2000/08/24
【ドクター桜井の日本診療】
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■ 2000.8.24 ■ ☆ドクター桜井の日本診療☆ 〜第2号〜 ■ ■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ このメールマガジンは、医者にして参議院議員の桜井充(44歳) が発行しています。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 地上波TV放送デジタル化でひともうけ? 地上波TV放送をデジタル化することが決定された。デジタル化 する際、一時的にアナログ信号を調整しなければいけない地域がで てくるので(これをアナアナ変換という)、当然のことだが資金が 必要になる。郵政省はこの資金に「電波利用料」収入を充てるよう に、この臨時国会で法律を改正しようとしているのだが、電波利用 料のほとんどは、私たちが携帯電話を利用するために支払っている お金なのである。(ちなみに携帯電話の端末には、一台につき、年 間540円の利用料がかかる。全体では270億円である。一方、 放送各社が支払う利用料は年間4億2千万円程度である。)ここで 問題になるのは、なぜ私たちが携帯電話を利用するために支払って いる利用料を、全く無関係の地上波TV放送デジタル化に充てなけ ればいけないのかである。政府は、地上波TV放送デジタル化によ って、これまで地上波TV放送が使用していたアナログ波を携帯電 話に利用するからだと説明している。しかし、8月8日の参議院の 予算委員会で、私がこの点について質問したところ、郵政省の答弁 は「まだ決めていない」という事であった。なぜ、急に利用方法を 決めたのだろうか。どうやら、実は利用方法を決めているようなの だが、公表したくない理由がありそうなのだ。現在、日本移動通信 株式会社の会長を務めているのが、江川晃正氏なのだが、彼は地上 波TV放送デジタル化を主管する郵政省放送行政局の元局長なので ある。つまり、江川氏は、地上波TV放送デジタル化によって、あ いたアナログ波を利用しようとしている移動通信会社に天下ってい たのである。 ここからがポイントになるのだが、電波事業は認可制である。こ れだけでも利権を持つことになるのだが、新しい事業を始めるとな れば、さらに利権は増えるのである。小渕前首相のNTTドコモ株 疑惑でもわかるように、前もって、どのような事業を起こすのかを 知っていれば、絶対的に有利になるのは言うまでもないことである 。地上波TV放送デジタル化によって確かに私たちにも利益はある のかもしれないが、それよりもその事業に群がっている人たちのほ うが、はるかに利益を享受できるのである。 当然のことだが、このようなやり方を許すことはできない。この 問題について、次の臨時国会でとことん追求するつもりである。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ □編集部より 桜井充本人が原稿を書くため、国会等の都合により週一回の発 行が出来かねる場合がありますので、ご了承ください。 また、随時ホームページ上にてバックナンバーをアップします ので、ご利用ください。 皆様のご意見・ご感想をお待ちしております。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 【ドクター桜井の日本診療】(毎週一回発行) まぐまぐID:0000041719 発行部数 :459 発行元 :桜井充国会事務所 発行責任者:橋本三尚 E-mail:sakurai@alnet.kojin.or.jp 桜井充HP:http://www.kojin.or.jp/sakurai/index.html 解除・新規登録:http://www.kojin.or.jp/sakurai/mm-mag2.htm ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



