**ALEマガジン No.135**
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*ALE(エール)マガジン*
No.135 2008.4.30(水)
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■■■ INDEX ■■■
【1】数字で確認 日本の教育シリーズ
小学校数、小学校学級数、児童数の減少傾向について
【2】ALE-Netの使い方;とことん総合学習;
知りたい!なりたい!いろいろな仕事;建設会社の設計の仕事
【3】ALE-Netの使い方;たのしさ工房;デジタル機器編;
シンマイ先生が行く〜ブログでの情報発信の活用〜
【4】リレー連載 自分の実践を語るシリーズ1
【5】ALE-Netからのお知らせ
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■1■ 数字で確認 日本の教育シリーズ
■ ■ 小学校数、小学校学級数、児童数の減少傾向について
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日本の小中学校の先生は、その多くが都道府県単位で採用され、県内を中心
に異動する場合が多いので、所属している県の情報は、関心も高く、集まりや
すいものです。その反面、日本全体の数字的な情報については、関心はあって
も、なかなか情報として把握できていないように感じられることがあります。
そこで、今年の連載では、数字的な情報の内容を整理して、公的なデータを
中心に、現在の日本の教育の姿を「数字で確認 日本の教育」を連載していき
ます。
皆さんは、日本には、今どのくらいの小学校があるかご存知でしょうか。そ
して、10年間で小学校数はどんな推移をしたでしょうか。この10年間の小学校
数の推移を最新の平成9年度と19年度で比較してみました。
【小学校学校数の変化】
■ 国公私立学校数
平成9年度24,376校→平成19年度22,693校
1,683校(約7%)の減少
■ 公立のみの学校数
平成9年度24132校→平成19年度22420校
1,712校(約7%)の減少
■ 公立学校数のうち分校数の変化
平成9年度601校→平成19年327校
274校(約54%)の減少
【小学校学級数(国公私立)の変化】
平成9年度282,974学級→平成19年277,562学級
5,412校(約2%)の減少
【児童数(国公私立)の変化】
■ 全体児童数
平成9年度7,855,387人→平成19年7,132,874人
722,513人(約9%)の減少
■ 男子児童数
平成9年度4,020,241人→平成19年3,648,634人
371,607人(約9%)の減少
■ 女子児童数
平成9年度3,835,146人→平成19年3,484,240人
350,906人(約9%)の減少
このように、日本の小学校を取り巻く基本的な数字は、全体的に減少傾向に
あります。減少からはあまり発展性のない印象も受けますが、学校数や児童数
の減少に比べ、学級数の減少率が少なかったことで、1学級あたりの児童数が減
少したことが読みとれます。具体的には、この10年で1学級あたりの児童数が
27.8人から25.7人に、減少しました。昨年度の収容人員別学級数のデータをみ
ると、1学級あたりの児童数は、31人~35人が約27%、26人~30人が約24%で、
26人~35人規模の学級が半数を占めています。また、7人以下の学級も約12%あ
ることがわかります。
上記のような状況からも、教師一人当たりの児童数が減っていくということ
がいえます。つまり、子どもたち一人一人に対応した、丁寧な指導ができる環
境になってきたということです。学校数、児童数の減少をマイナスにとらえる
だけではなく、これから新しい学習指導要領のもと、子どもたちに活用できる
知識を育てていくうえでも、一人一人に対応した指導の工夫につなげていって
いただければと思います。
出典:「平成19年度学校基本調査」、東京都の小学校数は「東京都教育委員会
東京都の教育2007」
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■2■ ALE-Netの使い方;とことん総合学習;
■ ■ 知りたい!なりたい!いろいろな仕事;建設会社の設計の仕事
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とことん総合学習「知りたい!なりたい!いろいろな仕事」に新しいコン
テンツが追加されましたので、ご紹介します。
▼とことん総合学習;知りたい!なりたい!いろいろな仕事
hhttp://www.ale-net.com/tokoton/interview/index.html
▽「建設会社の設計の仕事」
http://www.ale-net.com/tokoton/interview/constr/index.html
今回は、東京タワーや東京ドームなどを建設している竹中工務店で現在設計を
担当している方にインタビューしました。
建物を設計する時に必要なことは、技術だけでなく、施設の用途の研究や、
建設主や、世の中の想いを受け止めることが大切だという非常に興味深いお話
でした。
東京タワーや東京ドームなど子ども達に身近な建物からキャリア教育が広が
る「知りたい!なりたい!いろいろな仕事;建設会社の設計の仕事」を、ぜひ
ご活用ください。
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■3■ ALE-Netの使い方;たのしさ工房;デジタル機器編;
■ ■ シンマイ先生が行く〜ブログでの情報発信の活用〜
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たのしさ工房;デジタル機器編;シンマイ先生が行く〜デジタル機器活用の
現場訪問〜に新しいコンテンツ、「ブログでの情報発信の活用」が追加され
ましたので、ご紹介します。
▼たのしさ工房;デジタル機器編;シンマイ先生が行く〜デジタル機器活用の
現場訪問
http://www.ale-net.com/tanoshisa/2007/index.html
▽5時間目;ブログでの情報発信の活用
http://www.ale-net.com/tanoshisa/2007/05/index.html
5時間目として、シンマイ先生がブログを活用した実践を行っている学校の
訪問レポートをしています。低学年から高学年まで、幅広いブログの活用方法
が紹介されています。
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■4■ リレー連載;
■ ■ 自分の実践を語るシリーズ1
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現場教員が自分の実践を語る意味
青山学院大学 苅宿俊文
今ほど、学校の教員の言動に対して、遠慮のない批判が日常的に浴びせられ
ている時代はありません。このことは教育関係者以外でも認めるところです。
なぜ、このような状況が生み出されたかを考えると、必ずしも教員の資質が
劣っていることが原因とは言えないように私には感じられます。
私は、遠慮のない批判の背景にあるものは、社会の変化にあると言わざるを
得ない、そして、その社会の変化とは、「物があることが幸せ」の時代から「自
分が納得することが幸せ」の時代への変化であると考えます。
発展途上国の教育を調べると、一様に経済発展と人材育成が結びつき、学歴
社会が生み出されてきています(『学歴社会新しい文明病』 R.Pドーア 岩波
書店)。日本も高度経済成長期に、高校進学率や大学進学率が急速に上がり、
高校はほぼ全入、大学は進学率50%を超えるようになってきました。ところが、
その後経済発展が緩やかになり、高学歴社会になることで得られる生活の豊か
さという社会の価値観は一気に多様化をしています。
このような多様化された社会の中で、公立の学校は、十分にその多様性に対
応していません。このギャップが多くの学校批判に結び付いているのではない
でしょうか。
つまり、学校は学習活動通して社会規範や倫理性まで教えようとしています
が、それに対して社会は、子どもの多用な能力を伸ばすことを求めています。
これが、問題の本質といえるのです。
私は、この多様化された社会に対して教員が自らの資質の向上を図るときに、
これまでのようなケーススタディ(過去の実践から学ぶ)ではなく、まず、自
分の実践を語ることを通して、ステップアップのきっかけを見いだしていくラ
イフスタディ(自分の経験から学ぶ)の手法を勧めていきたいと考えています。
学校現場を巡っていくと、子どもたちの姿を通して新しい授業を作り上げよ
うとしている教員が多くいることに気付きます。その教員に話を聞くと、実践
家としてのライフヒストリーから生み出した教育観があります。このような教
育観を読者である先生方が自分の中にある教育観と結びつけて考えることで、
多様化された社会に対応できる教育力の素地を築いていただけるものと考えて
います。
このコーナーでは教育観の一端を紹介するシリーズにしたいと思います。そ
して、リレー連載として教員が教員を紹介しあっていく形で一年間お届けしま
す。
次回は、協同性の高い学習環境作りに取り組んでいる東京都北区赤羽台西小
学校の伊藤利恵子教諭に自分の実践を語ってもらいます。
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■5■ ALE-Netからのお知らせ
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▽▼ ALE-Net更新情報 ▼▽
ALE-Netを更新いたしました。ぜひご覧ください。
▼とことん総合学習;知りたい!なりたい!いろいろな仕事
http://www.ale-net.com/tokoton/interview/index.html
▽「建設会社の設計の仕事」
http://www.ale-net.com/tokoton/interview/constr/index.html
▼たのしさ工房;デジタル機器編;シンマイ先生が行く〜デジタル機器活用の
現場訪問
http://www.ale-net.com/tanoshisa/2007/index.html
▽5時間目;ブログでの情報発信の活用
http://www.ale-net.com/tanoshisa/2007/05/index.html
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「ALE(エール)マガジン」 No.135 2008.4.30(水)発行
発行者 ALE研究会
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