2009/08/07
名作落語大全集#452
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名作落語大全集#452 発行者:越智月久
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発行日:2009年8月7日(金)
「まぐまぐ」寄席に2144名様、
「メルマ」演芸場に709名様
合計2853名様にご来場いただいております。
ご来場ありがとうございます。今日は「鼻の日」「花の日」「バナナの日」
……みんな「87」の洒落です。そこで、今日お勧めの落語は……「鼻欲しい」
「おかふい」は外せないでしょうね……テレビラジオで放映出来ないのが残念。
さあ、今日は下女にまつわる小品を2つお届けしましょう。
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4-1 下女稲荷(げじょいなり)
【粗筋】
大阪では、四月と十月が下女の出替わりとなる。下女達がその時には暇をと
ると話をしていると、一人だけがずっと同じ家にいると言うので、
「あんたんとこは食べ物がええのか」
「そら、毎日赤ご飯や」
「ああ、それで稲荷(居成り)や」
【成立】
上方噺。尚、「下女」は放送禁止用語で「お手伝いさん」といわなければな
らないが、落語という芸術の必要性から、そのままにしておく。
【蘊蓄】
「居成り」とは、奉公人が年季が来ても元のまま奉公を続けること。
4-2 下女の屁(げじょのへ)
【粗筋】
下女が人前でおならをしたので、客を帰した後、折檻に尻をまくらせて叩こ
うとした。ところが尻を見た旦那、ついフラフラと手でないモノで折檻をして
しまう。
翌日、旦那が一人で部屋にいると、下女が入って来て、
「旦那様、またおならをしてしまいました」
【成立】
バレ噺で、枕によく用いられる。
【一言】
この可愛さは玄人にはない。同種の咄はフランス小咄にもあり、相手は女中
でなく女房という設定もあるが、やはり法律で認められていない男女の関係に
こそ色ごとの真髄はあるのだ。女房が来たから一体どうしようというのか。
「女房にいまいましくも惚れられる」というではないか。(馬場雅夫)
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芸人さんの紹介です。
三遊亭天どん:1972年8月12日生まれ。入門と同時に天どん……名前ですぐ
分かる?通り、師匠は円丈。親が落語家なんかにするために子供を育てたので
はないと抗議に来て、勘当状態……本名不明。二ツ目になって仲間と「大江戸
台風族(おおえどたいふーん)を結成、「Jugem」がそこそこ売れ、「こ
ち亀」のエンディング曲にもなった。落語は妙な新作がメインだが、古典も本
格……しかし、本人曰く、泣かせるのは苦手、というので、泣かない「子別れ」
「妾馬」など、ちょっと他と違うぞという世界を作っている。東急セミナーの
「あなたにも書ける 新・落語作家への道」の講師を務めている。18日のら
くごカフェ、火曜会に出演予定。
これから誕生日の芸人さん(現役のみ)。
8月7日:桂南喬・三遊亭ぬう生
8月8日:春風亭勢朝
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