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2009/06/17

[426-2009/06/17] フレグランス・ワールド・レター

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   ■■■    フレグランス・ワールド・レター ( 週刊 )
┏━┻┻━┓
┃ Palais ┃ 香りラウンジ パレアンヌ
┃ Anne ┃                                            Since 1999.10.
┗━━━━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(426-2009/06/17)━━

―( HEADLINE )――――――――――――――――――――――――――――
○FRAGRANCE
[ 1] C.Dior「ミスディオールシェリーオー」が6月5日より発売中

○LESSON
[ 2] 香りの歴史:12世紀から15世紀

○EDITOR'S COMMENT
[ 3] 編集後記:ダガーナーフを廃棄しました
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

―( FRAGRANCE  )――――――――――――――――――――――――[ 1]―
●C.Dior「ミスディオールシェリーオー」が6月5日より発売中
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ディオールシェリーにスパークリングな香り「オー」が新たに加えられました。

ディオールブランドのお約束事でもあるエレガントな要素はそのままに、軽や
かで瑞々しく弾けるように天真爛漫な「フレッシュスパークリングフローラル
調」の香り。

フルーティなキャンディが弾けるような印象を持つシェリーオーは、ビターオ
レンジのトップに、ミドルにガーデニア(くちなし)、ベースにホワイトムスク
を配した、美味しさと芳純さと、透明感を表現した香りです。

自然体でありつつ、個性を表現したい方におすすめの夏向きフレグランスでし
ょう。

価格は、オードトワレ¥8,925/50ml〜。

◆Christian Dior http://www.dior.com/

―( LESSON )――――――――――――――――――――――――――[ 2]―
●香りの歴史:12世紀から15世紀
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
今月の香りレッスンは「歴史」に焦点をあてています。

今回は「12世紀から15世紀」を取り上げます。香水に欠かせない香料とアルコ
ール。つまり香水の歴史はアルコールの歴史から始まったのです。アルコール
の発見が香水の道を開きました。

○12世紀〜15世紀
12世紀:
イタリアのサレルノ大学に残る手写本には、ぶどう酒を蒸留してアルコール性
の液体を得たと記述が残っています。

13世紀:
13世紀半ば、スペインの錬金術師であるアルノード・ヴィルヌーブとその弟子
レイモン・リュールが香り付きアルコールを作りヨーロッパに広めました。

14世紀:
スペインの修道士が匂いのついたアルコールの希釈液を製造。消毒・飲料・病
気の治療を目的に、不老長寿の薬として修道院で独占販売。ハンガリーではエ
リザベート女王のためにオードトワレの原点であるハンガリアンウォーターが
作成されました。

15世紀:
バスコダガマやコロンブス等が活躍した大航海時代。新大陸発見により貿易ル
ートが開拓され、東洋の香料やスパイスが西洋にもたらされました。

―( EDITOR'S COMMENT )―――――――――――――――――――――[ 3]―
●編集後記:ダガーナーフを廃棄しました
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
昨年6月に起きた秋葉原の無差別殺傷事件から一年。私にとって秋葉原は、20
代には一週間に一回は出かけた馴染み深い町。当時はなかなか手に入らなかっ
た「インチネジ」を探しに部品街の店主に相談して回ったり、最新のパソコン
や周辺機器を品定めしたりと、飽きることなく一日中歩くことのできる楽しい
町でした。

「電気街」から「ゲーム街」に変わってしまった今はもうほとんど出かけるこ
とがなくなりましたが、あの事件はとても他人事とは思えず、犠牲になった方
々を自分に置き換えて考えざるを得ませんでした。

そしてあの事件を契機に改正された銃刀法。それが今年の7月4日に施行されま
す。ダガーナイフの所持を禁じるものですが、実は我が家の物置にもありまし
た。

そのナイフは、私が15年ほど前に研修旅行でアメリカに行ったときに買ったも
の。サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフにあるお店で、30分も悩ん
で購入しました。湾内にはアルカトラズ島が見え、すぐ近くまでイルカがやっ
てくる美しい港と、こじんまりとしたナイフショップ。時折ダガーナイフを手
に取ると、このふたつの光景がよみがえり、これまで一度も使ったことはあり
ませんが、何となく大切な記念品として保管していました。

でも今や、フィッシャーマンズワーフの思い出と秋葉原の事件という全く異な
る光景がこのナイフに覆いかぶさり、純粋な良き思い出として楽しめなくなっ
てしまい、改正銃刀法施行をきっかけにきちんと処分してしまおうという気持
ちになりました。

報道によれば、出回っているダガーナイフの一割しか回収できていないとか。
保管するだけならばいいだろう、という気持ちでいる人がほとんどだと思いま
す。でもダガーナイフは「肉を切るために」進化したもの。戦闘用の武器とし
て古代人は剣に加工し、戦争アクション映画にもよく登場する刃物です。両刃
の剣は中華包丁にもあるのにダガーナイフだけ規制されるのはおかしいという
声もありますが、肉切り料理もしないのに、部屋の引き出しの中にあることの
不自然さに気づくべきなのかもしれません。

廃棄する方は警察署に行く前に、最寄の交番に相談するか、電話で一報を入れ
たほうがスムーズに行きます。手続きは一枚の用紙に、自分の住所・名前など
と廃棄依頼理由を書くだけ。印鑑が必要です(忘れたら指で押捺)。時間は15分
ほどで済みました。(i)

◆フィッシャーマンズワーフ http://www.fishermanswharf.org/



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○発行: 香りラウンジ『パレアンヌ』
○原稿: 中田邦子(パレアンヌ)、中田イサオ(セラヴィ・ジャパン)
○編集: 中田イサオ
○配信: インターネットの本屋さん『まぐまぐ』
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