2007/12/05
投資信託 テッテイ 攻略法 (日本でいちばん大きなファンドは・・買ってはいけません)
■■■■■■■■■■■■■■ カン・チュンド の 333号 投資信託 テッテイ 攻略法 ・・・・・・・・・・・・・・・・ ■■■■■■■■■■■■■■■ 2007/12/05 お金自体があなたを 幸せにするわけではありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■ このメルマガ が「目指すところ」・・。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ● はじめて当メールマガジンをご覧になる方へ。 当メルマガは 日本中のどの専門家よりも 投資信託のエッセンス を、 1.やわらかく 2.わかりやすく お伝えすることを目的としています。 (メルマガ内容も それに沿っているはず!?) (日本という社会では)投資 を行うには「特別な才能」や 「大きな決心」や「物おじしない度胸」が必要かのように 云われていますが、それは × です。 ◆ 投資 とは私たちの日常生活の中に含まれる「行為」です。 その 投資 を行うための【便利な道具】が 投資信託(ファンド) というわけです。 このメールマガジンでは、投資信託 を皆さんの身近なパートナーに していただくための「ノウハウ」を具体的にお話してまいります。 弊所の【ミッション】 シンプルで継続しやすい資産運用を啓蒙すること。 晋陽FP事務所 代表 インデックス運用アドバイザー カン・チュンド(姜 忠道) http://www.sinyo-fp.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■ 「次は 梅田、梅田です・・」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ● こんにちは、カン・チュンド です。 わたしはクルマに乗らないので、ほとんど電車移動です。 最近は、JRでも私鉄でも 女性の車掌さんが増えていますよね。 (これって、よいことと思いませんか?) まず、駅名をはっきり言ってくれます。 そして、ゆっくり話してくれますし。 (東京のゆりかもめでは、フジテレビの女性アナウンサーによる 「車内アナウンス」を流しているのだとか・・) http://www.yurikamome.co.jp/topics/topicsdetail.php?ID=235 なんだかうらやましい・・(笑) さてさて、先週は ・「信託財産留保額」の応用問題 ・あなたが 長期投資 に向いているかどうかを測る 【チェックシート 12】 についてお話しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■ 大きいことは良いことか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ● 今週は「ファンドの大きさ」について 考察 したいと思います。 皆さんは、 「大きいことは良いこと」だと思いますか? ファンドの場合、ある程度当てはまります。 ファンドがあまりに小さいと、 つまり【純資産額】が少ないと、 思うような「運用」が出来なくなる恐れがあるからです。 【純資産額】とは? ファンドの資産の総額(つまり、大きさ)のことでしたね。 < だいじな基本 > ◆ 「ファンドの純資産額は 最低30億円は必要」と考えます。 ファンド とは、 青〜い大きなフクロの中に たくさんの銘柄を詰め込んで運用する「生き物」ですから、 (つまり、銘柄を大量に売ったり買ったりしますから) ある程度ボリュームがある方が、 運用 はしやすくなるのです。⇒ すなわち 効率的! (ちょっとイメージしてみてください。 雪国まいたけの株式を 1,000株買う注文も、 50万株買う注文も、一度の注文に変わりはないですよね・・) でも、大きすぎるファンドってどうなのでしょうか? -------------------------------------------------------------------- ● さっそく「検索」してみましょう。 モーニングスターの「ファンド条件検索」で、 純資産のところを 5000億円以上 としてみます。 http://www.morningstar.co.jp/fund/sr_query.asp (あっ、皆さんもやってみてください) ほら、12本のファンドが出てきましたよ。 この12本のファンドは(今のところ) 【日本でいちばん大きなファンド ベスト12】です。 中でも、 ・グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型) 外国債券です。 ・ピクテ・グローバル・インカム株式(毎月分配) 外国株式です。 が突出していますね。 (どちらも「毎月分配型」というところが、なんとも嘆かわしい・・) 日本でいちばん大きなファンド、 グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)の 【純資産額】は(ナント)約5兆5000億円 (すご〜) わたしはこのファンドは あまりにも【純資産額】が膨らみすぎ、と考えます。 ここ、微妙なところなのですが、 ファンド は【大きすぎても】 効率的な運用が行えなくなる可能性があるからです。 (つまり、図体が大きすぎて 機敏に動けなくなる・・) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■ 入り口付近 が混み合うと・・。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ● そのファンドを評価する際に、 ファンドに入ってくる人、 出ていく人の【混み具合】を見ることは重要です。 運用会社さん「泣かせ」なのは【基準価格】が上昇すると、 ファンドから出ていく人(つまり解約する人)が、 ドッと増えることです。 例えば、 基準価格が10,000円 から 13,000円になった・・。 「やったー。3割の儲けだ!」 ということで 解約する人 が増えたとしましょう。 「ファンドマネージャー、18億円分の 解約 が発生です!」 なんだとー。 すると、運用チームの皆さんは、 どうしないといけないのですか? 運用チームのトップである ファンドマネージャー は、 ファンドを解約する人たちのために 【現金】を用意しなければなりません。 ?? つまり、ファンドが保有している 債券 や 株式 を売却する必要が出てくるのです! (でもそれって、 本当は売却したくない 債券、株式 なのかも・・) ファンドマネージャー は言います。 ◆ ああー、運用のスケジュールが狂ってしまった・・。 -------------------------------------------------------------------- ● 別の見方もあります。 【基準価格】が上昇すると、 「おおー、このファンド良さそうだな」ということで、 ファンドに入ってくる人(つまり購入する人)が、 ドッと増えることがあります。 ファンドを購入する人が増えるって? たくさんの「現金」が、 ファンドに流れ込んでくる ということです。 「ファンドマネージャー、 60億円の資金が一気に入ってきました!」 いや、これは 運用チームの皆さんにとっては うれしいこと なのですよ。 (だって、ファンドを買ってくれる人が増えているわけですから) しかし、この一気に入ってきた【大量の現金】を そのままにして置くと、 運用の効率 が悪くなってしまいますよね。 ちょうどその時、 ファンドマネージャーが【買いたい価格】で、 【買いたい債券 や 株式】があればいいのですが、 ここで無理をして、 債券、株式 を買ってしまうことがあるのではないでしょうか・・。 またまた ファンドマネージャー は言います。 ◆ ああー、運用のスケジュールが狂ってしまった・・。 (上記パターン↑に陥っている可能性が 大 なのが、 グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)なのだと思います。 同ファンドには 2002年から2003年 にかけて、 大量の資金が流れ込んできました。 当時は 世界的に金利が下がっている時、 (= 債券の価格が上がっている時)でしたが、 おそらく大量にドル建て債券、 ユーロ建て債券などを購入しているものと思われます・・) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■ ファンド保有者の 質 が大切なのです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ● ちょっと整理しておきましょう。 ファンドを買う人や売る人で、 ファンドの【入り口付近】が混み合っていると、 そのファンドの『運用スタイル』を維持するのが困難になります。 → それはそのまま、ファンドの「成績不振」につながり、 → 結局は皆さんが「不利益」を蒙ることになるのです。 【短期の売り買い】でちょっと儲けて、 ファンドから出ていこうとしているあなた・・。 他のファンド保有者に【迷惑】をかけているかもしれない、 ということをお忘れなく。 ファンドを保有する人たちが、 同じ目的、同じ時間スパン を有していえば、 ファンドが【入り口付近】で混み合うこともないはずですよね。 (運用チームの人たちも、 気持ちよく運用が出来る というものです) ◆ 投資信託 とは、 たくさんの 乗客 が乗り合せた【客船】なのです。 大切なのは、 【船】そのものの 運行技術 と、乗客の 質 なのですね・・。 余談・・) 今でもわたしは2000年の2月に華々しく登場した、 野村アセット・マネジメントが運用する 「ノムラ日本株戦略ファンド」を思い出します。 (新発売の当初は【純資産額】が1兆円を超え、 1兆円ファンド と呼ばれていました・・) 現在のノムラ日本株戦略ファンド の【純資産額】は (ナント)約2588億円・・。 (7年かけて ここまで【純資産額】が減ってきたのです・・) このファンドのように、 運用 を始める前から 「大きなファンドですよ、すごいファンドですよ!」 と言って、お金をわんさか集め、 運用自体は・・んー、あまりよくなかった、なんていうのは、 まさしく『本末転倒』ですね。 < だいじな基本 > ◆ ファンドの評価は「運用力」によって決まります。 ファンドが新発売されます ⇒ ある程度の時間をかけて「運用力」を発揮 (つまり【実績】が伴って、) ⇒ わたしもボクも そのファンドを買おう! という人が増え、 ⇒【純資産額】が増加していくのが「自然な姿」なのです。 皆さん、「広告宣伝」に乗せられて、 新発売のファンドを買うのはやめましょう! ※ 今週は冷え込みが厳しくなるようです。 厚着をして、風邪をひかないようにしましょう・・。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■ もぎたて ETF(上場インデックス・ファンド)情報 ♪ ( 上級者向けです ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ● 本日は、アメリカ市場に上場する 世界木材ETF のご紹介です。 ・The Claymore/Clear Global Timber Index ETF (銘柄コード CUT) http://www.claymore.com/fund/Overview.aspx?ID=06291f9f-542b-438a-b450-99de0105103d (昨今は森林資源の枯渇が心配されていますが、) 当ETF は世界の木材、森林会社に投資を行っています。 先月11月9日に運用を開始し、年間の経費率は 0.65% です。 国別の組み入れ割合は、 アメリカ 26.39% カナダ 13.25% 日本 11.50% フィンランド 9.00% ブラジル 9.00% スウェーデン 9.00% オーストラリア 5.95% 南アフリカ 4.50% となっています。 (いずれも 07年 9月30日 現在) 組み入れ企業数は 27社のみですので、 ボラティリティーが高くなる可能性があります。 ちなみに組み入れトップ10の中に「王子製紙」が入っていました。 (当ETFは今のところ、日本の金融機関を通じては購入できません・・) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■ バイアスのない、中立的な情報をお届けします。 マネーの缶詰めスクール ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 12/16(日)in 大阪 残席 1 投資との初恋が成就すれば、夜ぐっすり眠れます。 第42回 マネーの缶詰めスクール スタンダードコース 【トウシとの初恋を成就させる 黄金ルール17】 http://www.sinyo-fp.com/contents/frame04_a.html 12/23(日)in 大阪 残席 8 (↑次の日も 祝日 でお休みですよ) 長持ちするポートフォリオを作れば、夜ぐっすり眠れます。 第19回 マネーの缶詰めスクール アドバンスコース 【最初だけ手間ヒマかける ポートフォリオ創作教室】 http://www.sinyo-fp.com/contents/frame04_10.html お申込みはお早めに・・) ※ マネーの缶詰めスクール主催者は、 金融商品の販売・仲介・斡旋に一切関わっていない 完全独立のファイナンシャルプランナー事務所 です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■ サンタ がお迎えします? 〜 投資の「基礎体力」を高めたいあなたに 〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ カン・チュンド が2000年から書き綴ってきた 資産運用アドバイザーとしての足跡です・・。 本格ブログ 【カン・チュンドの 投資のゴマはこう開け!】 http://tohshi.blog61.fc2.com/ MSCIフロンティアマーケット指数 が始動します http://tohshi.blog61.fc2.com/blog-entry-415.html 10年前のわたし(光陰矢の如し) http://tohshi.blog61.fc2.com/blog-entry-413.html 世界中のETF が互いにクロス上場をし始めたらどうなるのか? http://tohshi.blog61.fc2.com/blog-entry-412.html そして、上証50ETF事件が発生しました・・ http://tohshi.blog61.fc2.com/blog-entry-411.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ カン・チュンド の 投資信託 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ( ご意見・ご質問 は こちらへ ) ( どうぞ!! ) \______ ______/ ∨ info@sinyo-fp.com テッテイ 攻略法 (お名前をご明記願います) -------------------------------------------------------------------- 【編集後記】 ・本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。 (なにを隠そう)わたしはビール党です。 (世界でいちばん美味しいビールは ギネスだと信じています) しかし、外ではほとんどビールを飲みません。 なぜなら、日本のビールは冷たすぎるからです。 100人中、99人に反対されようが、 わたしの主張は 以下 の通り。 < ビールは常温が美味しい・・> 最近出たビールの中では、 キリンの「ザ・ゴールド」がお気に入りです。 http://www.kirin.co.jp/brands/kirinthegold/html/index.html (マイルドなのどごしに ちょうどよい苦味がたまらない・・) それでは また来週! -------------------------------------------------------------------- 【マネーの缶詰めスクール 日程です!】 ▲ 当スクールの 理念 マネー教育を通じて、 資産運用を気軽に語り合える世の中にすること。 ▲ 当スクールの 使命 シンプルで継続しやすい資産運用を啓蒙すること。 ・12/16(日)in 大阪 マネーの缶詰めスクール スタンダードコース 【トウシとの初恋を成就させる黄金ルール17】 http://www.sinyo-fp.com/contents/frame04_a.html ・12/23(日)in 大阪 マネーの缶詰めスクール アドバンスコース 【手間ヒマかけて作る ポートフォリオ創作教室】 http://www.sinyo-fp.com/contents/frame04_10.html ・1/27(日)in 東京 マネーの缶詰めスクール スタンダードコース 【トウシとの初恋を成就させる黄金ルール17】 http://www.sinyo-fp.com/contents/frame04.html ・2/2(土)in 東京 マネーの缶詰めスクール アドバンスコース 【手間ヒマかけて作る ポートフォリオ創作教室】 http://www.sinyo-fp.com/contents/frame04_10.html ・3/23(日)in 大阪 マネーの缶詰めスクール ファンド特化コース 【自分の物差しを持とう! 投資信託テッテイ攻略法】 http://www.sinyo-fp.com/contents/frame04_d.html ■ 弊所の【投資ポリシー 1〜13】→ 骨太方針 です http://www.sinyo-fp.com/contents/main02_07.html  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【発行部数】まぐまぐ 2184部 メルマ 249部 /\☆ カン・チュンドの 投資信託 テッテイ 攻略法 333号 / \ / \ 2000年来の【バックナンバーは こちら】 ~~‖~~ http://blog.mag2.com/m/log/0000051074/ ‖ ■ 【解除】を希望される方は 下記ページにて 購読解除 の手続きを行ってください。 <登録されたメールアドレスを入力してください・・> まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000051074.html melma http://www.melma.com/backnumber_38160/ ■ 発行者 あなたのお金が 世界を旅します...☆ 【晋陽FP事務所】http://www.sinyo-fp.com/ ■ 編集者 インデックス運用アドバイザー カン・チュンド(姜 忠道) ブログ【カン・チュンドの 投資のゴマはこう開け!】 http://tohshi.blog61.fc2.com/ -------------------------------------------------------------------- プロの力を借りることは 節約の道 です。 【お試しコンサルティング】受付中♪ http://www.sinyo-fp.com/contents/frame02.html (運用方針が明確になりますよ・・) -------------------------------------------------------------------- < ブログ 拾い読み・・ > ■ 金融機関にモノ申す http://tohshi.blog61.fc2.com/blog-category-1.html ■ 運用者の感情リスク http://tohshi.blog61.fc2.com/blog-category-12.html ■ 投資の発想法 http://tohshi.blog61.fc2.com/blog-category-6.html ■ ヒトは1万年前からお金と付き合ってきた http://tohshi.blog61.fc2.com/blog-category-14.html -------------------------------------------------------------------- ■ 【カン・チュンドの 横顔】は こちら です。 http://www.sinyo-fp.com/contents/main01_04.html 【ご注意】 当メールマガジンは、情報の提供を目的としたもので、特定の株式・投資信 託の購入、また特定のポートフォリオを推奨するものではありません。 提供する情報については主観の要素を含んでおり、その完全性を保証するも のではありません。 これらの情報によって生じたいかなる損害についても、 当事務所、また私個人がその責任を負うものではありません。 投資のご判 断は、皆さんご自身の責任でなさるようお願いします。 Copyright(C)SINYO FP OFFICE All rights reserved


