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山本一生編集のもと、立川健治、森本健、伊与田翔などが、競馬の文化の現在を発信します。日本競馬文化史上最高の名著、佐藤正人の『わたしの競馬研究ノート』シリーズも復刻配信中。

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2008/04/24

競馬の文化村「もきち倶楽部」   No.871

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競馬の文化を発信するメール・マガジン        2008 年4月21日発行
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    競馬の文化村「もきち倶楽部」          No. 871

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▼目 次▼

■ 富山の競馬(戦後編)   第130回          立川健治  

   各地の闇競馬(63):秋田、宮城、山形


■ 佐藤正人著『わたしの競馬研究ノート』 第545回   編:山本一生 

   競馬ノート15:競馬切抜帳(45)

     オグリキャップの人気

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■ 富山の競馬(戦後編)   第130回           立川健治  
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   各地の闇競馬(63):秋田、宮城、山形
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 秋田県馬匹組合連合会(以下県馬連)は、1946(昭和21)年9月25日、
県知事蓮池公咲の臨席のもとで、旧八橋競馬場(現秋田市八橋)での馬券を発売
しての開催に向けての準備を開始することを決定した(『秋田魁』S21/9/27)。
 同場は1928年開場、1939年施行の軍馬資源保護法により廃場となって
いたが、1ヶ月を目途に走路柵の整理等を行い、3、4日間の開催を実施すると
いう計画だった。地方競馬法施行後の 1 県 1 ヶ所の指定競馬場としても候補と
なっていた。
 なお秋田県は、これより先の8月、有力な課税源の一つとして地方競馬の開催
を考えていると表明していた。

 この旧八橋競馬場での計画は実現しなかったが、県馬連は別のコースでの闇開
催を追求していたようである。
 つぎのような開催広告が10月21日の地元紙『秋田魁新報』に掲載されたが、
当初この開催は、県馬匹組合連合会が主催して、県南乗馬クラブの「肝煎り」で
の開催と伝えられたものだった。

 秋田全県競馬大会
 会 期     11月1、2、3日 会場 大上競馬場(平鹿郡舘合村) 
 入場料      10円(税共)
 勝馬投票券発売す(1枚10円最高払戻千円無制限発売)
 出場申込締切期日 10月28日
 馬体検査     10月30日(於大上競馬場)
 発 馬      10レース(午前10時から午後4時迄)
 申込場所     平鹿郡舘合村大上競馬クラブ事務所
 主 催      大上競馬クラブ 後援平鹿馬匹組合

 大上競馬場は、元は土田荘助が所有。土田は、土田農場を経営、1934年の
第3回東京優駿(府中競馬場での第1回)の優勝馬フレーモアを生産、所有して
いた。県会副議長をつとめ、1936年から1942年2期にわたって衆議院議
員をつとめていた。なおこの大会への土田荘助の関与は不明。

 県馬連が、先の元八橋競馬場での開催準備を、知事の同意の下で進めていたこ
とを考えれば、県レベルでの「公認」の手続が決定していたはずであり、そうで
あればこの競馬大会は、それに則っての開催だった。
 その開催の様子がつぎのように報じられた。大上の闇競馬開催に関する唯一の
記録である。

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   「売上30万円 人気呼んだ大上草競馬」

     『読売新聞』秋田版 1946(昭和21)年11月9日


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戦後はじめての企てとして2日から3日間(註1)平鹿郡馬匹組合主導で同郡舘
合村大上競馬場で開催された復活第1回の競馬大会は、連日の天候不良にもかか
わらず予想外に人気沸騰し、馬券1枚10円に対し売上総計30万円という本県
草競馬としてはじめてのすばらしい好成績を得た、戦時中ながく中断(註2)さ
れたため事務的にも非常に不慣れであったが、これがもしスムースにいけば50
万円位の売上は可能であったものと見て、同組合並びに県畜産課でも今後の地方
競馬に対して大きな期待を寄せている、

 出場馬は80頭で賞金獲得の優勝馬は次の通り
(軽種駈競走1600米)一等賞金5000円(註3)、河辺郡大山友太君所有
シュンヨウ
(速歩)一等賞金3000円、平鹿郡舘合村加藤清八君所有馬シャンダイ

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 註
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(1)
 1日が雨で、2日に順延された。

(2)
 秋田県も軍馬鍛錬競走を実施せず、1938年、八橋競馬場、大上競馬場での
地方競馬開催が最後のものであった。

(3)
 この賞金額から見て、サラブレッドかアラブ、あるいはその混合のレースだっ
たと思われる。

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 解 説
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 青森、岩手と比較しても高額の5000円、3000円という賞金額は、全県
競馬大会の看板通り、この開催が全県規模でのものだったことをうかがわせてい
た。

 秋田ではその他、11月10日仙北郡東部競馬倶楽部が主催、仙北郡馬匹組合
が後援した仙北郡連合大競馬会が一丈木競馬場(現・仙北郡美郷町)で開催され
るとの予告がなされていたが、馬券発売の有無は不明。

 地方競馬法に基づく、秋田県の公認競馬場は、結局、大館市と秋田市の2ヶ所
となったが、その指定に関しては、地元紙の魁新報は全く報道しなかったが、綱
引きがあったようであり、遅れていた。ともにクラブを新たに結成して競馬場建
設にあたることになるが、その創立は大館競馬クラブが1947年9月、秋田競
馬クラブが1948年2月のことだった。
 その結果、県馬連の第1回開催は1948年5月大館競馬場(現・大館市餅田)
の開催が、県馬連主催の第1回のものとなった。秋田競馬場(現・秋田市寺内)
での第1回開催は、さらに遅れて県営移管後の同年11月のことになる。

 秋田に続いたのが、宮城だった。
 主催は仙台競馬倶楽部、日程は11月16、17、18、19日の4日間、コ
ースは仙台市長町(現仙台市太白区東郡山)の元競馬場だった。宮城馬匹組合が、
進駐軍慰安を謳って、準備をすすめていると伝えられたのは10月上旬、その後、
倶楽部を結成したのだろう、10月30日の臨時総会では、倶楽部理事長に時の
農林政務次官大石倫治の推薦を決定していた(『毎日』宮城版 S21/11/2)。大
石は、戦前、帝国馬匹協会常務理事をつとめていた。
 東北では最後の闇競馬となったこともあって、青森からはサラブレッド三歳、
また山形米沢競馬で優勝した進駐軍所有のサラブレッド、そしてその他北海道、
盛岡、山形、関東の各地からの参戦があったという。
 この開催はつぎのように報じられた(『河北新報』昭和21年11月20日)。

「16日の蓋あけから盛況をつづけていた仙台競馬最終日の19日、初日以来の
黒星挽回を志すもの、最後の大穴を狙うものそれぞれの思いを秘めたファンが押
しかけ相変わらずの大入り、第1回レースから今日を最後と張り切った勝馬の競
合に好レースを展開してファンを喜ばす、ステンテンに財布の底までたたいてあ
おくなる日と、タンマリもうけてニンワリほほえむ人、回を重ねるにつれて明暗
の相を濃くしていく(以下略)」

 他県の公認された闇競馬と同じように、この4日目には市長賞、知事賞が実施
されていた。
 4日間の総売上高は約181万円。東北では福島に続く第2位の数字だったが、
三日間開催の富山とほぼ同額のものであり、全国的にみれば下位グループに属し
ていた。

 戦時中、東北地方で軍馬鍛錬競走を実施していたのは、山形と福島の2県だっ
た。しかし闇競馬に関していえば、米沢で進駐軍の所有馬も出走した開催が行わ
れた形跡もなくもないが(『毎日新聞』宮城版、21年11月17日)、少なく
とも直接開催を伝える記録が残されていない唯一の県が山形だった。なお山形の
軍馬鍛錬競走は、上山競馬場(現・上山市金瓶)で1940年から44年まで実
施されていた。

 地方競馬法に基づく1県1ヶ所の公認競馬場の指定に関しては、1946年9
月にはそれに向けての動きが始まっており、天童、酒田、鶴岡、上山、米沢等が
名乗りをあげていた。
 地方競馬法改正前の1947年2月には上山、ついで1県2ヶ所という3月の
改正を受けて米沢が指定され、上山競馬場が8月、米沢競馬場(現・米沢市八幡)
が9月にそれぞれ第1回を開催した。この競馬場指定、建設には山形の進駐軍が
影響力を及ぼしてもいたようである。


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 関係略年表 
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  1946(昭和21)年

 1月 1日 天皇「人間宣言」
    4日 GHQ、軍国主義者の公職追放指令
 2月 3日 マッカーサー、GHQ 民生局に、天皇制、戦争放棄、封建制度廃 
        止を原則とする憲法草案作成を指示
   17日 金融緊急措置令(新円発行、旧円預貯金封鎖、現金給与支払は
        500円まで)
 3月 6日 政府、憲法改正草案要綱発表
       農林省、地方競馬実施条例案、各都道府県馬匹組合に諮問   
 4月10日 衆議院選挙
   22日 幣原喜重郎内閣総辞職
 5月 1日 メーデー復活
    3日  極東国際軍事裁判所開廷
   19日 食糧メーデー
   22日 吉田茂内閣発足
   27日 静岡県馬匹組合連合会開催(三日間、三島競馬場)
 6月 7日 農林省、全国の馬匹組合の代表者を集めて、地方競馬実施条例案
        研究会(14日まで)
   13日 日本競馬会、春季開催を断念
   20日 憲法改正案上程
 7月 4日 札幌競馬場で進駐軍競馬(20、21日も開催)
   19日 愛知県馬匹組合連合会主催(三日間、岡崎競馬場、地方競馬法施
        行までに計2回)
   26日 石川県馬匹組合開催
           (三日間、小松競馬場、地方競馬法施行までに計3回)
   27日 主催アメリカ第11空挺師団、賛助渡島馬匹組合、函館競馬倶楽
        部の進駐軍競馬開催
              (二日間、函館競馬場、第2回8月10、11日)
   28日 大阪府馬匹組合連合会開催
               (春木競馬場、地方競馬法施行までに計7回)
 8月 1日 岐阜県馬匹組合連合会開催
           (4日間、笠松競馬場、地方競馬法施行までに計3回)
   17日 北海道レースクラブ開催
              (札幌競馬場、地方競馬法施行までに計14回)
       神奈川県馬匹組合連合会開催
               (戸塚競馬場、地方競馬法施行までに計2回)
       富山県馬匹組合連合会
               (高岡競馬場、地方競馬法施行までに計3回)
   24日 三重県馬匹組合開催
            (4日間、霞ヶ浦競馬場、地方競馬施行まで計3回)
       新潟県馬匹組合連合会開催
           (4日間、三条競馬場、地方競馬法施行までに計3回)
   29日 地方競馬法、議員立法として衆議院上程
 9月 5日 地方競馬法衆議院通過(23日貴族院通過)
    7日 主催アメリカ第11空挺師団、賛助函館競馬倶楽部の進駐軍競馬
          (二日間、函館競馬場、第11次11月24、25日まで)
   13日 埼玉県馬匹組合連合会開催(4日間、春日部競馬場、地方競馬法
        施行までに、川越、浦和、熊谷と計4回)
   14日 京都府馬匹組合連合会開催
           (4日間、長岡競馬場、地方競馬法施行までに計2回)
   20日 茨城県馬匹組合連合会開催(4日間、取手競馬場、地方競馬法施
        行までに計2回)
       山梨県馬匹組合連合会主催(3日間、富士競馬場、10月17日
        からは玉幡競馬場で6日間開催)
   21日 滋賀県馬匹組合連合会開催(4日間、草津競馬場、地方競馬法施
        行までに計2回)
   26日 奈良県馬匹組合連合会開催(4日間、地方競馬法施行までに計3
        回)
   28日 主催アメリカ第11空挺師団、賛助室蘭レースクラブ、第1次室
        蘭競馬開催
          (2日間、以後12月1日までの毎週末第9次まで開催)
       八戸馬匹組合開催(2日間、大平牧場、地方競馬法施行までに計
        2回)
10月 4日 東京都馬匹組合連合会開催(八王子競馬場、競馬籤も発売、地方
        競馬法施行までに計2回、11月第2回開催から連勝複式馬券
        発売)
    5日 青森競馬倶楽部開催(5日間、油川飛行場馬場、後援青森進駐軍)
       盛岡振興競馬倶楽部主催進駐軍慰安競馬(2日間、黄金競馬場、
        地方競馬法施行までに計3回)
    6日 競馬法改正(地方競馬法成立を受けての一部改正、枚数制限撤廃、
       配当制限を10倍から100倍へ)
    7日 日本国憲法成立(11月3日公布)
   11日 第二次農地改革関連二法案成立(21日公布)
       群馬県馬匹組合連合会主催(6日間、高崎競馬場、地方競馬法施
        行までに上泉、前橋と計3回、)
   17日 18、27日、11月2、3日本競馬会春季開催(東京、京都両
       競馬場)
       栃木県馬匹組合連合会主催(6日間、足利競馬場)
   26日 福井県馬匹組合連合会主催(3日間、大野競馬場)
11月 1日 長野県馬匹組合連合会主催(4日間、上諏訪競馬場)
       大上競馬倶楽部主催・平鹿馬匹組合後援秋田全県競馬大会
                         (3日間、大上競馬場)
    2日 若松競馬協賛会・会津馬匹組合主催(4日間、会津競馬場)  
   16日 17、23、24日、12月1、8、15日本競馬会秋季開催 
       (東京、京都両競馬場)。
       宮城県馬匹組合連合会主催(4日間、長町競馬場)
11月24日 東京競馬場で第7回優駿牝馬競走(勝馬ミツマサ)
12月 1日 京都競馬場で第7回農林省賞典競走(現菊花賞、勝馬アズマライ)
   20日 地方競馬法施行(以後年末までに各県馬匹組合連合会開催計25場)
12月27日 傾斜生産方式開始

 *上記以外の闇競馬に関しては、本シリーズで紹介する毎に追加していきます。
  
   
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♪♪ ダービーの系譜から、近年盛んなPOGまで、たくさんの興味深い逸話を
ちりばめて、歴史、血統、ジョッキー、馬産理論等々、ミステリーの道具立てを
愛情いっぱいに説く。無類の優しさにみちた「書斎の競馬」の決定版。
 解説・高橋源一郎。


  山本一生著 『増補・競馬学への招待』 平凡社 1260円(税込み)


「彼の素晴らしき傑作、この「競馬学への招待」を読んだあなたなら、
 我々には、いや日本の競馬には、山本一生が必要なことがわかるはずなのだ」

                        高橋源一郎
  
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■ 佐藤正人著『わたしの競馬研究ノート』 第545回   編:山本一生  
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   競馬ノート15:競馬切抜帳(45)
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 オグリキャップの人気
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 オグリキャップは、引退してからも人気は相変わらず衰えず、今年の夏(91)
は、毎日若い男女が、牧場に沢山おしかけてたいへんだという。
 次の記事は、オグリキャップの人気を示す話として記録しておきたい。東京タ
イムズ(90/11/2)にのったもので、見出しは次のようなものである。「オグリ
キャラクター商品 続々“出走”」、「引退後も世代超えた人気者に 前オーナ
ーの玩具会社 ライセンス展開」。


 若い女性に抜群の人気を誇る“オグリン”こと名馬オグリキャップが、ハイテ
ィーンから子供まで広く親しまれるキャラクターとして大々的に売り出されるこ
とになった。競走馬オグリキャップは12月23日の「有馬記念」を最後に引退
してしまうが、一競走馬の枠を離れて、多くの人たちに夢を与える息の長いキャ
ラクターに育て上げようというもの売上170万個と大ヒットしたオグリキャッ
プ人形に続き、ライセンス商品が今後、続々登場する予定、国産キャラクター、
オグリキャップは、外来のスヌーピー、ミッキーマウスを超えられるか。

 オグリキャップのライセンス事業を展開するのは、爆発的人気のオグリキャッ
プ人形で当てた名古屋市の玩具製造販売会社、アパンティー。同社の佐橋五十雄
社長はオグリキャップの前オーナー(現在は1年契約で近藤俊典氏に貸与中)で
もあり、オグリとは切っても切れない関係だ。
 オグリキャップ自身は年内に「ジャパンカップ」と「有馬記念」に出走し、引
退のスケジュールが既に決まっている。来年からほ北海道・優駿スタリオンステ
ーションで種牡馬生活。せっかく盛り上がったオグリ人気を単なる一過性のブー
ムに終わらせず、10年、20年と世代を超えて親しまれるキャラクターに育て
上げようというのが同社のライセンス展開。
「キャラクターに必要な要素は人間性というか、生きた感情を人に与えてくれる
こと。オグリキャップは競走馬を超えてヒューマンな存在だったと思います」
(同社ライセンス事業部・秋山和正次長)。
 今月は、トンボ鉛筆からステーショナリー(ミニ文具セット)が発売され、通
信販売ながらオグリキャップ時計も出る。12月にはCBSソこーからビデオ
「オグリキャップ〜新たなる怪物栄光の足跡」(4900円)も発売される。
 さらにブームを盛り上げようと、オダリキャップは銀河系の先にあるペガサス
星から馬蹄の形をしたUFOに乗って地球に来たという設定で「オグリキャップ
・ストーリー」をマンガ化、来年4月から連載が始まる(出版社交渉中)。北海
道に「オグリキャップ牧場」を中核とするオグリランドを建設しょうとの雄大な
る構想もある。 このままオグリ人気が定着すれば、ギャルが「かわいい!」と
叫んでしまうオグリキャップのキャラクター商品が続々と登場しそう。アパンテ
ィーでは来年5月の東京国際おもちゃショーでライセンス商品を一堂に集め、強
力なプロモーション活動を行うことにしている。

 オグリキャップのライセンス商品

  紳士用トランクス  イソカイ
  ゴルフ用品     エバグリーン
  札入れ       寿工芸
  カレンダー     ダイヤモンド社
  セラミック製品   東海工芸美術社
  写真集       KKベストセラーズ
  マンガ       ワニマガジン
  ステーショナリー  トンボ鉛筆
  時計        日通信販
  ビデオ       CBSソニー


 なお、この記事には、オグリキャップのことが簡単に説明されているので、そ
れもつけ加えておく。

 オグリキャップ 85年3月27日、北海道三石郡の稲葉不奈男牧場生まれの
6歳牡馬。3歳時、岐阜県・笠松競馬場(公営)でデビュー。12戦10勝の好
成績を引っさげ、4歳の春、中央競馬入り、クラシック登録がないためダービー
には参加できなかったが、高松宮杯、有馬記念などを勝つ。昨年のジャパンカッ
プでは、世界レコードで勝ったニュージーランド馬にクビ差届かずの2着。「芦
毛の怪物」ぷりをいかんなく発揮した。中央での成績は18戦11勝、2着4回。
総獲得賞金7億7956万円(10月28日現在)。


 11月25日と12月23日(有馬記念に勝つ)の2回出走して引退したので、
中央競馬の成績は20戦12勝、地方も入れると32戦22勝となる。

 私の手元に KK ベストセラーズが出版したオグリの写真集があるが、すばらし
い写真集である。この外に、狩野洋一氏の著書で『ターフの伝説 オグリキャッ
プ』というのが三心堂から出版されている。これも白黒の写真も沢山はいってい
て、オグリキャップを思い出すのには、よい記念品である。

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  『わたしの競馬研究ノート』こそは、わが競馬界が生んだ金字塔であり、
  それは、競馬を志す後進者が汲めども尽きざるヒントの養水池である。
  残念ながら、生前、佐藤さんに親炙する機会を持つことはなく終わったが、
  これらの書物を通して、私は、今も佐藤さんに私淑することができる。

                            伊与田翔

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 競馬の文化村「もきち倶楽部」              No. 871  
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【発行部数】  700部  独自配信 360              
              汎用配信 340  まぐまぐ 298    
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【発行者】     安部俊彦 
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【編集人】     山本一生 
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【WEB】     http://www.bunkamura.ne.jp/mokichi-club
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【MAIL】     mokichiclub@bunkamura.ne.jp
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【制 作】     (有)ケーズオフィス 
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【WEB】     http://www.kz-office.co.jp
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