋さんに行って気づくことがある。お皿やグラスがどれもシン
  プルなのだ。特に多いのは、真っ白だったり真っ黒だったりの単一色からなる
  器たち。お料理(素材)そのものの色を引き立たせると言えば確かにその通りな
  んだろう。
  真っ白いキャンパスに絵を描くように、盛り付けていく・・ということなんだ
  
  ろう。
  でも、でもね、器に絵柄があったら、盛り付けにはもっともっとセンスが必要
  なのではないだろうか。そして、うまくいった時には、“この器があってこそ、
  この料理”という、芸術的な深みと味わいが出てくるのではないだろうか。

  “シンプル イズ ベスト”というキャッチ・コピーは大当たりし、どんな状
  況、どんな場合にも、「そうそう、そうだよね、シンプルが一番だよね」と持
  てはやされるようになって久しい。見た目はシンプル、でもクォリティが高い、
  そして値段は安いという商品は、この不景気でも大流行している。
  ふーむ、本当にそうなんだろうか。

  この週末、ちょっといいワインが飲みたいと思い立ち、伊勢丹のリカー・コーナ
  ーを見て回った。そこでも同じような感覚に襲われた。高いワインほど、ラベ
  ルやボトルの作りがシンプルで、中堅クラスは華やかで、安価なものに変わっ
  た意匠があった。やっぱりここでも、シンプルが一番・・か。

  シンプルの世界は、日本のわび・さび文化にも通じ、実は奥深いものなのだろ
  う。シンプルの意味を、言葉そのものの意味である単純とか簡単とかと安直に
  定義せずに突き詰めたところに、たまさかベストなものが出来上がるのだろう。

  ところで、何をこんなに悩んでいるかと言うと、こんな時だからこそ、課の忘
  年会はパーッとやろうという話になり、まるで義務であるかのように幹事を仰
  せつかったチビグビは、場所の選定から告知DM、当日の段取り等のすべてを、
  シンプルな中にキラリとセンスを見せるか、ゴージャスに完璧を目指すか、ど
  っちにしようか考え込んでいるのだ。いやあむずかしい。そして、これはここ
  だけの話だけど、どっちが楽かなあ。



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