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2007/12/25

**ALEマガジン No.131**

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  ●●●  ●       ●●●          *ALE(エール)マガジン*
  ●  ●  ●       ●                      No.131
  ●   ●  ●●● ●●●         2007.12.25(火)
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 ■■■  INDEX  ■■■
 【1】「学校外から見た学校のすがた」(9)
    「教育コーディネーター」の活動を通して見た「学校」(2)
 【2】ALE-Netの使い方;社会のひきだし;
    伝わる情報、広がる世界
 【3】教育とデジタル技術(21)
 【4】ALE-Netからのお知らせ
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■1 ■ 「学校外から見た学校のすがた」(9)
■  ■ 「教育コーディネーター」の活動を通して見た「学校」(2)
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 今回は、前回に引き続き、青少年教育コーディネーターとしてさまざまな
お仕事や活動をされている方にお話を伺いました。

−居場所づくりと学校教育との結びつきについて、実際にどのような実践を
されたのでしょうか?
 いくつかありますが、最もうまくいったのが中学校の不登校の生徒への対
応でした。不登校の生徒に対して、学校・家庭・地域が連携して対応してい
くのですが、私たちはこれを「心のネットワーク」と呼んでいます。
 連携のための仕組みとして、ピア・サポーター制度というものを作りまし
た。ピア・サポーターは、不登校の生徒の自宅を訪問して、一緒に話したり、
外出したりする役割を果たします。ピア・サポーターになるのは、主に地域
の若者で、「ファンイン」で育成します。そして、学校から不登校の生徒に
関する情報が入ると、彼らを派遣するわけです。
 担任の先生は不登校の生徒の自宅を毎日訪問するようなことは難しいです
し、また、行っても生徒が嫌がって会いたがらない場合が多くありますが、
年齢の近いピア・サポーターであれば、友達感覚で会って話をすることがで
きるので受け入れやすいわけです。ピア・サポーターは訪問後に報告を書く
ことになっているので、担任の先生には生徒の近況がわかるので喜ばれます。
また、不登校の生徒も、ピア・サポーターと接して話しているうちに、だん
だんと外に出ようという気持ちになってきます。そこで、たとえば「ファン
イン」に行ってみんなで遊んだりしているうちに、次第に集団の中へ戻って
いくことができるようになるわけです。「ファンイン」で活動する中で認め
られて自信を取り戻し、今では高校生活を楽しんでいる生徒もいます。こう
して、生徒が学校に戻れるようになる流れができたということが、この仕組
みの一つの成果であると考えています。

−学校の先生方へのメッセージをお願いします。
 私も教員をやっていたのでよくわかるのですが、学校の先生には、できる
こともできないことも含めて、すべてのことを自分一人で抱え込もうとする
傾向があります。ですが、私がこれまで見てきた経験から言っても、問題を
抱え込んでうまくいった例はほとんどありません。問題を一人で抱え込むの
ではなく、オープンにして、さまざまな助けを借りながら解決していって欲
しいと思います。
 おもしろいもので、問題を隠そうとすると、必ずと言っていいほど、地域
で悪いうわさになって広まります。逆に、オープンにして、学校を開いてい
くと、学校のいいところも見てもらえるようになり、家庭や地域の積極的な
協力も得られ、いい関係を築いていくことができるはずです。

−ありがとうございました。

(インタビュー協力:渋谷区青少年教育コーディネーター 相川 良子さん)
                                (続く)

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■2 ■ ALE-Netの使い方;社会のひきだし;
■  ■ 伝わる情報、広がる世界
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 社会のひきだしのコンテンツ「伝わる情報、広がる世界」がリニューアルさ
れましたので、ご紹介します。

▼ 社会のひきだし;伝わる情報、広がる世界
 http://www.ale-net.com/hpcs/sha/spread/index.html
 このページでは、「社会」五下の「伝わる情報、広がる世界」の学習がさら
に広がるように、インターネットの、「動画や音楽を発信できる」、「たくさ
んの人が参加できる」、「すばやく発信できる」という三つの大きな特徴につ
いて調べられるページを集めました。

▽ 動画や音楽を発信できる
 http://www.ale-net.com/hpcs/sha/spread/doga/index.html
 動画や音楽を発信しているページを集めました。また、インターネットに発
信する際の著作権について調べられるページも紹介しています。

▽ たくさんの人が参加できる
 http://www.ale-net.com/hpcs/sha/spread/takusan/index.html
 一般の人が編集に参加できるインターネット上の辞書、Wikipediaについて紹
介しています。また、ブログなどを利用して児童が情報発信を行っている小学
校のページも紹介しています。

▽ すばやく発信できる
 http://www.ale-net.com/hpcs/sha/spread/subayaku/index.html
 情報発信の速さを利用した、ニュース速報、天気情報の配信などを行ってい
るページを集めました。

 情報に関する学習をさらに広げることができる「伝わる情報、広がる世界」を、
ぜひご活用ください。


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■3 ■ 教育とデジタル技術(21)
■  ■ フィルタリングサービスの活用〜ネット上の問題から子どもたちを守る
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 今年の7月、総務省から子どものメディア利用に関する調査結果の速報が出
ました。それによると、携帯電話を使用している小学生の割合は31.3%と、
すでに3分の1にせまる勢いになっています。そして、携帯電話を使用する小
学生の86%が、携帯電話からインターネットを利用しているというデータも
出ています。
 このようなデータを見ていると思いだすのは、同じく今年の7月に神戸で起
こった高校生のいじめ自殺事件です。この事件では、携帯電話を使ったいじめ
が自殺の一因になったことが大きく取り上げられていました。こうした事件を
見ると、これまでインターネット上の問題として取り上げられていた、出会い
系サイトやいじめなどの問題が、携帯でのネット利用の普及によって、さらな
る広がりを見せていることを強く感じます。

 こうした問題から子どもたちを守る一つの手段として、不適切なサイトは表
示できないようにするフィルタリングサービスがあります。先ほど挙げた調査
では、保護者のフィルタリングサービスの認知度と利用率についても調査して
いますが、その結果、認知度、利用率ともに低く、特に携帯電話のフィルタリ
ングサービスについては、その存在すら知らない保護者が大半を占めることが
明らかになっています。
 ここで少しフィルタリングの仕組みについてご紹介しましょう。フィルタリ
ングには大きく分けて、「機械型」と「手動型」の2つの仕組みがあります。
機械型では、例えば、対象となるページの文章などを読み取って、不適切な言
葉が入っている場合には閲覧させない、というような仕組みで閲覧できるペー
ジを制限しています。そのため、機械型は更新速度が早いものの、普通のサイ
トが誤って不適切と判定されることや、逆に、伏せ字などをうまく使ってフィ
ルターをくぐり抜けた不適切なサイトが表示できてしまう危険性があります。
一方、手動型の場合は、人間が1つ1つのページを閲覧し、そこに書かれてい
る情報が不適切であるかどうかを判断して、閲覧の可否を決めます。こちらは、
機械型よりも判定は正確になりますが、更新に人手と時間がかかります。

 どちらの仕組みのものを利用するにせよ、フィルタリングサービスの利用に
よって、ネット上の問題から子どもたちを守るある程度の効果は期待できるで
しょう。ただ、一つ気をつけなければいけないのは、こうしたサービスは万全
ではないということです。ブログや掲示板などの開設が非常に容易になったた
めに、サイトの数が猛烈な勢いで増加していることや、フィルターをくぐり抜
けるテクニックが編みだされることによって、規制する側とされる側のいたち
ごっこが続いているのが現状です。フィルタリングサービスを導入して安心す
るのではなく、適切なネットの利用方法について、利用する子どもたちの側の
意識を向上していくことも必要となるでしょう。

情報化社会と青少年に関する意識調査(速報版)(総務省のページ)
http://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/jouhou5/g.pdf
(社説)神戸・高3自殺「携帯いじめ」の解明急げ(山陽新聞のページ)
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/09/21/2007092108260089002.html
                              (続く)

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■4 ■ ALE-Netからのお知らせ
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▽▼ ALE-Net更新情報 ▼▽
 ALE-Netを更新いたしました。ぜひご覧ください。

▼ 社会のひきだし;伝わる情報、広がる世界
 http://www.ale-net.com/hpcs/sha/spread/index.html

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「ALE(エール)マガジン」 No.131   2007.12.25(火)発行
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