日々のあわわ RSSを登録する

売れないフリーランスライターの真魚が日々の生活の中で感じた喜怒哀楽(不平不満?)を綴った極私的コラム。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2007/11/12

Hibi no Awawa 2007/11/12

この記事を取り寄せる


● Mail Magazine 日々のあわわ         2007年11月12日(月) 第172号 

〜○。今日のあわわ〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。

 広告業界で成功する方法

〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜〜

 テレビで何が好きかというと、一番はCM、二番はニュース、三番は教育
レビの幼児番組です。民放はCMが楽しみで見ていると言っても過言ではあり
ません。でも、いくら私がCMが大好きでも、あの「答えはCMの後で」とか、
「彼女に何がおこったのか? この後、衝撃の真実が明かされる!」「(品物
や人物にモザイクがかかって)新情報は30秒後」というように話が盛り上が
ったところでCMを入れるのは勘弁してほしいと思います。テレビ局の人は視
聴者を引き止めておくために、話をいい所まで引っ張って、途中でCMを入れ
るのが番組の視聴率にとってもスポンサーにとっても効果的だと思っているの
でしょう。もしも、そうだとしたら、それは少なくとも私にとっては逆効果で
す。だって、そんなことされたら、せっかくのCMを落ち着いて楽しめないじ
ゃないですか。
 最近、このように話の山場にCMが入るというパターンを不快に思っている
人が多いということが分かりました。11月6日(水)の朝日新聞夕刊に「山場
でCM 逆効果」という記事によると、慶応義塾大学教授の榊博文さんは話の
山場に挿入されるCMを「山場CM」、話が一段落したときに入るCMを「一段
落CM」と名付け、2002年に学生を対象にアンケート調査を行ったそうです。
すると、「山場CM」を不愉快とする人が86%、「山場CM」を含む番組は好
感が持てない人が84%。「山場CM」の商品は買いたくないという人が34%と
いう結果がでたそうです。さらに、CM明けのシーンの繰り返しにイライラす
るという人が74%という結果も紹介されていました。また、欧米の2002〜03
年のテレビ場組と比較しても、日本の番組の「山場CM」率は高いそうです。
欧米はCMに関する規制が厳しいので、一概に比較はできないかもしれません
が、それでも「山場CM」を含む番組はアメリカは14%なのに、日本は40%と
いうのは、ちょっと驚きです。
 私の周りでも、「続きはCMの後っていうのは、イライラして嫌だ」「CM
の後に話を繰り返すのはやめて、さっさと先に進めてほしい」という人がけっ
こういるので、この記事の調査結果は納得してしまいました。
 納得すると同時に、今回の記事で不思議に思ったことも二つありました。ま
ず、日本アドバタイザーズ協会の小林昭専務理事が「初耳の研究結果だ」とコ
メントしていたこと。この研究結果は『広告の文化論 その知的関心への誘い』
(真鍋一史編著/日経広告研究所/2625円)の「第6章 番組内CM提示のタ
イミングが視聴者の態度に及ぼす影響」に載っているものなのですが、この本
が出たのは2006年12月。ほぼ1年前です。読んでいないとしても、広告活動
の専門家なら「最近、こんな専門書が出て、こんな調査結果が出ている」とい
うことくらい把握していてもいいのでは? いかにも広告の専門書という出版
社とタイトルの本なのに。
 そして、もう一つは、なぜ,今、1年前に出版された本に載っている研究結
果についての記事が出たのかということです。書評欄の書評も本が出版されて
すぐに出るものではありません。でも、小説やエッセイなどと違って、調査研
究の専門書って出版されたときこそが勝負ですよね。1年って長いような気が
しませんか? しかも、朝日新聞の記事には「近著で発表された」とあるだけ
で、その「近著」のタイトルや出版社も載っていなかったのです。私がこの
「近著」を『広告の文化論』と特定できたのは、同じ主旨の記事があるのかと
探していて、J-CASTニュースで11月7日に配信された記事と「坂田明弘の
『地球事件簿』」というブログの9月14日の記述を見つけて、本と論文のタイ
トルが分かったからです。坂田明弘さんのブログはプロフィ−ルによると、週
刊アスキーの自分のコラム原稿を2週間遅れで掲載しているそうです。という
ことは原稿が雑誌に掲載されたのは8月だと推測されます。今年の夏ぐらいに、
マスコミの方々に榊さんの論文が注目されるような「何か」があったというこ
とでしょうか。口コミで「この論文、おもしろいよ」とじわじわと広がり、ブ
レイクしたのかしら。謎だ。
 もっとも、何があったにせよ、このような論文が注目されるのはテレビ局に
とっても広告にとっても良いことで、私のくだらない疑問など吹き飛ばすよう
な意義があると思います。朝日新聞の取材に対して、民放テレビ局は「視聴者
の受け止め方に関心を払わなければいけないが、CMのあとも見ていただく努
力については度を超さない限りは許していただきたい」(テレビ東京)、「C
M明けについての説明は親切に告知する意味合いもあると思うが、視聴者の声
に対しては謙虚に耳を傾け、その感性に敏感でなければならないと考えている」
(テレビ朝日)、日本アドバタイザーズ協会の小林昭専務理事は「テレビ局が
決めているCMを入れるタイミングについて議論したことはなかったが、今後
の対応を検討していきたい」とコメントしたそうです。どこまで当てになるか
は分からないけど、大好きなCMのためにも改善してもらいたいです。

〜○。あわわ後記〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜

 先日、Amazonで探し物をしてさまよっていたら、ユニークな商品に行き当
たりました。それは「羊でおやすみシリーズ」(honey bee/1575円)とい
うCDです。「ユーザーに安らかな眠りとリラックス効果を というコンセプト
の元に製作されたCD」だそうで、なんと、人気声優さんがひたすら羊の数を
数えてくれるというもの。好評なようで、今まで7枚、リリースされており、
11月と12月にはそれぞれ2枚ずつ発売予定。声優さんの人気ってすごいですね。
声優さんに羊の数を数えさせようと思いついた人もすごいけど。なんでも、羊
を数える合間にちょっとした台詞も入るそうです。ファンの方は台詞を聞き逃
すまいと、かえって眠れなくなるのではないでしょうか。
 次回は2007年11月25日(日)を予定しています。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。
                    真魚
              e-mail:92104094@people.or.jp

〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜〜○。〜○。〜〜
----------------------------------------------------------------
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用して
発行しています。http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000044074)
----------------------------------------------------------------

この記事を取り寄せる
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る