2001/11/02
サッポー美肌塾45号★全成分表示で何が変わる?
2001.11.02 From Sappho第45号 -~*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~- −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ┳ ☆─┬─┬─┬─☆ ┳ ●●● │サ│ッ│ポ│ー│ ●●● ●● ├─┼─┼─┼─┤ ●● ● │美│肌│塾│★│ ● ☆─┴─┴─┴─☆ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− -~*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~-*~- ★★ http://www.sappho.co.jp/ ★★ あなたの肌はもっと美しくなる。 あなたの肌の真実を伝えましょう・・・・・ ・・・あなたの肌の美しさの秘密を伝えましょう ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ Lessons No.45 ★「全成分表示で何が変わる?」 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 秋の空がきれいだ 心を静め青い空を眺めていると この星=地球が宇宙(そら)に浮かんでいることを実感する それにしても夜空の星が少なくなったのは寂しい この星が曇りでおおわれているのか この曇りを晴らすはなにか 曇りはまず人々の心に現れる 民よ! 為政者よ! 心せよ 化粧品における「全成分表示」が スキンケアの曇りを取り除く視点になれば... 現実に戻るサッポーでした。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ こんにちはサッポーです。 先週の「全成分表示」では全体の視点をテーマにしました。 なんだか?わかりにくくなっただけ!なんて言っていたら美肌作 りから取り残されますよ。 今週は「全成分表示」の義務化により変わっていく部分について、 賢い消費者の視点を紹介して行きます。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ★ 全成分表示になって.... ★ ____ 何が変わる?! ____ 《《A 表示指定成分、添加物、香料、鉱物油、界面活性剤、これが悪者 でしょう。 一方、無添加、無香料、自然化粧品、合成に対する天然、そして オイルフリーにノンアルコール、これはプラスイメージね。 このような言葉がキーワード...てことですね。 いつも迷ってただけに、とっても興味があります。 《《B 私は肌に合っていたらいいと思いますが...。 いろいろ説明がされていても実際のところわからないですもの。 だって良くない成分なら使用禁止にすれば良いのでしょう? 《《C 何言ってるの。肌で試してからでは遅いってことよ。 私なんか、このキーワードが化粧品選びの目安だったよね。 S》》 様々ですね。順に見ていきましょう。 ^^^^サッポーの視点^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ◆ 表示指定成分・香料・鉱物油・添加物 ◇ ◆ 界面活性剤・オイル・アルコール etc ◇ 「表示指定成分」とは“ごくまれにアレルギーなど皮膚障害を起こす可能 性がある成分”として表示が義務づけられていた成分のことです。化粧品に よる皮膚障害がよく起きていた時代が終焉した頃...昭和55年に薬事法に追 加された法律です。皮膚障害が起きないようにそれらの使用方法・配合量な どが細かく決められたものでした。 「危ない化粧品」などといった警告書などが出版されていた時代です。 このころを境に目立った化粧品による皮膚障害は姿を消していきました。 といっても無くなったわけではありません。現在も肌の健康と美しさを作る はずの化粧品によって皮膚障害が起きる皮肉は続いています。 しかし、その原因の多くはなかなか特定できないものになっています。 結果...何が残ったか?------- 悪者探しの視点です。 純粋に良い化粧品を作るための悪者探しであれば良かったのですが、消費 者の目に触れて表面化してきたのは「売らんがため..」の悪者探しでした。 格好の材料にされたのが表示指定成分・香料・鉱物油・添加物・界面活性剤、 果てはオイル・アルコール...etcというわけです。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 《《C 表示指定成分や鉱物油は悪くないのかい? 確かに..。B子が言ってたように悪いなら使用禁止にすればよい わけだ....でもね... (^_^;)。 《《B 「表示指定成分は使用してません」とか、「無添加無香料」って よくありましたよね。 一方で相変わらず使っているところとか...どうしてかしら? 《《A 私も以前からおかしいな?と思っていることがあるの。 化粧品会社だって成分は好きなものを選ぶことができるのでし ょう? 悪いと言われている成分があれば変えればいいのに?って。 《《C うーん!? これは何かあるね。 悪者探しは儲かるのかい? ^^^^サッポーの視点^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ◆ 思いこみが作る落とし穴 ◇ ==消費者の視点== ┗━肌に合ったよいスキンケアをするためのよい化粧品を選ぶ。 ==化粧品会社の視点== ┗━人に愛されよく売れる化粧品を作る ┣━○よいスキンケアができる化粧品を作る ┗━△こう言えばよく売れるぞ ┗━×こう言える化粧品を作ろう 本来消費者が求めるものと、化粧品会社が提供したいものは一致すべきです。 しかし片寄った情報から作られた「思いこみ」を利用すると、本来求めるべ き価値とは異なったものが商品(売り物)になっていることがあります。 ** 例1 悪者のイメージを利用し、商品の価値を高める 無添加・無香料→表示指定成分無添加・無香料→???? こういう表示が多く見られました。しかし、全成分表示の導入が議論され るようになった3・4年前より、将来無添加でないことが表面化すると嘘を言 っていたことになるので、表示指定成分無添加という表示に切り替えたとこ ろが増えました。 未だに無添加で通しているところと比較すると正しい対応ですね。しかし、 消費者の中には「え!無添加ではなかったの?」と思われた方も多いでしょ う。 添加物・香料・表示指定成分は必ず悪いものだという思いこみを利用して、 「これらを使用しないことを売り物にすると人気がでるぞ..」という発想で 化粧品が作られ販売されていたら、一部の情報を知らされるだけで判断して いた消費者は悲しいところです。 このような場合、全成分表示に切り替えたときどのような表示をするので しょう。 ** 指定成分の変わりにどのような添加物を使用しているのか.... ** 香料を使用せずに原料臭を消すためにどのような方法・添加物を利用 しているのか... 全成分表示の義務化によって、化粧品会社には消費者に対する説明責任が 生じました。尋ねられたら答える必要があります。 全ての成分についてその目的や役割を説明するわけですから、低レベルな ごまかし商法は通用しなくなってきました。 表示指定成分や香料使用の有無ではなく....だからあなたの肌にとって よい化粧品なのですよ...という競争になっていくことこそ大切なのですね。 日本女性の肌にとって明るい変化です。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 《《C うーん、それなりに理解したよ。 しかし化粧品会社の説明責任が強くなったといっても、全成分が 表示されているだけでは....何をどう尋ねたらよいのかさえわ からないじゃないか?! 《《B 消費者も知識を高めないとせっかくの全成分表示が役立たないわ けですね。 S》》 そう、勉強していきましょう。 しかし低レベルなごまかしを見抜く視点はいくつかありますよ。 ^^^^サッポーの解説^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ◆ 低レベルなごまかし例 ◇ 悪者イメージを利用しやすい項目を見ていきましょう。 **例2 鉱物油のイメージ 1970年代終わり頃に多発したリール黒皮症(化粧品が原因だとされる シミ)の原因の一つではないかとされた。当時の原材料精製技術では 不純物が混入していたことが原因でした。現在では皮膚の保護材とし て医療用に、石油から精製されたワセリンが信頼され多く使用されて います。精製度の飛躍的な向上がありました。 しかし相変わらず鉱物油は悪者のイメージです。 **例3 界面活性剤のイメージ 洗浄剤、乳化剤として今や化粧品作りに欠かせないものとなっていま す。しかしその能力の強さが様々であり、界面活性力の高いものは肌 のバリアゾーン(角質層部分)を壊していくため、適切さを欠いた製品 や、間違った使用は肌を傷め様々な皮膚障害を引き起こすことができ るものです。 昔からある石けんも化学的に合成された界面活性剤で、能力は中位に 位置し、通常界面活性剤とはいわず、馴染みのある石けんという呼称 が用いられています。 **例4 オイル(油)のイメージ クリーム類への使用が代表ですが、肌にとって大切な役割を果たすた め様々な目的の化粧品に使用されています。しかし油は紫外線や空気 に触れると肌によくない過酸化脂質に変質して行きます。 しかし皮脂も同じように過酸化脂質に変質する欠点を持っています。 油と活性酸素と過酸化脂質が身体に悪影響する問題を様々に論じるこ とで悪者イメージが作られてきました。 **例5 アルコールのイメージ 化粧品に使用されるアルコール類は様々な性質を持つものがあり用途 も色々、溶剤として使用される外に、殺菌、収斂、乾燥促進、逆に油 性原料として、保湿剤としてなど様々な目的に使用されます。 アルコールの性質は使用形態・使用目的次第で肌に良くも悪くも作用 するものです。 **例6 定義のあいまいな言葉の利用 化粧品に使用されるもので天然のものといえば水と一部の香料、微量 に配合される○○エキスといったものです。しかしこれらも安全なよ うに化学処理されたものが普通使用されます。その他の主要成分の原 料は天然・人工に関わらず化学的に合成されたものです。 あいまいな言葉;自然化粧品、天然、合成、植物由来、動物由来... ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 《《C 合成といえば何となく悪いイメージがあるね。 それで合成○○は使用していませんなんて言ってたわけだね。 ところがやはり合成されたものではないかということで、植物性 の原料で作った○○なんて言い出したわけか。 考えてみればもともとの原料で天然でないものなんてあるはずが ない。 仏や神であるまいし..何に惑わされてたのかネー。(^_^;) 《《A パターンが読めてきたわ (*^_^*) 悪いイメージがあるものを探し、それを使用しないでその成分の 悪い面を徹底的に解説するわけですね。もちろんその時は化粧品 に使用される基準は前提にしない内容で良いわけです。 S》》 ハイ、今日の授業はこれまで。 全成分表示がスキンケア製品の成長と発展につながることを祈り ましょう。 でもそれを支えるのはあなた達の知識・視点の高まりが必要であ ることを忘れないように。(=_=) ● 美肌術三原則 1、あなたの肌を知る 2、あなたの肌を取り巻くダメージ(環境)を知る 3、あなたが使用する化粧品を知る ・・・・・・・肌に対する責任はあなた自身にあります。 スキンケアの正しい視点を身につけましょう。 来週のスキンケア情報に対するとまどいは、 「肌...冬の準備はできた?!」 にします。 お楽しみに (^_^)/~ ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 本日の講義はこれまで。 無駄な悔しい投資をしないために、あなたのスキンケアを 変えていく学習です。 ではまた来週お会いしましょう。 ∞∞∞∞★おしらせ★∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 「こんな話題をとりあげてほしい」「ずばり聞きたい」 「もっと詳しく教えてほしい」など、「サッポー美肌塾」で扱う トピックのリクエストを募集しております。 どしどしお寄せくださいね。ご応募はこちらまで↓ http://www.sappho.co.jp/~enquete/mail/ サッポーからの直接のアドバイスが欲しい、という方もどうぞ。 サッポーの時間の許す限り返信しております。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ サッポーが語るスキンケア読本は、 http://www.sappho.co.jp/cushion/dc009.html 「モニター」に応募するとついてきます。 あなたの美肌を作る秘密の鍵が見つかります。 あなただから見つけられる“キー”を探しましょう。 あなたの肌はあなたが作る。....他の誰もできないことなのです。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ >From Sappho編集局____________________________________________ □このメールマガジンは、インターネットの本屋さん □『まぐまぐ』 を利用して発行しています。 □ http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000055490) □登録・削除・バックナンバーは・・・ □ http://www.sappho.co.jp/magazine/index.html □ご意見・ご感想・お問合せは・・・ □ info@sappho.co.jp □レイアウトがずれて見える方は・・・ □ 等幅フォント(MSゴシック、MS明朝等)でご覧下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★・・・・・・・・ あなたの肌が持つ「すばらしい力」を引き出し あなたにあったお手入れで あなたが求める素肌づくりを サッポーは、お手伝いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★・・・・・・・・ □サッフォ出版局 □本誌に掲載された記事を許可なく使用することを禁じます。 COPYRIGHT RESERVED c 2000-2001 サッフォ化粧品株式会社


