2002/08/19
船井総研ロジスティクス情報・f-logi MAIL vol.176
[船井総研ロジスティクスメールマガジン]編集/発行:船井総研ロジ株式会社 ================================================================= ━━━◇ f−logi MAIL ◇━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏┏┏ ┛ ┏┏ ?!旬のロジネタを斬る!(パート23)!? ┛┛ ┏ ──────◆ 菅 重宏 ◆────── ┛┛┛ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄■  ̄ ■■ もくじ ■■ ★新着!ロジスティクスセミナー・講演情報 ★第23回:ロジスティクスの原価意識とは?[2] ★f−logiコンソ−シアム企業のご紹介 ★セミナー・講演のご案内 ================================================================= ■お友達をご紹介下さい。 → http://www.f-logi.com/mailmag_index.html ■ご意見ご質問ご相談等、また、登録解除等の諸案内は末尾にあります。 【アンケートのお願い】 ■現在、弊社では「船井流IT診断プログラム」に基づき物流情報システム構 築支援や ITコンサルティングを行っております。今後の参考にさせてい ただくため、皆様のご意見、ご要望をお聴かせ頂きたいと存じます。 大変お手数ではございますが、下記アンケートにご協力をお願いいたします。 アンケートにご協力頂いた先着30名の皆様に『船井流情報システム構築の 5箇条』(テキスト版)を差し上げます。(茂中) ★アンケートはこちら⇒ https://www.f-logi.com/enquete.html / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄■  ̄ ★★ 新着!ロジスティクスセミナー・講演情報 ★★ 〜・ 3PL活用のための最新事例を大公開! ・〜 【サードパーティロジスティクス徹底活用手法公開セミナー】 近年産業界ではアウトソーシングが加速しており、ロジスティクス分野で は3PLの活用が注目されていますが、我が国では、その本質を理解し、 活用されている荷主企業はまだ少ないようです。 本セミナーでは日米の成功事例に焦点を当て、企業体質強化のノウハウを 公開いたします。 【こんな企業様へオススメ!】 ・3PLの活用をご検討中の荷主企業様 ・現状のロジスティクスアウトソーシングの サービスレベルに満足していない荷主企業様 ・3PL事業家を目指している物流企業様 【概要】 日時=9月6日(金) 12:30〜17:00 場所=東京:大田区産業プラザ 参加料金=お一人様 21,000円(税込み) 講師=船井総研ロジ(株) 代表取締役 菅 重宏 東京システム運輸(株) 営業開発部長 江島 裕 氏 (株)サカタウエアハウス 常務取締役 田中 孝明 氏 ■詳細はこちら⇒ http://www.f-logi.com/pickup_s2_41.html ■お申込みはこちら⇒ http://www.f-logi.com/pickup_s_form.html ■お問合せはこちら⇒ info@f-logi.com (担当:安本、中山) ================================================================= 【旬のロジネタを斬る!】⇒ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄■  ̄ ★★ 第23回:ロジスティクスの原価意識とは?[2] ───────────────────────◆ 執筆:菅 重宏 ◆─ ◆無料サービスはホントに無料?それとも有料? 最近、船井総研ロジで構内作業の請負など「現場作業」の立ち上げに携わるこ とが増えてきた。船井総研や当社の顧問先企業と連動した「コンサルティング 〜具現化〜管理・運営」までの一連の流れが徐々にカタチになって現れてきた と感じている。しかしながら、従来のコンサルティング活動と違い、提案内容 を具現化する大変さも同時に実感している。 ■第一に現状業務の把握が大変である。 現状把握には多大な時間と労力がかかる。現状の業務を洗い出し、プロセスを 確認し、コストをはめ込むための前作業であり、現場を請け負うにあたって、 最も重要な業務である。現状把握の完成度がその後の改善や請負の精度を左右 することは、充分にご理解いただけると思います。 ■第二にコスト明細の把握が大変である。 現状の業務を把握したら、次は業務ごとにコストを割り付ける。ここ段階での ミスは致命的である。請けたは良いが、コストが合わずに「バンザイ」してし まうことになるからである。洗い出した業務と、それを請け負った場合の自社 のコストの釣り合いが取れるかどうかが、その後の提案のポイントとなる。 ■第三に改善案の策定である。 ズバリ、コストダウンのネタ探しである。この「改善のネタ探し」はなかなか ルール化できない暗黙知の世界である。受注から始まる拠点、作業、輸配送、 情報システムなど、提案する領域(コスト領域)を出来るだけ広げて、全体提 案(戦略提案)と部分提案(戦術・戦闘提案)を絡めることがポイントである。 この改善案の策定とビジュアルな提案書で顧客の注目を引くのである。 ■しかし、まだ『隠しダマ』がたくさんでてくる。 これだけのプロセスをふんでも、実際の業務開始前後には『隠しダマ』がたく さん出てくる。隠しダマとは例外業務であったり、それまでの調査では明らか にならなかったモノやコトややり方がたくさんでてくる。善意・悪意?の様々 な思惑が交錯するシーンである。特に物流事業者の方々は日々実感されている ことでしょう。 世の中に無料サービスは存在しないのです。本来、サービスとは全て有料なの です。全てのサービスにコストがかかっているはずなのですが。。。。。 ◆サービス・レベル・アグリーメント(SLA)の重要性 そこでいつも思い出すのが米国3PL企業で見慣れた契約書の山である。3P Lサービスは別名『コントラクト・ロジスティクス』といわれている。読んで 字の如く『契約型のロジスティクス』である。彼らにとってSLAは何よりも 大切なバイブルであり、これだけは視察に行っても内容を見せてくれない代物 である。 SLAには、請け負う業務領域、各々の業務のプロセス、提供するサービスの レベル、コスト保証、品質基準や品質保証など様々な項目から構成されている。 荷主企業と3PL企業が結婚するための条件を「要件書」としてまとめたもの である。米国はIT化、ペーパーレス化の先進国であるが、契約書だけは未だ に書面で作成されているのである。 初めて見た3PL企業の保管部屋は、ゆうに50坪以上あり、天井まで書類キ ャビネットが設置してあった。最初は資料室(船井総研には「報告書部屋」と いう過去の報告書を保管する小部屋がある)のようなものかと思ったが、その 全てが物流契約書と聞いて驚いた。コントラクト・ロジスティクスの実態を見 た気がした。 最近、日本国内でも先進物流企業はこのSLAの研究・締結に励んでいる。 原価意識を持つためには、原価を知らないとはじまらない。基本的にサービス に無料はないのだから、SLAを構成するサービスとコストを常にチェックす ることで原価意識は格段に向上するのである。特に例外処理、緊急対応や返品 処理にコストが埋まっていることは一目瞭然である。 ◆物流企業からの提案と荷主企業の理解 日本国内では、このSLAをしっかり結ぶことは現実的には困難が多い。な〜 な〜の部分を文章化することに抵抗が大きすぎるのである。第一の理由は、今 までの無理難題がコストとなって荷主企業に跳ね返るからである。従来はその 無理難題を無料化することが荷主企業の交渉力であり、無理難題を無料で対応 することが物流企業の信頼向上の努力であったからである。この側面は否定で きない現実である。 しかし、そのままではロジスティクスのレベルや原価意識は上がらない。「レ ベルを上げるよりも、コストを下げたほうが良い!」と言われるかもしれない。 しかし、ABC(活動原価基準)などのコスト管理を実施している企業では、 例外処理は明快なコストとして計上し、その原因をつぶさなければならない。 モメる原因である「言った言わない」などは、SLAの前では何の役にも立た ないのである。 このSLAを締結するためには物流企業からの明快な提案と、それを受け入れ る荷主企業の理解力が不可欠である。何度も何度も見直し、検討し、打合せを 重ねて出来あがるものである。お互いの主張をぶつけながら、サービスレベル を決定し、SLAを遵守しながらコストダウンを実施する。この流れは見習う べきではないだろうか?日本国内では「基本契約書」すら締結していないこと もある。 ◆船井総研ロジとしても現在、このSLAを研究中であり、業務を請け負う荷 主企業や業務を委託する物流企業としっかりしたSLAを結ぼうとしている。 契約書に縛られるようで居心地は悪いかもしれないが、荷主企業からの元請を 目指す3PL企業であれば、避けて通れない重点課題であると思う。 ■米国3PL企業視察の際、浴びせられた強烈な言葉が忘れられない。 [結婚する前に、幸せに離婚するための準備が必要だ。それがSLAなんだ。] と。 ★菅へのご意見・ご感想は ⇒ kan@f-logi.com まで ★バックナンバーは ⇒ http://www.f-logi.com/pickup_n2_1.html  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄■ ●菅 重宏 (かん しげひろ) ・船井総研ロジ株式会社 代表取締役社長 ロジスティクスグループの総責任者として、製造業から小売業にいたるまでの 物流改善を提案し、顧問企業の自社物流のためのプロデュースを行っている。 また物流業の顧問先も多く、物流会社の営業・労務・財務面における活性化支 援を手がけている。 2000年5月10日に船井総研の子会社として設立された船井総研ロジ株式会社の 代表取締役として、コンサルティングの次工程業務(ロジ機能のアウトソーシ ング先の調達、情報システムの導入、現場改善導入、コスト・サービス管理な ど)をコンソーシアムと共同で構築支援するサービスを開始した。従来のコン サルティングの枠にとらわれない、幅広い提案活動と実践力を持った、新事業 の推進責任者として活躍の場を広げている。 ================================================================= / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄■  ̄ ★★ f−logiコンソーシアム企業のご紹介 ★★ ┏【 株式会社 サンコー流通センター 】━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ ┃ 東京都江戸川区の一般倉庫。「梱包、保管及び発送に伴う環境管理活動」 ┃ でISO14001を取得している。総敷地面積 570坪 建物面積(建坪) 470坪 ┃ すばやい対応、運営サービスの充実などを基本とした体制で臨む。 ┃ ┗【 詳しくはこちら⇒ kunugi@sankoryutu.co.jp 】━━━━━━━━━ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄■  ̄ ★★ セミナー・講演のご案内 ★★ 【海外視察! 米国最先端3PL事例視察セミナー】 日程=9月15日(日) 〜 9月23日(月) 7泊9日 訪問予定都市=アメリカ:メンフィス、ロサンゼルス 訪問予定企業=近鉄エクスプレス社(KWE)、 シュナイダーロジスティクス社、 ノースアメリカンロジスティクス社、他 参加料金=58万円 詳細= http://www.f-logi.com/pickup_s2_35.html 申込み= https://www.f-logi.com/america_form.html 【エコタウン事業進出・ISO導入による 廃棄物処理業活性化フォーラム】 日時=9月12日(木) 11:00〜17:00 場所=東京:ゆうぽうと (東京都品川区西五反田) 講師=(株)船井総合研究所 菊池功/中野好純/八谷幸則/利倉 達也/ 窪田順司/本岡宏尚/柴田雄一 参加料金=39,900円(税込み・昼食&ドリンク付き) 詳細= http://www.iso271.com/seminar.html 申込み= http://www.iso271.com/seminar_form.html ☆★サイトよりお申込み頂けます★☆ ⇒ https://www.f-logi.com/pickup_s_form.html / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄■  ̄「車輌・倉庫情報」の詳細情報を掲載したメルマガも配信しております。 ◎ 最新情報 ◎ @「神奈川県で倉庫探しています!至急」 (8月13日着) @「都内で倉庫探しています!」 (8月8日着) @「青森県弘前市周辺地区で人財求む!!」 (8月3日着) @「北茨城市〜日立市周辺で400坪程度の倉庫求む」 (8月2日着) @「東京ベイエリアで倉庫2000坪求む!」 (7月31日着) @「広島地区の倉庫探しています」 (7月30日着) @「4tウイング車求む!」 (7月24日着) @「大阪 堺市 1000坪倉庫探しています」 (7月23日着) @「神奈川に営業所等があり保冷配送」 (7月15日着) @「都内ベイエリアにTCセンターありませんか?」 (7月15日着) ★詳しくはこちら ⇒ http://www.f-logi.com/bbs_index.html ★購読はこちら ⇒ http://www.f-logi.com/s1_1.php3 =============================================================■□ ■このメルマガは船井総研ロジ(株)より配信しております。 ■ ⇒ 531-0072 大阪市北区豊崎4-12-10 ⇒ Tel:06-6292-7051 Fax:06-6292-7052 ⇒ http://www.f-logi.com ⇒ info@f-logi.com ■このメルマガは以下の配信サービスを利用しております。 ⇒「まぐまぐ」 http://www.mag2.com/ ⇒「melma!」 http://www.melma.com/ ⇒「Pubzine」 http://www.pubzine.com/ ■配信停止を希望される場合 ⇒ http://www.f-logi.com/mailmag_index2.html から行ってください。 ■バックナンバー ⇒ http://bn.lib2.com/backnumber/frame.cgi?id=0000052609 ■ロジスティクス業界のためのサポートサイト ⇒ http://www.f-logi.com ■コピーや配布はどんどんして、活用してください。 ■レイアウトを正しく表示するため、等倍フォントの使用を推奨します。 ===============================================================■ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄■□  ̄ ■船井総研ロジスティクスグループメールマガジン【 f-logi MAIL 】■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



