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2009/12/27

国際ニュース・カウントダウン 2009年52号(通算496号)

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国際ニュース・カウントダウン   2009 年52号 (通算496号)  by INCD-club
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◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2009年12月20-27日
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◆米医療改革法案、上院が可決(24日)☆
・米議会上院は医療保険改革法案を60対39で可決した。
・下院はすでに同様の法案を可決しており、年明けから一本化作業を進める。
・医療改革は米国民の6人に1人といわれる無保険者の大幅削減を目指すもの。
・オバマ政権が内政の最重要課題として位置付けてきた。
・両院調整を残すものの、最大の山場を超えた格好。
・医療保険改革はクリントン政権など歴代政権が失敗。65年以来の大改革になる。
・ただ法案通過のために保守派に妥協。政権を支持してきた改革派からは不満も出る。

◆米機爆破テロ未遂、アルカイダ関与の疑い(25日)☆
・米ノースウエスト航空機(デルタ傘下)で爆破テロ未遂事件が発生した。
・犯人はロンドン留学中のナイジェリア人学生。デトロイト着陸直前に爆破を試みた。
・乗客が取り押さえ大惨事は免れた。
・犯人はアルカイダとのつながりがあるとの指摘がある。
・テロの危険がなお広く存在する事実と、防止体制の欠陥が改めて露呈した感じだ。

◆欧米で寒波、凍死者相次ぐ(20日)
・欧州が寒波に見舞われ、各地で凍死者が出た。
・ポーランドやドイツ、オーストリア、フランスなどで数十人が凍死した模様。
・多くはホームレスや泥酔者。
・米国ではNYやワシントンが大雪に見舞われ、航空機の便が乱れた。

◆国連予算、新興国の負担を引き上げ(24日)
・国連は総会で通常予算の分担率に関する決議を採択した。
・中国やインドなど新興国の分担を拡大する。
・米国は22%を維持。日本は16→12%強に低下。欧州諸国も分担率が下がる。
・新興国の経済成長が、国連分担金にも反映された格好だ。

◆米欧株価が年初来高値(24日)
・24日のNYダウは1万520ドルと昨年10月以来の高値を記録した。
・ロンドンのFTSEも年初来の高値となった。
・米MSCI算出の世界株価指数は25日時点で年初から26%上昇した。
・昨年は40%下落していた。
・世界経済の回復基調を反映した格好。ただ、先行きの不透明感は強い。


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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース                  
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース         
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース新大統領  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ                
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
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◎寸評:of the Week
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 【2009年終了】2009年も間もなく終了。世界は経済混乱、アフガン情勢、地球温暖化などのテーマを中心に動いたが、一貫してオバマ米大統領を中心に動いた感じだ。



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◎国際ニュースを切る
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◆2009年の重大ニュース 2009.12.27

 2009年もまもなく終了する。世界は金融危機後の経済混乱に揺れ、米GMが破綻した。安保で
はアフガン情勢が悪化し、新型インフルエンザや環境問題に関心が集まった。世界史的には米
オバマ大統領誕生の年として記録されることになる。

▽オバマ大統領

 オバマ大統領の誕生で米国の外交政策は大きく変わった。ブッシュ前大統領時代の単独主義
は国際協調路線に転換。大統領は4月のプラハ演説(核なき世界)、6月のカイロ演説(イスラム
との対話)などで世界に次々にメッセージを発信した。9月にはミサイル防衛システムの東欧
配備を中止し、冷却化していたロシアとの関係をリセットした。ノーベル平和賞が与えられた
のは、新外交政策への期待からだろう。

 ただオバマ政権の外交政策が、現実主義の上に経っていることは忘れてはならない。アフガ
ンは新戦略で増派を決定。核拡散防止では厳しい姿勢を貫く。

 米国に初の黒人大統領誕生そのものが世界史的なニュースであることも世界を眺める基本認
識として不可欠だ。

▽世界経済

 世界経済は金融危機後の混乱が続き、世界全体の成長率は戦後初のマイナスに落ち込んだ。
こうした中で20世紀を代表する企業である米GMが破綻した。ただ、世界経済は1-3月期を底に
上向き始め、懸念された世界恐慌は避けられようだ。

 各国は金融危機の原因となり、世界経済を再び不安定にしかねない金融システムの改革論議
を重ねた。それなりの対応は決めたが、決定的な結論が出たとは言い難い。「パレダイムの転
換」ばかりが強調される資本主義の行方についても、まだキーワードが見つかっていない状況だ。 

▽新型インフル、アフガン、環境

 経済以外で世界を揺るがしたニュースといえば、新型インフルエンザの流行が挙げられる。
人類にとっての疾病の影響を改めて思い起こさせた。

 安全保障ではアフガン情勢が悪化。イラクに代わって世界の安全保障を揺るがす中心課題に
なった。イラン、北朝鮮の核拡散問題もくすぶり続けた。

 地球温暖化など環境問題への関心は一層高まった。COP15会議は初の首脳級会議となった。
ただ結論は事実上、2010年以降に先送りした。こうした中で企業は環境ビジネスへの傾斜を
加速。電気自動車やスマートグリッドも構想から実現化の段階に入った。経済構造の変化は
着実に進んでいる。

▽中長期的潮流と2010年以降への課題

 単発のニュースとしては目立たないが、世界を変える中長期的な変化は着実に進んだ。ITな
どの技術革新は加速し、携帯やスマートフォンの普及に拍車がかかった。

 中国やインドは不況からいち早く回復、世界経済における新興国の存在感拡大は一掃鮮明に
なった。2010年には中国が世界第2の経済大国になるのが確実だ。 

 技術革新、新興国の影響力拡大、環境問題などは2010年も重要な変化をもたらし続けること
を感じさせる。

▼2009年の10大ニュース

 INCD Clubが独断と偏見で(^^)選ぶ2009年の10大ニュースは以下の通り。オバマ政権と経済関
連のニュースは分類の仕方次第でいくつにもなるが、なるべくまとめた。

1.米オバマ政権誕生。外交政策転換(ノーベル平和賞受賞なども)
2.米GMが破綻。
3.新型インフルエンザ流行。
4.アフガニスタン情勢悪化。米は新戦略発表。
5.世界経済混乱継続。マイナス成長。恐慌は回避。
6.温暖化問題に世界の関心。COP15は懸案先送り。産業界は環境対応加速。
7.中国が建国60周年。大国としての存在感拡大。
8.米軍がイラク都市部から撤退。
9.EUがリスボン条約発効。
10.核拡散新展開(北朝鮮、イラン。オバマの核なき世界演説)


▼世界の主要メディアの重大ニュースは次の通り。

◇The Economstの"The world this year"(10には限定せず)

・米オバマ政権の誕生。外交政策転換。ノーベル平和賞受賞など。
・核拡散問題(イラン、北朝鮮)
・米軍がイラク都市部から撤退。
・アフガン情勢悪化。カルザイ大統領再任。関連でパキスタン情勢悪化も。
・世界経済混乱。失業率悪化、財政悪化、銀行救済。金融規制議論、ボーナス規制も。
・GM破綻
・中国経済成長
・EUがリスボン条約発効。
・新型インフルエンザ。
・地球温暖化問題。COP15.
・スリランカの内戦終結。
・イラン情勢(大統領選とその後の混乱)
・各国政治の動向:ドイツ総選挙(大連立→中道右派)。日本の政権交代。インド総選挙(国民会議派勝利)。インドネシア大統領選。
・政治混乱:ジンバブエ。ホンジュラス。

http://www.economist.com/world/displayStory.cfm?story_id=15133572&source=hptextfeature

◇共同通信社

1.オバマ米新政権スタート。「核なき世界」でノーベル平和賞
2.米自動車大手GM、クライスラーが経営破綻
3.北朝鮮が6カ国協議を離脱、核実験。米朝関係に動きも
4.アフガンの治安、さらに悪化。米が軍隊の増派含む新戦略
5.イラク多国籍軍に幕。米軍戦闘部隊が都市部から撤退
6.歌手のマイケル・ジャクソンさん急死。映画は大ヒット
7.中国が建国60周年。ウイグルで暴動。経済は8%成長
8.金融サミット相次ぎ開催。「ドバイ・ショック」で為替など激動
9.2016年夏季五輪のリオ開催決まる。東京は落選
10.EU新基本条約が発効。新「大統領」にベルギー首相


◇Google most serched items

 国際ニュースとは直接関係しないネット世代の世界の人々の関心を反映する。ちなみに2008年のFastest Risingのトップはsarah palin、2位はbeijing 2008だった(オバマはすでにその前から 
よく検索されていた)。2007年はiphone。
 

1.michael jackson
2.facebook
3.tuenti
4.twitter
5.sanalika
6.new moon
7.lady gaga
8.windows 7
9.dantri.com.vn
10.torpedo gratis

◇読売新聞の読者アンケートによる海外ニュースベスト10

1 新型インフルエンザ大流行、世界で死者相次ぐ 
2 オバマ米大統領が就任 
3 マイケル・ジャクソンさん急死 
4 米GM、クライスラーが相次ぎ経営破綻 
5 ノーベル平和賞にオバマ大統領 
6 北朝鮮が弾道ミサイル発射 
7 韓国で射撃場火災、日本人客10人死亡 
8 中国新疆ウイグル自治区で暴動、197人死亡 
9 南太平洋、スマトラで大地震相次ぐ 
10 世界陸上、ボルト選手が3冠 



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◎今週の注目(2009.12.28-2010.1.2)&当面の注目
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・いよいよ2010年。新年のアジェンダを考える時期だ。各国首脳などの新年メッセージも注目。

・1月にはオバマ大統領の初の一般教書演説、ダボス会議など。


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「国際ニュース・カウントダウン」は、週刊単位で世界の動きを分かりやすく、かつ面白く
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