2009/10/23
名作落語大全集#463
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名作落語大全集#463 発行者:越智月久
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発行日:2009年10月23日(金)
「まぐまぐ」寄席に2151名様、
「メルマ」演芸場に712名様
合計2863名様にご来場いただいております。
ご来場ありがとうございます。今日は何の日か……ってずっとやって来まし
たが、今日はネタ無しなのです。まあ、実は息子の誕生日。物心つくころから
寝るときに桃太郎ならぬ落語を話してやっていましたから……とんでもないガ
キになってしまいまして……幼稚園の頃、先生に呼ばれると「あっしですかい」
などと答えていました。親より子供が立派になってほしいというのが情ですね。
そこで、今日のお勧め落語は「桃太郎」「真田小僧」「初天神」などいかがでし
ょうか。
さあ、今日からは、「こ」で始まる落語でございます。
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15 鯉泥(こいどろ)
【粗筋】
料理屋へ入った泥棒が、主人に刃物を突き付けて、「金を出せ」とせまる。
昼間無尽の金が入っているのもお見通しで、三百両を取られてしまう。そのま
ま退散するかと思いきや、「腹が減ったので飯を食わせろ」と言い出した。
「手前どもは料理屋でございますから、商売物をただであげる訳にはいきませ
ん」
「勘定は払ってやるから、鯉コクを作れ」
ということで、贅沢な泥棒もあるもので、十分に腹をふくらました。「いく
らだ」と聞くと、「三百両でございます」とさっきの金を全部巻き上げられて
しまった。
親分ががっかりして表へ出ると、子分が、
「親分、中の首尾は」
「シーッ、声(鯉)が高い」
【成立】
1788年(天明8)『先年艸』の「鯉うり」が同じ落ち。「鯉が高い」というそ
のままの題もあるが落ちが見え見えなので、ここに収録。料理は鯉の洗いだっ
たり、流れによって変化あり。
【薀蓄】
洗いというのは、冷水で洗うことで身を引き締めたもの。
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芸人さんの紹介です。
三笑亭笑三:1925(大正14)年10月28日、東京都杉並に生まれる。本名は斧
田道男。学徒動員から帰ってきて落語家を志し、三笑亭可楽(8)に入門。最
初から新作に憧れており、実は三遊亭円歌(2)に入門したかったという。林
家三平の高座の台本などを創作する一方、テレビに出ると「上から読んでも下
から読んでも……山本山とは何の関係もありません」などをキャッチフレーズ
にしていた。色紙を出すと、書いているところをお見せするということで、似
顔絵を逆さまに書くなど、サービス精神も旺盛。落語家さんのパーティへ行く
と、「撮ってあげるよ」ってシャッター係りを買って出てくれる。子供の頃に
テレビで見た「出札口」が印象に残っている。「大師の杵」で前座が飛び出し
て止めるという演出はもうお馴染み。「異母兄妹」を「冬のソナタ」という題
名で演じていた。ともかく次々と何かが飛び出す面白さである。
これから誕生日の芸人さん(現役のみ)。
10月23日:鈴々舎馬桜
10月24日:入船亭扇治・古今亭朝太
10月26日:林家しん平・橘家蔵之助
10月27日:林家たけ平・新山真理
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