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2008/09/01

タイコム経済ニュース【 ぶれいくたいむ 】(2008年9月1日 発行)

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■□■ タイコム経済ニュース【 ぶれいくたいむ 】   http://www.taicom.co.jp/osaka/
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【2008.09.01】vol.9━━━━━━
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    ∇今日のコラム 


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    ∇今日のコラム
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                ◆ 新しい勢力図 ◆
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●先月28日に「実は3月に米欧日がドル防衛で合意していた」という記事が表に出されました。
 一時は米住宅金融公社の破綻も取りざたされていたものの、ひとまずは落ち着 きを見せている
 今だからこその発表なのか、それとも、実は住宅金融公社が本当に破綻する前ぶれなのか。
 前触れであれば、ドル防衛をするから、不安になる必要はないとの メッセージということになる
 のでしょう。そういえば、某大手金融も経営があまり良くないとの話も聞きますし、先週には
 米国の企業倒産が増えているとの記事も新聞に掲載 されていました。そう考えると、
 ドル防衛をしなければならない状況が実はあるのではないかと懸念してしましまいます。

●もう一つ、ロシアとグルジアの問題はアメリカの影響力の低下を如実に表しましたが、一方で、
 ロシアの復活を改めて示した形です。米国は米国でロシアを経由しないエネ ルギーや物流の
 回廊の要として、ロシアはロシアで自国の優位性を維持するためにこのグルジアを重要視してきました。
 米国が大統領選で政治の空白となるタイミングを狙っ たのか・・・、それともあえて米国が国内の
 経済状態から目をそらせるために外に問題を作ったのか・・・。米国の選挙戦に絡んで仕掛けられた
 紛争との声もありますが、別 の見方をすれば、新冷戦で軍需産業が活性化されるなら、米国経済の
 救済との意味合いもでてくるように思います。米国経済の回復でモノの値段が再び上昇し始めれば、
 ロシ アにとっても悪い話ではないでしょう。先日の新聞にはホットラインが生かされていないとの記事が
 掲載されていましたが、実は両者の間で両方をたてる合意があるのでは? と勘ぐりたくなってしまいます。

●ロシアの衰退により米国が唯一世界の警察となった時期もありましたが、新興国の成長などに伴い、
 やはり一国で世界の警察たるのは無理な部分も多かったのではないでし ょうか?そんな中での
 ロシアの再登板は強硬姿勢は気になるものの、ある意味、米国にとっても願ったり適ったりなのでは
 ないかと思います。EUもいい意味で牽制できます し、案外両国はつばぜり合いをしつつ、この関係を
 維持するのではとも思います。

                        (文責:佐々木晶子 sasaki_a@taicom.co.jp)


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