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2008/04/15

競馬の文化村「もきち倶楽部」   No.869

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競馬の文化を発信するメール・マガジン       2008 年04月16日発行
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    競馬の文化村「もきち倶楽部」          No. 869

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▼目 次▼

■ 飯田正美の競馬よろず雑記帳  第16回         飯田正美

   今年の競馬はいつもの年以上に怖い


■ 馬の名前に文化を読む 第315回            森本 健  

   ウッドメモリアル:Tale of Ekati 牡3歳


■ 佐藤正人著『わたしの競馬研究ノート』 第544回   編:山本一生  

   競馬ノート15:競馬切抜帳(44)

     大橋巨泉氏の『競馬解体新書』に関連して 


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■ 飯田正美の競馬よろず雑記帳  第16回         飯田正美   
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   今年の競馬はいつもの年以上に怖い
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 今年の 3 歳クラシック第一弾「桜花賞」は、推定 98 パーセントぐらいの競
馬ファンと同じ運命、玉砕してしまった。

 冷静さのかけらも残っていない最終レースは、素直に買えば馬連 1690 円的中
が、素直に買えず、許さない ! とばかりに、馬単、三連単で勝負。幸い主催者
である石川ワタル氏不在で、本日の「ワタル会」はナシ。ということは、飲み会
の会費ン千円を残しておく必要もないということ。小銭までカキ集めて勝負して
しまった。しかし、こんな馬券が当たったためしはない。自信の本命、ゲンパチ
タキオンはクビ差の 2 着。最後のクビの皮一枚までスッパリと切り取られてし
まった。

 勝ったのは、今年デビューの新人・三浦皇成騎乗のアルカライズ。これで今年 
9 勝目。全国リーディングは、堂々の 38 位にまで浮上してきた。デビュー前か
ら「乗れる」との評判は高かったが、まさかこれほどとは思わなかった。状況判
断がいいし、追い出す際もあわてず、落ち着き払っている。追うときの騎座も低
く、追えば追うほど伸びる印象。今後の精進しだいだが、ゆくゆくはリーディン
グ・ジョッキー級の大器といえるだろう。

 ちょっと品のない言葉でいえば、ケツの毛まで…というのだろうか、ほとんど
ソレ状態の当方、こんな日は飲み会がなくて良かったと、ションボリ家路をたど
る。と、まだバイブ状態の携帯が震える。出てみると、能天気な声で、
「もしも〜し、ボクです、Y で〜す。桜花賞的中 ! おめでとうございま〜す !」
 出版関係の仕事をしている Y 氏。古くからの付き合いで、これまで当方の出
した本のいくつかも彼の紹介。

「めでたくなんかないよ。何言ってんの。桜花賞なんか、スッ外れだよ」
「正美さんこそ何言ってんですか。ちゃんと当たっているじゃないですか。ホラ、
枠連の 3 点目で。ボク、これ取りましたよ」
 アララッ、本当だ。改めて日刊競馬を見直すと、馬単予想の下の枠連 5 点予
想の第 3 点目に 7-8 の数字がくっきりと印刷してある。
 改めて馬柱を見てみると、勝ったレジネッタと同じ 7 枠には我が本命のソー
マジック、そして、2 着のエフティマイアと同じ 8 枠には、△のブラックエン
ブレム、シャランジュの 2 頭が同居。

「久しぶりだから、ちょっと西船橋で飲んでいきましょうよ」
「せっかくだけど、今日はあんまり飲みたくない気分なんだよね」
「いいじゃないですか、行きましょうよ。今日ボクけっこう儲かりましたから、
飲み代出しますよ」
 どうやら、当方の財布の中身まで見透かされているらしい。

 桜花賞は 19 万円の馬連、33 万円の馬単、700 万円の三連単ばかりが注目さ
れているが、枠連だって 2340 円。枠連派にとっては、かなりおいしい配当とな
る。当方とて、もし仮に枠連勝負をしていたとしたら相当のプラス。枠連しかな
かった昔が、ちょっとだけ懐かしい。

 そういえば昭和 61 年のジャパンCだったか、代用で枠連的中の記憶がある。
 本命はジュピターアイランド。直線はアレミロードとの叩き合いになり、これ
を競り落として優勝。当方はアレミロードがヌケ。しかし、同枠に対抗評価のサ
クラユタカオーがいて、760 円ついた枠連 6-8 は本線的中。
 もっともこの年は、ジュピターアイランドの単勝 1490 円で勝負していたから
枠連的中にそれほどの感慨はなかったが、レース後は当時本紙の金山美宏と手を
取り合って喜んだものだ。金山美宏は、ジュピターアイランドと同枠のウェイバ
リースターが本命。こちらも見事な代用的中だった。
「飯田くーん、競馬は枠、枠だよな」
 これが、本紙としての金山美宏最後のジャパンC予想となった。

 本人すら気づかなかった桜花賞の枠連的中。今は本当に影が薄く、昨年当方が
枠連パーフェクトを達成したときも、話題は馬連、馬単の準パーフェクトばかり。
誰も気づかなかったのか、それとも価値がないと思われたのかほめてももらえな
い。会社がテレホンカードまで作ってみんなに配った、1990 年の一回目のパー
フェクトのときとはえらい違いだった。

 馬券はさまざま。同じ予想をしていても、買い方によっては大儲けもあれば、
逆にスッテンテンになることもある。
 当方と同じくソーマジック本命で、勝ったレジネッタも 2 着エフティマイア
も同様にヌケだった当社 U トラックマン。買った馬券は、ソーマジックの単複
に三連複の 15 頭流し。見事三連複 778350 円を仕留めた。
 リプレイで確認するや、
「よ〜し、今日はもう帰らないぞ」
 すかさず、同じ札幌組 ( 夏のローカル出張で札幌を専門にしているトラック
マン ) から、
「いっそのこと、すすきのに行っちゃえ。お供するよ」
 の声。
  U トラックマンにとっては、本命にしたソーマジックが 3 着に食い込んだこ
とがすべて。出走していた 17 頭では唯一買っていなかったという 4 着ハート
オブクィーンとは、わずかにクビの差しかなかった。

 競馬は怖い。昨年、インフルエンザ騒動があった今年の競馬はいつもの年以上
に怖い。皐月賞、天皇賞と続く大レース・ロード、よほど気を引き締めてかから
ないと、ケツの毛ぐらいではすまなくなるかもしれない。



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■ 馬の名前に文化を読む 第315回            森本 健  
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   ウッドメモリアル:Tale of Ekati 牡3歳
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  1925 年創設で今までに 11 頭ものケンタッキーダービー馬を輩出してきた伝
統のウッドメモリアル S(G1 ダ 9F)は 4 月 5 日アクェダクト競馬場で行われ、
Tale of Ekati が勝った。


  Tale of Ekati (牡 3 歳 父 Tale of the Cat 母 Silence Beauty)

  Tale of Ekati「エカティの物語」の Ekati とは、カナダ北西地区にあるカ
ナダ唯一のダイヤモンド鉱山のこと、したがってエカティでダイヤモンドが発見
されるまでのお話くらいに考えてよいだろう。
 オーナーがそのダイヤモンド鉱山を発見した人物で、現在でも鉱山の 10% の
権利を所有しているそうだ。

 父親が Tale of the Cat だから、名前の「形」は父親から引き継いでいる。
  Tale of the Cat「猫の物語」の猫は、その父 Storm Cat から来ているのは
当然として、この Tale of「〜物語」は、母親 Yarn「織り糸」と関係あるのだ
ろうか。答えは Yes である。Yarn は「紡ぐ」意味で、そこから何か形が出来て
くることを意味し、お話を作るという意味にも用いられる。多くの場合は、わざ
わざ紡いだ、つまり作り話である。Tale の方は、語られた、語り継がれたとい
う意味が強く、これもフィクションである場合が殆どだ。日本の源氏物語も 
Tale of Genji と訳されている。だから、Yarn が Tale of の形になるのは、意
味の上からはきわめて正しい継承なのである。

 そうとわかって Yarn の母親を見れば、なるほど Narrate「物語る(ナレーシ
ョンの動詞)」である。この馬聞いたことがあると思ったら、Pulpit の祖母で
あった。
  Narrate の母は State で、この繋がりでは「述べる、語る」だが、本来はそ
の母 Monarchy「君主」から見ても「国」の意味である。

 母親 Silence Beauty は「静寂の美、静かな美人」である。 Silent Beauty
「静かな美人」とは微妙に違う。後者の場合はあくまでも「美人」が主体で、そ
れを形容する意味での「静かな」であるが、Silence Beauty となると、「静寂」
がまずあって、そこにいる「美人」という感じ。当然静寂の中にいるので、美人
も「静か」なのだが、周辺が明らかに静寂である。Silent Beauty の場合は本人
が静かであれば、極端な話周囲は騒がしくてもよい。

 祖母 Gold Beauty「黄金の美」から意味は継承している。
 ところでこの馬、日本産馬である。
 名牝 Maplejinsky(多分合成語)は、日本で数年繋養されていたことがあり、
その間にサンデーサイレンス Sunday Silence と交配されている。しかし直ぐに
再輸出されたので、この馬が日本で出走することはなかった。
 出走履歴をみてみると、アイルランドで 1 年間 3 レースだけ走り、獲得賞金
は 703 ドル、約 7 万円であったそうだ。本馬は第 4 子で、それまでは流産や
み出走などが続き、産駒としてははじめてまともな競走馬になったらしい。

  Tale of Ekati の成績はこれで 6 戦 3 勝 2 着 1 回となった。
 2歳に G2 のフューチュリティ S を勝っており、今年に期待が掛かっていた
が、前走ルイジアナダービーで 6 着と完敗し、クラシックに向けて建て直しの
意味でも極めて重要なレースだった。それをきっちり勝ったことで、ケンタッキ
ー・ダービーに自信を持って臨めることだろう。
 それは、2 着になった馬も同様である。2 着なった馬こそ、先週取り上げた今
年のダービーを考える上での 2 つの疑問の一つ、「War Pass の復活はあるのか」
の War Pass だったのである。勝ちこそ逃したが、3 着以下は千切っており、ま
ずまずと言ってよいだろう。この 2 頭はおそらく人気にはなりにくいので、穴
党にはお薦めである。



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♪♪ 近衛文麿、志賀直哉から“日本のマザーテレサ”まで、
   吉田絃二郎、柳田国男から松根東洋城まで、
   多彩な登場人物が織り成す、華族社会の桎梏のドラマ!

   有馬記念の“父”が遺した恋の日記。
   行間から現れた意外な事実とは・・・
   東京大学名誉教授・伊藤隆氏推薦の本格歴史物。


  山本一生著『恋と伯爵と大正デモクラシー 有馬頼寧日記 1919』

                四六版上製 368 頁:税込 2,100 円
                       日本経済新聞出版社
 http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=16636

「日記とはもともと、その周辺の人々の物語の集合体なのかもしれない。
 有馬日記の人々について調べながら、たびたび奇妙な感覚に襲われたのは、
 そのためだろうか。これは日記ではなく、創作ではないか、との感覚であり、
 私が興味を抱いているのは、有馬頼寧という人間ではなく、有馬日記という
 物語ではないか、との思いである」
                         (「あとがき」より)


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■ 佐藤正人著『わたしの競馬研究ノート』 第544回   編:山本一生  
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   競馬ノート15:競馬切抜帳(44)
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 大橋巨泉氏の『競馬解体新書』に関連して
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 週刊新潮(90/12/27 号)の「男性自身」で、山口瞳さんは、次のような記事
を書いている。


 12月5日(水) 晴
 JRA馬事文化賞選考委員会に出席。今日は馬事文化賞の候補作を選ぶ日であ
って、僕がいままで読んできたのは、参考作品であった。僕にはこの種の思い違
いが度々ある。
 参考作品の書物(絵画・彫刻・映画・写真なども候補の対象となる)のなかで
は大橋巨泉『競馬解体新書』(ミデアム出版社刊)が面白かった。これはJRA
や馬主会に対する挑戦状のような書物であって、これを候補としたJRAは度量
が大きい。
 番組面に関する提案のなかで、秋の天皇賞の出走資格を4才以上とせよという
のは、かねがね僕もそう思っていたので、巨泉さんの提案をJRAが受け入れて
実現したのは実に有り難かった。こういう意見を正面切って打ちだせる人は大橋
巨泉さん以外にいない。3才以上のオール・エイジのレースというのも面白い。
これは名著だと思っている。
 ただし、「『優駿』が百万部売れる日」という章のなかで「とまれ、ボクは
『優駿』の発行部数が百万を超えた時(現在的4万部)、はじめて日本に競馬が
根づく時だと固く信じている」と言っているのは納得できない。筆が滑ったのだ
ろう。十年位前になるが国民雑誌といわれる『文芸春秋』の発売部数が60万部
から70万部程度だと聞いたことがあるが、専門誌であり国営事業のPR雑誌で
あるところの『優駿』が百万部も売れたら、薄気味が悪いし、そういう世の中は
危険だと思っている。


 以上山口睦さんの文章から、競馬に関係のあるところだけを抜き書きで紹介し
た。
 私も、巨泉さんのこの本のことは、『研究ノートの14』「競馬百話」の 34 
と 35 で取りあげて、「なかなかの力作である」とほめている。山口陸さんも名
著だといっている。この本が、なぜJRA馬事文化賞を受賞しなかったのだろう
か。あるスポーツ紙では、この本を最有力候補だとしているくらいであるのに、
なぜか。

 なぜかという理由は、私は選考委員の顔ぶれにあると思う。10名の選考委員
のうち競馬の専門家は私1人であるし、専門家ではないにしても、相当競馬にく
わしいのは山口瞳さんと中村勝五郎さんの2人だけである。だから、どうしても
全体から見ると、競馬評論的な本は、正しく評価されにくいのである。だから、
私はJRAの事務局に対しては、もっと競馬の専門家を選考委員に加えるように
進言しているのである。
 そうでないと競馬評論家などは、いつまでたっても受賞の対象になってこない
であろう。

 それと、この賞の規定では、その1年に業績をあげた人が受賞の対象になるの
であって、長年にわたって功績のあった人というのは対象にならない、というの
はおかしいと、機会あるごとに発言しているのだが、今のところ、私の意見はあ
まり通用しないようだ。
 あるいは、この賞はこのままにしておくなら、別に長年、なんらかの意味で競
馬の発展に寄与した人たちにむくいる賞があってもよいと思うのだが。

 ついでに、山口さんの文章の終わりの方の「専門誌であり国営事業のPR雑誌
であるところの『優駿』が百万部も売れたら、薄気味が悪いし、そういう世の中
は危険だと思っている」にふれておきたい。
 国営事業というのが、ちょっと気になるが、もちろん山口さんは、今のJRA
の競馬を国営競馬だと思っているのではあるまい。売上げの10%をとる外に、
いろいろな名目で、国がJRAから金をまき上げていることを皮肉って言ったも
のであろう。「百万部も売れたら薄気味が悪いし、そういう世の中は危険だと思
う」というのは、よくわかる。

 私はかねがね、『優駿』の寄稿家が一定の人に固定してしまったのは、まずい
ことだと思っている。それは物の考え方などが、統制されるのと同じような結果
を招くだろうと思うからだ。
 分かりやすい例でいうなら、たとえば種牡馬についての評価、馬の見方などは、
人によっていろいろであるはずなのに、いつもきまった人が書くとなると、評価
なり見方なりが、まるで1つしかないように、読者は段々と思ってくるにちがい
ない。だが、実際はそんなに単純なものではない。ところが、きまった人ばかり
が書くことは、ある意味では言論統制と同じようなことになる。だから『優駿』
が百万部も売れたら、薄気味が悪いし、危険なことだという山口さんの意見もな
んとなく理解できる。

 現在、競馬に関するいろんな雑誌が出版されるよぅになったのは、以上に述べ
たようなことの反作用の働きをするという意味で、大変よいことだと思う。

                           (9/ 15)

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  日本競馬史に永久に残るだろう『競馬研究ノート』シリーズのどのページ 
  を開いても、未踏の時代を先駆者として生き抜いた温厚な教養人の魅惑的 
  な低音が聞こえてくる。
  ぼくらはそれに育てられた

                             石川喬司

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♪♪ 童話から専門書までを駆使して、あなたを興奮の坩堝に誘うミステリアス
な競馬ワールド。「競馬学への招待」から三年、いま競馬学は冒険となる!

  山本一生著 『競馬学の冒険』 毎日新聞社 1600 円


    競馬がいる         競馬の消えた日
    二着の不在、物語の空白   をみなごたちの春
    マッチレースへの憧れ    エッチンゲンのめまい
    競馬場のカストラート    ワンダーランドの昨日、今日、明日
    ケンタッキーの呼び声    天国に最も近い競馬場


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  競馬の文化村「もきち倶楽部」              No. 869 
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  BACK NUMBER http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000042700
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【発行者】     安部俊彦 
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【編集人】     山本一生 
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【WEB】     http://www.bunkamura.ne.jp/mokichi-club
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【MAIL】     mokichiclub@bunkamura.ne.jp
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【制 作】     (有)ケーズオフィス 
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【WEB】     http://www.kz-office.co.jp
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