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2007/06/18

**ALEマガジン No.125**

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  ●●●  ●       ●●●          *ALE(エール)マガジン*
  ●  ●  ●       ●                      No.125
  ●   ●  ●●● ●●●         2007.6.18(月)
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 ■■■  INDEX  ■■■
 【1】「学校外から見た学校のすがた」(3)
    IT企業の社会貢献事業を通して見た「学校」(2)
 【2】ALE-Netの使い方;たのしさ工房;デジタル機器編;
    シンマイ先生が行く〜デジタル機器活用の現場訪問〜
 【3】教育とデジタル技術(15)
    パソコンでプラネタリウム 〜Mitaka
 【4】ALE-Netからのお知らせ
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■1 ■ 「学校外から見た学校のすがた」(3)
■  ■ IT企業の社会貢献事業を通して見た「学校」(2)
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 今回は、前回に引き続き企業CSR(社会貢献事業)の一環として学校にか
かわった経験のある方にお話を伺いました。

−プロジェクトを進める上で大変だったことはありますか? 

 学校の先生方、ITを活用した授業のアドバイスをいただく専門家、我々企
業と、それぞれ背景・目的・事情が違う中で協業を進めるのは容易なことでは
ありませんでした。 
 私たちの活動の目的は、自社の機器を寄附してそれをPRすることではなく、
他の学校でも展開できるような実際的・効果的なIT機器活用を支援すること
でした。しかし、教育委員会や学校の先生方にはそういったイメージがなかっ
たようで、機器導入の後も私たちが支援を続ける理由を当初はご理解いただけ
なかった記憶があります。 
 また、ITを授業に生かすという観点で専門家の先生方をお連れし、授業の
様子を拝見したり、話し合いの場をもったりしたのですが、その際「うまくで
きている」部分のみ披露いただき、肝心の「問題点」についてはなかなかお伝
えいただけなかったりもしました。 
 それから、学校に何か提案や質問をさせていただいた際、「学校というのは、
これこれこういうものです。」という言葉をどの学校の方からも頂戴したのが
印象的でした。 
 また、企業の活動は限られた期間の中で、資金を用いての「成果」が求めら
れるのが常であり、主役である子どもたちや学校の事情に合わせようとすると、
社内ではプロジェクトが理解されず、必要な予算獲得に苦心しました。
 しかし、関係者が話し合いを重ねることで次第に相互理解が深まり、「子ど
もたちが、楽しく、新しい視点で学習できるための支援をする」という目的を
共有していることを実感していくにつれて、「問題点」なども隠さずお話いた
だいたり、コンピューターの操作を全くしたことのない先生にも積極的に取り
組んでいただけるようになりました。そしてこちらからも、学校の様子を把握
して必要な支援を強化できるようになっていきました。 

−プロジェクトの成果としては、どのようなことがあったのでしょうか? 

 プロジェクトを通して、子どもたちは学習の履歴や作品を「劣化しない」形
で保存したり、新しい発想で自己表現したり、他校や学生ボランティアと学習
の成果を交換したりといった体験をすることができました。
 参加校の先生方には、新しいツールの受容の仕方や、学校外部との連携の仕
方を知っていただけたと思います。また、高価な機器・ネットワーク等を前提
としないこの実践をメディアで紹介して、同様の環境で悩んでいる先生方にヒ
ントを提供できたという点もありました。
 さらに、ご一緒した先生方やボランティアの方々とは、プロジェクトが終了
した現在も交流が続いていて、相互の活動に生かされているということが、副
次的ですが一番嬉しい成果だと感じています。

−学校の先生方へのメッセージをお願いします。
 プロジェクトとも関係しますが、いろいろな形で学校外部のリソースを活用
することにトライしていただきたいと思います。学校教育に対する社会の関心
は非常に高く、また、私たちの会社においても、役員から新人にいたるまで、
教育に進んで関わっていこうとする社員がたくさんいます。日ごろとても忙し
くしていて、「いつ寝ているんだろう?」と思うような人が、社員ボランティ
アで学校のメンター(勉強や進路などの相談相手になる人)をやっていたりす
るんですよ。こういった関心の高まりをうまくご利用いただき、教育界以外の
空気や価値観にも積極的に触れてみていただくことをお奨めいたします。

−ありがとうございました。


                                (続く)

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■2 ■ ALE-Netの使い方;たのしさ工房;デジタル機器編;
■  ■ シンマイ先生が行く 〜デジタル機器活用の現場訪問〜
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 たのしさ工房に新しいコンテンツが追加されましたので、ご紹介します。

▼ たのしさ工房;デジタル機器編;シンマイ先生が行く
  〜デジタル機器活用の現場訪問〜
 http://www.ale-net.com/tanoshisa/2007/index.html
 今年度のたのしさ工房は、昨年に引き続き「デジタル機器編」です。今年度
は、シンマイ先生がデジタル機器を活用した実践を行っている学校現場を訪問
し、レポートをしていきます。

▽ 1時間目;プロジェクタと大画面テレビの活用
 http://www.ale-net.com/tanoshisa/2007/01/index.html
 1時間目として、シンマイ先生がプロジェクタや大画面テレビを活用した実
践を行っている学校の訪問レポートをしています。

 デジタル機器活用の現場を訪問し、実践の様子をレポートする「たのしさ工
房;デジタル機器編;シンマイ先生が行く〜デジタル機器活用の現場訪問〜」
をぜひご活用ください。

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■3 ■ 教育とデジタル技術(15)
■  ■ パソコンでプラネタリウム 〜Mitaka
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 最近、プラネタリウムがちょっとしたブームになっているようです。500万
個の星を映し出すというMEGASTAR-IIが登場したとか、大人が癒しのスポット
として立ち寄っているというような話も聞きます。もちろん、子どもの学習に
とっても、プラネタリウムを見ることはいろいろな意味で有用だと思います。
 しかし、学校の授業の中で子どもにプラネタリウムを見せたい、とか、自分
の家で気軽に楽しみたい、となるとなかなか難しいのが現実です。そこで今回
は、プラネタリウムがパソコンで見られるフリーソフトをご紹介します。

▽ Mitaka(4D2Uのページ)
 http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/index.html
 「Mitaka」は、国立天文台の4次元デジタル宇宙プロジェクトで開発された
ソフトウェアです。上のURLのページからダウンロードして使用することがで
きます。

 インストールして起動すると、「プラネタリウムモード」になり、国立天文
台のある東京都三鷹市で見られる星空の様子を見ることができます。
 しかし、これはただのプラネタリウムソフトではありません。なんと、その
場所から離陸することができるのです。離陸すると「宇宙空間モード」になり、
いろいろなことができます。少しご紹介しましょう。
・ 地球の夜の姿を見る
 離陸して地球を離れていくと、地球の全体像を見ることができます。地球に
はもちろん昼の側と夜の側があり、夜の側を見ると、都市の光の分布を見るこ
とができます。
・ 地球上のいろいろな場所に着陸して、夜空を見る
 例えば南極や北極、赤道に着陸して、その場所でどのような夜空が見えるの
か、「プラネタリウムモード」で見ることができます。
・ 太陽系の惑星の様子を見る
 水星、金星、木星など、太陽系の惑星の軌道や衛星、衛星が惑星に落とす影
などを見ることができます。地球と火星については、表面の細かな地形まで見
ることができます。
・ 恒星、銀河を見る
 太陽系に近い恒星や、銀河系の様子、宇宙空間に散らばる銀河の様子などを
見ることができます。

 このソフトのさらなる特長としては、グラフィックの美しさと、最新の天文
学の知見を反映しているという正確さが挙げられます。少し操作が難しいのが
難点ですが、挑戦してみる価値は十分にあります。子どもたちの学習のために、
あるいは、ちょっとした宇宙散歩気分を味わうために、Mitakaを利用してみて
はいかがでしょうか。

                               (続く)

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■4 ■ ALE-Netからのお知らせ
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▽▼ ALE-Net更新情報 ▼▽
 ALE-Netを更新いたしました。ぜひご覧ください。

▼ たのしさ工房;デジタル機器編;シンマイ先生が行く〜デジタル機器活用の
  現場訪問〜
 http://www.ale-net.com/tanoshisa/2007/index.html

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「ALE(エール)マガジン」 No.125   2007.6.18(月)発行
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