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2008/05/26

**ALEマガジン No.136**

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*ALE(エール)マガジン* 
                          No.136 2008.5.26(月) 
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■■■  INDEX  ■■■ 
【1】数字で確認 日本の教育シリーズ 
     小中学校の国際化について 
【2】ALE-Netの使い方;社会のひきだし; 
     数字で語る飛鳥・奈良時代 
【3】リレー連載 自分の実践を語るシリーズ2 
【4】ALE-Netからのお知らせ 
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■1■ 数字で確認 日本の教育シリーズ  
■    ■ 小中学校の国際化について  
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  経済、社会のグローバル化が進む中、子どもたちがこれからの世の中を生き抜くためには、 
国際社会に通用する言葉の力は不可欠であるとされています。平成15年3月に文部科学省が策定 
した「『英語が使える日本人』の育成のための行動計画」は、そのための具体的なプランを示 
したものです。 
  英語は国際的共通語として最も中心的な役割を果たしており、国際化への対応として必要な 
言語です。しかし、今、日本にいる外国籍の子どもたちの母国語は、ポルトガル語、中国語、 
スペイン語など多様です。英語だけを学ぶことが、国際化に対応することにはならない状況が 
見受けられます。さらに、日本が国際化=多国籍化していくことへの対応も必要とされている 
のです。 
 
  文部科学省の調査によると、平成18年9月1日現在、公立の小学校、中学校、高等学校、中等 
教育学校及び盲・聾・養護学校に在籍する日本語指導が必要な外国人児童生徒は、22,413人(平 
成17年度20,692人)で、前年よりも8.3パーセント増加しています。この人数は、調査開始以来 
最も多い数です。また、対前年度比率も平成11年度以降最高の伸び率となっています。 
  また、文部科学省のデータで校種別に見てみると、その中でも特に小学校における外国人児 
童の増加率が高いことがわかります。 
 
※以下かっこ内は平成17年度数値 
・小学校  15,946人(14,281人)…1,665人[11.7パーセント]増加 
・中学校  5,246人(5,076人)…170人[3.3パーセント]増加 
・高等学校 1,128人(1,242人)…114人[9.2パーセント]減少 
・中等教育学校 21人(23人)…2人[8.7パーセント]減少 
・盲・聾・養護学校 72人(70人)…2人[2.9パーセント]増加 
 
  外国人の児童生徒を母語別在籍状況で見てみると、ポルトガル語を母語とする者が最も多く、 
全体の4割近くを占めています。また、ポルトガル語、中国語及びスペイン語の3言語で全体の7 
割以上を占めています。 
 
・ポルトガル語 8,633人(7,562人)…1,071人[14.2パーセント]増加 
・中国語 4,471人(4,460人)…11人[0.2パーセント]減少 
・スペイン語 3,279人(3,156人)…123人[3.9パーセント]増加 
・フィリピノ語 2,508人(2,176人)…332人[15.3パーセント]増加 
・韓国・朝鮮語 861人(859人)…2人[0.2パーセント]増加 
・ベトナム語 808人(754人)…54人[7.2パーセント]増加 
・英語 466人(487人)…21人[4.3パーセント]減少 
・その他の言語は1,387人(1,238人)で149人[12.0パーセント]増加 
 
  ポルトガル語を母語とするブラジル人の児童生徒は、愛知県、静岡県など、大きな工場地区 
がある県に集中しています。この居住の局地化は、外国人児童生徒の急増など、学校の問題を 
抱えています。 
  母語別の外国人児童生徒の増加を見てみると、フィリピノ語の増加が目立ち、中国語、韓国 
語、英語が減少したことがわかります。 
 
  これらの外国人児童生徒へのケアは、各地の学校でいろいろな取り組みがされています。日 
本語学級など言葉の問題から、文化交流や人権の問題など、多岐にわたる課題があるようです。 
出典:文部科学省 「日本語指導が必要な外国人児童生徒の受け入れ状況に関する調査(平成 
18年度)」の結果 

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■2■ ALE-Netの使い方;社会のひきだし; 
■    ■ 数字で語る飛鳥・奈良時代 
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 社会のひきだしに新しいコンテンツが追加されましたので、ご紹介します。 
 
▼ 社会のひきだし;数字で語る飛鳥・奈良時代 
http://www.ale-net.com/hpcs/sha/nara/index.html 
  このページでは、「社会」6年上の飛鳥・奈良時代の学習がさらに広がるように、「数字で 
語る飛鳥・奈良時代」と題して、「飛鳥時代の12とは?」「奈良時代の5と12とは?」「奈良 
時代の4,500,000とは?」という3つの項目を設けました。数字をキーワードにして、飛鳥・ 
奈良時代の出来事や人々の暮らしにせまります。 
 
▽社会のひきだし;「飛鳥時代の12とは?」 
http://www.ale-net.com/hpcs/sha/nara/01.html 
  聖徳太子が定めた冠位十二階のポイントをまとめました。また、冠位十二階と関わりの深い 
「色」について調べることができます。 
 
▽社会のひきだし;「奈良時代の5と12とは?」 
http://www.ale-net.com/hpcs/sha/nara/02.html 
  中国(唐)の高層鑑真は、日本への渡航に5回失敗しましたが、決心を変えず、最初の計画か 
ら12年後についに日本にたどり着きました。奈良時代の日本が、中国から受けた影響について 
調べることができます。 
 
▽社会のひきだし;「奈良時代の4,500,000とは?」 
http://www.ale-net.com/hpcs/sha/nara/03.html 
  奈良時代のおおよその人口4,500,000から、奈良時代の人々の生活についてまとめました。ま 
た、一大国家事業であった奈良の大仏についても調べることができます。 
 
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■3■ リレー連載; 
■    ■ 自分の実践を語るシリーズ2 
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「わからない」は魔法の言葉 
                                    東京都北区赤羽台西小学校 伊藤 利恵子 
 
  わたしは、4月に新しい子どもたちに出会うと「先生は魔女なんだよ!」と話します。「え 
~?!」これは、低学年でも高学年でもかなり面白がります。そこで、魔法の言葉を教えます。 
「賢くなる魔法の言葉はね、『わからない』って言うことだよ。」「わからない」という言葉 
が学びのスタートであるということを子どもたちに伝えるのです。 
  昨年、2年生を担任したときのことです。Aさんは、1年生のときから授業での発言が少なく、 
学習の困難さを抱えていましたが、2年生になると魔法の言葉「わからない」という発言をする 
ことで学習に参加できるようになっていきました。
 
  2学期のある日の算数の授業のときのことです。「正さんは、おとといは12ページ、きのうは 
18ページ本をよみました。ぜんぶでなんページよみましたか。」という練習問題を考えている 
と、Aさんが「ちょっと、待って!ぼく、『おととい』がわからない。」と言いました。する 
と、子どもたちは次々に「おとといは、昨日の前の日だよ。」とか、「今日が8日でしょ。昨日 
は7日。おとといは6日。」と黒板に書きながらAさんに説明しました。するとAさんは「わか 
った!」と言いながら、すらすらと問題を解きました。Aさんは今まで、算数の時間になると 
鉛筆が止まったままになることがよくありました。わたしは計算の仕方や問題の意味がわから 
ないのだ思っていましたが、そうではなく、Aさんはちょっとした単語の意味や、どういう状 
況なのかということに思いを巡らしていたのです。この日を境にAさんの算数苦手意識がなく 
なっていったようでした。 

  また、別の日にAさんは、「どうして、山の上は太陽に近いのに、下の方より寒いの?」と 
いう質問をしました。父親と山登りに行き、太陽に近づいているのに、気温が低くなっている 
のを体感したようでした。この質問から、学級全員で、山の上の気温が低いわけを考えていき 
ました。太陽から地球までの距離と麓から山頂までの距離との比較、太陽輻射熱による気温の 
上昇など、かなり専門的な話を2年生の子どもたちは話し合っていきました。
 
  Aさんの「わからない」という言葉は、Aさんが課題を解決するだけでなく、一緒に学ぶ子 
どもたちにとっても、どう説明しようかと考えたり、新たな課題を生み出したりと、学びを広 
げ、深め、協同性の高い学びを生み出していると感じています。 

  今年は1年生の担任です。今年も魔法の言葉「わからない」から協同の学びを構築していこう 
と考えています。そのために、今は「聴く」ことからかかわりを育むよう、わたし自身が子ど 
もの声に耳を傾けるよう努めています。 
 
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■4■ ALE-Netからのお知らせ 
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▽▼ ALE-Net更新情報 ▼▽ 
 ALE-Netを更新いたしました。ぜひご覧ください。 
 
▼ 社会のひきだし;数字で語る飛鳥・奈良時代 
http://www.ale-net.com/hpcs/sha/nara/index.html 
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「ALE(エール)マガジン」 No.136  2008.5.26(月)発行 
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