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2008/06/30

**ALEマガジン No.137**

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*ALE(エール)マガジン* 
                          No.137 2008.6.30(月) 
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■■■  INDEX  ■■■ 
【1】数字で確認 日本の教育シリーズ 
   学校非公式サイト(学校裏サイト)の現状について 
【2】ALE-Netの使い方;国語のとびら; 
   ガイドブックを作ろう 
【3】ALE-Netの使い方;先生のためのキャリア教育; 
   インタビュー・職人の世界から学ぶ 
【4】リレー連載 自分の実践を語るシリーズ3 
【5】ALE-Netからのお知らせ 
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■1■ 数字で確認 日本の教育シリーズ  
■ ■ 学校非公式サイト(学校裏サイト)の現状について  
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   昨今、インターネットや携帯電話における匿名性を利用した事件がメディアで頻繁に取り沙 
汰されています。学校非公式サイトの中での誹謗中傷による問題も後を絶ちません。 
   今回は、今年4月に文部科学省の調査報告により、改めてその実態に注目が集まった、学校 
非公式サイトの現状と問題点について考えていきたいと思います。 
   まず、今月の数字は、38,260です。38,260は今回の調査(平成20年3月時点)で確認できた学校 
非公式サイトの数です。 
   実際は、この数よりもどれだけ多いか分かりませんが、全国の中学校10,955校、高等学校5,313 
校、中等教育学校32校(平成19年度学校基本調査より)の総数16,300校という数字と比較する 
だけでも、その多さを確認することができます。わたしたちの周りには、当たり前のように学 
校非公式サイトがあるのです。 
 
 報告書では、学校非公式サイトを次の四つに分類しています。 
 
1)特定学校非公式サイト 858件 
 (実在の学校名が付けられた掲示板で管理・運営、利用者は中高生が原則)  
2)一般学校非公式サイト 1,931件 
 (特定地域の特定校の中高生だけではなく、全国の生徒からの利用を想定したサイト)  
3)スレッド(※1)型学校非公式サイト(匿名掲示板) 33,527件 
 (主として大型掲示板にスレッドとして学校名が掲げられた種類のサイト)  
4)グループ・ホームページ型学校非公式サイト 1,944件 
 (少人数の生徒らが実在の学校名、クラス、サークル名などを付けて共同管理しているサイ  
  ト)  
  (※1)スレッド:電子掲示板などにおいて、ある特定の話題に関する投稿の集まり。 
 
   調査報告書の指摘によると、1)特定学校非公式サイトは減少の傾向にある一方で、3)スレ 
ッド型学校非公式サイトと4)グループ・ホームページ型学校非公式サイトは急激な普及をみ 
せはじめているとのことです。これは、保護者や教師による見守りを困難にするような閉鎖的 
な種類のサイトへと移行しつつあることを示しています。 
   なお、インターネットへの接続がパソコンからである利用者が7,813万人に対して、携帯電話 
などの移動端末による利用者が7,287万人と、近年、その数が接近していることが総務省「通信 
利用動向調査」(平成19年度)の調べからわかります。携帯電話内に学校非公式サイトが多く存 
在していることが推測できますが、携帯電話は、パソコンよりも検索機能の精度が劣るために、 
大人の眼から逃れやすいという問題があります。 
   
   学校非公式サイトは、子ども同士のいじめにつながる交流の場になり得るということと、そ 
こに入りこむ悪質な業者が存在するという2つの危険性を持っているため、このような閉鎖的な 
方向に向かっているという事実は見逃すことができません。数字だけでははかり知れない問題 
ではありますが、ネットワーク社会は今後拡大していくことは間違いないことですので、注視 
する必要がある問題です。報告書で指摘があるように、町の繁華街を教員やPTAの有志で巡回す 
るのと同様に、ネットの学校非公式サイトという繁華街でも大人の巡回が必要なのかもしれま 
せん。 
 
出典:文部科学省「青少年が利用する学校非公式サイトに関する調査報告書」(平成20年4月) 
      http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/04/08041805/001.htm 
 
 
 
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■2■ ALE-Netの使い方;国語のとびら; 
■ ■ ガイドブックを作ろう 
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  国語のとびらに新しいコンテンツが追加されましたので、ご紹介します。 
 
▼ 国語のとびら;ガイドブックを作ろう 
 http://www.ale-net.com/hpcs/koku/layout/index.html 
   「国語」教科書6年上(光村図書)の「ガイドブックを作ろう」の学習がさらに広がるような 
コンテンツを用意しました。ガイドブック作りに参考になる情報が盛りだくさんです。下記の3 
つの項目を設けましたので、ぜひご活用ください。 
 
▽「インターネット上のガイドブックをのぞいてみよう!」 
  http://www.ale-net.com/hpcs/koku/layout/01.html 
   インターネット上の「京都のガイドブック」を参考ホームページとして紹介しています。読 
み手や目的によって内容を工夫していることがわかります。 
  
▽「相手に応じて書き方を考えよう!」 
 http://www.ale-net.com/hpcs/koku/layout/02.html  
   読み手が読みやすい内容、読み手が知りたい情報などを考え、文章の書き方を練習できる問題 
があります。 
 
▽「レイアウトを工夫しよう!」 
  http://www.ale-net.com/hpcs/koku/layout/03.html 
   簡単なガイドブックの作り方を紹介しています。レイアウトの参考にご活用ください。 
 
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■3■ ALE-Netの使い方;先生のためのキャリア教育; 
■ ■ インタビュー・職人の世界から学ぶ 
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   先生向けコーナーに新しいコンテンツ「先生のためのキャリア教育」ができました。 
 
   このコーナーでは、教育以外の分野で活躍されている方々にインタビューをしていきます。 
プロフェッショナルな方々の言葉から、ぜひ、授業作りのヒントを得ていただければと思いま 
す。 
   第1回目の今回は、寿司職人の奈良本健史さんにインタビューをしました。「寿司職人とし 
て大切なことは、寿司がにぎれるかどうかではなく、いかに仕込みができるかだ。」という言 
葉が非常に印象的でした。 
   日々コツコツと努力を積み重ねていくことの大切さなど、興味深いお話がたくさんあります。 
ぜひ、ご覧ください。 
 
▼ 先生のためのキャリア教育;インタビュー・職人の世界から学ぶ 
 http://www.ale-net.com/interview/200805.html 
 
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■4■ リレー連載 
■ ■ 自分の実践を語るシリーズ3 
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 学び合う子どもたち 
                                                           東京都北区立なでしこ小学校 杉田 恵実子 
 
   先日、国語の詩の学習のまとめとして音読発表会をしました。題材は、金子みすゞの「ふし 
ぎ」と、まど・みちおの「よかったなあ」の2つでした。子どもたちに、この2つの詩のどち 
らかを選ばせ、自分の思いを込めて読ませることにしました。その際、読む人は、読み始める 
前に自分はどんな思いを込めて読もうとしているのかをひとこと言い、聞く人は、その思いを 
心にとめて聞くことにしました。  
   最初の子どもが、自分の心に響いた詩の部分を言い、思いを込めて声に出し、読み始めまし 
た。家で練習してきていても緊張しているようで、聞いているわたしにも、そのどきどきして 
いる気持ちが伝わってきます。教室にじわじわと緊張感が漂いました。読む番が回ってくると、 
どの子も自分の思いを伝えようと、工夫しながら一生懸命読みました。聞き手の子どもたちか 
らは、友達の朗読を心で受け取ろうとしている姿勢が伝わってきました。そして「いいなぁ。」
と思う友達には、自然と大きな拍手が湧き起こりました。どの友達の頑張りに対しても拍手を 
おくる子たちもいて、一人一人が読み終わるたびに和やかな空気が流れました。 
   こうして発表会をすすめたところ、1時間で28名全員が音読をすることができました。実 
はクラスの中に、いつもみんなより行動が遅れる子や、自分の思いをしっかりつかむのが苦手 
な子がいて、わたしは、この子たちは心に響いたところを声に出して言えるかどうか心配して 
いました。言えなければ仕方がないと考えていました。ところが、自分の順番が来ると、たど 
たどしいながらもみんなと同様に詩への思いを語り、ある程度の声を保って音読ができたので 
す。そしてみんなから大きな拍手をもらって、読み終わった後はとても満足そうな表情をして 
いました。友達の頑張っている姿を見て、心地よい緊張感を感じ、自分もやろうと思ったので 
しょう。そして、たどたどしいながらもやってみて出来たことに、自分なりにとても満足した 
のだろうと思います。 
   このように子どもたちが友達の影響を受けて、自分一人ではできないことをやり遂げ、自分 
の中の力を伸ばしていく場面に出会うことがあります。それは、大人にとっては些細なことで 
も、子どもにとっては自信と意欲につながる、楽しく嬉しいことでしょう。そんな素敵な場面 
に出会ったとき、「子ども同士の力はふしぎだなぁ。大人ではかなわないなぁ。」と思います。 
多分このことが、大勢の友達と学習していく楽しさのひとつではないかと考えます。 
  
   今担任している4年生の子どもたちは、お互いのよさを認め、学級のだれでも公平に受け入 
れる素直な子どもたちです。だから子どもたちは安心して、友達の力に影響されながら、自分 
を成長させていけるのでしょう。わたしにとっては、こんなワクワクする子どもたちの学びの 
場面に出会えることが、教師としてのなによりの楽しみです。 
 
 
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■5■ ALE-Netからのお知らせ 
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▽▼ ALE-Net更新情報 ▼▽ 
 ALE-Netを更新いたしました。ぜひご覧ください。 
▼ 国語のとびら;ガイドブックを作ろう 
 http://www.ale-net.com/hpcs/koku/layout/index.html 
▼ 先生のためのキャリア教育;インタビュー・職人の世界から学ぶ 
http://www.ale-net.com/interview/200805.html 

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「ALE(エール)マガジン」 No.137  2008.6.30(月)発行 
発行者 ALE研究会 
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